52 / 105
052.本音の付き合い
しおりを挟む
「あんたたちは終わらすの早すぎなのよぉ……。なんで届いてすぐにあの量を終わらすことができるわけぇ?」
シャワーの音に紛れてマティの声が聞こえる。
恨み節のような疑問のような、そんなダラけた声が反響する空間で響いていた。
極限までリラックスしながらの言葉。疲れ切ったような少女の言葉を泡が流れる音とともに耳にする。
「すぐじゃないですよ。私だって今月入ってようやく終わったわけですし」
「でもシエルちゃんは普段お付きの仕事しているんでしょう?それだけでも凄いわよ。ソイツの面倒見ながら課題やるなんて相当無茶がすぎるじゃない」
「あ、ありがとうございます。エヘヘ……」
素直に褒められたことでシエルの照れる声が聞こえてくる。
確かにシエルが素晴らしいことは俺も同意だ。毎日朝早くに起きて仕事もして勉強もして……俺でさえ神山当時この年齢だと考えられない。
「問題はスタン、アンタよ!いたわよ!あの量を1週間で終わらせたってね!!」
「…………」
「ちょっと!聞いてるの!?」
肩に届かない程度の短髪。もちろん既に泡なんて落としきっているが、それでもシャワーから流れ出るお湯に頭を預け続ける。
それはまるで『聞こえていない』と意思表示をするかのように。マティがなにやら遠くで喚いているが俺は返事をすることなく音をかき消された風を装ってワシャワシャと自らの髪を洗い流していく。
「全く、アイツったら……」
「マ、マティナール様。ご主人さまは聞こえてないんじゃ……」
「えぇ分かってるわ。……ちょっと行ってくるわね」
ボソボソと遠くで二人話す声が聞こえてくる。
さっきみたいに反響するほど喋られればこちらとしても内容を理解できるが、声量が小さくなれば本当にシャワーに紛れて声が聞こえない。
だが声が小さくなったということは大人しく二人で話す方へシフトしたのだろう。俺は一安心して再び目の前のシャワーへと意識を集中して――――
「ちょっとアンタ!聞いてるの!?」
「うわっ!?」
――――集中できなかった。
俺が手元に置かれた石鹸へと手を伸ばしかけたところで、突然肩と額を掴まれ引っ張られてしまう。
首を視点に額を引っ張られれば、当然視線の向かう先は天井へ。
強制的に向けられた視界には覗き込むように見下ろすマティのつり上がった目がしっかりと俺を捉えている。
「なんでアンタはあの量の課題を一週間で終わらせられたのよ!?」
「えっ……えっといや……それは…………」
疑ってかかるような視線に戸惑う俺。
言葉を失う理由は何も疑いの内容が真実で虚を突かれたわけではない。彼女のその格好が問題だった。
日もすっかり落ちた夏の終わりが近い夜。
課題をなんとか終わらせたマティはウチに泊まることとなった。そして真っ先に彼女の父から命じられたのは全員でお風呂。
反響する部屋、眼の前のシャワー。俺達はお風呂場でやってきていた。
シャワーを浴びるとなれば当然全裸。わざわざ湯船から出て俺を見下ろしているマティも当然服なんて一枚も来ておらず、意図して視界から外しているその先にどうしても意識を持っていかれてしまう。
「なによ。やっぱりやましいことが……もしかしてアレね、パパやママにやってもらったんでしょ?」
「そんなことは……別に……」
まるで言い逃れのできなくなった犯人のような挙動だった。
目はひたすらに泳ぎ、彼女の言葉にしどろもどろの反応。
本当に両親にやってもらったわけではない。ただ眼の前いっぱいに広がる肌色が問題だった。
この世界に始めてきた時は見知らぬ世界に必死でシエルとの裸の付き合いも平気だった。そして今でも家族の一員という認識だ。
だがマティは赤の他人。いくら年下といえど彼女と一緒にお風呂に入るのはとんでもない抵抗があった。きっとそんなことを考えているのは俺だけだろう。自らの思考の異常性を認識しているからこそマティ父に拒否を示すことなんかできず言われるがままにお風呂に入り、せめてもの抵抗としてシャワーでずっと下を向いていた。
それがどうして強制的に向けられるマティとの対面。
赤みがかった茶色の髪から落ちる雫が俺の頬を伝う。同じ色の瞳が真っ直ぐこちらを見つめておりフッと視線を逸らしてしまう。
「本当に自分の力で?」
「あ、あぁ……」
「………なんか怪しいわね。ちゃんとあたしの目を見ていいなさい!」
「っ――――!」
グイッと。
額から手を離したかと思えば両肩を掴まれ真っ直ぐ目を合わせてきた。
正面に広がるマティの姿。逸らしてきた視界が嫌でも目の中に入ってしまう。
「本当だって……」
「ならあたしの目を見て言えるわよね?」
「それは…………」
「ご主人さまはちゃんと全部自力で解いてましたよ! ね、ご主人さま!」
挙動不審に泳ぐ俺の目。それを見ていたマティがいっそう不信感をあらわにするさなか、突如聞こえてきたのは救いの声だった。
フォローするように入ってきた我が従者。湯船から飛び出してきた彼女にホッと一息つく。
「シエルちゃんはそう言ってるけど、本当?」
「あ、あぁ。そもそも自力で解けなきゃ今日マティにあれだけ教えることできなかったでしょ?」
「…………むぅ」
さすがに二人がかりだとマティも納得せざるをえないみたいだ。
諦めたように戻っていって湯船に落ちる彼女に俺も肩を撫で下ろして頭だけを出すマティと目を合わす。
ブクブクと口から泡を吹き続けるマティ。そのカニのような姿は不満気を一身に表していた。
「マティ?」
「……私、課題だけでこんなに苦労して。2人に手伝って貰ってようやくできた程度で……。こんなので学校でやっていけるかしら」
……何を突然憤ってるかと思ったら、そういうことか。
彼女にとって学校とは未知の世界だ。
俺みたいな人生2周目と違い、そんな未知が直前に迫って不安に思っているのだろう。
水面に沈んだ彼女の視線はジッと浮き出ては消える泡を見つめ、大きく息を吐く。
「大丈夫だよ。マティも課題の基本はしっかり抑えてたし
「そ、そうですよ!学校は勉強だけじゃありませんから!絶対好きになれます!」
パシャパシャと水を跳ねながら同じように湯船に落ちたシエルはマティと目を合わす。
「そう? もしテストが全然で毎日補習とかになったらって考えると……」
「それは……私達が教えます!補習にならないように!」
「……スタンも一緒に?」
「もちろんです! ね、ご主人さま!!」
ギュッと、マティの手を握るシエル。
促すようにこちらに目配せする彼女は自信満々の表情だ。
従者でありながら特別として入学を許された彼女。彼女もまた学校を楽しみにしているのだろう。
当然だ。友達なのだし、見捨てるなんてことはしないだろう?
