兄様達の愛が止まりません!

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悪役令嬢回避

エル兄様の思い出した事

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あれからもう一度起きたら朝でした。
何故かギル兄様がえっと?

そう、私はギル兄様の抱き枕状態でした。
エル兄様がいなくなっての騒動。
その後アシュ兄様が側にいるだろうという事はわかっていたんだけど…。

兄様も年齢が上がり、私ももちろん…。

屋敷に来た当初などは今みたいに抱きしめられていた事も有るけれど、この所はなくって…

兄様の暖かい温もりと、兄様から香ってくる香りで…

いぇいぇ、二度寝なんて。いやもう二度寝はしました。三度寝になりそうです。
じゃなくて~~~~。
もう胸のドキドキが止まりません。
絶対に私のお顔は真っ赤です。

「んん~ん」

兄様の睫毛が震え出して、起きそうですよ~~~~~。

「ん~、あぁ、レインおはよう。」

クスッと笑われてさらに抱き込まれます。

「レイン、耳まで真っ赤だ。」

そう言うと、少し腕の力を抜いてくれました。
そうして兄様がゆっくりと体を起こされて、私の体を少し持ち上げるようにしながら兄様のお膝の上に座らせています。ふふふっ、可愛い。朝からこんな可愛いレインの顔を見れるなんて幸せだなぁ~。

そう言って、私の髪をもて遊びだしましました。
兄様のえっと~。
少し気になるものが脚の間にあたるのですが~。

「あぁごめん。レインが可愛過ぎてね。気にしないで…。」

兄様がそう言って少し寂しそうに身体を離して来ました。
少し寂しくて…

チュチュと頬にキスされました。
これは朝の挨拶ですよね。

そう思って、私も返そうとして…。

寄せた唇と唇が合わさり、驚いて開いた口の中に兄様の肉厚な舌が入り込んできました。
一瞬驚いて逃げようとしたら、兄様のてで抑えられて動けません。
さらに歯列を舌で這わされ、上顎にも刺激が…。
口内に溜まる唾液がいやらしい音を出しながら、絡んだ舌ごと啜られてしまった。

空気まで奪われそうで…。

「レイン、鼻で息をしてごらん。そう、上手だね…。」

ほんの僅かだけ隙間をくださりそう呟かれて、また~。

そのままベッドに押し倒されて、ぐっと抱きしめられて、離れた唇は頬から首筋まで…。

そこで、カチャッと音がして、兄様は私を見つめてから離れていった。
ついつい手を伸ばして兄様に縋りそうになって…。

兄様がもう一度座り直して私も横に座らせてくれた。

「ふふっ、邪魔が入ったけど仕方ないね。キスまでは許してくださるはずだから…」

誰の許し?

一瞬そんなおバカな事を考えてしまったぐらいに、私はのぼせていたようです。

「ゆっくり起きて。朝食の席でね。」

そう言って頬をひと撫でしてから出ていかれた。
それと入れ替わるように入って来たのは侍女達で、扉の方には…
うん、侍従のマグオートだ。雪豹の獣人で私の唯一の侍従。
『緋の一族』の彼とは特別な契約をしており、彼の右目には、私の目にも刻まれた同じ緋色の刻印があるんだ。黒の眼帯で隠して入るけれど…。

彼と私との特別な契約刻印。
私の目からは刻印は見えないんだけどね。彼には私がどこにいてどんな状態かまでわかるらしいが、主人の意に沿わない事は、私の命や怪我などに関わる事以外は聞き入れてくれくれるんだ。
かなり重い関係とも言えるけれど、これが有るからこそ安心もできると父様やギル兄様、アシュ兄様が言われているんだ。

マグオートの兄オーキッドは私の双子の兄、エル兄様と契約しているんだけどね…。

で、さっきの音はマグオートだ。
「それ以上はダメです」と言う事…。

マグオートは寝室の外のお部屋で待機してます。
私は侍女達にお世話されながら朝の準備をして着替えたんだ。

ついついさっきの事を思い出しそうになって…。

「レイチェル様。今日は少しお寒いようなので、スカーフをいたしましょうね。」

そう言って優しい色のスカーフを巻いてくれたんだ。食事などで邪魔にならないように結び目にも気を使って…。


一階の家族に食堂に行くと、エル兄様はまだ寝ているらしい。
家族のアル以外は知っているようだ。
私もスキルで知っているから、ギル兄様がお部屋に来られたんだろうけれど…。

思わず顔を紅くすると、ギル兄様にそっと撫でられ、父様はムスッとされ母様は「アレまぁ~うふふ」っと微笑んでいます。

「兄上、ほどほどに、レインが困っていますよ。」
「ん?そう言うお前はどうなんだい?エルの様子は?」

「……、今は落ち着いている。もっとついていてあげたいけれど、入学早々休むわけにもいかないからね~。」
「まぁそうだな。もう大丈夫なんだろう?なら帰って来てからでも大丈夫だろう。他にも守りはあるし、これ以上はして来そうになさそうだしね…。」

ギル兄様とアシュ兄様の会話は多分新たに現れた精霊王の存在と、新たに植えられた『桜』の存在だと…。

食事を終えた後、そっとエル兄様のお部屋に伺うと、オーキッドが側についていた。
彼は失態を少し悔いているようだけど、アレは失態ではない。
だって別次元の存在なのだから…。

「これはレイチェル様。」

私がこの部屋に訪れる事には気がついていたはずなのに、あえてそう声をかけてくれた。

「オーキッド、大丈夫です。少しエル兄様のお顔を見に来ただけだから…。兄様は本当にいろんなものに好かれるのね。私も人のことは言えないけれど…。今回は…」
「いえ、私の失態です。次こそは遅れをとりません。」
「えっと、相手はその…別次元よ?精霊王でしょ?下手したら怒りを買うわ。そうなるとエル兄様は悲しむから、努力は認めるけれど、ほどほどで、自分の身を第一にしてね。マグオート、あなたもよ。お願いね。」

「我らには命令でいいんです。お願いなんて…。」
「ううん、これは命令でなくお願い。そっちの方があなた達には響くでしょう?」

そう言って微笑んで見せた。
エル兄様にそっと私の魔力も私ながらしばらくその部屋で留まった。

私とエル兄様は双子の兄妹。この屋敷の両親や兄達とは血が繋がっていない。
私の父がこの屋敷に幼少時連れられて養子となり、ここの屋敷の子として育ち、他領に養子縁組として行かれてできた子が私と兄様だ。
エル兄様には前世の知識があり、それはこの世界とは別の世界。この世界の事を記したような物があり、兄様はそれでご存じなんだ。私は幼少時の時はそれが何かわからず、兄様とリンクして見ていた時もあった。今は時属性のスキルで未来視として見ながらも、エル兄様とリンクして見てしまう事も多いんだ。エル兄様も私とリンクして見てしまう…。

そのせいか、妖精や精霊にも、そのさらに上の存在である精霊王とも…。
私にも恩恵はくださるだろうけれど、兄様とは少し違う気もする。

今回のエル兄様の体調不良もそのせいだ…。

「兄様…。エル…。お願いだから無理しないで、私を置いていかないでね…。」

それだけ言って、そっと部屋を出たんだ。

私は私のできる事をしよう。
私にも、妖精や精霊が手伝ってくれたり教えてくれる事が多くあるんだから。
置いていかれないように…。

そこで、ギル兄様との朝のことを思い出す。
ギル兄様のことは好き。大好き。

侯爵家の嫡男であるから、別の有用性のある貴族令嬢や、皇女殿下の降下先、嫁ぎ先にと言う意見も多く寄せられ、私と婚約しても…。

今はそれは考えない。

その後、昼頃にエル兄様が目を覚ました時いたけれど、魔力低下でまだ体調が不十分であるからと。

私は温室に向かって、エル兄様が植えた桜の木を見上げた。
綺麗な薄いピンクの花びらで、枝垂れ桜とはまた違う美しさと神聖さを感じた。
妖精や精霊達が嬉しそうに飛び交って、「頑張ってお世話してるの!」って言っていたから、お礼にってテーブルの上に小皿に乗せた角砂糖と数種類の蜂蜜を置いてあげたんだ。
みるみる間に無くなっていったんだけどね…。

