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06 ちえりの前で
ちえりとの朝の通学路2
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それからも、毎朝わたしは駅から学校まで、ちえりと一緒に登校するようになった。
というより、向こうがわたしに声をかけてくるので、仕方なく一緒に歩いているだけなのだが。乗ってくる電車も一緒だし、高校も同じ以上、通学路が同じなのだから、わたしから避けようにも限度があった。
親しげに話しかけてくるちえりに対し、わたしは曖昧に相槌を打つ。なるべく彼女を遠ざけようと、積極的に自分から関わることは避けていた。にも関わらず、ちえりはお構いなしでわたしに話しかけてくる。
「有梨香は、あたしのことあんまり好きじゃない?」
「ううん、そんなことないよ。ちえりは、女のわたしから見てもすごく可愛いと思う」
「でも、あたしと話しててもあまり楽しくなさそうだし・・・もしかしたら、嫌がられてるのかなって」
ちえりはそう言って少し俯き加減になり、しょげ返ってしまう。ちえりに対して嫌いなどと思う理由はない。むしろ、小学校以来、同性の友達というものに縁がなかったわたしにとって、高校に通うようになり、話す女友達できたことは嬉しかった。それを素直に喜べない理由は、わたし自身にある。
わたしが冷たくあしらおうと、自分の気持ちに正直に、好意をぶつけてくるちえりの姿は、わたしにとっては眩しくさえ映る。そんな普通の女の子であるちえりの純真さを知れば知るほど、わたしのような汚れたいやらしい女の子とは接するべきではないという思いが強くなる。
「ちえりのせいじゃないよ。わたしには、あんまり関わらない方がいいってだけ」
「有梨香、前も言ってたけど、どうして?あたしは、有梨香のこと好きだし、有梨香がどんな子でも、仲良くしたいって思ってるよ」
ちえりは大きな瞳を潤ませ、まっすぐにわたしの顔を見つめる。わたしも、心の底では可愛らしく素直で元気なちえりと友達になれればどれだけ良いか、と思っている。わたしの心の迷いが、ちえりを突き放す言葉を口にするのを躊躇わせてしまう。
「・・・本当に?わたしが、本当はちえりの思ってるような女の子じゃなくても、仲良くしたいの?」
つい、そんなことを口走ってしまう。彼女を試すようなわたしの台詞に、迷うことなく頷くちえり。
「有梨香は、あたしのこと嫌なわけじゃなくて、むしろ、あたしのことを思ってくれるからそう言ってくれるんでしょ。だったら、あたしも有梨香のこと信じたいし・・・」
彼女を痴漢から救ったことで、ちえりはすっかりわたしに心酔しているようだった。もちろん、彼女を救うためだったというのは事実だが、それは今では単なるきっかけだったに過ぎない。
今朝だって、数十分前までわたしは大学生の痴漢男に、駅近くの雑居ビルの裏側の狭い路地に連れ込まれて犯されたばかりなのだ。痴漢男は、いつも人の出入りの激しい駅の男子トイレでばかりセックスしていてはいずれ誰かにバレるからと、毎朝、わたしがいつも通学のために乗る駅の前で待っているようになり、人通りがほとんどないことを確認してあった、雑居ビルの裏で、わたしに行為を迫ってくるようになっていた。
その場所は、周りに雨ざらしになったテーブルや棚などが山積みになり、確かに通りからは陰になり見えない場所ではあったが、それでも絶対に人が通りがからないという保証はない。何せ、数十メートル先の通りには、通勤通学途中のサラリーマンやOL、学生たちが頻繁に行き交っているのだ。ひとつ間違って大きな声で喘いでしまえば、淫らな肉交に及んでいるわたしと痴漢男の存在は、すぐに誰かに感づかれてしまうだろう。
そんな場所へ、毎朝通学途中にのこのこと立ち寄っては、脅されている体を装いながらも、痴漢男に股を開いているのが、今のわたしなのだ。
こうしてちえりと会話している間も、ついさっきまで、痴漢男がわたしの中に押し入ってきた感触が残っている。たっぷりと放出していった、粘つく牡汁の感触も鮮明だ。いくらナプキンを当てても溢れ出して、昼間、学校にいる間にショーツを汚してしまったらどうしよう、牡汁の匂いがしてしまったらどうしようかと、不安になる。
本当は、自分の淫らな欲望を満たすためなのに、わたしは毎朝、ちえりが男のターゲットにならないためだからと、自分の中で勝手に免罪符を作り、男に向けて尻を差し出す。太くて固い肉の塊で、アソコの奥まで抉られて、毎朝搾りたての牡汁を、胎内深くに注ぎ込まれるのが、日課のようになってしまっている。
(やっぱり、本当のことを言うべきなのかも・・・例え、それでわたしがちえりから、嫌われてしまうとしても・・・)
自分から求めてきっかけを作った訳ではないにしろ、今の状態は、わたしの淫欲のために、ちえりを理由にしてしまっていると感じる。
このまま、ちえりとの仲を深めていくようなことがあれば、それはいずれ彼女をも、わたしと同じ淫乱な性奴隷へと堕とす道へと誘うことになりかねない。純真でまっすぐな太陽のような彼女の性格を知るほど、わたしとは関わってはいけない娘だと感じる。彼女がわたしと同じどす黒い世界の住人になってしまうことは、耐え難いことだった。
「本当に、いいの・・・?知ったら、わたしのこと、軽蔑すると思うけど、それでも・・・」
彼女の真剣な思いに応えるように、わたしも足を止めてちえりを見つめる。
ちえりは本気で、わたしみたいな女の子と友人になりたいと思ってくれている。彼女の表情は、まっすぐにわたしのことを信じる、人を疑うことを知らない顔だった。
その思いは、物凄く嬉しい。
でも、だからこそ、わたしもちえりに向き合わないといけない時なのかもしれない。彼女のためにも、真剣に突き放さないといけない。
やっぱり、本当のわたしの姿を知ってもらうしかない。わたしの性奴隷としての姿を知ったら、きっと幻滅して、仲良くすることも諦めてくれるだろう。
「軽蔑なんてしないよ・・・絶対。有梨香は、優しい人だもん。あたしには分かる」
「なら・・・いいよ。じゃあ、今日の放課後、理事長室に来て」
「理事長室に・・・?」
「・・・うん。そこで、本当のわたしのこと、教えてあげる」
というより、向こうがわたしに声をかけてくるので、仕方なく一緒に歩いているだけなのだが。乗ってくる電車も一緒だし、高校も同じ以上、通学路が同じなのだから、わたしから避けようにも限度があった。
親しげに話しかけてくるちえりに対し、わたしは曖昧に相槌を打つ。なるべく彼女を遠ざけようと、積極的に自分から関わることは避けていた。にも関わらず、ちえりはお構いなしでわたしに話しかけてくる。
「有梨香は、あたしのことあんまり好きじゃない?」
「ううん、そんなことないよ。ちえりは、女のわたしから見てもすごく可愛いと思う」
「でも、あたしと話しててもあまり楽しくなさそうだし・・・もしかしたら、嫌がられてるのかなって」
ちえりはそう言って少し俯き加減になり、しょげ返ってしまう。ちえりに対して嫌いなどと思う理由はない。むしろ、小学校以来、同性の友達というものに縁がなかったわたしにとって、高校に通うようになり、話す女友達できたことは嬉しかった。それを素直に喜べない理由は、わたし自身にある。
わたしが冷たくあしらおうと、自分の気持ちに正直に、好意をぶつけてくるちえりの姿は、わたしにとっては眩しくさえ映る。そんな普通の女の子であるちえりの純真さを知れば知るほど、わたしのような汚れたいやらしい女の子とは接するべきではないという思いが強くなる。
「ちえりのせいじゃないよ。わたしには、あんまり関わらない方がいいってだけ」
「有梨香、前も言ってたけど、どうして?あたしは、有梨香のこと好きだし、有梨香がどんな子でも、仲良くしたいって思ってるよ」
ちえりは大きな瞳を潤ませ、まっすぐにわたしの顔を見つめる。わたしも、心の底では可愛らしく素直で元気なちえりと友達になれればどれだけ良いか、と思っている。わたしの心の迷いが、ちえりを突き放す言葉を口にするのを躊躇わせてしまう。
「・・・本当に?わたしが、本当はちえりの思ってるような女の子じゃなくても、仲良くしたいの?」
つい、そんなことを口走ってしまう。彼女を試すようなわたしの台詞に、迷うことなく頷くちえり。
「有梨香は、あたしのこと嫌なわけじゃなくて、むしろ、あたしのことを思ってくれるからそう言ってくれるんでしょ。だったら、あたしも有梨香のこと信じたいし・・・」
彼女を痴漢から救ったことで、ちえりはすっかりわたしに心酔しているようだった。もちろん、彼女を救うためだったというのは事実だが、それは今では単なるきっかけだったに過ぎない。
今朝だって、数十分前までわたしは大学生の痴漢男に、駅近くの雑居ビルの裏側の狭い路地に連れ込まれて犯されたばかりなのだ。痴漢男は、いつも人の出入りの激しい駅の男子トイレでばかりセックスしていてはいずれ誰かにバレるからと、毎朝、わたしがいつも通学のために乗る駅の前で待っているようになり、人通りがほとんどないことを確認してあった、雑居ビルの裏で、わたしに行為を迫ってくるようになっていた。
その場所は、周りに雨ざらしになったテーブルや棚などが山積みになり、確かに通りからは陰になり見えない場所ではあったが、それでも絶対に人が通りがからないという保証はない。何せ、数十メートル先の通りには、通勤通学途中のサラリーマンやOL、学生たちが頻繁に行き交っているのだ。ひとつ間違って大きな声で喘いでしまえば、淫らな肉交に及んでいるわたしと痴漢男の存在は、すぐに誰かに感づかれてしまうだろう。
そんな場所へ、毎朝通学途中にのこのこと立ち寄っては、脅されている体を装いながらも、痴漢男に股を開いているのが、今のわたしなのだ。
こうしてちえりと会話している間も、ついさっきまで、痴漢男がわたしの中に押し入ってきた感触が残っている。たっぷりと放出していった、粘つく牡汁の感触も鮮明だ。いくらナプキンを当てても溢れ出して、昼間、学校にいる間にショーツを汚してしまったらどうしよう、牡汁の匂いがしてしまったらどうしようかと、不安になる。
本当は、自分の淫らな欲望を満たすためなのに、わたしは毎朝、ちえりが男のターゲットにならないためだからと、自分の中で勝手に免罪符を作り、男に向けて尻を差し出す。太くて固い肉の塊で、アソコの奥まで抉られて、毎朝搾りたての牡汁を、胎内深くに注ぎ込まれるのが、日課のようになってしまっている。
(やっぱり、本当のことを言うべきなのかも・・・例え、それでわたしがちえりから、嫌われてしまうとしても・・・)
自分から求めてきっかけを作った訳ではないにしろ、今の状態は、わたしの淫欲のために、ちえりを理由にしてしまっていると感じる。
このまま、ちえりとの仲を深めていくようなことがあれば、それはいずれ彼女をも、わたしと同じ淫乱な性奴隷へと堕とす道へと誘うことになりかねない。純真でまっすぐな太陽のような彼女の性格を知るほど、わたしとは関わってはいけない娘だと感じる。彼女がわたしと同じどす黒い世界の住人になってしまうことは、耐え難いことだった。
「本当に、いいの・・・?知ったら、わたしのこと、軽蔑すると思うけど、それでも・・・」
彼女の真剣な思いに応えるように、わたしも足を止めてちえりを見つめる。
ちえりは本気で、わたしみたいな女の子と友人になりたいと思ってくれている。彼女の表情は、まっすぐにわたしのことを信じる、人を疑うことを知らない顔だった。
その思いは、物凄く嬉しい。
でも、だからこそ、わたしもちえりに向き合わないといけない時なのかもしれない。彼女のためにも、真剣に突き放さないといけない。
やっぱり、本当のわたしの姿を知ってもらうしかない。わたしの性奴隷としての姿を知ったら、きっと幻滅して、仲良くすることも諦めてくれるだろう。
「軽蔑なんてしないよ・・・絶対。有梨香は、優しい人だもん。あたしには分かる」
「なら・・・いいよ。じゃあ、今日の放課後、理事長室に来て」
「理事長室に・・・?」
「・・・うん。そこで、本当のわたしのこと、教えてあげる」
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