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1.隊長はピシリと礼をして去っていった
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「隊長には話しておくつもりでしたし、どう切り出そうか悩んでいたので、いっそ良かったかもしれません」
私と隊長は執務室のソファーに向かい合って座っている。
「個人で楽しむ分には報告の必要はありません。いや、複数人でとなると風紀上問題が……」
隊長はまだ混乱している。
「……とりあえず、アレのことは忘れてください。話は癒やしの巫女の力についてです」
「何か問題でも?」
「癒やしの巫女には傷を治す力がありますが、それは男性にしか効果がありません。そしてこれはあまり知られていない事なのですが、傷を治している間、巫女はえー、その、うう……」
ダメだ。予定ではサラリと伝えるはずだったのに、詰まってしまった。
隊長は真剣な顔でこちらを見ている。
無、無、心を無にして言ってしまえ。いけ、私。がんばれ私。
「感じちゃうんです」
「は?」
まあ、そう言う反応になりますよね。
「性的快感を感じて、最悪イッちゃいます」
隊長からの、何言ってんだコイツと言う視線が痛い。
「今は小さい内に調べて癒やしの巫女だと分かったら、親元から離されて巫女の館で育てられるんですよね?ゆっくりと力の使い方を覚えていく内に、大きくなる頃には不感症になっているそうです」
「は、あ」
これ、ちゃんと伝わってるのかな。
「それで私なんですが……そうだ。隊長は私の経歴書、見てますよね?」
「ええ、まあ。三行しか書いてありませんでしたが……」
出発する前に書いてもらった経歴書には、二年前巫女の館で保護、その一年後戸籍登録、さらにその一年後テジュレ砦に派遣と、三行しか書くことがなかった。
「二年前、巫女の館の庭で倒れている所を保護して貰ったんですが、私もなぜそこにいたのか分からなくて。最初は言葉も通じないから苦労しました」
なんとか会話ができるようになるまで一年かかった。不安に押しつぶされずにがんばれたのは、巫女の館にいる優しい人達のおかげだ。
「ああ、だから言葉が……いや、でもお上手ですね」
「やっぱり変ですか?」
私は普通に話しているつもりだけど、発音や言い回しがどうも甘ったるいらしい。
巫女の館での私の役割は五歳の幼女の子守りで、必死に言葉を覚えている時に一番会話する相手が五歳児だったのだ。
結果私の言葉はどこか子供っぽい、甘えたような物になってしまった。
「ええ、いや、誤解する男も多いかもしれませんね……」
「……なるべく喋らないようにします」
直せるものなら直したいんだけど、私にはRとLの違いぐらいの細かな差なので直せないのだ。言語センスの無さが恨めしい。
「常にじゃないので大丈夫ですよ。むしろ不意に挟まれるからたちが悪、いえ何でもないです」
たちが悪いんじゃないか。隊長は決まり悪そうに視線を外している。
「まあいいです。要はですね、私が癒やしの巫女だと分かったのは、なんとか言葉が分かるようになった一年前。まだ不感症になる程巫女として経験がないので、治療の際は、その、気持ちよくなっちゃう、と言うことをお話ししておきたかったんです」
よし。ここまで話すのに受けた精神的ダメージは大きかったけど、何とか言えた。
「なるほど。それでアレが必要なんですね」
「アレ?……アレはっ、巫女のお姉様方から餞別にもらっただけで、中身も知らなかったんです!使った事もなければ、使う予定もありませんから」
まさか「辛かったら開けて」が性的な意味だとは思わなかった。
「気持ちよくなると言っても、ゆっくり治療すれば、そんなに感じないから大丈夫、ですよ?」
私が喋る度に隊長の眉間のシワが深くなるので、つい語尾が疑問系になってしまった。
「そう、ですか……」
私が半人前なのは事実なので、ちゃんと話しておこうと思ったんだけど、思った以上に不審がられてしまった。
「感じちゃうのは仕方ないにしても、ちゃんと治療はできますから、そこは安心してください。そうだ、今怪我してたりしませんか?治しますよ。ほら、やりましょう」
こう言うのは目で見てもらった方が話が早い。隊長に怪我がなくても、誰か一人ぐらい怪我人はいるだろう。
「……ここを」
隊長は苦い顔のまま左袖を捲くり、上腕に巻きつけられていた布を外そうとした。薄っすらと血が滲み、思った以上にガッツリ怪我をしているようだ。
「ああ、布はそのままでいいです。その状態で布を剥がすと痛いですよ。それでは失礼します」
私は隊長の腕にそっと手を添えた。その瞬間、私の身体にぞわぞわと快感が走る。
どうしても力が流れる瞬間は身体がビクッとしてしまうけど、これぐらいの刺激なら気合いでやり過ごせる。