「これからもよろしくね。」って、ちょっと指で突いてから部屋に戻ったんだ。

夕食もエル兄様は来れず、アシュ兄様と向こうでお食事。
アシュ兄様が自ら食べさせそうだけどもね…。


寝る前にもう一度エル兄様の部屋を訪れた。
顔色は…まだ少し気だるそうだ。
だけど、私と兄様がリンクした事は伝えておいた方がいいと思ってお伝えしけれど、あえて精霊王と会話していた事を見た事は黙っておいた。多分勘違いしてると思うけど、それでいい。その方が兄様は気を付けてくれるだろうから…。
途中で途切れていた事もあるし、嘘を吐いているわけではない。

「エル兄様は頑張りすぎです。少しは私にも協力させてください!」

いの一番に怒って言ったセリフはこれなんですけどね…。
「ごめんね」と謝ってくれたんだけどね。

「ねえレイン。僕とレインの知っている事で、あの聖女がこの世界に来る時、僕達は学園生だったよね。」
「そうですね。年齢からしたら、普通は無理ですけど…。」
「多分、かなり勉強とかして、兄様達の学園生としてのお姿をまじかに見たいと思って、スキップしたんだと思うんだ。試験を受けてね。で、相談なんだけど…。」
「私と兄様とで試験を受けて、早期入学という事ですね。スキップで中等部の方に。」
「そう、それ以外のは、前に父様達にダメだと強く言われてしまっているからね。」
「そうですね…。わかりました。私もギル兄様やアシュ兄様のお側で、学園生活をされているお姿を見たいし、実際に聖女が現れた時、どうなっていくのか、まじかに確認したいと思っていましたから…。悪役にはなる気はありませんけれどもね。」
「そうだね、中等部に二人で入って悪役なんて破滅に進むのはごめんだ。せっかく幸せになりかけているのに、家族みんなも幸せにと願っているしね…。」

そうこう話し込んでいると、父様が晩のお仕事の前に覗きに来たようです。

「何を二人で相談していたのかな?父様も混ぜて欲しいな。」

そう言ってニコニコしながら、私とエル兄様の頭を優しく撫でた。

「父様、私とエル兄様からお願いがあります。父様のお部屋に行ってお願いする必要性があるのはわかっているんですけれど…。」
「ん?そんなに畏まらなくてもいいよ。勝手に家出したり、屋敷から出て行って家族みんなを悲しませる事でなければ大丈夫だ。」

まだ寮に入ると言った事を根に持っているんだろうか?

「エルやレインはいろんなもの達に好かれすぎるからね。父様は心配だ。でも対応できるように頑張るよ。」

そう言って、椅子を自分で準備して座られたんだ。
侍従達が慌てていたけれど、父様はマイペースだ。

「それで?お願いとは何だい?」

「ギル兄様とアシュ兄様が高等部に行かれている間に、僕達二人は中等部に入学して勉学に励もうと思うんです。スキップ試験を受験して…良いでしょうか?」
「それは…前に教えてくれた『ゲーム』とかのためかい?『聖女』と言われる存在が気になって?」
「それがないとは言いません。それも大いにあります。後…」
「ギル兄様とアシュ兄様が学園で勉強されている時、同じ敷地内の学園に生徒として通いたいの。頑張りますから、いいでしょうか?お願いします。」
「父様、僕からもお願いします。」

「う~ん。スキップの入学試験を受けるっていう事だね…。我が家に来ていただいている講師陣も二人の成績なら大丈夫だとも言われたし…。」

父様は長い脚を組んで瞳を閉じて考える動作をされた。

「よし、良いだろう。今度の試験で受けてみると良い。その次でも構わない。それで良いかい?」
「「はい。ありがとうございます。」」

思ったよりも早く受けさせてもらえそうだ。そうなると、より早く学園で学べるし、多くの時間を兄様達と過ごせる。

「レイ、早速手続きの準備だけしてもらえるか?確か試験は早くて秋だったな。受験手続きは夏までか…。」
「はい。その通りだったと記憶しています。直ぐに確認して手続きの準備を。講師陣にもその旨お伝えしてカリキュラムを組んでもらいましょう。」

