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学園生活
そんな事が
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で、帰ってきたというか、戻ってきたのは良かったけど(多分?)、戻った場所は…
何でここなんでしょうか??
「翔、目が覚めましたか?」
ベットの側に椅子を置いて、本を読んでいたのか、パタンと閉じてサイドテーブルに置き、僕の顔を覗き込んでいるのはユリウスだった。
しかも、おでこをくっつけて熱を測られてるよ~~
「熱はでてないようですね。顔は赤いですが…」
そう言って、満面の笑みを向けられる。
思わずシーツをたくし上げるようにして顔を隠してみた。
綺麗なご尊顔は、破壊的衝撃です。
しかも、この綺麗なお顔の…その唇で、あんな事やこんな事されただなんて……
イャイャ、なんて事を思い出してるんだ。ダメだ。毒されてるよ…
じゃなくて…
「ここは?」
「ここは、君のもう1人の番いである雅貴の皇城での部屋ですよ。職持ちは部屋を与えられるらしいですね。しばらくはこの部屋で過ごす事になったのですよ。勿論、私も一緒ですね。そうそう、雅貴は今は報告に行ってますね。それが済めば、すぐにこの部屋に来るはずです。彼にキチンと伝えましたから」
どうやって?とは聞かないでおこう。
きっと、人ではないもの…妖精と妖とで、特殊な通達方法があるんだろう。
念話とか、そういう類の…
しかし、心配されたからと、ここに居ていいのだろうか?
だって、あの時、本来飛ばされるはずの場所は…
あの時、魔法陣が作動した時、実は一瞬だけ別の空間が見えた。
本当に一瞬で、気がつけば真っ白な世界だったんだけどね…
あそこは…多分…
でも実際には行かなかった。と言うか、行けなかったんだけど、それに関して、家族には何も起こらなかったのだろうか…
もし、それによって、家族の誰かが危害を受けるのなら…
「それは大丈夫ですよ」
「ん?」
「今、翔が考えている最悪のことは起こっていませんし、起こりません。起こる事自体ありえませんから、安心してください」
思わずポカンとしてしまうのは仕方ないと思う。
どうして今考えた事がわかるの?
顔の出た?もしかして出たの??
何でここなんでしょうか??
「翔、目が覚めましたか?」
ベットの側に椅子を置いて、本を読んでいたのか、パタンと閉じてサイドテーブルに置き、僕の顔を覗き込んでいるのはユリウスだった。
しかも、おでこをくっつけて熱を測られてるよ~~
「熱はでてないようですね。顔は赤いですが…」
そう言って、満面の笑みを向けられる。
思わずシーツをたくし上げるようにして顔を隠してみた。
綺麗なご尊顔は、破壊的衝撃です。
しかも、この綺麗なお顔の…その唇で、あんな事やこんな事されただなんて……
イャイャ、なんて事を思い出してるんだ。ダメだ。毒されてるよ…
じゃなくて…
「ここは?」
「ここは、君のもう1人の番いである雅貴の皇城での部屋ですよ。職持ちは部屋を与えられるらしいですね。しばらくはこの部屋で過ごす事になったのですよ。勿論、私も一緒ですね。そうそう、雅貴は今は報告に行ってますね。それが済めば、すぐにこの部屋に来るはずです。彼にキチンと伝えましたから」
どうやって?とは聞かないでおこう。
きっと、人ではないもの…妖精と妖とで、特殊な通達方法があるんだろう。
念話とか、そういう類の…
しかし、心配されたからと、ここに居ていいのだろうか?
だって、あの時、本来飛ばされるはずの場所は…
あの時、魔法陣が作動した時、実は一瞬だけ別の空間が見えた。
本当に一瞬で、気がつけば真っ白な世界だったんだけどね…
あそこは…多分…
でも実際には行かなかった。と言うか、行けなかったんだけど、それに関して、家族には何も起こらなかったのだろうか…
もし、それによって、家族の誰かが危害を受けるのなら…
「それは大丈夫ですよ」
「ん?」
「今、翔が考えている最悪のことは起こっていませんし、起こりません。起こる事自体ありえませんから、安心してください」
思わずポカンとしてしまうのは仕方ないと思う。
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顔の出た?もしかして出たの??
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