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第6章
166.10年の月日
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「それにしてもリオちゃんってすごいよねっ!」
「うん?」
始業式が終わった午後。
リオは午後の始業式があるということで戻ってもらい、2人で学校からの帰り道。
帰りは俺の家に寄っていこうと家までの道のりを歩いていると、隣の美代さんが話しかけてきた。
すごい……か。確かに一見フワフワとしている部分もあるが、こうして俺の学校に来るほどの行動力は本当に凄いと思う。問題は彼女自身の学力がどれほどのものかだが……
「そうだね。確かにウチに来た行動力は凄いけど、学力とか合ってるのかな?」
「え? ううん、たしかにそこは気になるけど、多分リオちゃんが一番慎也君の為に頑張って来たんだなぁって」
「一番?」
”すごい”の解釈が違っていたことに思わず疑問の声を上げる。
「だってそうでしょ?小学校の頃の初恋を叶える為にトップアイドルになるって無茶なことを達成して、10年も想い続けた上に最後には築いてきたアイドルを辞めてまで慎也君の学校に来たんだよ?エレナさんもアイちゃんも頑張ったとは思うけど、一番はリオちゃんだと思うなぁ……」
感嘆の声を上げる彼女に俺はすっかり見えなくなった学校方向へ視線を向ける。
……そのとおりだ。
彼女がいなければあの三人の誰とも出会わず、美代さんとの接点も気付けなかった。結果俺は今この場に一人で立っていただろう。もしかしたら今後ずっと一人なのかもしれない。
それを彼女が引き寄せ、そしてみんなが互いに認めあったからこそ今がある。そこはひとえに、リオというきっかけがあったからだ。
「リオがいなかったら……どうなってただろうね」
「その時はストロベリーリキッドは結成されなかったから……もしかしたら私と二人きりで毎日ラブラブしてたかも?」
「そうかな? 俺たちだって最初はエレナを見かけたところがきっかけだったじゃん」
「きっとそうだよ! きっときっかけが違っても、絶対慎也君の優しさに触れて好きになってたもん!!」
そうかな?そうだとしたら、嬉しいな。
つい恥ずかしくなった俺は彼女から目をそらし、空を仰いで頬を掻く。
もしもの話なんて意味ないが、こうも自信満々に言ってくれると本当にそうなってしまうような気がした。
「でもでも! いくらリオちゃんが一番頑張ったからって負けないものが私にもあるんだよ!」
「それは……もしかして勉強?」
「ううん、違くてぇ…………えいっ! それは慎也君のことが一番好きだってこと!! 私だって10年も20年も想い続けられるもん!!」
「わっ! ちょっ!! ここ外っ!」
「えへへ~。 いいでしょ~、誰もいないんだから~」
彼女はそう言って首元に抱きついたまま、甘えるようにして頬へとキスを落とす。
確かに誰もいないが、もうここは家から目と鼻の先だ。もしマンションの顔見知りに見られたらその後のエレベーターで気まずくなってしまうことは間違いない。
「ダメだって!もう家に着くから――――って、あれ?」
「ん? あれ?珍しい車だねぇ」
俺が顔を上げて疑問と呈すと、彼女も続いてそちらに視線をやる。
そこ……家のマンションの前には一台の車が停まっていた。
なにも怪しい車ではない。引っ越しでよく見るトラックだ。ゆっくりと近づいて荷台を見ると、もう全て運び出したのか家具らしいものは一切入っていなかった。
もしくは出ていくのかもしれないが、どちらにせよ4月の上旬に引っ越すなんて珍しいにもほどがある。
「こんな時期に珍しいね。引っ越しなんて」