「よし、なら二人とも頑張るんだよ。ただし、体調を崩すようならこの話は延期もしくは無しだ。良いね。」

しっかり念を押されて、素直に頷き再度お礼を言った。
父様達は笑顔で「仕事に行ってくるよ」と笑っていた。

父様がお忙しいのに、また無理を言ってしまったけれど、「これはうれしいおねだりだから良いんだ」とも言ってくれたから、甘えさせてもらうことにしたんだ。

その後、ギル兄様とアシュ兄様が部屋にやって来て、父様からそのお話を聞いたと言っていた。父様と同じように無理しないように言い聞かされて、勉強も見てくれると言ってくれたのは嬉しかった。



その翌日から、私達は少し…いやかなり忙しくなり、でも温室に行く日課は忘れずに毎日を過ごしたんだ。
エル兄様はそれ以外にも精霊王とのお約束のための練習を、訓練と称して騎士の先生に教えてもらい、精霊に教えてもらって頑張ってるみたい。
「兄様にバレないように頑張るのは少しヒヤヒヤしたけれど、でもどうしても必要なことだ事だったからね…。」なんて言い出しそう。

そこで実力アップするのがさすがエル兄様です。魔力操作と魔力量アップ。転移魔法も極秘で頑張ったみたい。
長距離移動が必要だったから、自分で魔法陣を紙に描く事もしてみたみたい。
それは、父様のお友達が来られた時に教えてもらってたんだ。内緒だけと言いながらもバレバレです。言われないだけ。
兄様は素直ですから、顔に出るんです。ですから守ってくださるアシュ兄様が必要で…。

後、実はちょっとだけ試しでやった事がある。
こっちはバレたら雷ものかも知れない。でも必要な事でも有ったみたいだけど…。

精霊にお願いして、精霊王からお願いされた事を試しに何度か実行していたの。
聖女がこの世界にやって来て、討伐や浄化活動をするのは知っているし、どの場所かも知っている。兄様の前世の知識で『ゲーム』と言うものは、私も大まかに…。ゲームでは攻略対象者によってポンポンといきなり場所がきり変わるからる。多分ゲームというものの特徴だろう。一部だけしか表示されていなかったと思うの。
ダラダラと同じ場所でなくいろんな場所や場面での展開の方が面白かったりもするものという理由らしいけども、その辺りはわからない。
アイテムゲットも関与するって何?

でも、小説やアニメとかでは地図が出てくる。イラスト表示みたいにバーンって感じでね。
その中で点々と歩んでいくルートも表示されているようです。

多分地図は製作されてるんじゃないかな…必要って。



二枚の一つに記録すると、あら不思議、もう一つに勝手に転写されるって刻印魔法を見つけていたから、多分使っているだろう。それは私も一緒に見つけたからね。実は私も取得できたんだ。屋敷の奥にあった書物のものでね。

で、やっぱりやり過ぎた兄様は…体調を崩したんだ。
最初の頃に私にバレてしまってたから、内緒にしてもらえるように頼まれて、「疲れたら休む」「私の魔力を受け取る事」「無理しない」「私にはきちんと相談する事」を約束させたんだ。
それを拒むと速攻兄様に言いつけると脅してね。
やる理由は何となく理解はしてるから、止めれないんだ…。

聖女が先にこの世界に来るか、現段階でまだ猛威を振るっていないこの時期に、エル兄様が精霊王のお願いで頑張るかのどちらか…。

エル兄様は「僕にもっと力があれば、一気に数十本と植えれたら…、一年と言わずに終わりそうなんだけど、そうは行かないのが現実で…。」と呟かれているけれど、今でも十分すごい事だと思うの。
だからお願い…無理しないで…。


