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13 初夜 *
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初夜です。
今日までずーっと我慢して来ました。
擦りっこもしたし、乳首も開発した。
身体中ペロペロしてグズグズに蕩かしたこともある。お尻も指3本余裕で飲み込む柔らかさ。
でも、結婚するまでは挿入なし、って決めてたんだよね。
だから、良い服を着て、家族に囲まれた結婚式をして、ご馳走を食べて、一休みしての初夜!!
きんちょうする!!
「アーティ?」
「ラナ!」
おずおずと寝室に入ってくるラナ。
花婿は花嫁の初夜の準備を見てはいけないという言い伝えを守り、ぼくは初夜用のナイトガウンを着て、寝室のベッドに腰掛けて待っていた。
そこにようやくラナが!
髪に白い花を飾り、花嫁のナイトガウンを着た、ラナが!!
キターーーーーーッ!!!!
「昼間の礼服も似合ってたけど、それも最高だね!!」
「で、でも、ボク男だし、こんなの似合わないでしょ?」
「めちゃくちゃ似合ってる! 何百年も前からラナのために作られたデザインだよ!!」
「ぷっ! なにそれ」
伝統の花嫁のための初夜用ナイトガウンは薄絹でできていて、中には下着だけ。ラナは男だからブラジャーはしないけど、パンツは両サイドをリボンで結ぶだけの作りで、簡単に横から手が入るえちえち仕様。
それが、どっちも透け透け。
ぼくは神様に感謝を捧げつつ、切実に祈った。
『暴発しませんように!!』
「アーティ、それ……」
「え、えへへ。だって、ねぇ?」
花婿のナイトガウンは透けてないけど、前合わせが浅くて、ノーパンです。だから、ガン勃ちしたらね、前合わせからコンニチハしちゃうんだよー!!
どういうセンスなの?
「アーティ、ボク……、嬉しい……」
耳まで真っ赤になってそんなこと言ったらやばいって!
「んぐぐぐぐ……っ」
「アーティ! ど、どうしたの!?」
「暴発する……! ラナが可愛すぎて辛い」
陰茎をギュッと握って暴発を止める。
1、3、5、7、11、13、17……。
「うぅぅ、かっこいいお婿さんになりたいのに、ぼくの間抜け!! これじゃ世界一かわいいラナに相応しくない!!」
「アーティ。ボクの世界一の旦那様を悪く言わないでよ」
「でもっ! でも……、え?」
「アーティは初めて会った時から、ずーっとかっこいいよ? 前にシャワーは1人で、って言い出したの、アーティがかっこよくてドキドキしちゃって、戸惑ってたんだ、って言ったでしょ? 改めて、世界一かっこいいアーテル、このラナリウスと一生を共にしてくれますか?」
ラナが突然かしこまって、当たり前のことを聞いて来た。だからぼくは、嘘偽りない本心で誓う。
「ぼくアーテルは、世界一かわいいラナリウスを、死ぬまで可愛がることを誓います。ラナの命がある限り、愛し続けます」
「アーティ!!」
ぎゅうと抱きつかれて、勢いで押し倒されてしまった。そのままちゅっちゅと軽いキスをしているうちに、ラナのおちんちんも硬くなってきて、当たるのが気持ちいい。
ん?
ラナ?
腰が揺れてませんか?
「ラ、ナ……、ぅう、あの……」
「ごめっ、だって、いよいよだって思ったら、あっ、んん、はぅん……」
透け透けえちえち衣装でぼくのペニスにおちんちんを擦り付ける天使。期待してくれてたのが、とても嬉しい。
「ぼく、暴発しそうだから1度このまま、一緒にイこう?」
「ひゃん! あぁん、揺すっちゃ、だめぇ……!」
と、言いつつ自分から擦り付けてくるラナ。いつからこんなにえっちになったの? あ、わりと初めからかな?
最っ高っ!!
「やんっ、あぁ、んっ! はぁ、あっ!」
「ラナ、ぼくもうダメ。イって良い?」
「イク! ボクも、イッくぅっ! アー、ティ!」
「ラナぁぁぁっ!」
前戯も何もなしに、2人ともイッちゃった。しかも、初めはお互いの陰茎を擦り付けてたけど、ズレてお互いのお腹で床オナみたいになってた。
しばし幸せの賢者タイム。
「あの……」
「ん?」
「ごめんなさい……」
「何が?」
「だってボク、しょ、初夜なのに、こんな……」
「一緒に自慰しちゃったねぇ。気持ち良かったねぇ。くふふ」
「終わりじゃ……、ない、よね? まだ、つながれて、ないもん……」
「もちろん、これからが本番だよ」
「あんなことしちゃって、嫌いにならない?」
ビキーン!
「ふぁっ」
「何でそんなかわいいこと言うの? 暴発するでしょ!?」
さすがにまだ暴発しないけど。
ガチガチになったぼくのが、勃ち上がりながらラナのを撫でていった。
「今度はちゃんと、ゆっくりしようね」
「やだ」
「っえぇ!?」
「……すぐつながりたいの!」
と、まさかの騎乗位。
挿れるのはこれからだけど、これは絶対、騎乗位!!
ガウンははだけ、2人の精液にまみれた花嫁用の下着はそのままに、横にずらして挿入を試みる。
つるん。
ぬるん。
ぷるん。
「あれ? あれっ!?」
「ラナぁ、無理しなくていいから、ぼくにやらせて~!!」
先っぽコスコスされるのも気持ちいいし、困ってるラナはかわいいんだけど、ラナのかわいいおちんちんが萎えちゃってて淋しい。
「格好いいぼくになりたいから、やらせて?」
ちゅっと軽いキスをして、裸になって精液を拭って、もう1度深いキスをした。
「ふっ、はっ、ん……」
舌を絡めあう官能的なキスをしながら身体を撫でる。向かい合って寝転ぶと片手しか使えなくて、いつも悩む。未だに正解は見つからないけど。
かわいい乳首を舐めたくて、ラナを仰向けにして、覆いかぶさる。
「ぁん、ちくび、撫でちゃ……」
「撫でてないよ~、転がしてるんだよ~」
「あぁん……、それ、気持ちいいのぉ……」
小さな乳首がこりっこりになっているので、転がすようにくりくりすると、おちんちんもしっかり硬くなる。周りをきゅっと摘まんで乳首を押し上げて、舐めるのも反応が良い。
「やだぁ……っ! も、早くぅ!!」
そうだ、早く入れて欲しいって言われてたんだ。つい反応を楽しんじゃってたけど、思い出して空いた手を背中から腰、お尻、そして蕾へと滑らせた。
「ひぅ、んぅ……」
かわっ! かわいいっ!!
蕾をつついて溢れたこの声!!
舐めさせてください!!
「ふにゃ、はぁん、やぁ……んっ、んっ!」
ひだを丁寧に舐めまくる。
ここは気持ち良くて力が抜けちゃうらしく、なすがままになるのだ。でも刺激が弱くてイケないとか、最高!!
……じゃなくて、解します。
あれ?
じゅうぶんに柔らかい。
指は毎日挿れてるから、柔らかいのは柔らかいんだけど、すぐにも挿れられる柔らかさ。
「準備してくれたの?」
「……うん。あぁんっ」
1本、2本、3本。
しかも中はぬるぬるで、潤滑油がたっぷり塗り込められていた。
「じっ、自分でやっても気持ち良くなくてね。でも早く1番深いところまでつながりたくて、がっ、頑張ったの!」
「ふぐぅぅぅっ……」
どこまでも天使!!
変な声出ちゃったよ。
「ありがとう、ラナ。挿れるよ?」
「うん! 早くぅ……」
って、両膝を持ち上げ、手でお尻をくいっと広げています。これはもう、一直線に狙いを定めるべき!!
「ラナっ! うっ……」
「んぐ……、あっ、まだ、きつい……?」
「きついね。痛くない?」
「だいじょうぶ……。っあん!」
潤滑油を足したら先っぽがぬぷんと入った。
少し待ってからじりじりと進む。
いつも指で気持ちよくなってたから、小刻みに出し入れすると少しずつ力が抜け始めた。
そうだ!
前もかわいがってあげなくちゃ!!
