聖女様は良い趣味をしている

sorato

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後編

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 カルロス、エルラ、ラサエルとの茶会は終始和やかなムードで終了した。とは言っても、会話の主導権を握っていたのは基本的にラサエルで、ラサエルがエルラに話し掛け、その流れでエルラがアメリアに話し掛け、そしてカルロスはあまり言葉を発さずに静かに珈琲を飲んでいた。アメリアは無難に紅茶を頼んだのだが、カルロスと同じものが飲みたくて帰りに豆をテイクアウトすることにした。が、流石庶民ではなかなか入れない高級店。豆もそれなりに高価で、日頃カルロスの作製する魔道具を少ない小遣いで買い漁るアメリアにはなかなかの痛手。というより、普通にお財布の中に手持ちがなかった。泣く泣く諦めようとしたところで、ラサエルが「珈琲豆を買いたいのかい?」と話し掛けてくる。

「あ、…買おうと思ったんですけど…また今度にします」
「どうして?」
「ちょっと手持ちがなくて」
「ああ、なるほど。それなら」
「…俺が買う」

 ラサエルの言葉を遮るようにして発言したカルロスが、そのまま受付のトレイに珈琲豆の代金を置く。店員がそのまま会計しようとするのを見て、アメリアは慌ててそれを止めた。

「か、カルロス様!そんな、頂けません!」
「…邪魔した詫びだと思ってくれたら良い」
「そうそう。カルロスが買わなければ私が買おうと思っていたところだったんだ。私が言うことではないけれど、受け取ってくれると嬉しい」
「あ……、ありがとうございます」

 二人の言葉に後押しされ、結局アメリアは有難く受け取ることにした。アメリアは(そして恐らくはエルラも)邪魔されたとは微塵も思わないしラッキーだと思っているけれど、それとは関係なく憧れの人からのプレゼント――実際にはお詫びの品――である。欲しくないわけがなかった。アメリアはカルロスに買ってもらった珈琲豆を大切に腕で抱きかかえ、自宅に帰ってからも自室の神棚に飾った。使わないことは折角の豆を駄目にするだけなのでしないが、少しの間はそうして思い出に浸るつもりである。







 ◇






 その日の夕食後。アメリアは、何故か国王陛下から呼び出しを食らっていた。というのも、夕食を食べている途中に王宮からの遣いがアメリアの自宅を訪れたのだ。勿論呼び出しを食らう理由に全く心当たりのないアメリアだったので、もしかしたら昼間ラサエルに対し不敬でもあっただろうかと考えてみたものの、急に呼び出しを食らう程の不敬をした記憶はなかった(と思っている)ため謎が深まるばかりであった。
 王宮へ向かう道中では、事細かに本日の行動――特に誰と会ったのかについて――を問い質された。遣いの者の態度が高圧的ではなく丁寧な接し方であったので、王宮に近付くにつれアメリアは「もしかしたら何か悪いことってわけでもないのかも?」という考えになっていった。その考えは正しかったようで、王宮に着くと明らかに賓客を招くような応接室に通され、庶民のアメリアではなかなか口にできないような非常に高級そうな紅茶や茶菓子で持て成された。

「失礼いたします。御対様おついさま候補の方々をお連れしました」
「…オツイサマ?」

 何が何だか分からないながらもアメリアが勿体ない精神で美味しい紅茶と茶菓子を堪能していると、やたらと所作の綺麗な女性――恐らくは王宮仕えの侍女――が入室した。そして、その後を見知った面々が続く。

「ラサエル様、カルロス様、エルラ様!皆さんも呼ばれてたんですね!」
「やあ、アメリア嬢」
「…どうも」
「先程振りですわね、アメリア」

 まさか、カルロスと二度も会えるとは思っていなかった。今朝からの幸運は続いているようである。アメリアは事態を把握できない一方で、会う機会を与えてくれた国王陛下にひっそりと感謝した。
 他にも、何となく見たことがあるような気がするものの、特に知り合いという間柄ではなさそうな男性が二人程入室する。ひとまず会釈してみたが、お互いに何となく気まずい。誰だったっけと思っていると、その後からこの国において最も有名であろう人物が入室した。