そう考えるとふと、日本のことを思い出した。友人との無駄話を"無駄"と断罪して一人勉強に明け暮れた日々。
かつての日々と今は違うというように、振り払って笑みを浮かべる。
「うん。僕たちがマティを置いてくなんてありえないよ」
「…………ホント?」
その瞳は縋るような視線だった。
置いていかないで。一人は嫌だ。そんな未知の場所へ向かうのを怖がっている瞳。
普段勝ち気な彼女。きっと内心は不安でいっぱいなのかもしれない。
今の俺となっては入学時の記憶なんて遥か彼方。けれど幼稚園という助走期間もなく、突然親の居ない小学校に放り込まれて勉強なんて言われたら不安にもなるだろう。
そんな彼女の不安を払拭すべく、俺も湯船に入って彼女の濡れた髪をそっと撫でる。
「もちろん。今日の勉強もそうだし……マティ、春の街の件忘れちゃった?」
「街の……件?」
「あの雨の中でもボクはマティを一度も落とすことなく屋敷まで背負ったよ。だから勉強程度で振り落とすなんて真似、すると思う?」
あの街での一件。
足を怪我した彼女をこの家まで運ぶのは中々骨が折れた。
言い方は悪いがあの時俺は彼女を見捨てて一人で帰り、その後馬車で迎えに来る、または城の方向など他にも選択肢はたくさんあったのだ。
それでもあの道を選んだのはひとえにマティの意思を尊重したから。あの日に比べたら勉強なんて朝飯前だろう。
「……そうね。アンタってば、あたしのこと大好きだったもんね」
「え? あぁ、そうだね」
なんだ突然好きって。そりゃ数少ない友達の一人だから当然大好きだけど。
両脇にいる俺たちを交互に見渡した彼女は、フッと笑って突然手を大きく広げて俺たちの肩に手を回して引き寄せてくる。
「わっ!」
「きゃっ!」
「ふたりとも、ありがとね。 なんだからしくなく不安がってたわ」
三人で顔を突き合わすように引き合わせてきたマティ。そんな彼女の見せた表情は笑顔だった。
彼女はおよそ十数センチ程度の距離になった俺たちを見てニッと口を歪ませる。
「でもいいの? もしあたしが勉強できずに置いて行かれたら、散々足引っ張っちゃうわよ?」
「……望むところですっ!ね、ご主人さま!」
「もちろん。でもそうならないよう、ボクも今日以上にスパルタで教えなきゃね」
「わぁ怖い!」と告げるマティを皮切りに、俺たちは一斉に笑い合う。
これはお風呂場の、裸での付き合い。
裸の付き合いだからこそ、心を守る鎧も緩んでマティの本音が聞けた夜だった。
シャワーの音に紛れてマティの声が聞こえる。
恨み節のような疑問のような、そんなダラけた声が反響する空間で響いていた。
極限までリラックスしながらの言葉。疲れ切ったような少女の言葉を泡が流れる音とともに耳にする。
「すぐじゃないですよ。私だって今月入ってようやく終わったわけですし」
「でもシエルちゃんは普段お付きの仕事しているんでしょう?それだけでも凄いわよ。ソイツの面倒見ながら課題やるなんて相当無茶がすぎるじゃない」
「あ、ありがとうございます。エヘヘ……」
素直に褒められたことでシエルの照れる声が聞こえてくる。
確かにシエルが素晴らしいことは俺も同意だ。毎日朝早くに起きて仕事もして勉強もして……俺でさえ神山当時この年齢だと考えられない。
「問題はスタン、アンタよ!いたわよ!あの量を1週間で終わらせたってね!!」
「…………」
「ちょっと!聞いてるの!?」
肩に届かない程度の短髪。もちろん既に泡なんて落としきっているが、それでもシャワーから流れ出るお湯に頭を預け続ける。
それはまるで『聞こえていない』と意思表示をするかのように。マティがなにやら遠くで喚いているが俺は返事をすることなく音をかき消された風を装ってワシャワシャと自らの髪を洗い流していく。
「全く、アイツったら……」
「マ、マティナール様。ご主人さまは聞こえてないんじゃ……」
「えぇ分かってるわ。……ちょっと行ってくるわね」
ボソボソと遠くで二人話す声が聞こえてくる。
さっきみたいに反響するほど喋られればこちらとしても内容を理解できるが、声量が小さくなれば本当にシャワーに紛れて声が聞こえない。
だが声が小さくなったということは大人しく二人で話す方へシフトしたのだろう。俺は一安心して再び目の前のシャワーへと意識を集中して――――
「ちょっとアンタ!聞いてるの!?」
「うわっ!?」
――――集中できなかった。
俺が手元に置かれた石鹸へと手を伸ばしかけたところで、突然肩と額を掴まれ引っ張られてしまう。
