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第3章
069.本当の性別?
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「恐怖症が……酷くなった!?」
思わずエレナから聞いた言葉を復唱し、アイさんへと視線を移す。
不意に見られたであろう彼女は丁度クッキーを食べようと口を開けており、俺と視線が合ったことで一瞬怯んだ後、すぐに口元を手で隠してほんのり頬を赤く染めながら再度クッキーを放り込んだ。
俺を目の前に可愛らしく頬を染める様子に、やはり酷くなったとは思えず首をかしげる。
実際、さっきインターホンを鳴らした時はそれが嘘かのように近寄られたし、あんなに嬉しそうにするはずがない。
……あぁ、だからあの時エレナは驚いていたのか。
酷くなったはずなのに俺と会った時は片鱗すら見えなかったから。
「えぇ。 でもさっきのアイを見た感じそれもどうか怪しくなってきたけどね……」
俺の考えを裏付けるかのように補足してくる。
やはりそういうことなのだ。今日の行動が不可解だと。
「具体的にはどんな感じですか?アイさん」
「それは、具体的には、えっと……エレナ」
「恐怖症……アイは男の人が近くに寄ったら怯え出すのは知ってるわよね?」
アイさんはバトンタッチするように目配せし、代わりにエレナが応えるのにあわせて頷く。
俺も初対面の時散々怖がられた。あの時はエレナの後ろに隠れていたな。
「簡単に言うと、その距離が倍増したわ」
「倍増って……倍?2倍とかの?」
念押しするような確認に彼女は「えぇ」と同意する。
倍増……それは確かに悪化というに相応しい状況だった。
1メートルなら2メートル。5メートルなら10メートルだ。台風の明けの日。初めて彼女と会った時は1メートルくらいだったはず。
随分と感知範囲が広がったな、というのが最初に抱いた感想だ。
感知と評するのはよろしくないが、彼女の中で男性に対し何か変化があったのだろうか。
しかし一方で疑問に思う。それなら今の状況は余計におかしいと。
「ってわけで。何か適当な男子の写真持ってないかしら?」
「男子の……じゃあこれとかは?」
ふとエレナに写真を要求され、スマホから友人の写真を引っ張り出す。
ムカつくほどにモテる友人。中性的ではなくきちんと男に見える友人だがどういう反応を示すのか。
「ありがと。アイはどう?平気?」
「写真なら平気だけど、会うのはあんまり……」
ダメそうだ。
俺たちは謎の症状について頭を悩ませる。恐怖症の原因は父親関係だったはずだ。もしかしたら何か想起させる出来事でもあったのかもしれない。
……あ、そうだ。もし悪化したのなら仕事は?仕事に支障が出るのでは?
「ところで仕事はどうなの?悪影響とか出てるんじゃない?」
「前から現場見てたでしょ?マネージャーが気を利かせて表立ったところは極力女の人だけでやってるのよ。だからあんまり影響はないわ」
それはよかった。でも、それでも外に出るのも難しくなるだろう。
エレナに頼り切りになるのも限界があるだろうし、どう解決するべきか……
「それと、キミが平気な事が不思議なのよね。何か心当たりは?」
「あれば真っ先に言ってるよ」
それは話を聞いた当初から疑問に思っていた。
今の状況はおかしい。恐怖症が悪化したのなら何故俺は平気なのだろうか、と。
「そうよねぇ。 でも、一個だけ心当たりがあるのよ……」
なんと!
まさかの突破口への足がかりが!?
思考を中断して期待の目でエレナを注視すると、彼女は自信満々の顔を浮かべ、真っ直ぐこちらへと指差して――――
「それはね……キミ。慎也が女の子だってことよ!」
「………………なんて?」
――――その突飛な言動に俺の脳は理解を放棄する。
だれが、なんだって?
「だから、慎也が女の――――」
「ううん、聞こえた。聞こえたから大丈夫」
何を言ってるんだ見た目小学生は。考え方まで身体に引っ張られたか。
呆れた目で首を振り、もう一度エレナへ目を向けるとその視線は俺の顔を見ておらず……。
「ね、アイ。アイもそう思うわよね?」
「え……えっと……それはぁ……」
二人の視線は俺の顔へ向けられることなくその下――――下腹部の方へ。
この机は足が低い。ソファーに座ると自然と視線が高くなり、互いに頭の先からふくらはぎまで視界に入る形となっている。
その中で彼女らは一点。たった一点だけを揃って見つめていた。
「なるほど。アイは慎也に証明のために脱いでほしいと」
「っ……!な、何を言い出すんだエレナ!?」
エレナの言葉に慌てて軽く開いていた膝を閉じ、手で視線の先を覆い隠す。
二人の視線は明らかに"そこ"を見つめていた。開かれた膝の間。その先にある、腰付近にある部位を。
見せるって……アレを!?こんなところで!?
