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秋の月28日(金の曜日) 秋の品評会
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まだ森に生息しているであろうシルバーウルフの事が何も分からないまま、村では品評会が行われた。
秋の間に育てた作物を持ち寄り、その出来栄えを競う大会だ。
結果次第では生産者ランクが上がるかもしれないし、身分証明のカードにも出場記録が登録されるという事もあって、村以外の農家も大勢参加している。
俺が収穫した作物は、ふれあい広場の知り合いに全部売っていたので、今回の品評会には出ない。今、手元に残っているのはサツマイモだけで、秋の品評会はサツマイモは対象外だ。
サツマイモは一度に採れる収穫量が半端なく、サツマイモの栽培だけで屋敷を建てた人もいるとかいうぐらいお金になる作物だ。その為、冬の月の3日目に【サツマイモ祭り】というものが行われ、サツマイモを育てている農家(村の中だけでなく、近隣の村の農家も対象)が収穫したサツマイモを持ちより、皆で食べるというお祭りがある。この時、料理人や菓子職人たちがサツマイモを使った料理を作って振る舞ってくれる。
今年は、近隣のサツマイモ畑が不作で、その影響はこの村の農家にもあったらしい。例年よりも収穫量は少なく、俺の牧場同様、何者かに荒される畑も続出した。俺はリーフの力を借りたってこともあり、畑荒しは一回のみだった。それでもギリギリの量ではあるが、サツマイモの確保が出来たということで祭りは予定通り開催されるそうだ。
品評会は複数の審査員が審査をする。審査員全員、作物の品質を見る事が出来るスキルを持っていて、作物の出来、品質、新鮮さなどいくつかの項目を審査して、出品された作物に「S(最高級)」「A(優秀)」「B(良)」「C(普)」というランクが付けられる。同時に「S(最高級)」を獲得すると、多くの経験値が貰え、職業ランクも上がるらしい。
作物にランクを付けるので、大会などでよくある優勝者というものは決めないらしい。
昔、祖父ちゃんと祖母ちゃんが出場したことがあるそうだが、祖父ちゃんと祖母ちゃんは幻の野菜と言われている【黄金の野菜】を作り上げ、その品質は最高級で味も最高に上手かったらしい。その【黄金の野菜】は今では作る人もおらず、祖父ちゃんが品評会に出場しなくなってからは、一度もお目にかかっていないとか。
もしかしたらローズとミカエルが働く雑貨屋に預けている祖父ちゃんの荷物の中に種があるかもしれない。確かめたいけど、ローズとの約束で品評会で優秀な成績を収めないといけないしな~。
しばらくは雑貨屋に売っている苗を栽培して、農耕のスキルを高めよ。
品評会終了後、村の料理人総出で、沢山の料理が作られた。
「今年は果物の出品が多かったから、フルーツタルトを作ってみたわ。食べやすいように一口サイズにしてみたの」
お菓子職人のケイトさんは、出品された果物を使って、色鮮やかなフルーツタルトを振る舞っていた。一口サイズのタルト生地の上に、カスタードっていう卵とミルクで作るクリームを乗せ、その上に2~3種類の果物を乗せている。
一口で食べられるという事もあって、女性や子供たちに人気だった。
アンナの両親は、野菜をミルクで煮込んだシチュー、沢山の野菜を醤油などの調味料で煮込んだ料理、小麦粉から作ったパスタという麺と旬のキノコを使ったスパゲティという料理、果物を絞ったジュースなどを振る舞っている。
シチューは王都のレストランでも出していたし、俺も下ごしらえをした事があるので、この料理は知っていた。
だけど、醤油という調味料がなかったので、醤油で味付けする野菜を煮込んだ料理とか、小麦粉から作ったパスタという食材は見たこともなかった。どれも祖父ちゃんと祖母ちゃんの故郷の料理らしく、いろんな人に教えていたらしいが、現在、この村で祖父ちゃんと祖母ちゃんの故郷の料理(特に材料が多かったり、手間がかかる物)は、アンナの両親しか作る事が出来ないそうだ。手間のかからない簡単な料理は、宿屋の食堂やお酒が飲めるお店でも販売されているとか。
今回の品評会は何も問題なく終わった。
来月は冬という事で、育てられる作物も少なく、また品評会の日に大雪になるかもしれないということで、冬の月だけは品評会がない。次回は春になる。
その代わり、冬の月25日に、冬の女神さまの生誕祭が行われるそうだ。
昔から伝わっているおとぎ話では、冬の女神さまは元々は人間だったらしい。自分が住んでいた村では、一年のうち三ヶ月(春・夏・秋)は作物が育つ土地だが、冬だけは何を植えても育たなかった。家畜たちも冬の寒さに耐えられず命を落としていくばかり。このままでは村人が死に絶えてしまうと思った村長が、1人の娘を湖に住む魔物に生贄としてささげる事を提案。
湖に住む魔物は冬の月以外は、村に実りの風を与えていた。冬の月は体力回復の為、湖で静かに休んでいるとのこと。村長は冬でも作物が育つように1人の娘を捧げ、実りの風を吹いてもらうように頼んだ。
ところが魔物は人の命を犠牲にすることに激怒し、村長の願いを聞き入れる事はなかった。
それからというもの、その村以外の土地でも冬は作物が育たなくなり、多くの地域で村を捨てる人が多くなった。
このままでは国が滅びてしまう…国王は湖の魔物に謝罪を申し出るが、魔物は自分にではなく生贄にされた娘に謝罪しろと言う。自分は生贄など望んでいない。ましてや自分の前で【他人によって命を奪われた娘】が哀れだ。その娘に謝罪し、娘を敬えと怒り、そのまま姿を見せなくなってしまった。
魔物が立ち去った湖には、大地を凍らせ、川や湖まで凍らせてしまう女神が残り、その女神が生贄となった娘だった。
国王は女神となった娘に毎日謝罪に行くが、女神は一向に聞き入れなかった。
謝罪を初めて25日目、国王は女神に豪華な料理を振る舞い、どうか許してほしいと頭を下げた。
女神はやっと国王の謝罪を聞き入れ、
「今後、冬の月は25日間、雪に閉ざされることになる。これは湖に住んでいた魔物と女神の力が暴走した結果だ。自分でもどうする事が出来ない。その代わり、毎年25日に国民全員が身分に関係なく、豪華な食事を口にすることができるのなら、残りの5日間で力を抑えるように努力する」
と、国王に約束した。
その後、国王は国民に毎年冬の月25日に、国から食料を支給するので、全員豪華な食事を口にするようにと命令を出した。
国王の命令に国民たちも従い、その努力の結果、女神は4日間で冬の力を抑える事が出来、冬の月は29日で終わる事になった。(他の月は30日まである)
おとぎ話なのか伝説なのか、はたまた本当にあった出来事なのかは分からないけど、この国にはこの習わしが残っており、王都では冬の女神さまの生誕祭の日は貴族たちは王宮で行われる舞踏会に出席し、王宮に入れない一般市民は家族や親しい仲間で豪華な食事を囲って、冬の女神さまをお祝いする。俺もレストランの従業員と豪華な食事を食べていた。
冬の女神の生誕祭となっているけど、本当は生贄にされた娘の誕生日であり、娘が生贄にされた日らしい。
豪華な食事は何も貴族や金持ちが食べる様な値段の高い物でなくてもいいらしい。豪華な食事=高い値段の食事という意味ではなく、食べきる事の出来ない量を用意し、冬の間の飢えを満たしてくださいっていう女神のメッセージだっていう研究者もいる。
そのメッセージを受けて、この村では夏祭りのように沢山のお店が料理を提供することになったとか。
そして祖母ちゃんの誕生日も重なっているので、祖母ちゃんが好んで食べていた食べ物を大量に作るとか。
この村に来てから、よく祖父ちゃんたちの故郷の料理を口にするけど、どれも美味しい。
祖父ちゃんたちの故郷って、こんなに美味しい食文化が発展している所なんだね。でも、故郷の事はあまり話してくれなかったとか。どこにあるの?って聞くと、決まって、
「遠い場所。行くことは不可能」
という言葉が返ってくるとか。
行くことは不可能って言うけど、祖父ちゃんと祖母ちゃんはそこから来たのに、なんで行くことが出来ないんだろう?
ミントさんも祖父ちゃんと祖母ちゃんの過去を知らないって言う。自分から話そうとしないし、聞いても2人して微笑むだけで話してくれないそうだ。
「それでも、わたくしたちはユーキとアスカの事を心から慕っていましたわ。ユーキはいつも口癖のように言っていた言葉がありますの」
「口癖?」
「『今が最高!』と仰っていましたわ。たしかに今が楽しければ、それでよろしいではありませんか。過去は過去、今は今ですわ」
笑顔で話すミントさんを見て、祖父ちゃんがどれだけ楽しい毎日を過ごしていたのかがよくわかる。だって、祖父ちゃんや祖母ちゃんの話をするミントさん、凄く楽しそうで嬉しそうなんだもん。
俺も祖父ちゃんみたいに『今が最高!』って言える毎日を過ごしてみたい!
<つづく>
秋の間に育てた作物を持ち寄り、その出来栄えを競う大会だ。
結果次第では生産者ランクが上がるかもしれないし、身分証明のカードにも出場記録が登録されるという事もあって、村以外の農家も大勢参加している。
俺が収穫した作物は、ふれあい広場の知り合いに全部売っていたので、今回の品評会には出ない。今、手元に残っているのはサツマイモだけで、秋の品評会はサツマイモは対象外だ。
サツマイモは一度に採れる収穫量が半端なく、サツマイモの栽培だけで屋敷を建てた人もいるとかいうぐらいお金になる作物だ。その為、冬の月の3日目に【サツマイモ祭り】というものが行われ、サツマイモを育てている農家(村の中だけでなく、近隣の村の農家も対象)が収穫したサツマイモを持ちより、皆で食べるというお祭りがある。この時、料理人や菓子職人たちがサツマイモを使った料理を作って振る舞ってくれる。
今年は、近隣のサツマイモ畑が不作で、その影響はこの村の農家にもあったらしい。例年よりも収穫量は少なく、俺の牧場同様、何者かに荒される畑も続出した。俺はリーフの力を借りたってこともあり、畑荒しは一回のみだった。それでもギリギリの量ではあるが、サツマイモの確保が出来たということで祭りは予定通り開催されるそうだ。
品評会は複数の審査員が審査をする。審査員全員、作物の品質を見る事が出来るスキルを持っていて、作物の出来、品質、新鮮さなどいくつかの項目を審査して、出品された作物に「S(最高級)」「A(優秀)」「B(良)」「C(普)」というランクが付けられる。同時に「S(最高級)」を獲得すると、多くの経験値が貰え、職業ランクも上がるらしい。
作物にランクを付けるので、大会などでよくある優勝者というものは決めないらしい。
昔、祖父ちゃんと祖母ちゃんが出場したことがあるそうだが、祖父ちゃんと祖母ちゃんは幻の野菜と言われている【黄金の野菜】を作り上げ、その品質は最高級で味も最高に上手かったらしい。その【黄金の野菜】は今では作る人もおらず、祖父ちゃんが品評会に出場しなくなってからは、一度もお目にかかっていないとか。
もしかしたらローズとミカエルが働く雑貨屋に預けている祖父ちゃんの荷物の中に種があるかもしれない。確かめたいけど、ローズとの約束で品評会で優秀な成績を収めないといけないしな~。
しばらくは雑貨屋に売っている苗を栽培して、農耕のスキルを高めよ。
品評会終了後、村の料理人総出で、沢山の料理が作られた。
「今年は果物の出品が多かったから、フルーツタルトを作ってみたわ。食べやすいように一口サイズにしてみたの」
お菓子職人のケイトさんは、出品された果物を使って、色鮮やかなフルーツタルトを振る舞っていた。一口サイズのタルト生地の上に、カスタードっていう卵とミルクで作るクリームを乗せ、その上に2~3種類の果物を乗せている。
一口で食べられるという事もあって、女性や子供たちに人気だった。
アンナの両親は、野菜をミルクで煮込んだシチュー、沢山の野菜を醤油などの調味料で煮込んだ料理、小麦粉から作ったパスタという麺と旬のキノコを使ったスパゲティという料理、果物を絞ったジュースなどを振る舞っている。
シチューは王都のレストランでも出していたし、俺も下ごしらえをした事があるので、この料理は知っていた。
だけど、醤油という調味料がなかったので、醤油で味付けする野菜を煮込んだ料理とか、小麦粉から作ったパスタという食材は見たこともなかった。どれも祖父ちゃんと祖母ちゃんの故郷の料理らしく、いろんな人に教えていたらしいが、現在、この村で祖父ちゃんと祖母ちゃんの故郷の料理(特に材料が多かったり、手間がかかる物)は、アンナの両親しか作る事が出来ないそうだ。手間のかからない簡単な料理は、宿屋の食堂やお酒が飲めるお店でも販売されているとか。
今回の品評会は何も問題なく終わった。
来月は冬という事で、育てられる作物も少なく、また品評会の日に大雪になるかもしれないということで、冬の月だけは品評会がない。次回は春になる。
その代わり、冬の月25日に、冬の女神さまの生誕祭が行われるそうだ。
昔から伝わっているおとぎ話では、冬の女神さまは元々は人間だったらしい。自分が住んでいた村では、一年のうち三ヶ月(春・夏・秋)は作物が育つ土地だが、冬だけは何を植えても育たなかった。家畜たちも冬の寒さに耐えられず命を落としていくばかり。このままでは村人が死に絶えてしまうと思った村長が、1人の娘を湖に住む魔物に生贄としてささげる事を提案。
