鬼の華

文字の大きさ
4 / 51
出逢い

新たな家族

しおりを挟む
食事の前に、自己紹介をしてくれた。

神澤 直政(かんざわ なおまさ)さん。神澤家 家長であり、鬼龍院家に使えてるらしい。
私を迎えに来てくれた方だ。
そして、その奥さんの麗華(れいか)さん。

直樹(なおき) さんは、23歳で、社会人として仕事にいかれているらしい。直政の子供であり、長男だとか。
おおらかで、包容力のある男性。怒らすと怖い。と麗華さんが笑いながら話してくれた。

「そんなに怖く無いですよ」

そう言って笑ってたけど、後の2人が、そんな事あるか………みたいな顔をしてたので、怒らさないように気をつけよう。
でも、怒りの沸点が良くわからないから、要注意。


直哉(なおや)  さん。20歳。次男で大学生だとか。
神経質だが、実は可愛いもの大好きで世話好きだから、勉強などでわからない事は聞けば良いと言っていた。
可愛いもの好きとは、動物好きと言うことかなぁ?

最後に、杏樹(あんじゅ) 15歳。長女で、お洒落大好きアニメオタク。可愛いもの大好き。と、本人から。
アニメオタクまではいかないけど、私も漫画や小説とか読むの好きだから、少しは話が合うと良いな……
同じ学校に通わせてもらえるらしく、少し嬉しかった。

そして、最後に、大和 和真(やまと かずま)さんと、和代(かずよ)さん。
神澤家の執事とその妻であり、家事一般をこなす家政婦さんなんだって。
他にも使用人とかいるけど、この屋敷に住んでいるのはこの七人だと話してくれた。

和真さんと和代さんの子供は成人して、別の場所で住んでるんだって。

で、私の立場はある方からの預かりらしいけど、自分たちの子供のように接していくとのこと。
良くはわからないんだけど、亡くなったとはいえ、両親の籍を抜くのはしのびないとの配慮らしい。

大人の事情?そう思って、詳しく追求するのは辞めた。

食事を終えて、リビングのソファーに座り、杏樹さんから声かけられた。

「綾乃お姉様。私の事は杏樹と呼び捨てにしてくださいね。兄様たちも、さん付けでなく、兄様の方が喜びますよ」
「でも、私はごやっかいになるのに……」
「父様たちも、自分たちの子供として接すると言われてたじゃないですか。まぁ、父様たちはさん付けでも仕方ないでしょうが……ね。兄様」

食後のコーヒーをくつろぎながら飲んでいた2人がこちらを向く。

「そうだね。直樹兄様か兄さんでよろしく」
「僕も、直哉兄様か兄さんだね。さん付けで読んだらお仕置きしようかな?」

そう言って微笑んでくれた。

「困ったことがあったら、相談するんだよ。」

そう言って、頭を撫でられる。

「うん、可愛い。僕らのお姫様だね」
「そうだね。年上男性は可愛いお姫様たちを守らないとね」

「兄様たちは、やり過ぎることがあるから、その時は2人で逃げましょうね。綾乃お姉様」

そう言って、私に呟いてくれた。
なんと答えたら良いのか困惑して、ただただ笑って誤魔化してしまった。
ごめんなさい~~~




しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

大丈夫のその先は…

水姫
恋愛
実来はシングルマザーの母が再婚すると聞いた。母が嬉しそうにしているのを見るとこれまで苦労かけた分幸せになって欲しいと思う。 新しくできた父はよりにもよって医者だった。新しくできた兄たちも同様で…。 バレないように、バレないように。 「大丈夫だよ」 すいません。ゆっくりお待ち下さい。m(_ _)m

ハイスぺ幼馴染の執着過剰愛~30までに相手がいなかったら、結婚しようと言ったから~

cheeery
恋愛
パイロットのエリート幼馴染とワケあって同棲することになった私。 同棲はかれこれもう7年目。 お互いにいい人がいたら解消しようと約束しているのだけど……。 合コンは撃沈。連絡さえ来ない始末。 焦るものの、幼なじみ隼人との生活は、なんの不満もなく……っというよりも、至極の生活だった。 何かあったら話も聞いてくれるし、なぐさめてくれる。 美味しい料理に、髪を乾かしてくれたり、買い物に連れ出してくれたり……しかも家賃はいらないと受け取ってもくれない。 私……こんなに甘えっぱなしでいいのかな? そしてわたしの30歳の誕生日。 「美羽、お誕生日おめでとう。結婚しようか」 「なに言ってるの?」 優しかったはずの隼人が豹変。 「30になってお互いに相手がいなかったら、結婚しようって美羽が言ったんだよね?」 彼の秘密を知ったら、もう逃げることは出来ない。 「絶対に逃がさないよ?」

【R18】幼馴染がイケメン過ぎる

ケセラセラ
恋愛
双子の兄弟、陽介と宗介は一卵性の双子でイケメンのお隣さん一つ上。真斗もお隣さんの同級生でイケメン。 幼稚園の頃からずっと仲良しで4人で遊んでいたけど、大学生にもなり他にもお友達や彼氏が欲しいと思うようになった主人公の吉本 華。 幼馴染の関係は壊したくないのに、3人はそうは思ってないようで。 関係が変わる時、歯車が大きく動き出す。

屋上の合鍵

守 秀斗
恋愛
夫と家庭内離婚状態の進藤理央。二十五才。ある日、満たされない肉体を職場のビルの地下倉庫で慰めていると、それを同僚の鈴木哲也に見られてしまうのだが……。

冷淡だった義兄に溺愛されて結婚するまでのお話

水瀬 立乃
恋愛
陽和(ひより)が16歳の時、シングルマザーの母親が玉の輿結婚をした。 相手の男性には陽和よりも6歳年上の兄・慶一(けいいち)と、3歳年下の妹・礼奈(れいな)がいた。 義理の兄妹との関係は良好だったが、事故で母親が他界すると2人に冷たく当たられるようになってしまう。 陽和は秘かに恋心を抱いていた慶一と関係を持つことになるが、彼は陽和に愛情がない様子で、彼女は叶わない初恋だと諦めていた。 しかしある日を境に素っ気なかった慶一の態度に変化が現れ始める。

極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です

朝陽七彩
恋愛
 私は。 「夕鶴、こっちにおいで」  現役の高校生だけど。 「ずっと夕鶴とこうしていたい」  担任の先生と。 「夕鶴を誰にも渡したくない」  付き合っています。  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  神城夕鶴(かみしろ ゆづる)  軽音楽部の絶対的エース  飛鷹隼理(ひだか しゅんり)  アイドル的存在の超イケメン先生  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  彼の名前は飛鷹隼理くん。  隼理くんは。 「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」  そう言って……。 「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」  そして隼理くんは……。  ……‼  しゅっ……隼理くん……っ。  そんなことをされたら……。  隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。  ……だけど……。  え……。  誰……?  誰なの……?  その人はいったい誰なの、隼理くん。  ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。  その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。  でも。  でも訊けない。  隼理くんに直接訊くことなんて。  私にはできない。  私は。  私は、これから先、一体どうすればいいの……?

ドSな彼からの溺愛は蜜の味

鳴宮鶉子
恋愛
ドSな彼からの溺愛は蜜の味

彼の言いなりになってしまう私

守 秀斗
恋愛
マンションで同棲している山野井恭子(26才)と辻村弘(26才)。でも、最近、恭子は弘がやたら過激な行為をしてくると感じているのだが……。

処理中です...