「エル、この地図の印、大分と増えて来たね…。」
「そうなんだけどね…まだ弱々の魔物や魔獣の生息地ぐらいしか出来てないんだよね。僕の力弱々だから…。多分ここら辺りは一本植えるだけでなくて数本植えないといけないと思うんだ…。」
「ふ~ん、私も手伝えれたら良かったのに…。」
「大丈夫だよ。まだ時間がある。それに、父様達が頑張ってくれてるのも有って、魔獣騒ぎはこっちには聞こえて来てないだろう?僕達がいたあの土地はまだまだみたいだけど…。」

地図で大きく印をしているのは私達が生まれた場所だ。屋敷ではなくて領地の方なんだけどね…。
ついつい「兄様」をつけ忘れて呼んでも、エル兄様は怒らない。フニャッとした笑顔で笑うんだ。
私はこの笑顔で守られて来たんだよね…。

いつかまた、綺麗だったと言うその時のように自然豊かな美しい領に戻れたら良いのに…
そう思ってしまうんだよね…。

「それよりも、試験勉強の方は大丈夫なの?」
「うん、今の所は順調。」
「もう明後日だよ試験。」
「そうなんだよね…父様にお願いした時は春。兄様達の学園祭に行っての応援もしっかりして、あの時の兄様がかっこよくて…。」

エル兄様の勉強机に置かれている家族写真と兄様の写真。
写真はどんどん増えていっていたんだ。私の机も同じ状態。

「この時のアシュ兄様の魔法攻撃すごかったよね。」
「そうそう、氷の矢を一気に飛ばして見せたり、氷の針山みたいなのを作って見せたりね。氷で作った剣に水と風とで一気に畳み掛けるような技には驚いたけど綺麗だった。」
「ギル兄様の剣技もすごかったよね、炎を纏った剣が素晴らしくて…。」

「それはありがとう。」
「で、それは一体何なんだい?」

ギク~ッ。
油断して地図を拡げたままだった。
エル兄様は慌てて地図を隠そうとしたが、すでに遅し…。

「何かコソコソしてるとは思っていたけれど…。これは我が国の地図だよね。父上の所で見たことがある。」
「にっ、兄様…。」
「ここには丸印と黒塗り。ばつ印…。書いている事は…。」

兄様達のお顔が怖い。エル兄様が「般若だ…般若が二人だ。」と言うけれど、私にはその言葉はわからないv。
この世界に般若は存在しないんだろう。兄様の前世だね…。

「二人ともそこに正座。そして説明してもらおうか!」
「「御免なさい~~~。」」

二人で揃って正座をさせられて、懇々と怒られた。
もう足が痺れて立てないぐらいにです。

例のエル兄様の獣人侍従には既にバレていて、黙って協力をしてくれていたのに、今日に限って兄様達が近づいて来たのを教えてくれていなかった。
それは私の方の獣人侍従もそう。

理由は、エル兄様が無理したせいだと思う。
ちょっといつもより遠くに行って、しかも二日続けて行ったから?
ポーション飲みまくって、私の魔力をいつも以上に分けてあげたせい?

それとも、この二日間ぐらい置いていったせいかも知れない。
多分それだ…。
理由は「だって遠かったんだもの。近くなら何とか一人ぐらいは余分に…。」
これは私にこの前言っていた言い訳なんだけどね…。

自分でもついて行けるようになっている?
あっそう…。
二人とも大丈夫だそうです。
私も連れていってもらうのは…ギル兄様が察したのか怖い目で見て来ます。お口の方は笑顔なのに…。

その後、父様の所にも連れて行かれて、また怒られた。
精霊王からのお願いがってエル兄様が言ったら、少しは怒りが引っ込んだように思えたけれど…

もう少しで明後日の試験を受けることも却下されそうなぐらい怒られたんだ。
でも、そこは兄様達がフォローしてくれた?
フォローになってなかったかも知れないけれど…。

一緒に学園に行くようになれば、隠れてそのような事ができる時間は無くなるからねって感じだから、フォローじゃないかも…。

しかも、精霊王のお願いで行く時は、必ず兄様と行くようにとも更に懇々と言われてしまった。もしくは父様と一緒だって。

私はお留守番なんですね。
しょぼんです。
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