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第三章 家族とは
3 逃避行
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ランウェイって言うのかな? モデルが歩く花道って意味らしい。ショーが始まって人の動きが早くなる。朝比奈も衣装替えをして二度目のランウェイに出ていた。
「凄い。朝比奈さん堂々としてる」
「慣れだよ。慣れ。俺を見ろって気持ちで歩くんだってさ」
舞台の端からそっと客席を覗いてみる。思ったよりもぎっしりと客席に人が座っているのが目に入る。
「げっ。む、無理~。じゃがいもじゃなかった!」
「仕方ないな。ゲームの主人公だと思え。今から敵へ攻め込むんだ」
「実践バトルは苦手~」
「じゃあ結婚式の予行練習だ」
「……それなら……がんばる」
「ちくしょう。かわいいな」
「そろそろ出番ですよ」
草壁が声をかけに来た。ギクシャクとしか動けない僕を心配そうにみている。
「そのまま小走りで中央まで出て行ってください」
「え? 小走りで?」
そんなの聞いてないよ?
「その方が妖精っぽいでしょ? ウォーキング下手なのもバレません」
「そ、そうか。わかりました」
「さあ、いってらっしゃい!」
草壁に背中を押され、僕はそのままちょこちょこと舞台に出て行った。でもやっぱり緊張してたせいか足がもつれて倒れそうになる。
「わっ…………」
すかさずハジメが僕を抱き上げて中央でクルリと回転しながら客席の一番近くで止まり僕の頬にキスをした。
「おおお~!」
パチパチパチと拍手と喝采が聞こえ、ハジメはまたクルリと回転し僕を横抱きにして舞台の端へと戻ってくれた。どうやら演出だと観客は思ってくれたようだ。
「ひぃ~。ハジメありがとう!」
「ははは。楽しかったな!」
「もう懲り懲り。僕には向いてないよ」
さあ役目は終わり、衣装を脱ごうとしたら草壁に止められた。
「待ってください。この後カタログ用のスチール写真を撮りますので」
「まだ脱いじゃだめなの?」
「はい。できればそのままの格好でこの後のレセプションに出ていただきたいんです」
「俺らモデルをしに来たんとちがうで。親父に挨拶にきただけや」
ハジメがこのまま帰りそうな勢いで不満を口にする。
「お父様はこの後皆さんの為に会食を用意されてます。久しぶりに息子に会えるのだとたいそう喜んでおられました。本日は商談は行いません。ですが難波先生の作品を見るために海外から著名な方々がいらしており、レセプションが終わるまではここから抜けれません。どうかもう少しだけモデルとして残っていただけませんか?」
「ハジメ。そういうことなら僕もう少し頑張るよ」
「草壁さん。すぐるを使って俺に言う事を聞かす気か?」
「そんなつもりはございません」
「どうしたんや? 二階の会場に行かへんの?」
朝比奈が女神の衣装のままやってきた。僕らを探しに来てくれたのだろう。
「すぐる。靴だけ履き替えておいで。パンプスは履きなれてないやろう? ショーが終わったから運動靴でもいいよ」
「そうか。それなら歩きやすいしいいかも」
「あの子はオメガなのか? じゅんと仲がよさそうだな」
いつの間にか高塚が朝比奈の隣にいる。絵本から出てきた美男美女ようだ。
「そうや。すぐるは俺と同じオメガや。新事業も手伝ってもらおうと思てるねん」
朝比奈が返事をすると高塚が意外そうに答えた。
「ほう。使える子なのか?」
「信頼できる子やよ。勉強熱心やし、努力家や。一緒に仕事をするならああいう子がいいねん」
「技術を身につけてる奴を引き抜いてきた方が仕事が早いんじゃないのか?」
「そりゃ一人ぐらいそういう子は欲しいけど、全面的に信頼できる子が居てくれる方が安心するやん」
「そういうもんなのか?」
「俺にはそういうもんなんよ」
えっと聞こえてますけど。僕のことを言っているんだよね? こういう時いつもならハジメが口出ししてくれるんだけど。さっきから草壁さんと言い争ってるから気づいてないみたい。
「すぐる。履き終わったなら行こうか。あほのハジメは置いていこう」
「こらっ誰があほのハジメや。すぐるは俺のもんやぞ。勝手に連れて行くな」
「誰が俺のすぐるや。いいか、すぐるはモノやないんや。あんたらアルファは恋人になったオメガを自分のモノ呼ばわりする。俺らは生きた人間や。馬鹿にするのもいい加減にしろ!」
「うっ……すまん。偉そうやったな」
ハジメが凹んでるなんて珍しい。朝比奈が僕の手を引いて二階へと上がっていく。
「じゅんくん? それって僕にも言うてる? ねえ。じゅん?」
高塚が青い顔をしながら後からついてくる。すごいな。僕もこのくらい強いオメガになれるだろうか? ちょっと朝比奈に憧れちゃう。
二階にあがると報道陣に囲まれた。フラッシュがたかれシャッター音が響く。
「女神と妖精のおでましだ!」
朝比奈がにっこりとほほ笑む。瞬時にモデルの顔になった。切り替えが早い。さすがだなあ。
「今回はこの館のお披露目にあわせたショーだと伺いましたがどういうコンセプトなのでしょう」
マイクを持った司会者がハジメの父親にインタビューをしていた。
「はい。異世界をイメージしてまして……」
「凄いなあ。僕って本当に場違いな気がするよ」
「そんなことはないで。慣れるまでや。俺はここに仕事で来てるからな。モデル料もしっかりともらうからその分の仕事はする。すぐるはお客さんの気分で来てるんやろ?」
「うん。ハジメに連れて来られて……。モデル料ってモデルをしたらもらえるの?」
「そうや、その服のイメージに合うように動いて服の良さをわかってもらう。見た人が着てみたいと思うように自信をもって着こなすのは仕事やで。すぐるはタダでするって言うたんか?」
「そこまで考えてなかった」
「俺は守銭奴やからな。バース性によって差別されないようになるためにはある程度の資金力や知名度がいる。俺は実力でそれを掴みたいんや」
「……カッコイイ」
「ぷっ。そうか。ありがとうな。すぐるの反応は俺には新鮮で初々しいわ。ずっとそのままでいてな」
「すぐるくんだっけ? ちょっとじゅんにくっつき過ぎじゃないかな?」
ひょいと高塚に腕を掴まれた。だがそれに重なるようにしてハジメ父の声が聞こえた。
「そこにいる亜紀良くんの結婚衣装も作成を依頼されていてねえ……」
その瞬間。パシャパシャと音がしてカメラが僕らに照準を合わせたようだった。
「あかん。難波くん。それを言うのはまだ早い!」
高塚が叫ぶ。ハッとした難波父の顔をみてハジメが動く。
「マズイな。すぐる。朝比奈、逃げようぜ」
ハジメが小声で僕たちの手を引き草壁に目くばせをした。すぐに草壁が動き、他のモデルたちが僕らの周りに集まり報道陣との壁になってくれた。
「こっちや!」
朝比奈がバルコニーへと出る。そこにはらせん状の非常階段がついていた。
この時こそスニーカーに履き替えておいてよかったと思ったことはない。朝比奈がパンプスを脱ぎ、スカートの裾を膝上までたくし上げ階段から飛び降りる。ガラスの靴ならシンデレラだったのになと思いながら後に続いた。
駐車場まで駆け抜け、停めてあったハジメの車に飛び乗る。
「よっしゃ行くぜ。シートベルト絞めてくれ!」
「俺の親父、たまにヤラかすんだよな」
しばらく走ってからハジメがぽつりと言いだした。
「そうやな」
朝比奈がかつらを助手席に放り投げた
「悪いな。ランウェイやなく逃亡者になってしもた」
いつもながら上手い事言うなって思うが、僕はまだ頭の中が混乱気味で笑う事さえできない。だがあの場にあのままいたら大ごとになっていたという事なのだろう。
「とりあえず俺んちにいくで」
「悪いがお前の服貸してくれ」
「わかってる。モデル料も詫び代含めて倍にするよう俺から言うとく」
「頼むわ」
「すぐる。家帰ったら説明するわ」
「うん。そうしてくれるかな」
草壁さんごめん。スチール写真は撮れなかったです。僕にはモデルの仕事はむいてませんでした。しわしわになった衣装を見つめながら僕は心の中で謝った。
「凄い。朝比奈さん堂々としてる」
「慣れだよ。慣れ。俺を見ろって気持ちで歩くんだってさ」
舞台の端からそっと客席を覗いてみる。思ったよりもぎっしりと客席に人が座っているのが目に入る。
「げっ。む、無理~。じゃがいもじゃなかった!」
「仕方ないな。ゲームの主人公だと思え。今から敵へ攻め込むんだ」
「実践バトルは苦手~」
「じゃあ結婚式の予行練習だ」
「……それなら……がんばる」
「ちくしょう。かわいいな」
「そろそろ出番ですよ」
草壁が声をかけに来た。ギクシャクとしか動けない僕を心配そうにみている。
「そのまま小走りで中央まで出て行ってください」
「え? 小走りで?」
そんなの聞いてないよ?
「その方が妖精っぽいでしょ? ウォーキング下手なのもバレません」
「そ、そうか。わかりました」
「さあ、いってらっしゃい!」
草壁に背中を押され、僕はそのままちょこちょこと舞台に出て行った。でもやっぱり緊張してたせいか足がもつれて倒れそうになる。
「わっ…………」
すかさずハジメが僕を抱き上げて中央でクルリと回転しながら客席の一番近くで止まり僕の頬にキスをした。
「おおお~!」
パチパチパチと拍手と喝采が聞こえ、ハジメはまたクルリと回転し僕を横抱きにして舞台の端へと戻ってくれた。どうやら演出だと観客は思ってくれたようだ。
「ひぃ~。ハジメありがとう!」
「ははは。楽しかったな!」
「もう懲り懲り。僕には向いてないよ」
さあ役目は終わり、衣装を脱ごうとしたら草壁に止められた。
「待ってください。この後カタログ用のスチール写真を撮りますので」
「まだ脱いじゃだめなの?」
「はい。できればそのままの格好でこの後のレセプションに出ていただきたいんです」
「俺らモデルをしに来たんとちがうで。親父に挨拶にきただけや」
ハジメがこのまま帰りそうな勢いで不満を口にする。
「お父様はこの後皆さんの為に会食を用意されてます。久しぶりに息子に会えるのだとたいそう喜んでおられました。本日は商談は行いません。ですが難波先生の作品を見るために海外から著名な方々がいらしており、レセプションが終わるまではここから抜けれません。どうかもう少しだけモデルとして残っていただけませんか?」
「ハジメ。そういうことなら僕もう少し頑張るよ」
「草壁さん。すぐるを使って俺に言う事を聞かす気か?」
「そんなつもりはございません」
「どうしたんや? 二階の会場に行かへんの?」
朝比奈が女神の衣装のままやってきた。僕らを探しに来てくれたのだろう。
「すぐる。靴だけ履き替えておいで。パンプスは履きなれてないやろう? ショーが終わったから運動靴でもいいよ」
「そうか。それなら歩きやすいしいいかも」
「あの子はオメガなのか? じゅんと仲がよさそうだな」
いつの間にか高塚が朝比奈の隣にいる。絵本から出てきた美男美女ようだ。
「そうや。すぐるは俺と同じオメガや。新事業も手伝ってもらおうと思てるねん」
朝比奈が返事をすると高塚が意外そうに答えた。
「ほう。使える子なのか?」
「信頼できる子やよ。勉強熱心やし、努力家や。一緒に仕事をするならああいう子がいいねん」
「技術を身につけてる奴を引き抜いてきた方が仕事が早いんじゃないのか?」
「そりゃ一人ぐらいそういう子は欲しいけど、全面的に信頼できる子が居てくれる方が安心するやん」
「そういうもんなのか?」
「俺にはそういうもんなんよ」
えっと聞こえてますけど。僕のことを言っているんだよね? こういう時いつもならハジメが口出ししてくれるんだけど。さっきから草壁さんと言い争ってるから気づいてないみたい。
「すぐる。履き終わったなら行こうか。あほのハジメは置いていこう」
「こらっ誰があほのハジメや。すぐるは俺のもんやぞ。勝手に連れて行くな」
「誰が俺のすぐるや。いいか、すぐるはモノやないんや。あんたらアルファは恋人になったオメガを自分のモノ呼ばわりする。俺らは生きた人間や。馬鹿にするのもいい加減にしろ!」
「うっ……すまん。偉そうやったな」
ハジメが凹んでるなんて珍しい。朝比奈が僕の手を引いて二階へと上がっていく。
「じゅんくん? それって僕にも言うてる? ねえ。じゅん?」
高塚が青い顔をしながら後からついてくる。すごいな。僕もこのくらい強いオメガになれるだろうか? ちょっと朝比奈に憧れちゃう。
二階にあがると報道陣に囲まれた。フラッシュがたかれシャッター音が響く。
「女神と妖精のおでましだ!」
朝比奈がにっこりとほほ笑む。瞬時にモデルの顔になった。切り替えが早い。さすがだなあ。
「今回はこの館のお披露目にあわせたショーだと伺いましたがどういうコンセプトなのでしょう」
マイクを持った司会者がハジメの父親にインタビューをしていた。
「はい。異世界をイメージしてまして……」
「凄いなあ。僕って本当に場違いな気がするよ」
「そんなことはないで。慣れるまでや。俺はここに仕事で来てるからな。モデル料もしっかりともらうからその分の仕事はする。すぐるはお客さんの気分で来てるんやろ?」
「うん。ハジメに連れて来られて……。モデル料ってモデルをしたらもらえるの?」
「そうや、その服のイメージに合うように動いて服の良さをわかってもらう。見た人が着てみたいと思うように自信をもって着こなすのは仕事やで。すぐるはタダでするって言うたんか?」
「そこまで考えてなかった」
「俺は守銭奴やからな。バース性によって差別されないようになるためにはある程度の資金力や知名度がいる。俺は実力でそれを掴みたいんや」
「……カッコイイ」
「ぷっ。そうか。ありがとうな。すぐるの反応は俺には新鮮で初々しいわ。ずっとそのままでいてな」
「すぐるくんだっけ? ちょっとじゅんにくっつき過ぎじゃないかな?」
ひょいと高塚に腕を掴まれた。だがそれに重なるようにしてハジメ父の声が聞こえた。
「そこにいる亜紀良くんの結婚衣装も作成を依頼されていてねえ……」
その瞬間。パシャパシャと音がしてカメラが僕らに照準を合わせたようだった。
「あかん。難波くん。それを言うのはまだ早い!」
高塚が叫ぶ。ハッとした難波父の顔をみてハジメが動く。
「マズイな。すぐる。朝比奈、逃げようぜ」
ハジメが小声で僕たちの手を引き草壁に目くばせをした。すぐに草壁が動き、他のモデルたちが僕らの周りに集まり報道陣との壁になってくれた。
「こっちや!」
朝比奈がバルコニーへと出る。そこにはらせん状の非常階段がついていた。
この時こそスニーカーに履き替えておいてよかったと思ったことはない。朝比奈がパンプスを脱ぎ、スカートの裾を膝上までたくし上げ階段から飛び降りる。ガラスの靴ならシンデレラだったのになと思いながら後に続いた。
駐車場まで駆け抜け、停めてあったハジメの車に飛び乗る。
「よっしゃ行くぜ。シートベルト絞めてくれ!」
「俺の親父、たまにヤラかすんだよな」
しばらく走ってからハジメがぽつりと言いだした。
「そうやな」
朝比奈がかつらを助手席に放り投げた
「悪いな。ランウェイやなく逃亡者になってしもた」
いつもながら上手い事言うなって思うが、僕はまだ頭の中が混乱気味で笑う事さえできない。だがあの場にあのままいたら大ごとになっていたという事なのだろう。
「とりあえず俺んちにいくで」
「悪いがお前の服貸してくれ」
「わかってる。モデル料も詫び代含めて倍にするよう俺から言うとく」
「頼むわ」
「すぐる。家帰ったら説明するわ」
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