「案外俺の家かもね。本格的に海外で仕事をすることになったからウチを全部引き払うとか」
「えっ!ウソ!? ごめん慎也君!私ちょっと今から学校まで行って退学届貰ってこなきゃ!!」
「ちょっ……! ちょっとまって美代さん!!」
つい出来心で確実に嘘とわかる冗談を言ってみると、彼女は本気で真に受けたのか今まで歩いてきた道を引き返そうとする。
「止めないで慎也君!今から私退学しなきゃだから!」
「止めるに決まってるでしょ!なんで退学届!?」
「え?だって私も慎也君と一緒に海外行くし」
「…………。ごめん、冗談だから。ずっとコッチいるからさ」
素直に謝って白状すると、彼女は「なぁんだ」と笑ってエレベーターに乗り込む。
さっきのキョトンとした顔……本気で「何で止めるの?」って言っているようだった。逆にからかわれただけかもしれないが、本当にそんなことになったら美代さんは確実に学校を辞めてでも付いてくるだろう。そんな確信がさっきの視線に込められていた。
「えっ! 慎也君ずっと私だけの側に居てくれるの!?」
「いや、そこまでは……」
「冗談だよ~。そんなことをしたらエレナさんたちに悪い…………あ、噂をすれば」
目的階に着き、廊下へと足を踏み入れると最奥に二人の人影が目に入る。
遠くて顔までは見えないものの二人、そして女性。一人は黒髪でもう一人は金髪、そんな二人が俺の家の前に立っている。正体なんて考えるまでもなかった。
「―――あら、ようやくおかえり? お疲れ様。一週間ぶりね」
「エレナも。随分と忙しかったみたいだけど元気そうで何より」
俺たちの足音に気がついた彼女たちがこちらに視線を向けると、待ちわびていたかのようにエレナが余裕の表情で笑みを向けてくる。
それは以前と変わらぬ自信満々の表情。ライブの疲れはもう残っていないようで彼女は変装することなくその髪を前に流して俺達を迎えてくれた。
「慎也さんっ!会えなくて寂しかったですよっ!!」
「アイさんも。ライブも今までもお疲れ様」
対して俺の姿を捉えると同時に駆け寄ってくるのは、もうすっかり恐怖症の欠片も見せなくなったアイさん。
一応まだ恐怖症はあるようだが俺が一緒にいると平気なんだとか。そんなわけで俺自身は怖がっている姿を見ることができない。
「はいっ! はぁ……久しぶりの慎也さんの匂いです……」
胸元に飛びついてきた彼女はまだ廊下だというのに関わらず顔を埋めてしまう。
もう慣れたからいいけれど、家に入ってからのほうが嬉しいかも。
「二人ともどうやって下のオートロックを…………あぁ、引っ越しで下が空いてたからか」
「……まぁ、そんなとこよ」
どうやってオートロックを解錠したのか気になったが自己解決。
ウチは今日みたいに引越し業者が出入りする時に限ってはロックが一時的に解除される。
リスクが増すという面もあるがこればっかりは仕方ない。きっと二人もそれを利用して入ったのだろう。
「そういえば、リオが学校に来てびっくりしたよ。二人とも知ってたの?」
「えぇ、みんなで辞めるって決めた直後にね。 私達も受験しようか考えたけど、高卒認定取ってるし大学から一緒に通えばいいやってなったのよ」
「…………え゛っ?」
エレナはなんて言った?
高卒認定取ってる?もう?
それはつまり…………年齢さえ満たせばすぐにでも大学いけるってこと!?
「あら、言ってなかったかしら?」
「聞いてないよ! アイさんも!?」
「はい。 前の夏に……。仕事も大変でしたので、そっちのほうが都合がいいかなって」
確かに常々疑問だった。、毎日仕事に追われて高校はどうしてるのかと。行ってないのは予想の範疇だったがまさかもう高卒認定持っているとは。
つまり俺より遥かに頭がいいってこと?
「……ちょっと今日は色々と衝撃が大きすぎたからとりあえずゆっくりしたいかな。 二人とも中入って。美代さんも」
「あ、悪いわね。ちょっとまってもらえる?」
「ん?」
バッグから鍵を取り出して扉に近づこうとすると、その寸前でエレナによって止められた。
彼女は俺の手にある鍵をひったくると再び俺自身のポケットにそれを落とす。
「この部屋もいいけど、もっとゆっくり出来る場所で話さない?」
「ゆっくりできる場所?」
「……付いてきて」
「えっ! わっ! ちょっと!!」
反論の余地すら与えない彼女はそのまま腕を引っ張って建物端にある階段を登っていく。
俺の部屋がある7階からひとつ上の8階へ。
そのまま有無を言わさず引っ張った彼女は8階のウチの真上の部屋……つまり801号室の扉を指差した。
「招待するわ。 私達元ストロベリーリキッドの…………ううん、みんなの新しい家へね!!」
「うん?」
始業式が終わった午後。
リオは午後の始業式があるということで戻ってもらい、2人で学校からの帰り道。
帰りは俺の家に寄っていこうと家までの道のりを歩いていると、隣の美代さんが話しかけてきた。
すごい……か。確かに一見フワフワとしている部分もあるが、こうして俺の学校に来るほどの行動力は本当に凄いと思う。問題は彼女自身の学力がどれほどのものかだが……
「そうだね。確かにウチに来た行動力は凄いけど、学力とか合ってるのかな?」
「え? ううん、たしかにそこは気になるけど、多分リオちゃんが一番慎也君の為に頑張って来たんだなぁって」
「一番?」
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「だってそうでしょ?小学校の頃の初恋を叶える為にトップアイドルになるって無茶なことを達成して、10年も想い続けた上に最後には築いてきたアイドルを辞めてまで慎也君の学校に来たんだよ?エレナさんもアイちゃんも頑張ったとは思うけど、一番はリオちゃんだと思うなぁ……」
感嘆の声を上げる彼女に俺はすっかり見えなくなった学校方向へ視線を向ける。
……そのとおりだ。
彼女がいなければあの三人の誰とも出会わず、美代さんとの接点も気付けなかった。結果俺は今この場に一人で立っていただろう。もしかしたら今後ずっと一人なのかもしれない。
それを彼女が引き寄せ、そしてみんなが互いに認めあったからこそ今がある。そこはひとえに、リオというきっかけがあったからだ。
「リオがいなかったら……どうなってただろうね」
「その時はストロベリーリキッドは結成されなかったから……もしかしたら私と二人きりで毎日ラブラブしてたかも?」
「そうかな? 俺たちだって最初はエレナを見かけたところがきっかけだったじゃん」
「きっとそうだよ! きっときっかけが違っても、絶対慎也君の優しさに触れて好きになってたもん!!」
そうかな?そうだとしたら、嬉しいな。
つい恥ずかしくなった俺は彼女から目をそらし、空を仰いで頬を掻く。
もしもの話なんて意味ないが、こうも自信満々に言ってくれると本当にそうなってしまうような気がした。
「でもでも! いくらリオちゃんが一番頑張ったからって負けないものが私にもあるんだよ!」
「それは……もしかして勉強?」
「ううん、違くてぇ…………えいっ! それは慎也君のことが一番好きだってこと!! 私だって10年も20年も想い続けられるもん!!」
「わっ! ちょっ!! ここ外っ!」
「えへへ~。 いいでしょ~、誰もいないんだから~」
彼女はそう言って首元に抱きついたまま、甘えるようにして頬へとキスを落とす。
確かに誰もいないが、もうここは家から目と鼻の先だ。もしマンションの顔見知りに見られたらその後のエレベーターで気まずくなってしまうことは間違いない。
「ダメだって!もう家に着くから――――って、あれ?」
「ん? あれ?珍しい車だねぇ」
俺が顔を上げて疑問と呈すと、彼女も続いてそちらに視線をやる。
そこ……家のマンションの前には一台の車が停まっていた。
なにも怪しい車ではない。引っ越しでよく見るトラックだ。ゆっくりと近づいて荷台を見ると、もう全て運び出したのか家具らしいものは一切入っていなかった。
もしくは出ていくのかもしれないが、どちらにせよ4月の上旬に引っ越すなんて珍しいにもほどがある。
「こんな時期に珍しいね。引っ越しなんて」
「案外俺の家かもね。本格的に海外で仕事をすることになったからウチを全部引き払うとか」
「えっ!ウソ!? ごめん慎也君!私ちょっと今から学校まで行って退学届貰ってこなきゃ!!」
「ちょっ……! ちょっとまって美代さん!!」
つい出来心で確実に嘘とわかる冗談を言ってみると、彼女は本気で真に受けたのか今まで歩いてきた道を引き返そうとする。
「止めないで慎也君!今から私退学しなきゃだから!」
「止めるに決まってるでしょ!なんで退学届!?」
「え?だって私も慎也君と一緒に海外行くし」
「…………。ごめん、冗談だから。ずっとコッチいるからさ」
素直に謝って白状すると、彼女は「なぁんだ」と笑ってエレベーターに乗り込む。
さっきのキョトンとした顔……本気で「何で止めるの?」って言っているようだった。逆にからかわれただけかもしれないが、本当にそんなことになったら美代さんは確実に学校を辞めてでも付いてくるだろう。そんな確信がさっきの視線に込められていた。
「えっ! 慎也君ずっと私だけの側に居てくれるの!?」
「いや、そこまでは……」
「冗談だよ~。そんなことをしたらエレナさんたちに悪い…………あ、噂をすれば」
目的階に着き、廊下へと足を踏み入れると最奥に二人の人影が目に入る。
遠くて顔までは見えないものの二人、そして女性。一人は黒髪でもう一人は金髪、そんな二人が俺の家の前に立っている。正体なんて考えるまでもなかった。
「―――あら、ようやくおかえり? お疲れ様。一週間ぶりね」
「エレナも。随分と忙しかったみたいだけど元気そうで何より」
俺たちの足音に気がついた彼女たちがこちらに視線を向けると、待ちわびていたかのようにエレナが余裕の表情で笑みを向けてくる。
それは以前と変わらぬ自信満々の表情。ライブの疲れはもう残っていないようで彼女は変装することなくその髪を前に流して俺達を迎えてくれた。
「慎也さんっ!会えなくて寂しかったですよっ!!」
「アイさんも。ライブも今までもお疲れ様」
対して俺の姿を捉えると同時に駆け寄ってくるのは、もうすっかり恐怖症の欠片も見せなくなったアイさん。
一応まだ恐怖症はあるようだが俺が一緒にいると平気なんだとか。そんなわけで俺自身は怖がっている姿を見ることができない。
「はいっ! はぁ……久しぶりの慎也さんの匂いです……」
胸元に飛びついてきた彼女はまだ廊下だというのに関わらず顔を埋めてしまう。
もう慣れたからいいけれど、家に入ってからのほうが嬉しいかも。
「二人ともどうやって下のオートロックを…………あぁ、引っ越しで下が空いてたからか」
「……まぁ、そんなとこよ」
どうやってオートロックを解錠したのか気になったが自己解決。
ウチは今日みたいに引越し業者が出入りする時に限ってはロックが一時的に解除される。
リスクが増すという面もあるがこればっかりは仕方ない。きっと二人もそれを利用して入ったのだろう。
「そういえば、リオが学校に来てびっくりしたよ。二人とも知ってたの?」
「えぇ、みんなで辞めるって決めた直後にね。 私達も受験しようか考えたけど、高卒認定取ってるし大学から一緒に通えばいいやってなったのよ」
「…………え゛っ?」
エレナはなんて言った?
高卒認定取ってる?もう?
それはつまり…………年齢さえ満たせばすぐにでも大学いけるってこと!?
「あら、言ってなかったかしら?」
「聞いてないよ! アイさんも!?」
「はい。 前の夏に……。仕事も大変でしたので、そっちのほうが都合がいいかなって」
確かに常々疑問だった。、毎日仕事に追われて高校はどうしてるのかと。行ってないのは予想の範疇だったがまさかもう高卒認定持っているとは。
つまり俺より遥かに頭がいいってこと?
「……ちょっと今日は色々と衝撃が大きすぎたからとりあえずゆっくりしたいかな。 二人とも中入って。美代さんも」
「あ、悪いわね。ちょっとまってもらえる?」
「ん?」
バッグから鍵を取り出して扉に近づこうとすると、その寸前でエレナによって止められた。
彼女は俺の手にある鍵をひったくると再び俺自身のポケットにそれを落とす。
「この部屋もいいけど、もっとゆっくり出来る場所で話さない?」
「ゆっくりできる場所?」
「……付いてきて」
「えっ! わっ! ちょっと!!」
反論の余地すら与えない彼女はそのまま腕を引っ張って建物端にある階段を登っていく。
俺の部屋がある7階からひとつ上の8階へ。
そのまま有無を言わさず引っ張った彼女は8階のウチの真上の部屋……つまり801号室の扉を指差した。
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