首を視点に額を引っ張られれば、当然視線の向かう先は天井へ。
強制的に向けられた視界には覗き込むように見下ろすマティのつり上がった目がしっかりと俺を捉えている。
「なんでアンタはあの量の課題を一週間で終わらせられたのよ!?」
「えっ……えっといや……それは…………」
疑ってかかるような視線に戸惑う俺。
言葉を失う理由は何も疑いの内容が真実で虚を突かれたわけではない。彼女のその格好が問題だった。
日もすっかり落ちた夏の終わりが近い夜。
課題をなんとか終わらせたマティはウチに泊まることとなった。そして真っ先に彼女の父から命じられたのは全員でお風呂。
反響する部屋、眼の前のシャワー。俺達はお風呂場でやってきていた。
シャワーを浴びるとなれば当然全裸。わざわざ湯船から出て俺を見下ろしているマティも当然服なんて一枚も来ておらず、意図して視界から外しているその先にどうしても意識を持っていかれてしまう。
「なによ。やっぱりやましいことが……もしかしてアレね、パパやママにやってもらったんでしょ?」
「そんなことは……別に……」
まるで言い逃れのできなくなった犯人のような挙動だった。
目はひたすらに泳ぎ、彼女の言葉にしどろもどろの反応。
本当に両親にやってもらったわけではない。ただ眼の前いっぱいに広がる肌色が問題だった。
この世界に始めてきた時は見知らぬ世界に必死でシエルとの裸の付き合いも平気だった。そして今でも家族の一員という認識だ。
だがマティは赤の他人。いくら年下といえど彼女と一緒にお風呂に入るのはとんでもない抵抗があった。きっとそんなことを考えているのは俺だけだろう。自らの思考の異常性を認識しているからこそマティ父に拒否を示すことなんかできず言われるがままにお風呂に入り、せめてもの抵抗としてシャワーでずっと下を向いていた。
それがどうして強制的に向けられるマティとの対面。
赤みがかった茶色の髪から落ちる雫が俺の頬を伝う。同じ色の瞳が真っ直ぐこちらを見つめておりフッと視線を逸らしてしまう。
「本当に自分の力で?」
「あ、あぁ……」
「………なんか怪しいわね。ちゃんとあたしの目を見ていいなさい!」
「っ――――!」
グイッと。
額から手を離したかと思えば両肩を掴まれ真っ直ぐ目を合わせてきた。
正面に広がるマティの姿。逸らしてきた視界が嫌でも目の中に入ってしまう。
「本当だって……」
「ならあたしの目を見て言えるわよね?」
「それは…………」
「ご主人さまはちゃんと全部自力で解いてましたよ! ね、ご主人さま!」
挙動不審に泳ぐ俺の目。それを見ていたマティがいっそう不信感をあらわにするさなか、突如聞こえてきたのは救いの声だった。
フォローするように入ってきた我が従者。湯船から飛び出してきた彼女にホッと一息つく。
「シエルちゃんはそう言ってるけど、本当?」
「あ、あぁ。そもそも自力で解けなきゃ今日マティにあれだけ教えることできなかったでしょ?」
「…………むぅ」
さすがに二人がかりだとマティも納得せざるをえないみたいだ。
諦めたように戻っていって湯船に落ちる彼女に俺も肩を撫で下ろして頭だけを出すマティと目を合わす。
ブクブクと口から泡を吹き続けるマティ。そのカニのような姿は不満気を一身に表していた。
「マティ?」
「……私、課題だけでこんなに苦労して。2人に手伝って貰ってようやくできた程度で……。こんなので学校でやっていけるかしら」
……何を突然憤ってるかと思ったら、そういうことか。
彼女にとって学校とは未知の世界だ。
俺みたいな人生2周目と違い、そんな未知が直前に迫って不安に思っているのだろう。
水面に沈んだ彼女の視線はジッと浮き出ては消える泡を見つめ、大きく息を吐く。
「大丈夫だよ。マティも課題の基本はしっかり抑えてたし
「そ、そうですよ!学校は勉強だけじゃありませんから!絶対好きになれます!」
パシャパシャと水を跳ねながら同じように湯船に落ちたシエルはマティと目を合わす。
「そう? もしテストが全然で毎日補習とかになったらって考えると……」
「それは……私達が教えます!補習にならないように!」
「……スタンも一緒に?」
「もちろんです! ね、ご主人さま!!」
ギュッと、マティの手を握るシエル。
促すようにこちらに目配せする彼女は自信満々の表情だ。
従者でありながら特別として入学を許された彼女。彼女もまた学校を楽しみにしているのだろう。
当然だ。友達なのだし、見捨てるなんてことはしないだろう?
そう考えるとふと、日本のことを思い出した。友人との無駄話を"無駄"と断罪して一人勉強に明け暮れた日々。
かつての日々と今は違うというように、振り払って笑みを浮かべる。
「うん。僕たちがマティを置いてくなんてありえないよ」
「…………ホント?」
その瞳は縋るような視線だった。
置いていかないで。一人は嫌だ。そんな未知の場所へ向かうのを怖がっている瞳。
普段勝ち気な彼女。きっと内心は不安でいっぱいなのかもしれない。
今の俺となっては入学時の記憶なんて遥か彼方。けれど幼稚園という助走期間もなく、突然親の居ない小学校に放り込まれて勉強なんて言われたら不安にもなるだろう。
そんな彼女の不安を払拭すべく、俺も湯船に入って彼女の濡れた髪をそっと撫でる。
「もちろん。今日の勉強もそうだし……マティ、春の街の件忘れちゃった?」
「街の……件?」
「あの雨の中でもボクはマティを一度も落とすことなく屋敷まで背負ったよ。だから勉強程度で振り落とすなんて真似、すると思う?」
あの街での一件。
足を怪我した彼女をこの家まで運ぶのは中々骨が折れた。
言い方は悪いがあの時俺は彼女を見捨てて一人で帰り、その後馬車で迎えに来る、または城の方向など他にも選択肢はたくさんあったのだ。
それでもあの道を選んだのはひとえにマティの意思を尊重したから。あの日に比べたら勉強なんて朝飯前だろう。
「……そうね。アンタってば、あたしのこと大好きだったもんね」
「え? あぁ、そうだね」
なんだ突然好きって。そりゃ数少ない友達の一人だから当然大好きだけど。
両脇にいる俺たちを交互に見渡した彼女は、フッと笑って突然手を大きく広げて俺たちの肩に手を回して引き寄せてくる。
「わっ!」
「きゃっ!」
「ふたりとも、ありがとね。 なんだからしくなく不安がってたわ」
三人で顔を突き合わすように引き合わせてきたマティ。そんな彼女の見せた表情は笑顔だった。
彼女はおよそ十数センチ程度の距離になった俺たちを見てニッと口を歪ませる。
「でもいいの? もしあたしが勉強できずに置いて行かれたら、散々足引っ張っちゃうわよ?」
「……望むところですっ!ね、ご主人さま!」
「もちろん。でもそうならないよう、ボクも今日以上にスパルタで教えなきゃね」
「わぁ怖い!」と告げるマティを皮切りに、俺たちは一斉に笑い合う。
これはお風呂場の、裸での付き合い。
裸の付き合いだからこそ、心を守る鎧も緩んでマティの本音が聞けた夜だった。
41
あなたにおすすめの小説
『スローライフどこ行った?!』追放された最強凡人は望まぬハーレムに困惑する?!
