いつまででも甘えたい

香月ミツほ

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後日談 前編

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夕飯時、さっそく新人兵士の歓迎会をする。
全員に酒が振る舞われ、新人を歓迎する隊長の口上で始まり、乾杯する。
人懐こいパストはすぐに打ち解けた。

「兵士全員で飲んじゃって大丈夫なんですか?」

パストが心配そうに言うけど、半分は1杯だけだから大丈夫。見張り当番も交代して飲みに来る予定だ。
1杯だけの人も食事をしながらちびちび飲んでいる。みんなから話しかけられて楽しそうだ。

「ヨシキ、俺1ヶ月以上我慢したよ。そろそろどうかな?」

イラリオの最後の日に順番だった人が子犬のような目で見つめながらそう囁いた。僕が喪に服している間、我慢してくれていたんだ。
パストは間違いなくパスクの生まれ変わりだろう。それなら他の2人も転生を信じて待つ事ができる。みんなの相手を再開しよう。

「良いよ。待っててくれてありがとう。今からにする?」
「!! 良いのか!?」

笑顔で頷くと食堂だと言うのにぎゅっと抱きしめられた。

「食事終わったら温泉いこう?」
「急いで食っちまおう!」
「唐揚げなのに!」

普段はあまり唐揚げはしない。油の消費が激しいからだけど、今日は歓迎会なのでメニューに加えられている。笑いながら普通のペースで食べて、パストにひと声かけて温泉へと移動した。

まだ早いから貸し切りだ。

今夜の恋人(仮)はペリコ。普通にがっしり系なのに甘えるのが好きな人で待てができる大型犬タイプ。頭や身体を洗ってあげると喜ぶ。

いちゃいちゃと身体の洗いっこしてたら一気に大勢が入って来た。

「新人!ここがこの砦の自慢の癒しその2だ!」

「その2ですか?その1は?」

「俺達の夢の妖精ヨシキに決まってんだろ!!」

周りからそうだそうだと声が上がる。妖精じゃなくて魔物なのにね。

「ヨシキは俺の恋人だから!」

ペリコが叫ぶと今だけだろと周りが大喜びではやし立てる。
何がどうなってるのか判らず戸惑うパストに改めて自己紹介をする事にした。

「僕はね、人間じゃない。1ヶ月誰にも抱かれないと存在が消えてしまう、夢魔なんだ。恋人は4人いたけど今は1人だけ。それだとその人に何かあったら僕が消えちゃって、生まれ変わって来る恋人を待つ事ができないから、みんなに可愛がってもらってるの。週に4日は恋人達の日、それ以外の週3日は希望者の仮の恋人になるんだ。」

「夢魔?」

「そう。自分で想像した姿に変身できるし、相手が思い浮かべた姿になる事もできる。」
「巨乳美女!」

ぽんっ!

「子猫ちゃん!」

ぽぽんっ!

突然抱きつかれてリクエストを受けるとその通りの姿に変身する。顔は具体的にイメージしないと僕の顔がベースになっちゃうんけどね。

「そっ!そんな姿で!!」

あ、お風呂で全裸だから女体化が丸見えだね。見ればパイパンっぽいし。

「ちゃんとしっぽも動くでしょ。」

このしっぽは触手モノみたいに絡み付いて扱く、なんて器用な事はできないから撫でる程度だ。

「俺はそのままのヨシキが良いの!!」

ぎゅっと抱きついてペリコが言うと、すぅっと元に戻った。
戻らないのはみんなの半勃ちの股間…パストは完勃ち?

「うわっ!でっけぇ!!なんだよその凶器は!?」

はっとして隠そうとするけど遅い。

「いっ、いや、その…すみません…」
「謝る事ないよ?僕は夢魔なんだからそうなって貰わないと困るぐらいだもん。」
「でもアレ、入んの?」
「入るよ。パスクのはもうちょっと大きかったし。」

まじか!?嘘だ!と大騒ぎ。パストも驚愕に空いた口が塞がらないようだ。

「興味があるなら言ってね。」

「…は、あの…まぁ…」

ごにょごにょ言ってる。素股にすぱっと乗って来たパスクとはちょっと違うかな?若さかな?ペリコに引き寄せられて寄り添って湯船に浸かり、頭や顔に降り注ぐキスの雨をうっとりと受けてたらみんなからさっさと上がれと追い出された。(笑)



ペリコの部屋に行くと、着がえを出される。変身はできても服は変わらないから、みんな僕に着て欲しい服を用意している。ペリコの趣味はゆったりしたショートパンツの裾から際どい所を舐める事。それでさんざん煽ってから他の性感帯を丁寧に舐めて行く。焦らされてとろとろに蕩けても満足するまで1番気持良い所は触ってくれない。先走りで潤滑油が要らないほどだ。

そんなだから僕はいつも入れただけでイっちゃう。

僕の零した白濁をいやらしく掬いとって見せつけるように舐める。
それから深く繋がったままゆるゆる動き始める頃にはまた熱が集まって快楽を貪る。そして朝までに数回、精を受け止めながらゆっくりと幸せな時を過ごした。
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