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渡会類
転機1
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飲み会!
みんな大好き飲み会!
最近は飲み会断るなんてノリもあるみたいだけど、意味がわからん!
いろんな人と、いろんなことを話すのは、それだけでインプットとアウトプットを同時に行える、高度なプラクティスなのに!
単純に楽しいし。
でも楽しいばかりじゃない。真面目な話や主義主張のぶつかり合い、議論もあれば口論になる場合もある。その末に分かり合える喜びもあれば、決定的に分かり合えないことを理解できてしまう悲しみもある。
それでも! 会話によって意見を、考えを、思いを、交換に交換を重ねて、やっと人は相手を少しずつ理解していくのだと思う。
聴かないとわからない。言わないと伝わらない。だから会話を重ねる。
自分とは違う相手の価値観、倫理、考えもわからず、想像して、決めつけて、わかった気になったって、前提が間違えていたら意味がない。
だから飲み会が好き!
別にお酒がなくても良いから会議でも良いけど。
でも人によってはお酒によって饒舌になったり本音を話してくれたりするから、飲み会の場は必要だと思う。
今日は仕事のリーダーのじあさんと、同僚のランちゃん、リーダーの彼氏のミカちゃんの商店街チームと、ミカちゃんのおにいさんのアキにいちゃんとその同級生のウリちゃんの都市開発チームでの飲み会がある。
みんなを愛称で呼ぶのは文字通り愛があるから。
一旦決別しかけたけど、兄弟でいがみ合うものでもないと、相手方からの打診で設定された場だ。
全くその通りだと思う。聞いた感じ共存できない話じゃなかった。仲良くやれるならその方が良いに決まっている。
じあさんとミカちゃんが結婚したら、アキにいはじあさんのお義兄さんにもなるわけだし、わたしもランちゃんもじあさんの弟妹みたいなもんだし、ウリちゃんはアキにいちゃんの相方でしよ?
こんなのもはや家族だよね。家族内で争うなんて昔の昼ドラじゃんか。
最近は和気藹々としたホームコメディのほうが売れるんだから。
今日はじあさんとプレゼン終えてそのまま直帰させてもらった。
社長の玲央さんは懐が深くて好き。早く愛称で呼ばせてほしい。レオポンて呼ぼうと思っている。かわいいよねー、レオポン。
一度チャレンジしたら、獲物を仕留める寸前の雌ライオンみたいな目をされた。マジでこえぇ。でも、まさにレオじゃん。
じあさんの地元にはかなり早く着いてしまったが計算通り。
以前雑誌で見た占いに行きたかったんだ。
じあさんに訊いたら、行ったことはないけど場所は知っていて、連れていってもらった。
占いは時間にして二十五分くらい。短かったけど何となく未来への切符を手に入れたような気がした。やっぱり占いは良いね。
とにかく限界を超えたら良いらしい。良いだろう。わたしに超えられない壁なんてない。
駅でランちゃんと合流し、飲み屋へ。
待ち合わせ場所はお店で、ついたら先に始めていて良いとのことだった。
みんな大好き飲み会!
最近は飲み会断るなんてノリもあるみたいだけど、意味がわからん!
いろんな人と、いろんなことを話すのは、それだけでインプットとアウトプットを同時に行える、高度なプラクティスなのに!
単純に楽しいし。
でも楽しいばかりじゃない。真面目な話や主義主張のぶつかり合い、議論もあれば口論になる場合もある。その末に分かり合える喜びもあれば、決定的に分かり合えないことを理解できてしまう悲しみもある。
それでも! 会話によって意見を、考えを、思いを、交換に交換を重ねて、やっと人は相手を少しずつ理解していくのだと思う。
聴かないとわからない。言わないと伝わらない。だから会話を重ねる。
自分とは違う相手の価値観、倫理、考えもわからず、想像して、決めつけて、わかった気になったって、前提が間違えていたら意味がない。
だから飲み会が好き!
別にお酒がなくても良いから会議でも良いけど。
でも人によってはお酒によって饒舌になったり本音を話してくれたりするから、飲み会の場は必要だと思う。
今日は仕事のリーダーのじあさんと、同僚のランちゃん、リーダーの彼氏のミカちゃんの商店街チームと、ミカちゃんのおにいさんのアキにいちゃんとその同級生のウリちゃんの都市開発チームでの飲み会がある。
みんなを愛称で呼ぶのは文字通り愛があるから。
一旦決別しかけたけど、兄弟でいがみ合うものでもないと、相手方からの打診で設定された場だ。
全くその通りだと思う。聞いた感じ共存できない話じゃなかった。仲良くやれるならその方が良いに決まっている。
じあさんとミカちゃんが結婚したら、アキにいはじあさんのお義兄さんにもなるわけだし、わたしもランちゃんもじあさんの弟妹みたいなもんだし、ウリちゃんはアキにいちゃんの相方でしよ?
こんなのもはや家族だよね。家族内で争うなんて昔の昼ドラじゃんか。
最近は和気藹々としたホームコメディのほうが売れるんだから。
今日はじあさんとプレゼン終えてそのまま直帰させてもらった。
社長の玲央さんは懐が深くて好き。早く愛称で呼ばせてほしい。レオポンて呼ぼうと思っている。かわいいよねー、レオポン。
一度チャレンジしたら、獲物を仕留める寸前の雌ライオンみたいな目をされた。マジでこえぇ。でも、まさにレオじゃん。
じあさんの地元にはかなり早く着いてしまったが計算通り。
以前雑誌で見た占いに行きたかったんだ。
じあさんに訊いたら、行ったことはないけど場所は知っていて、連れていってもらった。
占いは時間にして二十五分くらい。短かったけど何となく未来への切符を手に入れたような気がした。やっぱり占いは良いね。
とにかく限界を超えたら良いらしい。良いだろう。わたしに超えられない壁なんてない。
駅でランちゃんと合流し、飲み屋へ。
待ち合わせ場所はお店で、ついたら先に始めていて良いとのことだった。
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