290 / 302
学園生活
そして…
しおりを挟む
そう、毎日毎日仕事でヘトヘトになっていた。
このご時世、仕事につけるだけいいよと言われてしまうかもしれないが、何が嬉しくて、他の人の仕事までしないといけないのか……なんて愚痴っていた。
心の中でだけど…
高校、短大と出て、就職活動頑張ったなぁ~。
本当は、IT関連の仕事につきたかったんだ。
でも、そういう会社は、短大卒業の一般人にはハードルが高かったんだよね。
結果、派遣会社の事務職として、仕事に就くことができたんだ。
派遣がどうとか、事務職がどうとかはいいと思っていたし、その仕事にやりがいが無いとか、そんな仕事……とも思ってなかった。
派遣会社…素晴らしい仕事だよ。勿論、事務の仕事も必要な仕事だ思っていた。
仕事をいろんな理由で押し付けられたのには、腹が立っていたけどね。
職場でお局様の枠に入れられて、『そりゃ~自分でした方が早いかもしれないが…もう、考えるのやめよう…疲れるだけだ。』なんて考えることも多々あった。
今では懐かしく思えるデスクのパソコンと睨み合い、何とか仕事を終え、最終のバスに乗り込んで…
今の雅貴さんの仕事とかを考えると、恥ずかしいよね…
でもって、バス事故で死んでしまったんだよね…彼氏は、ほぼいなかった。
家族とは、就職後、年に数回電話かメール。帰ってもそんなに居なかった。
親孝行は、できていなかった。
だから、今の家族孝行は是非したい。
それに、まだ…油断はできないか…
卒業で、ついついいろんな事を思い出す。
今世と前世。
おっと、もうこんな時間だ。
卒業パーティーの時間が近づいている。
急がないと…
どうか、何事も起こりませんように…
このご時世、仕事につけるだけいいよと言われてしまうかもしれないが、何が嬉しくて、他の人の仕事までしないといけないのか……なんて愚痴っていた。
心の中でだけど…
高校、短大と出て、就職活動頑張ったなぁ~。
本当は、IT関連の仕事につきたかったんだ。
でも、そういう会社は、短大卒業の一般人にはハードルが高かったんだよね。
結果、派遣会社の事務職として、仕事に就くことができたんだ。
派遣がどうとか、事務職がどうとかはいいと思っていたし、その仕事にやりがいが無いとか、そんな仕事……とも思ってなかった。
派遣会社…素晴らしい仕事だよ。勿論、事務の仕事も必要な仕事だ思っていた。
仕事をいろんな理由で押し付けられたのには、腹が立っていたけどね。
職場でお局様の枠に入れられて、『そりゃ~自分でした方が早いかもしれないが…もう、考えるのやめよう…疲れるだけだ。』なんて考えることも多々あった。
今では懐かしく思えるデスクのパソコンと睨み合い、何とか仕事を終え、最終のバスに乗り込んで…
今の雅貴さんの仕事とかを考えると、恥ずかしいよね…
でもって、バス事故で死んでしまったんだよね…彼氏は、ほぼいなかった。
家族とは、就職後、年に数回電話かメール。帰ってもそんなに居なかった。
親孝行は、できていなかった。
だから、今の家族孝行は是非したい。
それに、まだ…油断はできないか…
卒業で、ついついいろんな事を思い出す。
今世と前世。
おっと、もうこんな時間だ。
卒業パーティーの時間が近づいている。
急がないと…
どうか、何事も起こりませんように…
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
505
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる