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11.近づく2人★
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挿入はありませんが、男性同士が関係を持ちます。男性の自慰の描写もあります。苦手な方はブラウザバックをお願いします。
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ヨハンが下女のロゼに媚薬を盛られてから数日後、ロゼの姿はロプコヴィッツ侯爵家から消えていた。
ヨハンはフェルディナントを部屋から追い出して彼を傷つけたのではないかと心配だったが、勇気を出して自慰を見られたのがとても恥ずかしかったからと伝えて納得してもらえた。むしろ2人の秘密ができてなんだかこそばゆい。
この事件とヨハンの鞭打ちの罰で、フェルディナントとヨハンの距離は縮まった。彼らは前にもまして2人きりで親密に話すようになったが、ヨハンは元々フェルディナントの従者だから接点が多かった。傍目からはよほど2人のことを観察していなければ2人の関係の変化はわからない。
「ヨハン、ディーナと正式に婚約したよ……」
「おめでとう」
「本当におめでとうなんて思ってる?」
「っ……」
フェルディナントとヨハンの声色は、祝い事があったとは思えないほど沈んでいる。
「僕はディーナのこと、嫌いじゃないよ。むしろ好きだよ。女の子の中では1番好きだ。だけど、女性として愛してるかというと違う。ディーナは……妹みたいな感じなんだ。妹と子供作るなんて考えられないだろう?! というか、女性とそんなことするってこと自体が考えられない」
「……貴族の結婚なんてそんなもんだろ? むしろ相手がよく知っている幼馴染なことに感謝しないといけないよ」
「本当にそう思うの? 本音を聞かせてよ」
フェルディナントは真剣な表情でヨハンを見つめた。
「俺は……俺は……」
「ヨハンの本当の気持ちを教えて」
「……ずるいよ……フェルの気持ちを先に教えて」
「じゃあ、一斉に言おう。せーの……」
「「好きだ」」
「えっ?! ヨハンは誰を好きなの?!」
「この期に及んでまだそんなこと言ってるの? 俺はフェルが好きだ」
「僕もヨハンが好きだよ」
2人は熱を孕んだ目で見つめ合って徐々に近づいていった。
「ん……んふ……んんん!」
フェルディナントはヨハンの胸を拳で叩いた。
「フェル、閨で習っただろう? キスの時は鼻で呼吸して」
「最高に幸せな時にクソ最悪なこと思い出させないで」
「フフフ……侯爵嫡子とは思えない乱暴な口の利き方だね。じゃあ悪いお口は塞いじゃおう」
ヨハンはフェルディナントに噛みつくかのように口づけた。角度を変えて何度も何度も口づけ、舌でフェルディナントの唇を割って口の中へ侵入した。ヨハンはぬるぬるとフェルディナントの口蓋を舐めまわし、舌を絡め合った。じゅばじゅばと水音が響き、2人の口角からは透明色の唾液が垂れてきていた。やがて2人とも息があがってきて唇を離すと、銀糸の橋が2人の間にかかってすーっと落ちていった。
2人の顔は赤らみ、燃え上がった劣情で瞳は揺れていた。
「ねぇ、フェル、もっと触ってもいい?」
「うん。僕もヨハンを触って抱きしめたい」
ヨハンはフェルディナントのシャツのボタンをはずしていった。それを見てフェルディナントもヨハンのシャツを脱がせた。2人の胸板はあの豪雨の日と同じ、欠けるものを補い合っていた。フェルディナントの肌は白く、乱暴に触ったら壊れそうなくらい華奢な肩と胸板だ。ヨハンは筋肉がついた厚い胸板で鍛えていることがよくわかる。
「ヨハン、背中もう痛くない? 見せて」
「もうすっかり治ったから見なくていいよ」
「いや、見る!」
フェルディナントはヨハンの肩をぐいっと引いて背中を覗き込んだ。彼の背中には茶色い線が無数に走っている。
「ああ!ごめん……僕のせいで……」
「気にしないで。フェルが風邪をひくような羽目にした罰だよ。今度からは気を付ける」
「僕だってもう成人だ。自分の身は自分で守るよ」
「うん、でも俺にもフェルを守らせて。ほら、俺はこんなに逞しいだろう?」
ヨハンはフェルディナントの華奢な白い手をとって自分の胸の筋肉を触らせた。
「すごい筋肉だね」
「フェルだって綺麗だ」
「心外だな……僕は男だよ。そんなの誉め言葉にならないよ」
「男だって綺麗なものは綺麗さ」
ヨハンは白い肌に映える桜色のボッチを片手でつまんでもう片方をぱくっと咥えた。
「ひゃんっ!」
「かわいい」
「ぼ、僕は男だっ」
「男だってかわいいよ」
かわいいと言われてフェルディナントは不満だったが、ヨハンに乳首を吸われてその気持ちは霧散した。
「ああっ!」
ヨハンの唇と舌が下へ下へと向かうと、フェルディナントの嬌声はどんどん大きくなってきた。
「フェル、声を抑えて。自慰してると思われたとしてもちょっと声が大きすぎる」
「うん……あっ……」
フェルディナントの下半身に熱が集まってきてトラウザーズの中心がちょこんと盛り上がっていた。
「汚すといけないから脱ごうか」
「うん……」
フェルディナントは恥じらいながらもトラウザーズと下着をおずおずと脱いだ。その間にヨハンは部屋の鍵をかけた。
「僕ばっかり裸で恥ずかしいよ」
「俺も脱ぐよ」
フェルディナントはヨハンの筋肉隆々の美しい上半身と股間で天に向かって屹立している狂暴なモノに目を囚われた。ヨハンがロゼに媚薬を盛られた時、フェルディナントは必死にヨハンの陰茎を扱いただけでよく観察していなかった。ヨハンの肉棒は臍まで届くほど大きくガチガチに勃起し、赤黒い肌には血管がボコボコと浮いていた。
フェルディナントは、自分のモノとのあまりの違いを恥じて股間を手で隠した。彼の男根もピンと上を向いて勃ってはいるが、まだピンク色で勃起していても親指と同じぐらいの大きさしかなく、先端も皮を被っている。
「隠さないで……ありのままを見せ合おう」
「やだよ。恥ずかしい」
「恥ずかしくないよ……全部見せ合いっこしよう」
フェルディナントが股間からおずおずと手を離すと、ヨハンはフェルディナントの男根をぱくっと咥えた。
「ひゃんっ!」
じゅるじゅると吸われてビリビリとした痺れが男根からフェルディナントの頭まで上がってきた。フェルディナントは、ヨハンの口の中に白濁を吐き出しそうになってぐぐぐっと我慢した。
「あん……あんっ……やめっ……やっ……出るっ!……出っ……」
「止める? 本当に?」
ヨハンが陰茎から口を離すと、ピンと勃っている陰茎がピクピクと動いて透明な先走りを先端からダラダラと溢れさせた。
「ああ……はぁ……や……もっ……と……」
「もっと? 何?」
『もっと舐めて』、『もっと扱いて』とフェルディナントは叫びたくなった。
「……も……っと……」
「もっと何してもらいたいの?」
「……舐めて……扱いて……あっ! はうっ!」
裏筋がヨハンの口の中で舐められた途端、フェルディナントの陰茎はヨハンの口の中で暴発した。
「……ごめん……吐いて」
「……もう飲んだよ……」
「なっ!」
ヨハンは口を開けてフェルディナントに見せた。彼の舌に白い精液の残滓が見えた。
「ああ、ヨハン……ごめん、そんなことさせるつもりなかったのに……」
「愛しい人のだからうれしいよ」
「ヨハンはまだイってないでしょ。僕も舐めてあげる」
「うん、それはうれしいけど、今度時間がある時に舐め合いっこしよう。横になって」
フェルディナントが横になると、ヨハンは足首を掴んでぐっと上に向けた。射精して力を失った陰茎と陰嚢、後孔がヨハンから丸見えになった。
「やっ、やだっ、恥ずかしいよ!」
「恥ずかしくないよ、綺麗だよ」
「何するの?!」
「僕も気持ちよくさせて。すぐ終わるからちょっと我慢して」
ヨハンはフェルディナントの後ろに跪いて、先走りで濡れた屹立を彼の太腿の間に差し込み、腰を動かし始めた。フェルディナントは自分の萎えた陰茎に硬く勃起したヨハンの屹立が擦られて、また快楽の波が押し寄せてきた。
「ん……ふぁ……んはぁ……」
「はぁ……あぁ……フェル、愛してる……」
「あぁ……ぼ……僕も……す……」
「ああっ、フェルッ……言って! 俺を愛してるって! あああっ!」
「ヨハン! あ……愛してるっ! ああああっ!」
「……うううっ……ああっ……」
フェルディナントが『愛してる』と言った途端、ヨハンはフェルディナントの腹の上に吐精した。
2人とも本当は初めての余韻に浸っていたかったが、ここはロプコヴィッツ侯爵家のフェルディナントの自室。男同士でもあまり長く鍵をかけたまま閉じこもるのは不自然だ。泣く泣くすぐに精液の始末をして洋服を身に着け、窓を開け放して情事後の青臭い匂いを逃がした。
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ヨハンが下女のロゼに媚薬を盛られてから数日後、ロゼの姿はロプコヴィッツ侯爵家から消えていた。
ヨハンはフェルディナントを部屋から追い出して彼を傷つけたのではないかと心配だったが、勇気を出して自慰を見られたのがとても恥ずかしかったからと伝えて納得してもらえた。むしろ2人の秘密ができてなんだかこそばゆい。
この事件とヨハンの鞭打ちの罰で、フェルディナントとヨハンの距離は縮まった。彼らは前にもまして2人きりで親密に話すようになったが、ヨハンは元々フェルディナントの従者だから接点が多かった。傍目からはよほど2人のことを観察していなければ2人の関係の変化はわからない。
「ヨハン、ディーナと正式に婚約したよ……」
「おめでとう」
「本当におめでとうなんて思ってる?」
「っ……」
フェルディナントとヨハンの声色は、祝い事があったとは思えないほど沈んでいる。
「僕はディーナのこと、嫌いじゃないよ。むしろ好きだよ。女の子の中では1番好きだ。だけど、女性として愛してるかというと違う。ディーナは……妹みたいな感じなんだ。妹と子供作るなんて考えられないだろう?! というか、女性とそんなことするってこと自体が考えられない」
「……貴族の結婚なんてそんなもんだろ? むしろ相手がよく知っている幼馴染なことに感謝しないといけないよ」
「本当にそう思うの? 本音を聞かせてよ」
フェルディナントは真剣な表情でヨハンを見つめた。
「俺は……俺は……」
「ヨハンの本当の気持ちを教えて」
「……ずるいよ……フェルの気持ちを先に教えて」
「じゃあ、一斉に言おう。せーの……」
「「好きだ」」
「えっ?! ヨハンは誰を好きなの?!」
「この期に及んでまだそんなこと言ってるの? 俺はフェルが好きだ」
「僕もヨハンが好きだよ」
2人は熱を孕んだ目で見つめ合って徐々に近づいていった。
「ん……んふ……んんん!」
フェルディナントはヨハンの胸を拳で叩いた。
「フェル、閨で習っただろう? キスの時は鼻で呼吸して」
「最高に幸せな時にクソ最悪なこと思い出させないで」
「フフフ……侯爵嫡子とは思えない乱暴な口の利き方だね。じゃあ悪いお口は塞いじゃおう」
ヨハンはフェルディナントに噛みつくかのように口づけた。角度を変えて何度も何度も口づけ、舌でフェルディナントの唇を割って口の中へ侵入した。ヨハンはぬるぬるとフェルディナントの口蓋を舐めまわし、舌を絡め合った。じゅばじゅばと水音が響き、2人の口角からは透明色の唾液が垂れてきていた。やがて2人とも息があがってきて唇を離すと、銀糸の橋が2人の間にかかってすーっと落ちていった。
2人の顔は赤らみ、燃え上がった劣情で瞳は揺れていた。
「ねぇ、フェル、もっと触ってもいい?」
「うん。僕もヨハンを触って抱きしめたい」
ヨハンはフェルディナントのシャツのボタンをはずしていった。それを見てフェルディナントもヨハンのシャツを脱がせた。2人の胸板はあの豪雨の日と同じ、欠けるものを補い合っていた。フェルディナントの肌は白く、乱暴に触ったら壊れそうなくらい華奢な肩と胸板だ。ヨハンは筋肉がついた厚い胸板で鍛えていることがよくわかる。
「ヨハン、背中もう痛くない? 見せて」
「もうすっかり治ったから見なくていいよ」
「いや、見る!」
フェルディナントはヨハンの肩をぐいっと引いて背中を覗き込んだ。彼の背中には茶色い線が無数に走っている。
「ああ!ごめん……僕のせいで……」
「気にしないで。フェルが風邪をひくような羽目にした罰だよ。今度からは気を付ける」
「僕だってもう成人だ。自分の身は自分で守るよ」
「うん、でも俺にもフェルを守らせて。ほら、俺はこんなに逞しいだろう?」
ヨハンはフェルディナントの華奢な白い手をとって自分の胸の筋肉を触らせた。
「すごい筋肉だね」
「フェルだって綺麗だ」
「心外だな……僕は男だよ。そんなの誉め言葉にならないよ」
「男だって綺麗なものは綺麗さ」
ヨハンは白い肌に映える桜色のボッチを片手でつまんでもう片方をぱくっと咥えた。
「ひゃんっ!」
「かわいい」
「ぼ、僕は男だっ」
「男だってかわいいよ」
かわいいと言われてフェルディナントは不満だったが、ヨハンに乳首を吸われてその気持ちは霧散した。
「ああっ!」
ヨハンの唇と舌が下へ下へと向かうと、フェルディナントの嬌声はどんどん大きくなってきた。
「フェル、声を抑えて。自慰してると思われたとしてもちょっと声が大きすぎる」
「うん……あっ……」
フェルディナントの下半身に熱が集まってきてトラウザーズの中心がちょこんと盛り上がっていた。
「汚すといけないから脱ごうか」
「うん……」
フェルディナントは恥じらいながらもトラウザーズと下着をおずおずと脱いだ。その間にヨハンは部屋の鍵をかけた。
「僕ばっかり裸で恥ずかしいよ」
「俺も脱ぐよ」
フェルディナントはヨハンの筋肉隆々の美しい上半身と股間で天に向かって屹立している狂暴なモノに目を囚われた。ヨハンがロゼに媚薬を盛られた時、フェルディナントは必死にヨハンの陰茎を扱いただけでよく観察していなかった。ヨハンの肉棒は臍まで届くほど大きくガチガチに勃起し、赤黒い肌には血管がボコボコと浮いていた。
フェルディナントは、自分のモノとのあまりの違いを恥じて股間を手で隠した。彼の男根もピンと上を向いて勃ってはいるが、まだピンク色で勃起していても親指と同じぐらいの大きさしかなく、先端も皮を被っている。
「隠さないで……ありのままを見せ合おう」
「やだよ。恥ずかしい」
「恥ずかしくないよ……全部見せ合いっこしよう」
フェルディナントが股間からおずおずと手を離すと、ヨハンはフェルディナントの男根をぱくっと咥えた。
「ひゃんっ!」
じゅるじゅると吸われてビリビリとした痺れが男根からフェルディナントの頭まで上がってきた。フェルディナントは、ヨハンの口の中に白濁を吐き出しそうになってぐぐぐっと我慢した。
「あん……あんっ……やめっ……やっ……出るっ!……出っ……」
「止める? 本当に?」
ヨハンが陰茎から口を離すと、ピンと勃っている陰茎がピクピクと動いて透明な先走りを先端からダラダラと溢れさせた。
「ああ……はぁ……や……もっ……と……」
「もっと? 何?」
『もっと舐めて』、『もっと扱いて』とフェルディナントは叫びたくなった。
「……も……っと……」
「もっと何してもらいたいの?」
「……舐めて……扱いて……あっ! はうっ!」
裏筋がヨハンの口の中で舐められた途端、フェルディナントの陰茎はヨハンの口の中で暴発した。
「……ごめん……吐いて」
「……もう飲んだよ……」
「なっ!」
ヨハンは口を開けてフェルディナントに見せた。彼の舌に白い精液の残滓が見えた。
「ああ、ヨハン……ごめん、そんなことさせるつもりなかったのに……」
「愛しい人のだからうれしいよ」
「ヨハンはまだイってないでしょ。僕も舐めてあげる」
「うん、それはうれしいけど、今度時間がある時に舐め合いっこしよう。横になって」
フェルディナントが横になると、ヨハンは足首を掴んでぐっと上に向けた。射精して力を失った陰茎と陰嚢、後孔がヨハンから丸見えになった。
「やっ、やだっ、恥ずかしいよ!」
「恥ずかしくないよ、綺麗だよ」
「何するの?!」
「僕も気持ちよくさせて。すぐ終わるからちょっと我慢して」
ヨハンはフェルディナントの後ろに跪いて、先走りで濡れた屹立を彼の太腿の間に差し込み、腰を動かし始めた。フェルディナントは自分の萎えた陰茎に硬く勃起したヨハンの屹立が擦られて、また快楽の波が押し寄せてきた。
「ん……ふぁ……んはぁ……」
「はぁ……あぁ……フェル、愛してる……」
「あぁ……ぼ……僕も……す……」
「ああっ、フェルッ……言って! 俺を愛してるって! あああっ!」
「ヨハン! あ……愛してるっ! ああああっ!」
「……うううっ……ああっ……」
フェルディナントが『愛してる』と言った途端、ヨハンはフェルディナントの腹の上に吐精した。
2人とも本当は初めての余韻に浸っていたかったが、ここはロプコヴィッツ侯爵家のフェルディナントの自室。男同士でもあまり長く鍵をかけたまま閉じこもるのは不自然だ。泣く泣くすぐに精液の始末をして洋服を身に着け、窓を開け放して情事後の青臭い匂いを逃がした。
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