「…っ、国王陛下…!?こ、国王陛下にご挨拶申し上げます…!」
「良い、楽にしてくれ。急に呼び出したのはこちらだ」

 そう、なんと、最後に入室したのはラサエルの父親でもあるこの国の国王陛下その人であった。勿論アメリアが直接会ったことはないが、全国民が知っている超有名人である。いや確かにアメリアは国王陛下から呼び出されたわけなので彼がいるのは間違ってはいないのだが、アメリアとしては流石に国王陛下に呼び出される筈がないので、単に国王陛下の名義で呼ばれただけで要件は他の者から伝えられるのだろうと思っていたのだ。

「さて、アメリア殿。此度、貴殿が聖女であることが判明した」
「せ、聖女…って、あの、穢れを祓う、聖女ですか?」
「ああ、その聖女で相違ない」

 聖女。この世界に生きる国民であれば、物心つく頃には知る言葉だ。御伽噺も有名だし、聖女をモチーフにした小説等も数え切れない程発行されている。
 聖女とは、国の穢れを祓う存在。穢れといっても、実際に何かの汚れを落とすとかそういう万能家政婦的なそれではない。聖女がいると、その力に差異はあるものの国が豊かになり発展すると言われているのだ。何故それが「穢れを祓う」と言われているのかは謎だが、一説によると聖女がいると疫病が発生しにくくなることから、悪いモノ疫病――穢れを祓う存在であると言われ始めたことが由来であるとかなんとか。
 とにかく、聖女とはそのような尊ぶべき存在だと言われているのだが、いかんせんポンポコ生まれるわけではない。数十年から数百年に一度であり、ここ数百年は聖女が存在しないことから、アメリア達のような若い世代からすると単なる歴史上の人物的な存在なのだ。そんな、伝説級の聖女が、自分。アメリアの開いた口が塞がらないのも致し方ないことであった。

「私も聖女については学びましたけれども、具体的なことは伏せられておりますわね。聖女とは、実際には何をするのでしょう?そして、ラサエル様はともかく私やカルロス様、そちらの方々が集められたのはどのような理由なのでしょうか」

 呆けているアメリアの代わりに、疑問点を全てエルラが出してくれた。大変頼りになる。親交があるからとはいえ、国王陛下相手に物怖じしない凛とした姿勢。なんて素敵なのだろう。アメリアはうっとりとエルラを見つめた。


 ――その後、国王陛下から詳細の説明があった。
 ここ暫く聖女が発現しなかったため王族にしか伝えられていないが、聖女は愛する人――聖女の対となる人物であることから、御対様と呼ばれる――との接触で力を発揮すること。聖女の幸福度により発揮できる力の強さが変わり、幸福度が高ければ高い程強い力を発揮できること。そのため、無理に囲い込もうとすれば聖女は力を発揮できず、余程の事情がない限り無理矢理縁組を迫られることはなく、基本的には御対様と婚姻・結婚するよう進められること(王族であればそれ程ありがたいことはないが、という国王陛下の言葉にエルラが青褪めていた)。御対様との接触で力が発揮される際、王宮で保管されている特別な水晶が光を放つため、本日聖女であるアメリアが御対様と接触したことが判明したこと(ちなみに、アメリアが聖女だと特定出来たのは水晶が発光する度聖女の姿が水晶に映し出されるかららしい)。御対様が誰かを特定するため、本日アメリアが接触した人物を王宮に呼んだこと(面識のあるようなないような男二人は、パン屋の店員と喫茶店の店員であった)。
 要するに、聖女であるアメリアが力を発揮できるよう御対様と結婚させたいので、今から御対様候補達と接触――今回は握手による接触で確認するようだ――してくれ、ということだ。アメリアとしては愛する人はカルロス以外にはいないのでやる必要もない気はするが、過去愛と憧れを勘違いして御対様以外と結婚し、力が発揮できなかった聖女がいたらしい。

