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第5幕 代替の国
第1話 人命救助~マスクしてるのにわざわざ外してクシャミする奴許さねぇ~
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「いやー。ここのギルドも優しくてよかったよー」
「本当にー!ちゃんと教えてくれて、報酬も誤魔化さないもんねー」
セレスとグレイは話しながら歩いていた
「ん?」
「あれ?」
2人は同時に反応して顔を見合わせた後、進んでいた道を左にすぐ曲がり、路地裏を歩き始めた
「ハァッハァッ!」
「もう少しっ!もう少しです!頑張ってください!!」
2人の人間が路地裏を走っていた
白と黒のローブを頭から被っている
黒いローブの方が息切れをしながら走っているのを白いローブの人物が支えながら走っている
「あっ」
ズシャッ
足がもつれて2人は路地裏に転んだ
2人の背後にはキラリと光る刃物
「デュース!!!」
黒いローブの人物に迫る刃物から守ろうとする白いローブを着た人物
(間に合わない…!!!)
ガキィンッ
直前まで迫っていた刃物と黒いローブの人物の間にまた別の人物が間に入っていた
「路地裏といえ街中で物騒だなぁ」
声と共に刃物が飛んでいく
「ほんとー観光くらいさせて欲しいよねぇ」
ケラケラと笑う声と共に刃物が消えた
襲っていた人物が混乱してる間にさっさと気絶させてグルグルに縛っていた
「危なかったねぇー」
刃物をクルクルと回しながら2人を労る
警戒しながら2人は現れた人物を見ていた
「おっとこのままだと怪しいからかー?」
そう言って白いローブを着た暗殺者らしき人物を縛っていた方がフードを外した
それを見て黒いローブの方もフードを外した
「「えっ!?」」
「「??」」
助けた方は首を傾げていた
そして、2人のフードが外された時に息を飲む
「……はぁ??」
そこには、グレイそっくりな人物と、セレスの男装時にそっくりな人物がいたのだった
**********
「助けてくれてありがとう…」
現在私たちが借りた宿の中
暗殺者と思われる奴らはギルドに押し付けた
「…まず、自己紹介からするか…
私はセレス。こっちのグレイと冒険者してるよ」
「一応通り名はセレスが【宵闇の魔術師】で私が【瞬光の剣】だねぇ」
「俺は……私は、デュース・トワポール。
この国の第1王子だ」
「私は、その護衛のエリック・シュミット。シュミット伯爵の次男です」
胸に手を当ててお辞儀をするエリック
それにセレスと共に首をかしげた
「えっと、知ってるの?」
セレスが2人を見ながら控えめにたずねた
2人は目を見開いた
「エリックって偽名だよねぇ」
のんびりと出したスナック菓子を食べながら私が呟いた
「…実際はシュミット伯爵の次女ってところかしら?」
「…恩人に隠し事するのは良くないな。
そうだな。エリックは性別を隠して私の護衛騎士をしている」
「殿下!!」
「大丈夫だ。この人たちは」
デュースが確信を持った目でエリックを射抜いた
エリックは口をつぐんだ
「なるほど…まぁ、王位継承について揉めてるんだろぉ?
側室の子とかじゃないかー?」
「…よく分かったな…私の母は側室で、正妃様のお子が弟にあたる」
「ならエリックちゃんの本名はー?」
「……私はエミリア・シュミットです。」
「エミリアちゃんかー!エリーって呼ぼうかな!!
どうせ殿下はリアって呼んでるんでしょ??」
「何故わかる!?」
「反応の仕方がグレイそっくりー!」
楽しそうに笑うセレスを見たあとデュースを見たけど、私こんな反応してる??
「ねね?どうしたいの??君たちは王様になりたい?それとも王位継承権捨てたい?」
セレス、ズバッと聞いちゃうなぁ
2人は困った顔をしていた
「…正直、俺がこのまま王になるイメージが湧かないんだ。
ただ、オズワルドが…弟が悪政を行うとなると…」
「オズワルド殿下は少し精神的に幼い部分があるので…」
「ふぅん?摂関政治…傀儡にされそうなんだね~」
「…そうですね。」
「この感じだと第2王子と対立が目立ってて、デュースが命が狙われてると…ふむふむ」
うーん。大変だけどやりますかね??
「なら、この問題。私らが引き受けるよ」
「そうだねぇ!ここであったのも何かの縁だしね!格安にしとく!」
グッとサムズアップするセレスにぽかんとする2人
「まぁ、エリーちゃんには沢山覚えて貰わないといけないからよろしくね」
ニッコリと笑うセレスに私はゾッとした
あれは本気の目だ
「…しばらくは意識阻害の魔法で私がデュースの従者するから、エリーはセレスに従ってねぇ
デュースは私を男として雇い…いや待って?二、三日は従者するから交代しようね!」
にこにこと笑うと混乱してるデュース
まぁ、何とかなるよねぇ!!
今後が楽しみすぎて2人で笑うのだった
「本当にー!ちゃんと教えてくれて、報酬も誤魔化さないもんねー」
セレスとグレイは話しながら歩いていた
「ん?」
「あれ?」
2人は同時に反応して顔を見合わせた後、進んでいた道を左にすぐ曲がり、路地裏を歩き始めた
「ハァッハァッ!」
「もう少しっ!もう少しです!頑張ってください!!」
2人の人間が路地裏を走っていた
白と黒のローブを頭から被っている
黒いローブの方が息切れをしながら走っているのを白いローブの人物が支えながら走っている
「あっ」
ズシャッ
足がもつれて2人は路地裏に転んだ
2人の背後にはキラリと光る刃物
「デュース!!!」
黒いローブの人物に迫る刃物から守ろうとする白いローブを着た人物
(間に合わない…!!!)
ガキィンッ
直前まで迫っていた刃物と黒いローブの人物の間にまた別の人物が間に入っていた
「路地裏といえ街中で物騒だなぁ」
声と共に刃物が飛んでいく
「ほんとー観光くらいさせて欲しいよねぇ」
ケラケラと笑う声と共に刃物が消えた
襲っていた人物が混乱してる間にさっさと気絶させてグルグルに縛っていた
「危なかったねぇー」
刃物をクルクルと回しながら2人を労る
警戒しながら2人は現れた人物を見ていた
「おっとこのままだと怪しいからかー?」
そう言って白いローブを着た暗殺者らしき人物を縛っていた方がフードを外した
それを見て黒いローブの方もフードを外した
「「えっ!?」」
「「??」」
助けた方は首を傾げていた
そして、2人のフードが外された時に息を飲む
「……はぁ??」
そこには、グレイそっくりな人物と、セレスの男装時にそっくりな人物がいたのだった
**********
「助けてくれてありがとう…」
現在私たちが借りた宿の中
暗殺者と思われる奴らはギルドに押し付けた
「…まず、自己紹介からするか…
私はセレス。こっちのグレイと冒険者してるよ」
「一応通り名はセレスが【宵闇の魔術師】で私が【瞬光の剣】だねぇ」
「俺は……私は、デュース・トワポール。
この国の第1王子だ」
「私は、その護衛のエリック・シュミット。シュミット伯爵の次男です」
胸に手を当ててお辞儀をするエリック
それにセレスと共に首をかしげた
「えっと、知ってるの?」
セレスが2人を見ながら控えめにたずねた
2人は目を見開いた
「エリックって偽名だよねぇ」
のんびりと出したスナック菓子を食べながら私が呟いた
「…実際はシュミット伯爵の次女ってところかしら?」
「…恩人に隠し事するのは良くないな。
そうだな。エリックは性別を隠して私の護衛騎士をしている」
「殿下!!」
「大丈夫だ。この人たちは」
デュースが確信を持った目でエリックを射抜いた
エリックは口をつぐんだ
「なるほど…まぁ、王位継承について揉めてるんだろぉ?
側室の子とかじゃないかー?」
「…よく分かったな…私の母は側室で、正妃様のお子が弟にあたる」
「ならエリックちゃんの本名はー?」
「……私はエミリア・シュミットです。」
「エミリアちゃんかー!エリーって呼ぼうかな!!
どうせ殿下はリアって呼んでるんでしょ??」
「何故わかる!?」
「反応の仕方がグレイそっくりー!」
楽しそうに笑うセレスを見たあとデュースを見たけど、私こんな反応してる??
「ねね?どうしたいの??君たちは王様になりたい?それとも王位継承権捨てたい?」
セレス、ズバッと聞いちゃうなぁ
2人は困った顔をしていた
「…正直、俺がこのまま王になるイメージが湧かないんだ。
ただ、オズワルドが…弟が悪政を行うとなると…」
「オズワルド殿下は少し精神的に幼い部分があるので…」
「ふぅん?摂関政治…傀儡にされそうなんだね~」
「…そうですね。」
「この感じだと第2王子と対立が目立ってて、デュースが命が狙われてると…ふむふむ」
うーん。大変だけどやりますかね??
「なら、この問題。私らが引き受けるよ」
「そうだねぇ!ここであったのも何かの縁だしね!格安にしとく!」
グッとサムズアップするセレスにぽかんとする2人
「まぁ、エリーちゃんには沢山覚えて貰わないといけないからよろしくね」
ニッコリと笑うセレスに私はゾッとした
あれは本気の目だ
「…しばらくは意識阻害の魔法で私がデュースの従者するから、エリーはセレスに従ってねぇ
デュースは私を男として雇い…いや待って?二、三日は従者するから交代しようね!」
にこにこと笑うと混乱してるデュース
まぁ、何とかなるよねぇ!!
今後が楽しみすぎて2人で笑うのだった
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