オメガ転生。

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学園生活

事件です※(雅貴)

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耳元で呟き、舌を入れ味わう。ふるふると身悶える翔が可愛らしい…

「耳ってこんなに感じるものなのか??」

そんな声が聞こえてくるが、本人は自分がそう呟いているのに気がついていないのだろう…

わざと、ぴちゃぴちゃと水音がするようにすれば、さらに体が火照ってきている。

「大切に大切に護ってきたつもりでしたが、油断しました。予想はしていたのですがね…貴方があのように押し倒され、襲われている姿を2度も見てしまうなんて…相手をこの世から瞬殺したいと思いましたよ。できる事ならね…こちらの都合でできませんでしたが…」

そう言いながら、唇をあらゆる場所に滑らせていく。
何処もかしこも愛おしく、美味しい…

「ん…あぁ…はぁん……」
「ダメですよ。可愛い声を聞かせてください。でないともっと…」
「やめっ…ん~~~~~~」

胸の頂を爪で弾いたり、押し潰したりと、もてあそび、もう片方の頂は口の中へ入りたいと誘われているように含んでみた。

「可愛らしく主張してきましたね。こちらも…」

「ダメ…やめ…」
「身体は嫌がっていませんね。こんなに嬉しそうにしている」

嫌々と顔を振る愛しい者を、そっと包み込むようにし、唇を奪った。
宥め、労り、悪戯し、可愛がる。
今まで我慢しすぎたせいか、一気に襲いたくなる。
襲いたくなるが、壊したいわけでは…
いや、壊したいのかもしれない。それだけ求めていたのだ。
だが、嫌われたいわけではないから…

「もう、今までのように見守るような事はやめ、側で愛し、護ることにしますね。もう、あんな思いは御免です。誰にも渡さない。逃がさない。そして、傷つけさせるつもりもありません。こうして可愛がるのは私だけの…」
「あっ……」

唇と掌とで、愛しい者を翻弄しながら、触れる位置を下げていく。
脚に力がうまく入っていないね。なら…
そのまま割り開き、主張し出した愛しい者のものを見つめてしまう。
片手で愛おしく握り、しごくいてみる。
先端は赤い舌につつき、先走りを美味しくいただく。

彼の意識がそこに集中している。
可愛い…本当に、何度も『可愛い』『愛しい』と言い続けたい。

もう片方の手でお尻を撫で回し、流れるように割れ目に潜り込み、菊口を指先で突いた。

ここには私が特別に施したものがある。
あの時のしておいてよかったよ…
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