たらふくごん
ファンタジー
最強の凡人――追放され、転生した蘇我頼人。
新たな世界で、彼は『ライト・ガルデス』として再び生を受ける。
※※※※※
1億年の試練。
そして、神をもしのぐ力。
それでも俺の望みは――ただのスローライフだった。
すべての試練を終え、創世神にすら認められた俺。
だが、もはや生きることに飽きていた。
『違う選択肢もあるぞ?』
創世神の言葉に乗り気でなかった俺は、
その“策略”にまんまと引っかかる。
――『神しか飲めぬ最高級のお茶』。
確かに神は嘘をついていない。
けれど、あの流れは勘違いするだろうがっ!!
そして俺は、あまりにも非道な仕打ちの末、
神の娘ティアリーナが治める世界へと“追放転生”させられた。
記憶を失い、『ライト・ガルデス』として迎えた新しい日々。
それは、久しく感じたことのない“安心”と“愛”に満ちていた。
だが――5歳の洗礼の儀式を境に、運命は動き出す。
くどいようだが、俺の望みはスローライフ。
……のはずだったのに。
呪いのような“女難の相”が炸裂し、
気づけば婚約者たちに囲まれる毎日。
どうしてこうなった!?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
痩せる為に不人気のゴブリン狩りを始めたら人生が変わりすぎた件~痩せたらお金もハーレムも色々手に入りました~
ぐうのすけ
ファンタジー
主人公(太田太志)は高校デビューと同時に体重130キロに到達した。
食事制限とハザマ(ダンジョン)ダイエットを勧めれるが、太志は食事制限を後回しにし、ハザマダイエットを開始する。
最初は甘えていた大志だったが、人とのかかわりによって徐々に考えや行動を変えていく。
それによりスキルや人間関係が変化していき、ヒロインとの関係も変わっていくのだった。
※最初は成長メインで描かれますが、徐々にヒロインの展開が多めになっていく……予定です。
カクヨムで先行投稿中!
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
レベルアップは異世界がおすすめ!
まったりー
ファンタジー
レベルの上がらない世界にダンジョンが出現し、誰もが装備や技術を鍛えて攻略していました。
そんな中、異世界ではレベルが上がることを記憶で知っていた主人公は、手芸スキルと言う生産スキルで異世界に行ける手段を作り、自分たちだけレベルを上げてダンジョンに挑むお話です。
男:女=1:10000の世界に来た記憶が無いけど生きる俺
マオセン
ファンタジー
突然公園で目覚めた青年「優心」は身辺状況の記憶をすべて忘れていた。分かるのは自分の名前と剣道の経験、常識くらいだった。
その公園を通りすがった「七瀬 椿」に話しかけてからこの物語は幕を開ける。
彼は何も記憶が無い状態で男女比が圧倒的な世界を生き抜けることができるのか。
そして....彼の身体は大丈夫なのか!?
爺さんの異世界建国記 〜荒廃した異世界を農業で立て直していきます。いきなりの土作りはうまくいかない。
秋田ノ介
ファンタジー
88歳の爺さんが、異世界に転生して農業の知識を駆使して建国をする話。
異世界では、戦乱が絶えず、土地が荒廃し、人心は乱れ、国家が崩壊している。そんな世界を司る女神から、世界を救うように懇願される。爺は、耳が遠いせいで、村長になって村人が飢えないようにしてほしいと頼まれたと勘違いする。
その願いを叶えるために、農業で村人の飢えをなくすことを目標にして、生活していく。それが、次第に輪が広がり世界の人々に希望を与え始める。戦争で成人男性が極端に少ない世界で、13歳のロッシュという若者に転生した爺の周りには、ハーレムが出来上がっていく。徐々にその地に、流浪をしている者たちや様々な種族の者たちが様々な思惑で集まり、国家が出来上がっていく。
飢えを乗り越えた『村』は、王国から狙われることとなる。強大な軍事力を誇る王国に対して、ロッシュは知恵と知識、そして魔法や仲間たちと協力して、その脅威を乗り越えていくオリジナル戦記。
完結済み。全400話、150万字程度程度になります。元は他のサイトで掲載していたものを加筆修正して、掲載します。一日、少なくとも二話は更新します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる