291 / 302
学園生活
そして…
しおりを挟む
雅貴さんが準備してくれた正装を着て、急いで会場に向かう。
本当は、両親が学生最後だからと意気込んでいたけれど、是非是非と言い切って準備してくれたものだ。
ユリウスが何処から持ってきた特殊な生地を使っているらしい。
アクセサリーに使われている石もそうらしい。
何かの加護とかついていたりして…
途中で妹と友人とも合流した。
妹の衣装も王弟殿下が準備したらしい。
妹にとてもよく似合っていた。
「その衣装。とても似合ってる。綺麗だ」
「もう、何言っているの…」
真っ赤に頬を染めた妹はとても可愛らしい…
このまま、本当に何事も起こらない事を祈るよ…
会場入りすると、いつも普通に使っていたホールが、キラキラと装飾を施されて、別世界のようだ。
過去に自分も在校生として、運営とか手伝っていた事を思い出す。
料理とかの手配とか、装飾とか…
一部業者を入れて行うが、自分達が行う事も多かった。
例えばそう、給餌とかね…
「翔?」
「あぁ、大丈夫。少し昔を思い出してね…行こう」
そう言って、名前を呼ばれた順番に会場入りし、まずは指定された場所に向かう。
流された音楽が止まり、全員が入室した事がわかる。
さぁ、無事にこのまま刻が流れてくれれば…
そうせつに願った。
本当は、両親が学生最後だからと意気込んでいたけれど、是非是非と言い切って準備してくれたものだ。
ユリウスが何処から持ってきた特殊な生地を使っているらしい。
アクセサリーに使われている石もそうらしい。
何かの加護とかついていたりして…
途中で妹と友人とも合流した。
妹の衣装も王弟殿下が準備したらしい。
妹にとてもよく似合っていた。
「その衣装。とても似合ってる。綺麗だ」
「もう、何言っているの…」
真っ赤に頬を染めた妹はとても可愛らしい…
このまま、本当に何事も起こらない事を祈るよ…
会場入りすると、いつも普通に使っていたホールが、キラキラと装飾を施されて、別世界のようだ。
過去に自分も在校生として、運営とか手伝っていた事を思い出す。
料理とかの手配とか、装飾とか…
一部業者を入れて行うが、自分達が行う事も多かった。
例えばそう、給餌とかね…
「翔?」
「あぁ、大丈夫。少し昔を思い出してね…行こう」
そう言って、名前を呼ばれた順番に会場入りし、まずは指定された場所に向かう。
流された音楽が止まり、全員が入室した事がわかる。
さぁ、無事にこのまま刻が流れてくれれば…
そうせつに願った。
2
あなたにおすすめの小説
不憫王子に転生したら、獣人王太子の番になりました
織緒こん
BL
日本の大学生だった前世の記憶を持つクラフトクリフは異世界の王子に転生したものの、母親の身分が低く、同母の姉と共に継母である王妃に虐げられていた。そんなある日、父王が獣人族の国へ戦争を仕掛け、あっという間に負けてしまう。戦勝国の代表として乗り込んできたのは、なんと獅子獣人の王太子のリカルデロ! 彼は臣下にクラフトクリフを戦利品として側妃にしたらどうかとすすめられるが、王子があまりに痩せて見すぼらしいせいか、きっぱり「いらない」と断る。それでもクラフトクリフの処遇を決めかねた臣下たちは、彼をリカルデロの後宮に入れた。そこで、しばらく世話をされたクラフトクリフはやがて健康を取り戻し、再び、リカルデロと会う。すると、何故か、リカルデロは突然、クラフトクリフを溺愛し始めた。リカルデロの態度に心当たりのないクラフトクリフは情熱的な彼に戸惑うばかりで――!?
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
巣ごもりオメガは後宮にひそむ【続編完結】
晦リリ@9/10『死に戻りの神子~』発売
BL
後宮で幼馴染でもあるラナ姫の護衛をしているミシュアルは、つがいがいないのに、すでに契約がすんでいる体であるという判定を受けたオメガ。
発情期はあるものの、つがいが誰なのか、いつつがいの契約がなされたのかは本人もわからない。
そんななか、気になる匂いの落とし物を後宮で拾うようになる。
第9回BL小説大賞にて奨励賞受賞→書籍化しました。ありがとうございます。
セカンドライフ!
みなみ ゆうき
BL
主人公 光希《みつき》(高1)は恵まれた容姿で常に女の子に囲まれる生活を送っていた。
来るもの拒まず去るもの追わずというスタンスでリア充を満喫しているつもりだったのだが、
ある日、それまで自分で認識していた自分というものが全て崩れ去る出来事が。
全てに嫌気がさし、引きこもりになろうと考えた光希だったが、あえなく断念。
従兄弟が理事長を務める山奥の全寮制男子校で今までの自分を全て捨て、修行僧のような生活を送ることを決意する。
下半身ゆるめ、気紛れ、自己中、ちょっとナルシストな主人公が今までと全く違う自分になって地味で真面目なセカンドライフを送ろうと奮闘するが、色んな意味で目を付けられトラブルになっていく話。
2019/7/26 本編完結。
番外編も投入予定。
ムーンライトノベルズ様にも同時投稿。
性技Lv.99、努力Lv.10000、執着Lv.10000の勇者が攻めてきた!
モト
BL
異世界転生したら弱い悪魔になっていました。でも、異世界転生あるあるのスキル表を見る事が出来た俺は、自分にはとんでもない天性資質が備わっている事を知る。
その天性資質を使って、エルフちゃんと結婚したい。その為に旅に出て、強い魔物を退治していくうちに何故か魔王になってしまった。
魔王城で仕方なく引きこもり生活を送っていると、ある日勇者が攻めてきた。
その勇者のスキルは……え!? 性技Lv.99、努力Lv.10000、執着Lv.10000、愛情Max~~!?!?!?!?!?!
ムーンライトノベルズにも投稿しておりすがアルファ版のほうが長編になります。
黒とオメガの騎士の子育て〜この子確かに俺とお前にそっくりだけど、産んだ覚えないんですけど!?〜
せるせ
BL
王都の騎士団に所属するオメガのセルジュは、ある日なぜか北の若き辺境伯クロードの城で目が覚めた。
しかも隣で泣いているのは、クロードと同じ目を持つ自分にそっくりな赤ん坊で……?
「お前が産んだ、俺の子供だ」
いや、そんなこと言われても、産んだ記憶もあんなことやこんなことをした記憶も無いんですけど!?
クロードとは元々険悪な仲だったはずなのに、一体どうしてこんなことに?
一途な黒髪アルファの年下辺境伯×金髪オメガの年上騎士
※一応オメガバース設定をお借りしています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる