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第243話 【BLACK EDGE 其の243 新技?】
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BLACK EDGE
著者:pirafu doria
作画:pirafu doria
第243話
【BLACK EDGE 其の243 新技?】
ポイズンの攻撃をブラッドは龍のオーラで防ぐ。すると、毒はブラッドに当たることなくオーラに遮られる。
「……これは」
ブラッドは一旦ポイズンから距離を取る。
確かにポイズンの攻撃は当たった。だが、ブラッドには効果はなかった。
龍の力は龍の能力を借りることで引き出すことができる。そしてブラッドは龍の力を引き出す時に、身体に黒いオーラが現れる。
それは龍のエネルギー。今までそれを龍の力の演出的なものだと思い込んでいたブラッドだが、それはしっかりとした龍の能力だった。
黒龍はブラッドの腕に力を与えるのではなく、腕とその周囲にも影響を及ぼしていた。
そして龍の力を使えば、ブラッドは龍の鎧を着たような状態ということだ。
赤崎の炎もこの黒いオーラで防げていた。そうならば毒も防げる。
しかし、龍には毒は効かなくてもブラッドには効果はある。そのためオーラだけで攻撃しなければならなくなる。
オーラの具現化が必要だ。
ポイズンは考えているブラッドに攻撃を仕掛ける。しかし、ポイズンの攻撃をブラッドは避けていく。
ポイズンの攻撃は単調だ。そのため避けやすい。その避けている間にブラッドは新たな攻撃を考える。
さっき放った技もオーラを具現化させた技だ。その他にも可能ではあった。しかし、少し前まではどれもが実戦で使えるような技ではない。
最近使えるようになったものだ。
しかし、そうやって具現化させられるということは、コントロールすれば攻撃にも活用できるということ。
ブラッドは右手に龍の力を集める。そしてそのオーラを操るイメージをする。
「何をやる気だ!?」
ポイズンはブラッドの様子に警戒して一度距離を取った。
「攻撃手段を考えた……。触れずに倒せる方法をな……」
すると、ブラッドの手に集まった黒いオーラが少しずつ伸びていく。そして真っ直ぐ形を作ると、黒い剣になった。
「剣!?」
上手く作れた。そう思った瞬間。その剣が粉々に砕け散る。
「な、なんで!?」
壊れて驚く様子を見てポイズンは笑う。
「なんだ、それが攻撃手段か? ああ、確かに笑わされた。それに剣だって、溶けるぞ?」
ポイズンはずっと笑っている。
ブラッドが毒を防いだことを見ていなかったのだろうか。それとも忘れてしまったのか。
だが、どちらにせよ。剣を作れなかった。何が悪かったのか。
「よーし、笑った笑った」
著者:pirafu doria
作画:pirafu doria
第243話
【BLACK EDGE 其の243 新技?】
ポイズンの攻撃をブラッドは龍のオーラで防ぐ。すると、毒はブラッドに当たることなくオーラに遮られる。
「……これは」
ブラッドは一旦ポイズンから距離を取る。
確かにポイズンの攻撃は当たった。だが、ブラッドには効果はなかった。
龍の力は龍の能力を借りることで引き出すことができる。そしてブラッドは龍の力を引き出す時に、身体に黒いオーラが現れる。
それは龍のエネルギー。今までそれを龍の力の演出的なものだと思い込んでいたブラッドだが、それはしっかりとした龍の能力だった。
黒龍はブラッドの腕に力を与えるのではなく、腕とその周囲にも影響を及ぼしていた。
そして龍の力を使えば、ブラッドは龍の鎧を着たような状態ということだ。
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しかし、龍には毒は効かなくてもブラッドには効果はある。そのためオーラだけで攻撃しなければならなくなる。
オーラの具現化が必要だ。
ポイズンは考えているブラッドに攻撃を仕掛ける。しかし、ポイズンの攻撃をブラッドは避けていく。
ポイズンの攻撃は単調だ。そのため避けやすい。その避けている間にブラッドは新たな攻撃を考える。
さっき放った技もオーラを具現化させた技だ。その他にも可能ではあった。しかし、少し前まではどれもが実戦で使えるような技ではない。
最近使えるようになったものだ。
しかし、そうやって具現化させられるということは、コントロールすれば攻撃にも活用できるということ。
ブラッドは右手に龍の力を集める。そしてそのオーラを操るイメージをする。
「何をやる気だ!?」
ポイズンはブラッドの様子に警戒して一度距離を取った。
「攻撃手段を考えた……。触れずに倒せる方法をな……」
すると、ブラッドの手に集まった黒いオーラが少しずつ伸びていく。そして真っ直ぐ形を作ると、黒い剣になった。
「剣!?」
上手く作れた。そう思った瞬間。その剣が粉々に砕け散る。
「な、なんで!?」
壊れて驚く様子を見てポイズンは笑う。
「なんだ、それが攻撃手段か? ああ、確かに笑わされた。それに剣だって、溶けるぞ?」
ポイズンはずっと笑っている。
ブラッドが毒を防いだことを見ていなかったのだろうか。それとも忘れてしまったのか。
だが、どちらにせよ。剣を作れなかった。何が悪かったのか。
「よーし、笑った笑った」
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