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第244話 【BLACK EDGE 其の244 撃退】
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BLACK EDGE
著者:pirafu doria
作画:pirafu doria
第244話
【BLACK EDGE 其の244 撃退】
ポイズンへの攻撃手段を考えて、剣を作ったブラッドだったが、その剣が壊れてしまった。
ポイズンはブラッドが黒いオーラで毒を防いだことを知らないようだ。
ブラッドはもう一度作ろうとするが、今度は途中で壊れてしまう。
「なんだ、遊んでるのか?」
ポイズンはそんなブラッドを見て笑う。
「さてと、笑い疲れたし、そろそろ終わらせますか!」
ポイズンがブラッドに攻撃を仕掛けようとした時、二人の間にスカイが入ってきた。
剣を抜いてポイズンを威嚇する。
「おい、待ってろって言っただろ」
「これ以上任せっきりにはできません。この人は強敵です。みんなで戦いましょう!」
フェアも剣を持ってブラッドの側に近づいてきている。
確かにブラッドだけでは厳しい。
「…………分かった」
ブラッドはみんなで戦うことにした。
しかし、ポイズンには剣も当たる前に溶かされてしまうだろう。接近するのも危険だ。
こちらからの攻撃手段がない。
そんな思っていると、ポイズンがため息を吐く。
「はぁ、これは困ったなぁ」
そう言うとポイズンは後ろを向いた。そしてこの場から去ろうとする。
「どこへ行く!」
スカイがポイズンに叫ぶと、ポイズンは
「女性と戦うつもりはありません。俺の標的はブラッドただ一人だった。しかし、あなた達が加勢するというのなら、俺はもう戦わん」
そう言うとポイズンは逃げていった。
「なんだったんだあいつ…………」
ブラッドは逃げていくポイズンを見て驚く。
女性と戦わない。ポイズンはそう言って逃げていった。女性と戦うと何か悪いことがあるのだろうか。
それともポイズンのポリシー的なものなのか。
どちらにしろ。こちらはポイズンに対しての攻撃手段がなかった。だが、こんな感じであっても、戦闘が終わったのだから良かったのだろうか。
ポイズンが逃げた後、ブラッド達は馬に乗りジャングルを抜けるために移動を開始した。
ポイズンとの戦闘が終わってからは動物に襲われるなどのハプニングもなく。ジャングルを抜けることができた。
しかし、ジャングルを越えると、一気に気候が変わる。
「さっむ!?」
どこが境目だったのか。気付かぬうちに極寒の森へと変わっていた。
「こ、この寒さは……。もうすぐ着くってことですか」
「ああ、ジャングルを越えた先にあるこの極寒の森、それを越えればマルグリットだ」
著者:pirafu doria
作画:pirafu doria
第244話
【BLACK EDGE 其の244 撃退】
ポイズンへの攻撃手段を考えて、剣を作ったブラッドだったが、その剣が壊れてしまった。
ポイズンはブラッドが黒いオーラで毒を防いだことを知らないようだ。
ブラッドはもう一度作ろうとするが、今度は途中で壊れてしまう。
「なんだ、遊んでるのか?」
ポイズンはそんなブラッドを見て笑う。
「さてと、笑い疲れたし、そろそろ終わらせますか!」
ポイズンがブラッドに攻撃を仕掛けようとした時、二人の間にスカイが入ってきた。
剣を抜いてポイズンを威嚇する。
「おい、待ってろって言っただろ」
「これ以上任せっきりにはできません。この人は強敵です。みんなで戦いましょう!」
フェアも剣を持ってブラッドの側に近づいてきている。
確かにブラッドだけでは厳しい。
「…………分かった」
ブラッドはみんなで戦うことにした。
しかし、ポイズンには剣も当たる前に溶かされてしまうだろう。接近するのも危険だ。
こちらからの攻撃手段がない。
そんな思っていると、ポイズンがため息を吐く。
「はぁ、これは困ったなぁ」
そう言うとポイズンは後ろを向いた。そしてこの場から去ろうとする。
「どこへ行く!」
スカイがポイズンに叫ぶと、ポイズンは
「女性と戦うつもりはありません。俺の標的はブラッドただ一人だった。しかし、あなた達が加勢するというのなら、俺はもう戦わん」
そう言うとポイズンは逃げていった。
「なんだったんだあいつ…………」
ブラッドは逃げていくポイズンを見て驚く。
女性と戦わない。ポイズンはそう言って逃げていった。女性と戦うと何か悪いことがあるのだろうか。
それともポイズンのポリシー的なものなのか。
どちらにしろ。こちらはポイズンに対しての攻撃手段がなかった。だが、こんな感じであっても、戦闘が終わったのだから良かったのだろうか。
ポイズンが逃げた後、ブラッド達は馬に乗りジャングルを抜けるために移動を開始した。
ポイズンとの戦闘が終わってからは動物に襲われるなどのハプニングもなく。ジャングルを抜けることができた。
しかし、ジャングルを越えると、一気に気候が変わる。
「さっむ!?」
どこが境目だったのか。気付かぬうちに極寒の森へと変わっていた。
「こ、この寒さは……。もうすぐ着くってことですか」
「ああ、ジャングルを越えた先にあるこの極寒の森、それを越えればマルグリットだ」
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