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悪役令嬢回避
初めてのお茶会
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あれから父様は更にお忙しいようだったけれど、私達の前ではいつもニコニコされていた。
「そうだ、そろそろ我が家でお茶会をしようと思うんだ。」
「えっと、お茶会は時々してますよね?父様と母様、兄様達と。」
「うん、レインそうだけど、そうじゃなくてね。レインとエル主催でしようと思うんだ。お友達必要だからね。」
あの日からギル兄様やアシュ兄様の溺愛具合は増長していると思うのよね。この屋敷に来た時から大切にしてはもらっているけれど、それ以上に。兄弟妹だから、束縛とは違って、エルの昔言っていたブラコン、シスコンと言った感じ?したい事はさせてもらえるし、協力だってしてくれる。勉強も見てくださる事が多くなったんだ。ギル兄様は学園に通われる日が近いからって。ギル兄様達と私達の四人でお勉強会。兄様達には勉強にならない気がするんだけど、教える事で良い復習ができるって。
私やエルがあの時言った事は思いっきり却下されてしまっていた。
私の持ち物は、不思議とギル兄様の瞳の色か髪の色が多い気がするけれど、アシュ兄様とエル兄様のお色も少しだけ入っているから、兄弟妹仲良しという事だと判断したんだ。ただ、色石はギル兄様のお色だった。
エル兄様も私と同じで、色石はアシュ兄様のお色だけど、他はギル兄様と私の色が少し入っていたんだ。多い色はアシュ兄様だけどね。
「そうですね。僕ももうすぐで学園に通うし、アシュも二年後には学園だ。学園に通う時に、友達が既にいる方が良いと思う。父上のお知り合いの方々の御子息、御息女ですか?」
「あぁ、エル達と同年代の子供がいるからね。向こうからも友人になってくれたらと言っていた。他にも知った所から打診していくから、大丈夫だよ。」
私達の事を気にして言ってくださっているんだ。今のお友達は妖精や精霊だものね。
「君達のスキルの事も考えているから、大丈夫だよ。友人は気に入った者同士が良いからね。」
「でも、何を話したら良いのか…。」
「なんでも良いんだよ。とりあえずお菓子を食べて、お茶を飲む。ちょっとした会話で話が盛り上がる事もあれば、つまらない事もある。それで良いんだ。気になるようなら、その子達の情報を先に教えようか?趣味とか好みとか。そのぐらいなら直ぐに準備ができる。」
父様も母様も乗り気だ。なら断る事もない。
我が家でお呼びするのだから…。
「そうだ、なら私やアシュの友人を呼んだ時に一緒にお茶する?レイン達に会いたがっていたし、自慢するのも良いかも知れない。ホストは私かアシュだしね。」
「なら、彼らの弟とか妹でも連れてきてもらう?慣れてからでも良いけど…。」
そうやって、どんどん話は進んでいったんだ。
特に母様が張り切って、「この前幾つかレインのドレスやエルのスーツを作っておいて良かった~。」って笑っていた。
父様は苦笑いだ。
「そうだ、今度その服をきて絵を描いてもらおう。写真も。アルベルトと一緒の家族写真を撮ろうって前話していたんだ。ね!」
ギル兄様がそう話し、アシュ兄様も頷いていた。
「なら、レイ」
「はい。直ぐに手配を。」
そして、その日のうちに写真を撮り、父様と母様のお部屋と、父様の書斎と執務室。兄様達のお部屋と私達のお部屋に写真縦に入れて飾っていた。勿論、ロケットの中に新たに入れたんだ。
絵師の方は、翌日来てくれて、写真を元に書く事になったんだ。来た時に私達を見ながらデッサンした後は、写真で大丈夫だと。多分、私がまだ苦手意識を持っている事を考慮してくれたんだと思う。昔見た、雪の時期にやって来る幸福を運ぶお爺さんの姿の精霊?さんみたいだったんだ。エル兄様はサンタみたいな優しい顔だって言っていた。
「そうだ、そろそろ我が家でお茶会をしようと思うんだ。」
「えっと、お茶会は時々してますよね?父様と母様、兄様達と。」
「うん、レインそうだけど、そうじゃなくてね。レインとエル主催でしようと思うんだ。お友達必要だからね。」
あの日からギル兄様やアシュ兄様の溺愛具合は増長していると思うのよね。この屋敷に来た時から大切にしてはもらっているけれど、それ以上に。兄弟妹だから、束縛とは違って、エルの昔言っていたブラコン、シスコンと言った感じ?したい事はさせてもらえるし、協力だってしてくれる。勉強も見てくださる事が多くなったんだ。ギル兄様は学園に通われる日が近いからって。ギル兄様達と私達の四人でお勉強会。兄様達には勉強にならない気がするんだけど、教える事で良い復習ができるって。
私やエルがあの時言った事は思いっきり却下されてしまっていた。
私の持ち物は、不思議とギル兄様の瞳の色か髪の色が多い気がするけれど、アシュ兄様とエル兄様のお色も少しだけ入っているから、兄弟妹仲良しという事だと判断したんだ。ただ、色石はギル兄様のお色だった。
エル兄様も私と同じで、色石はアシュ兄様のお色だけど、他はギル兄様と私の色が少し入っていたんだ。多い色はアシュ兄様だけどね。
「そうですね。僕ももうすぐで学園に通うし、アシュも二年後には学園だ。学園に通う時に、友達が既にいる方が良いと思う。父上のお知り合いの方々の御子息、御息女ですか?」
「あぁ、エル達と同年代の子供がいるからね。向こうからも友人になってくれたらと言っていた。他にも知った所から打診していくから、大丈夫だよ。」
私達の事を気にして言ってくださっているんだ。今のお友達は妖精や精霊だものね。
「君達のスキルの事も考えているから、大丈夫だよ。友人は気に入った者同士が良いからね。」
「でも、何を話したら良いのか…。」
「なんでも良いんだよ。とりあえずお菓子を食べて、お茶を飲む。ちょっとした会話で話が盛り上がる事もあれば、つまらない事もある。それで良いんだ。気になるようなら、その子達の情報を先に教えようか?趣味とか好みとか。そのぐらいなら直ぐに準備ができる。」
父様も母様も乗り気だ。なら断る事もない。
我が家でお呼びするのだから…。
「そうだ、なら私やアシュの友人を呼んだ時に一緒にお茶する?レイン達に会いたがっていたし、自慢するのも良いかも知れない。ホストは私かアシュだしね。」
「なら、彼らの弟とか妹でも連れてきてもらう?慣れてからでも良いけど…。」
そうやって、どんどん話は進んでいったんだ。
特に母様が張り切って、「この前幾つかレインのドレスやエルのスーツを作っておいて良かった~。」って笑っていた。
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「そうだ、今度その服をきて絵を描いてもらおう。写真も。アルベルトと一緒の家族写真を撮ろうって前話していたんだ。ね!」
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「はい。直ぐに手配を。」
そして、その日のうちに写真を撮り、父様と母様のお部屋と、父様の書斎と執務室。兄様達のお部屋と私達のお部屋に写真縦に入れて飾っていた。勿論、ロケットの中に新たに入れたんだ。
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