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第1話 『出会いは唐突にの巻』
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遊び場
著者:ピラフドリア
第1話
『出会いは唐突にの巻』
桜が咲き、新しい日々が私を歓迎している。
私は高校生になった喜びで、スキップをしながら登校をしていた。
しかし、私は山の上の正門で大いに転んだ。
周りの人が私のことをチラチラの見てくる。
とても恥ずかしい。
「大丈夫?」
声をかけてくれたのは見知らぬ上級生。しかし、私は恥ずかしさのあまりから
「え、いや、その、」
何も言えずに逃げてしまった。
「ごめんなさーい!!」
これが私の生活の第一歩であった。
あれから数ヶ月。もう蝉が鳴く季節。私は一人寂しく昼ごはんを食べていた。
当初の予定では友達百人作る予定だった。しかし、すでにクラスには友達グループが出来ており、私の入る隙はなかった。
というのも、この私の通う学校は島にある学校。その中で唯一の高校だ。
中学からそのまま上がってきた子がほとんどで、私みたいな余所者は少ない。
中学の時の引っ越し見送り会が名残惜しい。
そんな中、私は黙々と食事を済ませる。
その理由は今日から友達づくりのために行動を起こすと決めたからだ。
友達を作る方法、それは……。
部活に入ること!!
この学校は島にある高校だ。生徒の数も一学年百人前後。
そのため部活は少ない。だが、部活とは高校生活を彩る一つの要素!!
私はここが勝負だと確信していた。
「色森 イロハです!! よろしくお願いします!!」
私は一人屋上で練習をしていた。
私が狙っているのはテニス部。
経験はないが、募集ポスターにそんなことが書いてあった!!
そして放課後、ついに私の戦いが始まる。
私はテニス部のポスターに書いてあった。テニス部の部室として使われている教室へと向かった。
そこは校舎の3階、一番端っこにある教室。
私は扉の前で深呼吸する。
ここで私の生活は一気に変化するのだ。この第一歩が重要なのだ。
大きく息を吸った時、
「あれ~、キミ誰?」
後ろから突然声を変えられた。
「うふぇっ!?」
私は緊張と突然声をかけられたことで驚いて変な声を出してしまう。
「ん? どうしたの? 大丈夫?」
そこにいたのは紫髪に眼鏡をかけたショートの女の子。
「え、いや、わ、私は!!」
混乱してしまう私、しかし、こんな時間にこの校舎の奥まで来るのは変人か、またはここの部活の部員しかいない!!
私は思い切って言ってみる。
「ぶ、部活の入部に来ました!!」
私はやった!!
やり遂げたのだ!!
私の言葉を聞いた紫髪の子は、私を見て目を輝かせる。
そして、
「や、やった! こ、これで廃部を逃れられる」
廃部? 私が行こうとしていた部活はそんな噂聞いたこともない。
「よし、それじゃあ、入部試験をしてやる!!」
そう言い、私の手を引くと後者の反対側へと連れていく。
「え、どこに行くんですか?」
「入部試験だよ。試験」
入部試験?
そうか、部室じゃ狭いから外で私の実力を見ようということか!
でも、私は初心者だし、それに実力は問いてなかったはずだけど。
着いたのは後者の反対側にある教室。中からは二人の女性の声がする。
紫髪の子は勢いよく扉を開く。
そして、
「この娯楽部の入部希望者を見つけた!! これから試験をする!!」
…………娯楽部!?
【後書き】
違う部活に連れていかれちゃうパターン。
廃部の危機なのに入部試験をやるのは、この子の性格だね。
著者:ピラフドリア
第1話
『出会いは唐突にの巻』
桜が咲き、新しい日々が私を歓迎している。
私は高校生になった喜びで、スキップをしながら登校をしていた。
しかし、私は山の上の正門で大いに転んだ。
周りの人が私のことをチラチラの見てくる。
とても恥ずかしい。
「大丈夫?」
声をかけてくれたのは見知らぬ上級生。しかし、私は恥ずかしさのあまりから
「え、いや、その、」
何も言えずに逃げてしまった。
「ごめんなさーい!!」
これが私の生活の第一歩であった。
あれから数ヶ月。もう蝉が鳴く季節。私は一人寂しく昼ごはんを食べていた。
当初の予定では友達百人作る予定だった。しかし、すでにクラスには友達グループが出来ており、私の入る隙はなかった。
というのも、この私の通う学校は島にある学校。その中で唯一の高校だ。
中学からそのまま上がってきた子がほとんどで、私みたいな余所者は少ない。
中学の時の引っ越し見送り会が名残惜しい。
そんな中、私は黙々と食事を済ませる。
その理由は今日から友達づくりのために行動を起こすと決めたからだ。
友達を作る方法、それは……。
部活に入ること!!
この学校は島にある高校だ。生徒の数も一学年百人前後。
そのため部活は少ない。だが、部活とは高校生活を彩る一つの要素!!
私はここが勝負だと確信していた。
「色森 イロハです!! よろしくお願いします!!」
私は一人屋上で練習をしていた。
私が狙っているのはテニス部。
経験はないが、募集ポスターにそんなことが書いてあった!!
そして放課後、ついに私の戦いが始まる。
私はテニス部のポスターに書いてあった。テニス部の部室として使われている教室へと向かった。
そこは校舎の3階、一番端っこにある教室。
私は扉の前で深呼吸する。
ここで私の生活は一気に変化するのだ。この第一歩が重要なのだ。
大きく息を吸った時、
「あれ~、キミ誰?」
後ろから突然声を変えられた。
「うふぇっ!?」
私は緊張と突然声をかけられたことで驚いて変な声を出してしまう。
「ん? どうしたの? 大丈夫?」
そこにいたのは紫髪に眼鏡をかけたショートの女の子。
「え、いや、わ、私は!!」
混乱してしまう私、しかし、こんな時間にこの校舎の奥まで来るのは変人か、またはここの部活の部員しかいない!!
私は思い切って言ってみる。
「ぶ、部活の入部に来ました!!」
私はやった!!
やり遂げたのだ!!
私の言葉を聞いた紫髪の子は、私を見て目を輝かせる。
そして、
「や、やった! こ、これで廃部を逃れられる」
廃部? 私が行こうとしていた部活はそんな噂聞いたこともない。
「よし、それじゃあ、入部試験をしてやる!!」
そう言い、私の手を引くと後者の反対側へと連れていく。
「え、どこに行くんですか?」
「入部試験だよ。試験」
入部試験?
そうか、部室じゃ狭いから外で私の実力を見ようということか!
でも、私は初心者だし、それに実力は問いてなかったはずだけど。
着いたのは後者の反対側にある教室。中からは二人の女性の声がする。
紫髪の子は勢いよく扉を開く。
そして、
「この娯楽部の入部希望者を見つけた!! これから試験をする!!」
…………娯楽部!?
【後書き】
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