スルドの声(反響) segunda rezar

恵まれた能力と資質をフル活用し、望まれた在り方を、望むように実現してきた彼女。

長子としての在り方を求められれば、理想の姉として振る舞った。
客観的な評価は充分。

しかし彼女自身がまだ満足していなかった。
周囲の望み以上に、妹を守りたいと望む彼女。彼女にとって、理想の姉とはそういう者であった。


理想の姉が守るべき妹が、ある日スルドと出会う。


姉として、見過ごすことなどできようもなかった。



※当作品は単体でも成立するように書いていますが、スルドの声(交響) primeira desejo の裏としての性質を持っています。
各話のタイトルに(LINK:primeira desejo〇〇)とあるものは、スルドの声(交響) primeira desejoの○○話とリンクしています。


表紙はaiで作成しています
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