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21話、魔女のお茶会
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「あれ? 師匠だ。師匠が出てきた」
「本当ね、師匠だわ」
お店のドアを開けると、やはり見知った顔の二人が立っていた。
髪は肩に届くくらいで、整った美しい顔立ちをしているのがエメラルダ。
そして長身で長い髪を一つ結びにしている、スタイルの良い美女がイヴァンナだ。
二人は私の顔を見るや、不思議そうに首を傾げた。
「ねえイヴァンナ、ここリネットのお店じゃなかった? なんで師匠が出てくるんだろ」
「そうね、リネットのお店のはずだけど……もしかして今は魔法薬店を畳んで、リネットのところで面倒を見てもらってるんじゃない?」
「ああーなるほどー。師匠もいい年だろうし、引退の時期かー」
……この二人、久しぶりに会ったというのに遠慮がないこと言ってくる。ひどい。
「なに好き勝手言ってるのよあんたたち。引退してるわけ無いでしょ。何度も言ってるけどあんたたちとそんな年離れてないっての!」
「じゃあなんでリネットのお店に居んの?」
エメラルダの問いに呆れ、ため息を返した。
「あんたたちより私の方が早く来たからに決まってるでしょ。リネットは今手が離せないから私が代わりに出てあげたの」
イヴァンナとエメラルダは眉をひそめて互いの顔を見合わせた。
「聞いた? 師匠が私たちより早く着いたって」
「ありえるのかしら? あのずぼらな師匠が……」
「ね、信じられないよね」
勝手な物言いにさすがの私も冷静ではいられない。
「二人とももう少しさぁ……久しぶりに会った師匠への敬愛とか、そういうの示してもいいんじゃない?」
「え……いや、私そういうの無いし」
「私もそういうの柄じゃないわ」
エメラルダとイヴァンナにすげなく返され、怒りが沸くのを通り越して若干落ち込んでしまう。
「な、なんだよこいつらー……もっと師匠を労われよー……」
本当この二人はリネットと違って生意気。
でもそれがむしろ、この二人が全く変わってないことを証明しているので、ちょっと安心したり。
「とりあえず師匠、早く中に案内してよ」
エメラルダがそう急かすと、イヴァンナは同意するように何度も頷いた。
……やっぱこいつら生意気。
しかたなく……というか当然なんだけど、二人をリネットのお店に招き入れる。
玄関口でしょうもない会話をしている間にリネットの作業も終わったのか、彼女はやってきた二人の元へぱたぱたと駆け寄ってきた。
「わぁー、二人とも久しぶりー!」
リネットが晴れやかな笑顔を浮かべ、二人の手を握った。
「久しぶりリネットー、元気してた?」
「エメラルダこそ元気だった? 私エメラルダが独り立ちしてから、ちゃんとごはん食べてるか心配で心配で……イヴァンナと違ってエメラルダはちょっと抜けてるから」
エメラルダは私と同じで結構ずぼらなタイプなので、一緒に住んでいたころリネットはよく彼女の世話を焼いていたのだ。
「あら、じゃあ私のことは心配してくれてなかったの?」
「うん、イヴァンナはしっかりしてるし、特に何も……」
「……それはそれで寂しいわ」
イヴァンナはちょっとすねた様な声を出していた。
……ちょっと待って二人とも。私の時と態度違くない? リネットには優しすぎない?
リネットは三番目の弟子ということもあって、二人の中では愛でる対象になっていた。ぶっちゃけ溺愛されてる。
その優しさと愛情をもう少し師匠の私に向けても罰は当たらないのではないだろうか?
なんてこと言ってもこの二人は白んだ眼で見てくるだろう。
「師匠も二人も座って待っててください。すぐお菓子と紅茶を持ってきますから」
リネットが慌ただしく台所へ向かい、私たちは勧められたように椅子へ座った。
目の前には綺麗なテーブルクロスがかけられた机。そこにティーセットやケーキなどのお菓子が次々と運ばれてくる。
こうして、久しぶりに四人全員が揃った、ささやかな開店祝い兼お茶会が始まった。
「それじゃあ開店を祝って乾杯ー!」
エメラルダはリネットが注いでくれた紅茶を持って、そんなずれたことを元気よく言った。彼女らしいと言える。
「おめでとうリネット」
イヴァンナはそんなエメラルダをスルーして、紅茶を一口飲んだ。
「師匠、はい、ケーキです」
リネットは自分が主役だというのに、かいがいしく私たちにケーキを取り分けている。
なんだか懐かしい雰囲気だった。
実を言うと、私たち四人全員で過ごした期間はそこまで長くない。
リネットが弟子に来た頃にはもうイヴァンナは十分独り立ちできるほどの実力があったし、事実彼女はそれから一年ほどで一人前になった。
エメラルダはリネットが来てからもそこそこ長く私の元で修行していたが、それも数年ほど。
こうして四人揃ってお茶会をするというのは、貴重な機会なのだ。
リネットが取り分けてくれたケーキに手を伸ばす。
ケーキはスポンジケーキに生クリームを塗り、イチゴやリンゴなどのフルーツをあしらったシンプルながらも王道の物だ。
食べてみると、生クリームの濃厚な甘みにフルーツのすっきりした甘さが交わり、とても美味しかった。
その甘さが残っている内に紅茶を飲むと、豊かな香りが鼻腔を駆け抜ける。
ケーキの他にクッキーや生チョコもあり、どれも紅茶に合わせたお菓子だった。
「そうだリネット、開店祝いのプレゼントあげる」
皆でリネットのお菓子に舌鼓を打っていた時、エメラルダが鞄をごそごそと漁りだした。
取り出したのは折りたたまれた衣服。
リネットがそれを受け取り広げてみると、その意匠が明らかになった。
「わっ、魔女服だ」
「そ、リネットのために仕立てたよ。糸に魔力が込めてあるから普通のより丈夫なの」
「ありがとうエメラルダ!」
リネットの笑顔を向けられ、エメラルダも嬉しそうに笑った。
「こほん」
するとイヴァンナが一つ咳払いをし、二人の注目を集める。
「私も開店祝いを持ってきたわ。はい、どうぞ」
イヴァンナが鞄から取り出したのは、いくつかの草だった。
「あ……それ貴重な薬草じゃん」
一応魔法薬を専門に扱う私は、その草の正体を一目で見抜いた。
それは高価な魔法薬によく使われる材料だった。
「魔法薬にも使うけど、料理用の香草としても重宝されているのよ。お菓子作りに役立つと思うわ」
「こんな貴重なの……イヴァンナ、ありがとう!」
この流れになって私は、一つ大事なことを忘れていたのを思い出した。
リネットのお店を探すのに必死で……開店祝いのプレゼント用意してないじゃん。
これはやばいとうつむいていると、二つの視線を感じた。
イヴァンナとエメラルダの視線だ。
「どうしたの師匠? 次は師匠が渡す番じゃなくって?」
「そ、そうだね……」
冷や汗を流しながら顔を上げると、エメラルダは何かを悟ったのか苦笑いをした。
「いやー、まさかだけどさ、プレゼントを準備してないんじゃ……?」
「うぐっ!」
私の態度からもろもろを察したイヴァンナは、意地悪く笑って口を開いた。
「まさか、私たちの偉大な師匠がそんなミスを犯すわけないじゃない」
「うーん確かに。何て言ったって私たちの偉大な師匠だもんねぇ」
こ、こいつら、ここに来て師匠を弄りだしやがった。
「あ、ある、プレゼントあるもん……」
若干涙目で鞄を漁る。きっと何かある。プレゼントになりそうな何かが……。
「は、はいこれ……チーズの塊……」
こんなものしかなかった。
「……いや、これ明らかにナイフで削り取ってるじゃん」
「一回食べてるわね、これ」
「うぐぅぅ……」
出した瞬間ツッコみを受け、もう私の心は限界だった。
「も、もう、二人とも。師匠を苛めたらダメだよ。師匠は私のために急いで来てくれたんだから、それで十分なの」
「リネット甘すぎー」
「師匠をあまり甘やかしてはダメよ? 元々ダメな人がもっとダメになってしまうわ」
こいつらの中で師という概念はいったいどうなっているのだろう。
本当にこの二人は生意気だ。
でも、この空気はとても懐かしい。
皆もう立派に独り立ちした魔女だけど、たまにこうして皆で集まってかつてのような空気を味わうことが出来たら。
それは彼女たちの師として、とても幸福なことではないだろうか。
「本当ね、師匠だわ」
お店のドアを開けると、やはり見知った顔の二人が立っていた。
髪は肩に届くくらいで、整った美しい顔立ちをしているのがエメラルダ。
そして長身で長い髪を一つ結びにしている、スタイルの良い美女がイヴァンナだ。
二人は私の顔を見るや、不思議そうに首を傾げた。
「ねえイヴァンナ、ここリネットのお店じゃなかった? なんで師匠が出てくるんだろ」
「そうね、リネットのお店のはずだけど……もしかして今は魔法薬店を畳んで、リネットのところで面倒を見てもらってるんじゃない?」
「ああーなるほどー。師匠もいい年だろうし、引退の時期かー」
……この二人、久しぶりに会ったというのに遠慮がないこと言ってくる。ひどい。
「なに好き勝手言ってるのよあんたたち。引退してるわけ無いでしょ。何度も言ってるけどあんたたちとそんな年離れてないっての!」
「じゃあなんでリネットのお店に居んの?」
エメラルダの問いに呆れ、ため息を返した。
「あんたたちより私の方が早く来たからに決まってるでしょ。リネットは今手が離せないから私が代わりに出てあげたの」
イヴァンナとエメラルダは眉をひそめて互いの顔を見合わせた。
「聞いた? 師匠が私たちより早く着いたって」
「ありえるのかしら? あのずぼらな師匠が……」
「ね、信じられないよね」
勝手な物言いにさすがの私も冷静ではいられない。
「二人とももう少しさぁ……久しぶりに会った師匠への敬愛とか、そういうの示してもいいんじゃない?」
「え……いや、私そういうの無いし」
「私もそういうの柄じゃないわ」
エメラルダとイヴァンナにすげなく返され、怒りが沸くのを通り越して若干落ち込んでしまう。
「な、なんだよこいつらー……もっと師匠を労われよー……」
本当この二人はリネットと違って生意気。
でもそれがむしろ、この二人が全く変わってないことを証明しているので、ちょっと安心したり。
「とりあえず師匠、早く中に案内してよ」
エメラルダがそう急かすと、イヴァンナは同意するように何度も頷いた。
……やっぱこいつら生意気。
しかたなく……というか当然なんだけど、二人をリネットのお店に招き入れる。
玄関口でしょうもない会話をしている間にリネットの作業も終わったのか、彼女はやってきた二人の元へぱたぱたと駆け寄ってきた。
「わぁー、二人とも久しぶりー!」
リネットが晴れやかな笑顔を浮かべ、二人の手を握った。
「久しぶりリネットー、元気してた?」
「エメラルダこそ元気だった? 私エメラルダが独り立ちしてから、ちゃんとごはん食べてるか心配で心配で……イヴァンナと違ってエメラルダはちょっと抜けてるから」
エメラルダは私と同じで結構ずぼらなタイプなので、一緒に住んでいたころリネットはよく彼女の世話を焼いていたのだ。
「あら、じゃあ私のことは心配してくれてなかったの?」
「うん、イヴァンナはしっかりしてるし、特に何も……」
「……それはそれで寂しいわ」
イヴァンナはちょっとすねた様な声を出していた。
……ちょっと待って二人とも。私の時と態度違くない? リネットには優しすぎない?
リネットは三番目の弟子ということもあって、二人の中では愛でる対象になっていた。ぶっちゃけ溺愛されてる。
その優しさと愛情をもう少し師匠の私に向けても罰は当たらないのではないだろうか?
なんてこと言ってもこの二人は白んだ眼で見てくるだろう。
「師匠も二人も座って待っててください。すぐお菓子と紅茶を持ってきますから」
リネットが慌ただしく台所へ向かい、私たちは勧められたように椅子へ座った。
目の前には綺麗なテーブルクロスがかけられた机。そこにティーセットやケーキなどのお菓子が次々と運ばれてくる。
こうして、久しぶりに四人全員が揃った、ささやかな開店祝い兼お茶会が始まった。
「それじゃあ開店を祝って乾杯ー!」
エメラルダはリネットが注いでくれた紅茶を持って、そんなずれたことを元気よく言った。彼女らしいと言える。
「おめでとうリネット」
イヴァンナはそんなエメラルダをスルーして、紅茶を一口飲んだ。
「師匠、はい、ケーキです」
リネットは自分が主役だというのに、かいがいしく私たちにケーキを取り分けている。
なんだか懐かしい雰囲気だった。
実を言うと、私たち四人全員で過ごした期間はそこまで長くない。
リネットが弟子に来た頃にはもうイヴァンナは十分独り立ちできるほどの実力があったし、事実彼女はそれから一年ほどで一人前になった。
エメラルダはリネットが来てからもそこそこ長く私の元で修行していたが、それも数年ほど。
こうして四人揃ってお茶会をするというのは、貴重な機会なのだ。
リネットが取り分けてくれたケーキに手を伸ばす。
ケーキはスポンジケーキに生クリームを塗り、イチゴやリンゴなどのフルーツをあしらったシンプルながらも王道の物だ。
食べてみると、生クリームの濃厚な甘みにフルーツのすっきりした甘さが交わり、とても美味しかった。
その甘さが残っている内に紅茶を飲むと、豊かな香りが鼻腔を駆け抜ける。
ケーキの他にクッキーや生チョコもあり、どれも紅茶に合わせたお菓子だった。
「そうだリネット、開店祝いのプレゼントあげる」
皆でリネットのお菓子に舌鼓を打っていた時、エメラルダが鞄をごそごそと漁りだした。
取り出したのは折りたたまれた衣服。
リネットがそれを受け取り広げてみると、その意匠が明らかになった。
「わっ、魔女服だ」
「そ、リネットのために仕立てたよ。糸に魔力が込めてあるから普通のより丈夫なの」
「ありがとうエメラルダ!」
リネットの笑顔を向けられ、エメラルダも嬉しそうに笑った。
「こほん」
するとイヴァンナが一つ咳払いをし、二人の注目を集める。
「私も開店祝いを持ってきたわ。はい、どうぞ」
イヴァンナが鞄から取り出したのは、いくつかの草だった。
「あ……それ貴重な薬草じゃん」
一応魔法薬を専門に扱う私は、その草の正体を一目で見抜いた。
それは高価な魔法薬によく使われる材料だった。
「魔法薬にも使うけど、料理用の香草としても重宝されているのよ。お菓子作りに役立つと思うわ」
「こんな貴重なの……イヴァンナ、ありがとう!」
この流れになって私は、一つ大事なことを忘れていたのを思い出した。
リネットのお店を探すのに必死で……開店祝いのプレゼント用意してないじゃん。
これはやばいとうつむいていると、二つの視線を感じた。
イヴァンナとエメラルダの視線だ。
「どうしたの師匠? 次は師匠が渡す番じゃなくって?」
「そ、そうだね……」
冷や汗を流しながら顔を上げると、エメラルダは何かを悟ったのか苦笑いをした。
「いやー、まさかだけどさ、プレゼントを準備してないんじゃ……?」
「うぐっ!」
私の態度からもろもろを察したイヴァンナは、意地悪く笑って口を開いた。
「まさか、私たちの偉大な師匠がそんなミスを犯すわけないじゃない」
「うーん確かに。何て言ったって私たちの偉大な師匠だもんねぇ」
こ、こいつら、ここに来て師匠を弄りだしやがった。
「あ、ある、プレゼントあるもん……」
若干涙目で鞄を漁る。きっと何かある。プレゼントになりそうな何かが……。
「は、はいこれ……チーズの塊……」
こんなものしかなかった。
「……いや、これ明らかにナイフで削り取ってるじゃん」
「一回食べてるわね、これ」
「うぐぅぅ……」
出した瞬間ツッコみを受け、もう私の心は限界だった。
「も、もう、二人とも。師匠を苛めたらダメだよ。師匠は私のために急いで来てくれたんだから、それで十分なの」
「リネット甘すぎー」
「師匠をあまり甘やかしてはダメよ? 元々ダメな人がもっとダメになってしまうわ」
こいつらの中で師という概念はいったいどうなっているのだろう。
本当にこの二人は生意気だ。
でも、この空気はとても懐かしい。
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