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電話に出るだけの話
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トゥルルルルル
電話の鳴り止まない真っ白な部屋に閉じ込められてどのくらい経過したのだろう。
そろそろ気分が悪い
電話が切れないってことは誰もいないのかしら…
そうなるとずっとここから出られない
トゥルルルルル…
トゥルルルルルルルルルルルルル!!!
真っ白に塗られた電話が見えた。
あれで…警察にでも連絡すれば助かるのかな…
そんな事を思った。少しの望みでもやるだけの価値はある。
私は電話へ向かう
ズバン!!!
雷が近くに落ちたような音がして反射的に振り向く。
そこには
黒い壁が白い壁から突き出てきていた。
恐怖心
逃げなければいけない!!
私は電話へ向かって走り出した
黒い壁は何枚も突き出てきている
ズバンズバンズバン!!!!
恐怖と走っていることによって息がきれる。
もう少しで電話ができる…!!
受話器を持った瞬間
目の前が黒に染まった
トゥルルルルル
女の子の手が受話器を握っている
トゥルルルルル
トゥルルルルル
トゥルル…ル……
電話の鳴り止まない真っ白な部屋に閉じ込められてどのくらい経過したのだろう。
そろそろ気分が悪い
電話が切れないってことは誰もいないのかしら…
そうなるとずっとここから出られない
トゥルルルルル…
トゥルルルルルルルルルルルルル!!!
真っ白に塗られた電話が見えた。
あれで…警察にでも連絡すれば助かるのかな…
そんな事を思った。少しの望みでもやるだけの価値はある。
私は電話へ向かう
ズバン!!!
雷が近くに落ちたような音がして反射的に振り向く。
そこには
黒い壁が白い壁から突き出てきていた。
恐怖心
逃げなければいけない!!
私は電話へ向かって走り出した
黒い壁は何枚も突き出てきている
ズバンズバンズバン!!!!
恐怖と走っていることによって息がきれる。
もう少しで電話ができる…!!
受話器を持った瞬間
目の前が黒に染まった
トゥルルルルル
女の子の手が受話器を握っている
トゥルルルルル
トゥルルルルル
トゥルル…ル……
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