「ふわぁっ、あっ、やぁん……」
「ラナ、キスして?」
「ん……」
おちんちんを優しく撫でながらキスをしたら、ぼくのペニスがゆっくりと飲み込まれていった。
今日までずーっと我慢して来ました。
擦りっこもしたし、乳首も開発した。
身体中ペロペロしてグズグズに蕩かしたこともある。お尻も指3本余裕で飲み込む柔らかさ。
でも、結婚するまでは挿入なし、って決めてたんだよね。
だから、良い服を着て、家族に囲まれた結婚式をして、ご馳走を食べて、一休みしての初夜!!
きんちょうする!!
「アーティ?」
「ラナ!」
おずおずと寝室に入ってくるラナ。
花婿は花嫁の初夜の準備を見てはいけないという言い伝えを守り、ぼくは初夜用のナイトガウンを着て、寝室のベッドに腰掛けて待っていた。
そこにようやくラナが!
髪に白い花を飾り、花嫁のナイトガウンを着た、ラナが!!
キターーーーーーッ!!!!
「昼間の礼服も似合ってたけど、それも最高だね!!」
「で、でも、ボク男だし、こんなの似合わないでしょ?」
「めちゃくちゃ似合ってる! 何百年も前からラナのために作られたデザインだよ!!」
「ぷっ! なにそれ」
伝統の花嫁のための初夜用ナイトガウンは薄絹でできていて、中には下着だけ。ラナは男だからブラジャーはしないけど、パンツは両サイドをリボンで結ぶだけの作りで、簡単に横から手が入るえちえち仕様。
それが、どっちも透け透け。
ぼくは神様に感謝を捧げつつ、切実に祈った。
『暴発しませんように!!』
「アーティ、それ……」
「え、えへへ。だって、ねぇ?」
花婿のナイトガウンは透けてないけど、前合わせが浅くて、ノーパンです。だから、ガン勃ちしたらね、前合わせからコンニチハしちゃうんだよー!!
どういうセンスなの?
「アーティ、ボク……、嬉しい……」
耳まで真っ赤になってそんなこと言ったらやばいって!
「んぐぐぐぐ……っ」
「アーティ! ど、どうしたの!?」
「暴発する……! ラナが可愛すぎて辛い」
陰茎をギュッと握って暴発を止める。
1、3、5、7、11、13、17……。
「うぅぅ、かっこいいお婿さんになりたいのに、ぼくの間抜け!! これじゃ世界一かわいいラナに相応しくない!!」
「アーティ。ボクの世界一の旦那様を悪く言わないでよ」
「でもっ! でも……、え?」
「アーティは初めて会った時から、ずーっとかっこいいよ? 前にシャワーは1人で、って言い出したの、アーティがかっこよくてドキドキしちゃって、戸惑ってたんだ、って言ったでしょ? 改めて、世界一かっこいいアーテル、このラナリウスと一生を共にしてくれますか?」
ラナが突然かしこまって、当たり前のことを聞いて来た。だからぼくは、嘘偽りない本心で誓う。
「ぼくアーテルは、世界一かわいいラナリウスを、死ぬまで可愛がることを誓います。ラナの命がある限り、愛し続けます」
「アーティ!!」
ぎゅうと抱きつかれて、勢いで押し倒されてしまった。そのままちゅっちゅと軽いキスをしているうちに、ラナのおちんちんも硬くなってきて、当たるのが気持ちいい。
ん?
ラナ?
腰が揺れてませんか?
「ラ、ナ……、ぅう、あの……」
「ごめっ、だって、いよいよだって思ったら、あっ、んん、はぅん……」
透け透けえちえち衣装でぼくのペニスにおちんちんを擦り付ける天使。期待してくれてたのが、とても嬉しい。
「ぼく、暴発しそうだから1度このまま、一緒にイこう?」
「ひゃん! あぁん、揺すっちゃ、だめぇ……!」
と、言いつつ自分から擦り付けてくるラナ。いつからこんなにえっちになったの? あ、わりと初めからかな?
最っ高っ!!
「やんっ、あぁ、んっ! はぁ、あっ!」
「ラナ、ぼくもうダメ。イって良い?」
「イク! ボクも、イッくぅっ! アー、ティ!」
「ラナぁぁぁっ!」
前戯も何もなしに、2人ともイッちゃった。しかも、初めはお互いの陰茎を擦り付けてたけど、ズレてお互いのお腹で床オナみたいになってた。
しばし幸せの賢者タイム。
「あの……」
「ん?」
「ごめんなさい……」
「何が?」
「だってボク、しょ、初夜なのに、こんな……」
「一緒に自慰しちゃったねぇ。気持ち良かったねぇ。くふふ」
「終わりじゃ……、ない、よね? まだ、つながれて、ないもん……」
「もちろん、これからが本番だよ」
「あんなことしちゃって、嫌いにならない?」
ビキーン!
「ふぁっ」
「何でそんなかわいいこと言うの? 暴発するでしょ!?」
さすがにまだ暴発しないけど。
ガチガチになったぼくのが、勃ち上がりながらラナのを撫でていった。
「今度はちゃんと、ゆっくりしようね」
「やだ」
「っえぇ!?」
「……すぐつながりたいの!」
と、まさかの騎乗位。
挿れるのはこれからだけど、これは絶対、騎乗位!!
ガウンははだけ、2人の精液にまみれた花嫁用の下着はそのままに、横にずらして挿入を試みる。
つるん。
ぬるん。
ぷるん。
「あれ? あれっ!?」
「ラナぁ、無理しなくていいから、ぼくにやらせて~!!」
先っぽコスコスされるのも気持ちいいし、困ってるラナはかわいいんだけど、ラナのかわいいおちんちんが萎えちゃってて淋しい。
「格好いいぼくになりたいから、やらせて?」
ちゅっと軽いキスをして、裸になって精液を拭って、もう1度深いキスをした。
「ふっ、はっ、ん……」
舌を絡めあう官能的なキスをしながら身体を撫でる。向かい合って寝転ぶと片手しか使えなくて、いつも悩む。未だに正解は見つからないけど。
かわいい乳首を舐めたくて、ラナを仰向けにして、覆いかぶさる。
「ぁん、ちくび、撫でちゃ……」
「撫でてないよ~、転がしてるんだよ~」
「あぁん……、それ、気持ちいいのぉ……」
小さな乳首がこりっこりになっているので、転がすようにくりくりすると、おちんちんもしっかり硬くなる。周りをきゅっと摘まんで乳首を押し上げて、舐めるのも反応が良い。
「やだぁ……っ! も、早くぅ!!」
そうだ、早く入れて欲しいって言われてたんだ。つい反応を楽しんじゃってたけど、思い出して空いた手を背中から腰、お尻、そして蕾へと滑らせた。
「ひぅ、んぅ……」
かわっ! かわいいっ!!
蕾をつついて溢れたこの声!!
舐めさせてください!!
「ふにゃ、はぁん、やぁ……んっ、んっ!」
ひだを丁寧に舐めまくる。
ここは気持ち良くて力が抜けちゃうらしく、なすがままになるのだ。でも刺激が弱くてイケないとか、最高!!
……じゃなくて、解します。
あれ?
じゅうぶんに柔らかい。
指は毎日挿れてるから、柔らかいのは柔らかいんだけど、すぐにも挿れられる柔らかさ。
「準備してくれたの?」
「……うん。あぁんっ」
1本、2本、3本。
しかも中はぬるぬるで、潤滑油がたっぷり塗り込められていた。
「じっ、自分でやっても気持ち良くなくてね。でも早く1番深いところまでつながりたくて、がっ、頑張ったの!」
「ふぐぅぅぅっ……」
どこまでも天使!!
変な声出ちゃったよ。
「ありがとう、ラナ。挿れるよ?」
「うん! 早くぅ……」
って、両膝を持ち上げ、手でお尻をくいっと広げています。これはもう、一直線に狙いを定めるべき!!
「ラナっ! うっ……」
「んぐ……、あっ、まだ、きつい……?」
「きついね。痛くない?」
「だいじょうぶ……。っあん!」
潤滑油を足したら先っぽがぬぷんと入った。
少し待ってからじりじりと進む。
いつも指で気持ちよくなってたから、小刻みに出し入れすると少しずつ力が抜け始めた。
そうだ!
前もかわいがってあげなくちゃ!!
「ふわぁっ、あっ、やぁん……」
「ラナ、キスして?」
「ん……」
おちんちんを優しく撫でながらキスをしたら、ぼくのペニスがゆっくりと飲み込まれていった。
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