森と花の国の王子

あーす。

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陵辱

高まる欲望

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 エルデリオンは愛しげに手の中で、レジィリアンスのまだ幼い男の印を弄んだ。
その都度、塞いだレジィリアンスの甘い唇はもがき、吐息を漏らす。

金の波打つ髪が、肩の上で揺れる。
ゆっくり顔を上げると、可愛いらしい唇は真っ赤に染まっていた。

顔を寄せて口づけし、唇をその唇で、幾度も包み込むように触れる。

「ん…っ!んんっ……っ!!!」

その喘ぎを耳にし、エルデリオンはそっと唇を離し、レジィリアンスの様子を覗い見た。

大きな明るい青い瞳は、潤みきって美しかった。
真っ赤に染まった唇は戦慄き、幼気な様子ながら艶を帯び始め、輝きを放ってるように思えた。

腕の中で自分の与えた愛撫に身をくねらすレジィリアンスの、熱を帯びた体の感触は、更にエルデリオンの体をかっ!と燃え立たせ、欲望を煽り立てる。

誰にもそんな風に触れられた事の無い体が、怯えながらも熱を帯び、狂おしくくねり始めるのを、エルデリオンは目の当たりにした。

ひっきりなしに。
慣れぬ興奮を無理矢理与えられたレジィリアンスは、身を小刻みに震わせながら、感じたように身もがく。
肘に、白地に金銀の豪奢な刺繍が刺された上着を纏い付かせ、握り込んだ手を動かす度。
自由の利かぬ腕をじれたようにいざらし、その白い手で、上着の裾をぎゅっ!ときつく握り込み、関節は赤く染まってた。

レジィリアンスは必死にエルデリオンの腕から。
その愛撫から。
逃げ場の無い隙間から。
…それでも身を逃そうと、もがいてた。
が、すぐに抱き直され、引き寄せられて絶望に胸が塞がれる。

大きなエルデリオンの手は、自分の…急所を握り込んだまま、放す気配すらない。
エルデリオンの目の前で下半身に加えられる愛撫に反応するのは、死ぬほど恥ずかしかった。

「あ…あ…っ!ああ…っ!」

甘く掠れた自分の声は、身が赤く染まるほどの羞恥をレジィリアンスにもたらす。
体が火照り、ひどく熱い…。

さらされた肌にかかる風が、心地よいほど。

エルデリオンは腕の中でレジィリアンスの肌は赤く染まっていくのを見つめ、ますます駆り立てられて逝かせようと、手の動きを早める。
するとレジィリアンスは、じれたように熱烈にくねりはじめ、愛撫に応える。
高まるレジィリアンスのそんな様子を抱き寄せる腕の中に感じ、エルデリオンは歓喜で胸がいっぱいになった。

切れ切れの甘い喘ぎが、その小さく真っ赤な唇からひっきりなしに漏れ始め、睫毛を震わせ、頭を必死に左右に振っている。

その都度、美しい金の髪が散った。
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