「それでは、早速握手を…」
「あの、国王陛下。もしこれで御対様が確定したとして、その方が私と結婚したくない場合はどうなりますか?」
「基本的には王命で結婚してもらうことになるが…」
「それでは、その方も……そして私も、幸せになれないと思います。確定してしまった後ではその方も言い出しにくいでしょうから、今の内に、既にお相手がいる方には辞退して頂きたいのですが」
「そうなると、もし辞退した者が御対様であったときにこの国の繁栄が――…いや、しかしアメリア殿が幸せになれぬというのであれば、元より意味はないか……」

 確かにアメリアはカルロスと結婚出来るのであれば幸せだろうが、カルロスに他に想い人等がいたことを後から知った場合、恐らく罪悪感で死ぬほど居た堪れなくなるだろう。間違いなく後悔する。それならばカルロスと結婚できなくとも、今まで通りカルロスが魔道具を作製する姿を遠巻きに見つめ続ける方が(たとえその過程でカルロスが他者と結婚したとしても)数倍幸せである。アメリアのカルロスへの愛は、第一にカルロスが幸せであることが優先される、そんな愛であった。
 悩まし気に眉を顰めた国王陛下は、それでも最終的に(不承不承ではあるが)アメリアの希望を通してくれた。どうやら、アメリアが思う以上に聖女というのは融通を利かせてもらえるものらしい。国の繁栄のためには聖女の幸福度が重要というから、当然と言えば当然なのかもしれないが。

「それでは、皆に問う。この中に、御対様を辞退したい者はおるか」
「――国王陛下。私は、辞退させて頂きたく」

 先陣を切って国王陛下に辞退を申し出たのは、その息子たるラサエルであった。国王陛下、と呼んだ辺り、一臣下としてこれを断るという気持ちの表れなのだろう。国王陛下は少し驚いた顔をしていたが、アメリアとしては勿論想定の範囲内である。なんと言っても、彼には既に想い人――エルラがいるのだから。
 辞退を申し出たラサエルを見て、エルラは嬉しそうな、一方で悲しそうな、複雑な表情をしていた。恐らく、ラサエルが他の女――この場においては無論アメリアのことである――と結婚することにならないのは嬉しいが、既に想い人がいるのだということを知りショックなのだろう。その相手はエルラであるというのに、本当に可愛い人である。アメリアは今日何度目かの感想を胸に抱いた。

 一臣下としてとはいえ王太子であるラサエルが辞退したことで、他の者も辞退を申し出易くなったのだろう。次に声を上げたのは、パン屋の店員だった。

「申し訳ありません。私も、辞退をさせて頂きます。恋人がいるもので…」

 パン屋の店員はそう言って、アメリアを見た後本当に申し訳なさそうな表情を浮かべる。彼に悪気はないのだろうし辞退云々のはアメリアが言い出したのだから別に良いのだが、告白してもいないのにフラれた気分になるのが不思議だった。

「その…私はどうしてもというわけではありませんが、気になっている人がおります。辞退出来るのであれば、辞退させて頂きたいのですが…」

 おずおずとそう言ったのは、喫茶店の店員だった。それを聞き、国王陛下が「ぐ…、これで候補が二人になってしまったではないか」と唸る。二人?と首を傾げたアメリアよりも先に発言したのは、ラサエルだった。

「父上、まさかとは思いますが、エルラも御対様候補の一人なのですか?」
「勿論。過去の文献には、同性の御対様もいたというからな」
「そ、そうなんですの!?」

 ラサエルとエルラが驚きの表情を浮かべる。アメリアもびっくりしたが、誰が候補に入ろうとアメリアの気持ちは変わらないので関係はない。けれども、ラサエルが少し焦ったようにしているのは、それがそのままエルラへの気持ちを表しているようでなんだか微笑ましかった。

「それでしたら、私も辞退させて頂きますわ…」
「なんと……それでは、御対様候補は……」

 国王陛下の目線がカルロスへと向いたかと思うと、国王陛下はそのまま肩を落としてがっくりと項垂れてしまった。それもそうだろう、残るは稀代の魔道具師たるカルロスである。既に名誉も何もかもを手にしている彼が、敢えて御対様に名乗りを挙げる必要は微塵もない。カルロスの美貌であれば、たとえ聖女という肩書がついたとはいえ庶民で平凡なアメリアなんて目ではない位の美女と結婚することも簡単だろう。

「では念のため、握手をしてもらうとしよう」
「えっ!?…その、カルロス様の希望も聞かなくては…」
「…握手、すれば良いのだろう。俺は構わない」
「で、でも……これでカルロス様が御対様だと判明すれば、カルロス様は私と結婚することになるんですよ!?ちゃんと考えた方が…!」

 判明すれば、というか、アメリアの中ではもう御対様はカルロスなのである。カルロスがアメリアと握手することに同意することすなわち、カルロスがアメリアと結婚することだ。カルロスはまさか今日会ったばかりの顔見知り程度のアメリアが自分に恋慕している等と思いもしていないからそのような軽い気持ちで握手しようとするのだろうが、あまりに軽率である。良くない未来を招きそうな気がして、アメリアはカルロスを引き留めた、のだが。

「…それも含めて、構わないと言っている」
「え……」
「まあ、万が一俺がその御対様とやらであれば、の話だがな」

 カルロスはどこか皮肉気にそう言って笑った。が、アメリアはそれどころではなかった。
 ――構わない、と言っただろうか。カルロスは。それ――アメリアとカルロスが結婚すること――も含めて、構わない、と。つまり、カルロスは、平々凡々なアメリアに対して少なくとも結婚しても良い程度に好感を持っている、ということか。
 アメリアは内心でカルロスの言葉を繰り返しながら、歓喜に打ち震えた。そしてその勢いのままにカルロスへと近付き、その青白く筋張った右手を掬い上げて両手で握りしめた。

「カルロス様…っ!お慕いしておりました、結婚してください!」
「―――は?」
「おお、この光は…!!」

 アメリアがカルロスの手を握った瞬間、その場に持ち込まれていた例の水晶が強く光り輝いた。光に驚いたアメリアがついよろけると、カルロスがアメリアの腰を左手で抱き寄せるようにして支えてくれる。
 抱きしめられたのを良いことにカルロスの胸板へここぞとばかりに擦り寄っていたアメリアは知らなかったが、そのときの水晶の輝きは、目も眩む程強いものだったという。








 ◆








 聖女となったアメリアは、その後半年の婚約期間を経て、カルロス・マードナーと結婚した。数百年ぶりの聖女とあって国王陛下はカルロスとアメリアに大規模な結婚パレードを開催するよう依頼したが、「見世物になる心算はない」というカルロスの発言にアメリアが添う形で、少人数の結婚式をしたとされる。
 そんな聖女の御対様たるカルロスは、稀代の天才魔道具師として名高かった一方で不遇の天才魔道具師とも揶揄されていたが、聖女と結婚したことでその二つ名は払拭されたようだ。彼は一般にも技術や知識を公開していたが、最終的には彼らの長子が継承している。
 アメリアの聖女としての力は歴史上の記録を鑑みても歴代トップと言って差し支えない程強かった。端的に言えば、アメリアはカルロスにべた惚れだったのである。その理由を探るため周囲の人間に聞き込みを行った学者によると、聖女の親友であり後の王妃となったエルラ・シャイニーは次のような言葉を残している。


「なんと言えば良いのか……彼女は、良い趣味をしているのですわ」






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