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7 逆転し始める優位
サスベスを頭領に戻すため、調教を施すアイリス
しおりを挟むアイリスが寝室に戻ると、サスベスに抱きつかれ、熱烈に挿入(い)れて欲しいとせがまれる。
「(うーん、このまま行くと、こっちもマジ惚れムードになるし…。
レスルに言われてるから、彼の頭領としての資質も見極めないとだし。
…ちょっと冷却期間を、設けないとダメかな?)」
それに…。
アイリスはサスベスが、かなり可愛くなって情が移りまくっていたので。
彼が、影の一族の人々に憎まれ…頭領の座を追われる悲劇は、正直避けたかった。
けれど色欲に溺れきってるサスベスに抱きつかれて、思いっきり艶っぽく迫られると。
かなりソノ気を、煽られたものの…。
理性を総動員し、媚薬入り香水の使用を控えて、出来るだけおしゃべりの方向へと持って行く。
抱きしめながら、そっと尋ねる。
「下がった折に、侍従と少し話しましたが…。
この大変な土地で生活していらっしゃる、臣下の方々はそれはきりつめて…日々を送っていらっしゃるのですね…?
そんな厳しい生活環境なのに、若者達は決して、鍛錬を怠らないなんて…。
皆さん、素晴らしい方ばかりです。
貴方も…それは大変な、鍛錬を受けていらっしゃったと。
そう、お聞きしました」
そう聞くと“鍛錬”の言葉でサスベスは、日常を思い出すのか。
ぽつり…ぽつりと話し始める。
「頭領の息子だからと、特別扱いされなかった。
鍛錬は一族の若者、全部が行う一族の証。
だがそこで…同年の誰よりも強くなれた時。
自分が心から…誇らしかった」
アイリスはそれを聞いた時。
表情のあまり無い彼の心は、実は…とても純粋なのだと、知った。
サスベスが、囁くように呟く。
「皆…この土地は寒いと言う。
けれどここの皆は寒さに慣れているから…。
薄着でも平気だ。
確かに他の土地よりは、厳しい場所かもしれない…。
でもみんな、だからこそ団結して…互いを思い合う。
外の…人間達のように、口に出したり表情に出したりは…あまりしないが」
「ええ。
みなさんあまり、表情にださない方ばかりですが。
態度や雰囲気が、とても優しくて…。
私が居心地良いように、配慮して下さっていると、分かります。
貴方はそんな方々の、頭領なんですね?
素晴らしい事です」
そう言って、サスベスの頭領としての、自覚を引き出そうとした。
サスベスは…ゼフィスが来て以来、放り投げていた…頭領の執務の事が、突然気になったのか。
ふと、提案をアイリスに告げる。
「…以前は良く…城内や城下の、見回りをした…。
そう…年若い者らの、鍛錬を見学し…。
たまにその、相手も…。
そなたが良ければ、一緒に…来るか?」
アイリスは瞳を輝かせて、頷く。
「勿論、お供いたします」
サスベスは頭領としての衣服に着替え、付き従う、アイリスを見た。
アイリスは質素な衣服を着け、サスベスが促すと、寄り添い歩く。
アイリスには、そんな気は無かった。
が、側を付いて歩く自分に、サスベスは意識したように頬を染めている。
「(…うーん。
そんな気は無かったけど…これも、じらし?かな?)」
肌寒い岩場を降りて行くと、五・六歳のまだ少年達が、岩の間で剣を振り、岩場を飛び跳ねながら、戦っている。
「…これは…凄い鍛錬ですね…」
アイリスが囁くと、サスベスは頬染めて振り向く。
「そう、思うか?
