オメガ転生。

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学園生活

一掃せよ!

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「でだ、こういう事になったから、後頼む」
「はぁ…………なぜこうなったのでしょうね。今更ですが…」
「まぁ、捕虜で良い物件は、この国に役立つようにすると言ってたし、メリットにはなってもデメリットにはならないだろう?」

こう言うしかないよな…確かに今回の一掃で、他国で有名だった者達を幾人か捉えてある。愛国心が強く、こちらにどうしても靡かない者は、それなりの金でも積んでもらって返すがな…
アイツが結構楽しんでたから…心が折れて、この国に仕えるしかないように仕上げてたしな…

「わかりました。皇帝陛下の許可をいただいて、会談に持ち込みましょう」
「で、後あの鬱陶しい国はどうするんだ?」
「あぁ、あの国ですね。それはこの国とっておきの組織が有るじゃないですか。組織の力をもってすれば、どうと言うこともないですよね?」
「アレを使うのか?」
「そうです。国の暗部組織ではなく、私達が独自で作り上げた者達ですよ。ちょうど動きたがっていましたし、良いでしょう?そう思いませんか?」
「確かに…で、手綱は勿論」
「お願いしますね」
「俺なんだな…」
「ほら、私は後始末に忙しいので…」
「チッ、仕方ない。わかったよ」

国の暗部組織…それは騎士団の所属ではあるが秘匿されているものだ。
彼らは物凄く優秀だ。本当に…
日頃は普通の騎士として働いたり、厨房にいたりと、いろんな場所で働いている。
が、あくまで国のために動く者達であるから、皇帝陛下の許可が必要だ。

それとは関係なく、俺とアイツとで作り上げた組織が実在している。
皇帝陛下はご存じではあるが、詳しくは分かっていない。
というか、創設当時の皇帝に話を通し、皇帝陛下の独断で秘匿されている事だ。
まぁ、そんな事は置いといて…

「じゃ、そう言う事で」

これで綺麗さっぱりとなるだろう。
騎士団の仕事も、戦以外でまだまだ忙しいが…

今後の段取りを考えて、あの者達を動かすため、誰にもわからないように指示を出した。
この城にも潜ませてるからなぁ…連絡係として…
普通に仕事をしてるから、まさかそんな組織の者とは、普通考えないだろうなぁ…


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