「ぶぅ、なによぅ。もったいないわねぇ。ね、アイ」
「私はぁ……その、ごめんなさい!慎也さん!」
不満げに言葉を漏らすエレナと何故か謝ってくるアイさん。
二人とも顔を真っ赤にして何言ってるんだ。
「とにかく!俺は普通に生まれたときから男だから!」
「ホントぉ? なら今ここで脱いで証明でき――――冗談よ。なら心当たりは無いわね」
どれだけ脱がしたがっているんだ。
再び変なことを言おうとしたエレナに視線で訴えるとようやく引き下がってくれた。
「まったく、エレナは……。 アイさん、いつからそうなってしまったか、わかりますか?」
「えっと……少なくとも夏祭りまでは比較的平気でした」
火照った顔を冷ますために手で仰いでいた彼女はなんとか答えてくれる。
夏祭り、ね。あの辺りで何かあっただろうか。
「あれから仕事は幾つかあったけど特に問題なかったのよ。ね、アイ」
「うん。ですが昨日悪化したことがわかったんです……」
本当に仕事で何も無いと仮定すると後は私生活か。俺の知る限り特別なことと言えばあの泊まりの日か……
「エレナ、俺の家に泊まった日だけど、何もなかった?」
「あの日?あの日は楽しかったわねぇ……紗也ちゃんといろいろ話して……キミのことも色々聞いたわよ?」
何かを思い出したのか口元に手をやり思い出し笑いをするエレナ。
紗也、お兄ちゃんのこと何を話したんだい?
……って、今はそうじゃない。原因の究明だ。
「そうですね。慎也さんのこともですけど、マネージャーが結婚しない理由は私達も初めて知りました」
「あれは驚いたわぁ。だから色々と紗也ちゃんにご家族のことを聞きまくったわよね」
「うん。 その、ごめんなさい。その過程で慎也さんのことも色々と聞いちゃいまして……」
本当に何を聞いたんだ……
確かに神鳥さんが俺の父さんに気を寄せていることは未だに信じられない。紗也も父さんと仲いいしそっちも色々と話して神鳥さんまで流れているかもしれない。
…………ん?父さん?
「アイさん、もしかして俺の父親についても聞きました?」
「はい。色々とお聞きしました。仲の良いご家族だと……」
「……もしかしたら、それかもしれない」
「えっ?」
アイさんはピンと来ていないみたいだがエレナは意図を理解したのか「あぁ」と小さく言葉を漏らす。
「慎也はこう言いたいのよね。紗也ちゃんがお父様の話をしたからアイが無意識で自分の父親のことを思い出したのが原因だって」
「もしかしたらだけど」
あくまで裏付けもなにもない予測だが。
でも無理やり考えうる可能性はそれくらいしか思いつかない。
「それは……わかりません。もう思い出したくも無いことなので……」
トラウマを思い出したのか彼女は顔を暗くして地に向ける。
当然だ。恐怖症の根源なのだから思い出したくないのが自然だろう。
「……ごめん」
「慎也さんは気にしないでください! でも、そうかも知れませんね。心のどこかで思い出して比較しちゃったのかもしれません……」
慌てて慰めてくれるその姿は優しい笑みだった。
自分より人のことを優先するなんて……
「ま、考えても答えは出なさそうだしそういうことにしときましょ。でも、それならなおさらわからないのよね」
「何が?」
二人して顔を伏せた俺たちにフォローを入れてくれたのはエレナだった。
彼女はもうこの話は終わりだと言うように結論づけ、それが頃合いだと感じた俺たちも同意するように頷く。
けれどエレナはまだ疑問点があったようだ。その顎に人差し指を触れ、流し目でこちらを伺う。
「そりゃあ当然、慎也が平気なことよ。やっぱり君って……女の子?」
「男だからね!」