ここで思い切り相手に剣が振れれば、平地など楽勝」
アイリスは尖った岩だらけの地で、少年らが器用に僅かに平らな場所を足場にし、岩と岩の間を飛び跳ねて、相手に剣を振り合う姿に、感心した。
「…怪我は…しないのですか?」
「最初は、剣は振らず拳を振る。
足場に慣れたら、剣だ」
アイリスが感心して眺めてると、サスベスは嬉しそうにアイリスに振り向く。
「皆、大人になる頃は、剣も腕の一部だ」
「貴方もそうですか?」
サスベスは得意そうに囁く。
「ああ。
この鍛錬で勝ち上がり、今同年に、敵はいない」
「流石です」
アイリスが微笑むと、サスベスは頬を真っ赤にして、顔を下げた。
「?」
アイリスが、覗き込む。
サスベスは内股で、もじってた。
それで…アイリスには、どういう事なのかが直ぐ分かり、そっと尋ねる。
「寝室に、お戻りに成られますか?」
サスベスが、顔を上げる。
問うような瞳で。
アイリスは微笑んで告げた。
「勿論、私もご一緒します」
サスベスは、頬を染めたまま俯き…けれど嬉しそうな表情で、頷く。
少年らの監督をしていたゴツい男は剣をしまいながら、サスベスにそっと尋ねる。
「…少年を…寝室にお呼びになりますか?」
その男が小声でサスベスに尋ねた時。
鍛錬していた少年らが、飛ぶのを止め…。
不安そうにじっ…と、サスベスの返答を、待った。
サスベスは顔を上げ、無表情に告げる。
「いや。当分必要無い」
聞いた男を始め、鍛錬を止めていた少年らもが。
一様に、ほっとした様子を見せ…。
そしてサスベスが背を向けると、再び鍛錬を始める。
アイリスが振り向くと、尋ねたゴツい男は、アイリスに一つ、会釈した。
「(…まさかあんな少年らを…サスベスはゼフィスの代理で、寝室に呼んでいたのかな…?)」
レスルが告げた…サスベスが、城下の女と少年を犯しまくった。
それが本当なら、少年達の…あの、安堵の表情も、うなずける。
確かに、襲撃が止み、自分がここを去った後。
サスベスが、彼らを寝室に呼んで犯す習慣を再開させたら…。
間違いなく近い内に、サスベスは頭領の座を追われる………。
アイリスは、サスベスに犯された様子の、まだ年少の少年達が。
サスベスに寝室に呼ばれず、嫌な目に合わなくてすんで、零れるように微笑み合う様子を、つい振り向いて見つめた。
寝室に、戻るなりサスベスは股間を押さえ、崩れ落ちる。
アイリスは直ぐ、抱き上げて寝台へ運んだ。
じらしにじらした情事は濃密で。
アイリスの手で、呆気なくサスベスは解き放つ。
しかしもう…それだけでは足りないのか。
アイリスの首に抱きついて、自ら足を開き、アイリスを迎え入れる。
アイリスはその、熱烈な歓迎にクス…と笑みを漏らすと、サスベスの耳元で囁く。
「そんなに…私が、欲しいですか?」
アイリスの熱い吐息を耳に吹きかけられ、サスベスは感じたように身を震わす。
「頼む…じらすな…」
アイリスは頷くと、腿を少し強引に引き寄せ、彼の蕾に先端を滑らせ…。
サスベスが、切なげな吐息を漏らした途端。
一気に挿入する。
「あ…あっ!
う…ん…っ…」
甘い吐息は、アイリスの動きが激しくなると共に、甲高い掠れ声へと変わる。
「あっ…あ…あっ!
あ…んっ!!!」
鋭く貫いて、サスベスを一度イかせ…挿入したまま再び勃たせて二度。
サスベスの果てた性器に触れながら、軽く蕾を、挿入したままの自身で擦り上げて勃たせ、その後激しく突き上げて三度目の射精をさせ。
そしてゆっくりと…けれど的確に奥を擦り上げて四度。
最後、ようやく激しく連続で突き続け、アイリスがイくと同時に、サスベスに五度目の射精をさせて…彼を、気絶寸前まで追い込んで、寝台に沈めた。
ぐったりするサスベスに、アイリスは幾度も優しい口づけをした後。
サスベスの乳首を開発にかかる。
…完全にサスベスを、二度と少年らを犯す事の無い、受け身にする為に。
幾度も吸いながら、もう片方を指で弄ぶと。
最初、反応の無かったサスベスが、少しずつもだえ始めた。
「あ…あっ…!
ああ…んっ…」
指で後腔も探ってやると、サスベスは狂ったように、身をくねらせた。
「ああっんっ!
あんっ!」
アイリスは尚も乳首を舌で弄び続けて、サスベスをまた、射精させた。
今度、アイリスは両手をサスベスの胸に。
乳首をきつく幾度もつねり上げながら、挿入する。
サスベスは狂ったように身もだえながら…一度。
そして二度。
最後、アイリスが乳首を指で摘まんだまま、激しく突き上げると、三度目の射精を果たし、気絶した。
アイリスが、優しく抱き寄せると、ぐったりしながらもサスベスはアイリスに抱きつき…アイリスの唇に唇を押し当てる。
アイリスがまったりと唇を動かし、舌を差し入れると、サスベスはまた感じたように睫を震わせ…けれどとうとう、気を失って意識を完全に、無くした。
アイリスがサスベスを腕に抱き、横になると、サスベスは無意識ながら身を、アイリスにぴったり寄せて抱きつく。
アイリスに抱きしめられて…安堵感に包まれながら、深い眠りに陥った。
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