湖に住む魔物は冬の月以外は、村に実りの風を与えていた。冬の月は体力回復の為、湖で静かに休んでいるとのこと。村長は冬でも作物が育つように1人の娘を捧げ、実りの風を吹いてもらうように頼んだ。
ところが魔物は人の命を犠牲にすることに激怒し、村長の願いを聞き入れる事はなかった。
それからというもの、その村以外の土地でも冬は作物が育たなくなり、多くの地域で村を捨てる人が多くなった。
このままでは国が滅びてしまう…国王は湖の魔物に謝罪を申し出るが、魔物は自分にではなく生贄にされた娘に謝罪しろと言う。自分は生贄など望んでいない。ましてや自分の前で【他人によって命を奪われた娘】が哀れだ。その娘に謝罪し、娘を敬えと怒り、そのまま姿を見せなくなってしまった。
魔物が立ち去った湖には、大地を凍らせ、川や湖まで凍らせてしまう女神が残り、その女神が生贄となった娘だった。
国王は女神となった娘に毎日謝罪に行くが、女神は一向に聞き入れなかった。
謝罪を初めて25日目、国王は女神に豪華な料理を振る舞い、どうか許してほしいと頭を下げた。
女神はやっと国王の謝罪を聞き入れ、
「今後、冬の月は25日間、雪に閉ざされることになる。これは湖に住んでいた魔物と女神の力が暴走した結果だ。自分でもどうする事が出来ない。その代わり、毎年25日に国民全員が身分に関係なく、豪華な食事を口にすることができるのなら、残りの5日間で力を抑えるように努力する」
と、国王に約束した。
その後、国王は国民に毎年冬の月25日に、国から食料を支給するので、全員豪華な食事を口にするようにと命令を出した。
国王の命令に国民たちも従い、その努力の結果、女神は4日間で冬の力を抑える事が出来、冬の月は29日で終わる事になった。(他の月は30日まである)
おとぎ話なのか伝説なのか、はたまた本当にあった出来事なのかは分からないけど、この国にはこの習わしが残っており、王都では冬の女神さまの生誕祭の日は貴族たちは王宮で行われる舞踏会に出席し、王宮に入れない一般市民は家族や親しい仲間で豪華な食事を囲って、冬の女神さまをお祝いする。俺もレストランの従業員と豪華な食事を食べていた。
冬の女神の生誕祭となっているけど、本当は生贄にされた娘の誕生日であり、娘が生贄にされた日らしい。
豪華な食事は何も貴族や金持ちが食べる様な値段の高い物でなくてもいいらしい。豪華な食事=高い値段の食事という意味ではなく、食べきる事の出来ない量を用意し、冬の間の飢えを満たしてくださいっていう女神のメッセージだっていう研究者もいる。
そのメッセージを受けて、この村では夏祭りのように沢山のお店が料理を提供することになったとか。
そして祖母ちゃんの誕生日も重なっているので、祖母ちゃんが好んで食べていた食べ物を大量に作るとか。
この村に来てから、よく祖父ちゃんたちの故郷の料理を口にするけど、どれも美味しい。
祖父ちゃんたちの故郷って、こんなに美味しい食文化が発展している所なんだね。でも、故郷の事はあまり話してくれなかったとか。どこにあるの?って聞くと、決まって、
「遠い場所。行くことは不可能」
という言葉が返ってくるとか。
行くことは不可能って言うけど、祖父ちゃんと祖母ちゃんはそこから来たのに、なんで行くことが出来ないんだろう?
ミントさんも祖父ちゃんと祖母ちゃんの過去を知らないって言う。自分から話そうとしないし、聞いても2人して微笑むだけで話してくれないそうだ。
「それでも、わたくしたちはユーキとアスカの事を心から慕っていましたわ。ユーキはいつも口癖のように言っていた言葉がありますの」
「口癖?」
「『今が最高!』と仰っていましたわ。たしかに今が楽しければ、それでよろしいではありませんか。過去は過去、今は今ですわ」
笑顔で話すミントさんを見て、祖父ちゃんがどれだけ楽しい毎日を過ごしていたのかがよくわかる。だって、祖父ちゃんや祖母ちゃんの話をするミントさん、凄く楽しそうで嬉しそうなんだもん。
俺も祖父ちゃんみたいに『今が最高!』って言える毎日を過ごしてみたい!
<つづく>
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