からかうような彼女の言葉に俺たちは思わず笑みが溢れる。
俺たちは空気を変えてくれた彼女に感謝し、同時にクッキーを放り込んだ。
思わずエレナから聞いた言葉を復唱し、アイさんへと視線を移す。
不意に見られたであろう彼女は丁度クッキーを食べようと口を開けており、俺と視線が合ったことで一瞬怯んだ後、すぐに口元を手で隠してほんのり頬を赤く染めながら再度クッキーを放り込んだ。
俺を目の前に可愛らしく頬を染める様子に、やはり酷くなったとは思えず首をかしげる。
実際、さっきインターホンを鳴らした時はそれが嘘かのように近寄られたし、あんなに嬉しそうにするはずがない。
……あぁ、だからあの時エレナは驚いていたのか。
酷くなったはずなのに俺と会った時は片鱗すら見えなかったから。
「えぇ。 でもさっきのアイを見た感じそれもどうか怪しくなってきたけどね……」
俺の考えを裏付けるかのように補足してくる。
やはりそういうことなのだ。今日の行動が不可解だと。
「具体的にはどんな感じですか?アイさん」
「それは、具体的には、えっと……エレナ」
「恐怖症……アイは男の人が近くに寄ったら怯え出すのは知ってるわよね?」
アイさんはバトンタッチするように目配せし、代わりにエレナが応えるのにあわせて頷く。
俺も初対面の時散々怖がられた。あの時はエレナの後ろに隠れていたな。
「簡単に言うと、その距離が倍増したわ」
「倍増って……倍?2倍とかの?」
念押しするような確認に彼女は「えぇ」と同意する。
倍増……それは確かに悪化というに相応しい状況だった。
1メートルなら2メートル。5メートルなら10メートルだ。台風の明けの日。初めて彼女と会った時は1メートルくらいだったはず。
随分と感知範囲が広がったな、というのが最初に抱いた感想だ。
感知と評するのはよろしくないが、彼女の中で男性に対し何か変化があったのだろうか。
しかし一方で疑問に思う。それなら今の状況は余計におかしいと。
「ってわけで。何か適当な男子の写真持ってないかしら?」
「男子の……じゃあこれとかは?」
ふとエレナに写真を要求され、スマホから友人の写真を引っ張り出す。
ムカつくほどにモテる友人。中性的ではなくきちんと男に見える友人だがどういう反応を示すのか。
「ありがと。アイはどう?平気?」
「写真なら平気だけど、会うのはあんまり……」
ダメそうだ。
俺たちは謎の症状について頭を悩ませる。恐怖症の原因は父親関係だったはずだ。もしかしたら何か想起させる出来事でもあったのかもしれない。
……あ、そうだ。もし悪化したのなら仕事は?仕事に支障が出るのでは?
「ところで仕事はどうなの?悪影響とか出てるんじゃない?」
「前から現場見てたでしょ?マネージャーが気を利かせて表立ったところは極力女の人だけでやってるのよ。だからあんまり影響はないわ」
それはよかった。でも、それでも外に出るのも難しくなるだろう。
エレナに頼り切りになるのも限界があるだろうし、どう解決するべきか……
「それと、キミが平気な事が不思議なのよね。何か心当たりは?」
「あれば真っ先に言ってるよ」
それは話を聞いた当初から疑問に思っていた。
今の状況はおかしい。恐怖症が悪化したのなら何故俺は平気なのだろうか、と。
「そうよねぇ。 でも、一個だけ心当たりがあるのよ……」
なんと!
まさかの突破口への足がかりが!?
思考を中断して期待の目でエレナを注視すると、彼女は自信満々の顔を浮かべ、真っ直ぐこちらへと指差して――――
「それはね……キミ。慎也が女の子だってことよ!」
「………………なんて?」
――――その突飛な言動に俺の脳は理解を放棄する。
だれが、なんだって?
「だから、慎也が女の――――」
「ううん、聞こえた。聞こえたから大丈夫」
何を言ってるんだ見た目小学生は。考え方まで身体に引っ張られたか。
呆れた目で首を振り、もう一度エレナへ目を向けるとその視線は俺の顔を見ておらず……。
「ね、アイ。アイもそう思うわよね?」
「え……えっと……それはぁ……」
二人の視線は俺の顔へ向けられることなくその下――――下腹部の方へ。
この机は足が低い。ソファーに座ると自然と視線が高くなり、互いに頭の先からふくらはぎまで視界に入る形となっている。
その中で彼女らは一点。たった一点だけを揃って見つめていた。
「なるほど。アイは慎也に証明のために脱いでほしいと」
「っ……!な、何を言い出すんだエレナ!?」
エレナの言葉に慌てて軽く開いていた膝を閉じ、手で視線の先を覆い隠す。
二人の視線は明らかに"そこ"を見つめていた。開かれた膝の間。その先にある、腰付近にある部位を。
見せるって……アレを!?こんなところで!?
「ぶぅ、なによぅ。もったいないわねぇ。ね、アイ」
「私はぁ……その、ごめんなさい!慎也さん!」
不満げに言葉を漏らすエレナと何故か謝ってくるアイさん。
二人とも顔を真っ赤にして何言ってるんだ。
「とにかく!俺は普通に生まれたときから男だから!」
「ホントぉ? なら今ここで脱いで証明でき――――冗談よ。なら心当たりは無いわね」
どれだけ脱がしたがっているんだ。
再び変なことを言おうとしたエレナに視線で訴えるとようやく引き下がってくれた。
「まったく、エレナは……。 アイさん、いつからそうなってしまったか、わかりますか?」
「えっと……少なくとも夏祭りまでは比較的平気でした」
火照った顔を冷ますために手で仰いでいた彼女はなんとか答えてくれる。
夏祭り、ね。あの辺りで何かあっただろうか。
「あれから仕事は幾つかあったけど特に問題なかったのよ。ね、アイ」
「うん。ですが昨日悪化したことがわかったんです……」
本当に仕事で何も無いと仮定すると後は私生活か。俺の知る限り特別なことと言えばあの泊まりの日か……
「エレナ、俺の家に泊まった日だけど、何もなかった?」
「あの日?あの日は楽しかったわねぇ……紗也ちゃんといろいろ話して……キミのことも色々聞いたわよ?」
何かを思い出したのか口元に手をやり思い出し笑いをするエレナ。
紗也、お兄ちゃんのこと何を話したんだい?
……って、今はそうじゃない。原因の究明だ。
「そうですね。慎也さんのこともですけど、マネージャーが結婚しない理由は私達も初めて知りました」
「あれは驚いたわぁ。だから色々と紗也ちゃんにご家族のことを聞きまくったわよね」
「うん。 その、ごめんなさい。その過程で慎也さんのことも色々と聞いちゃいまして……」
本当に何を聞いたんだ……
確かに神鳥さんが俺の父さんに気を寄せていることは未だに信じられない。紗也も父さんと仲いいしそっちも色々と話して神鳥さんまで流れているかもしれない。
…………ん?父さん?
「アイさん、もしかして俺の父親についても聞きました?」
「はい。色々とお聞きしました。仲の良いご家族だと……」
「……もしかしたら、それかもしれない」
「えっ?」
アイさんはピンと来ていないみたいだがエレナは意図を理解したのか「あぁ」と小さく言葉を漏らす。
「慎也はこう言いたいのよね。紗也ちゃんがお父様の話をしたからアイが無意識で自分の父親のことを思い出したのが原因だって」
「もしかしたらだけど」
あくまで裏付けもなにもない予測だが。
でも無理やり考えうる可能性はそれくらいしか思いつかない。
「それは……わかりません。もう思い出したくも無いことなので……」
トラウマを思い出したのか彼女は顔を暗くして地に向ける。
当然だ。恐怖症の根源なのだから思い出したくないのが自然だろう。
「……ごめん」
「慎也さんは気にしないでください! でも、そうかも知れませんね。心のどこかで思い出して比較しちゃったのかもしれません……」
慌てて慰めてくれるその姿は優しい笑みだった。
自分より人のことを優先するなんて……
「ま、考えても答えは出なさそうだしそういうことにしときましょ。でも、それならなおさらわからないのよね」
「何が?」
二人して顔を伏せた俺たちにフォローを入れてくれたのはエレナだった。
彼女はもうこの話は終わりだと言うように結論づけ、それが頃合いだと感じた俺たちも同意するように頷く。
けれどエレナはまだ疑問点があったようだ。その顎に人差し指を触れ、流し目でこちらを伺う。
「そりゃあ当然、慎也が平気なことよ。やっぱり君って……女の子?」
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