「癒やしの巫女の力は……肌が触れた所から相手に流れるので……接触面積の調整で、強弱可能なんです」
治療しながら説明だってできるのだ。気を抜くと変な声が出そうになるけど。
「もう、大丈夫だと思います」
私は大きく息を吐くと隊長から手を離し、巻かれた布を外していく。中にいくほど血で染まる布から、怪我の大きさが分かる。
「こんな大怪我の人に、荷物を運ばせてしまってすみません」
布の先は血の跡はあっても傷はなかった。
「これぐらいここではかすり傷です。それにしても、凄いですね。しかし……」
隊長は難しい顔でしばらく私を見つめた後、無言で自室に向かってしまった。
どうしたものか考えていると、隊長はすぐに戻ってきた。手には何やら布を持っている。
「治療の際は、この外套を着用してください」
手渡された物を広げてみると、フードがついたマントのような物だった。
取り敢えず被ってみると、首元までしっかり防寒できるような作りのため、私の顔は半分埋まってしまった。フードを被れば上半分も隠れてしまう。
「暑いし大きすぎます」
隊長サイズなのか、どう考えてもブカブカで、こんなのを着ていたら完全に不審者だ。
「身を守るためにも我慢してください。いいですね」
隊長が真面目な顔で釘を刺してきた。
「ええと、そんなに物欲しそうな顔してました?一応言っておきますが、私から襲ったりはしませんよ?」
多分。と言う言葉は心の中だけに留めておく。
「とにかく、力のことは分かりました。先生はそれでも、この砦に来てくださるんですね?」
隊長は一瞬苦い顔をしたけど、すぐにまた真面目な顔になり聞いてきた。
ここは私も真面目に答えておこう。
「私は本当に必要としている人のために、力を使いたいです」
姿勢を正し、隊長の目をしっかりと見つめる。私は、そのためにここに来た。
「ありがとうございます」
隊長は優しく笑ったかと思うと、すぐに真面目な顔に戻ってしまった。
「こちらとしてもできる限りお守りします……今から下女を呼びますから、ここでの暮らしについて説明を受けたら、今日はゆっくり休んでください」
隊長はそれだけ言うと、ピシリと礼をして去っていった。
よし。よしよし。何とか力のことを説明できた。
隊長のあの怪我をかすり傷と言うような場所だ。最大出力で治療しないといけない場面も出てくるだろう。こう言う事は早目に言っておいた方がいい。
それはそうと、私はソファーにもたれ掛かる。
「アレのことは忘れてくれないかなー」
手で顔を覆いながら呟いた独り言は、広い執務室の中に消えていった。
私と隊長は執務室のソファーに向かい合って座っている。
「個人で楽しむ分には報告の必要はありません。いや、複数人でとなると風紀上問題が……」
隊長はまだ混乱している。
「……とりあえず、アレのことは忘れてください。話は癒やしの巫女の力についてです」
「何か問題でも?」
「癒やしの巫女には傷を治す力がありますが、それは男性にしか効果がありません。そしてこれはあまり知られていない事なのですが、傷を治している間、巫女はえー、その、うう……」
ダメだ。予定ではサラリと伝えるはずだったのに、詰まってしまった。
隊長は真剣な顔でこちらを見ている。
無、無、心を無にして言ってしまえ。いけ、私。がんばれ私。
「感じちゃうんです」
「は?」
まあ、そう言う反応になりますよね。
「性的快感を感じて、最悪イッちゃいます」
隊長からの、何言ってんだコイツと言う視線が痛い。
「今は小さい内に調べて癒やしの巫女だと分かったら、親元から離されて巫女の館で育てられるんですよね?ゆっくりと力の使い方を覚えていく内に、大きくなる頃には不感症になっているそうです」
「は、あ」
これ、ちゃんと伝わってるのかな。
「それで私なんですが……そうだ。隊長は私の経歴書、見てますよね?」
「ええ、まあ。三行しか書いてありませんでしたが……」
出発する前に書いてもらった経歴書には、二年前巫女の館で保護、その一年後戸籍登録、さらにその一年後テジュレ砦に派遣と、三行しか書くことがなかった。
「二年前、巫女の館の庭で倒れている所を保護して貰ったんですが、私もなぜそこにいたのか分からなくて。最初は言葉も通じないから苦労しました」
なんとか会話ができるようになるまで一年かかった。不安に押しつぶされずにがんばれたのは、巫女の館にいる優しい人達のおかげだ。
「ああ、だから言葉が……いや、でもお上手ですね」
「やっぱり変ですか?」
私は普通に話しているつもりだけど、発音や言い回しがどうも甘ったるいらしい。
巫女の館での私の役割は五歳の幼女の子守りで、必死に言葉を覚えている時に一番会話する相手が五歳児だったのだ。
結果私の言葉はどこか子供っぽい、甘えたような物になってしまった。
「ええ、いや、誤解する男も多いかもしれませんね……」
「……なるべく喋らないようにします」
直せるものなら直したいんだけど、私にはRとLの違いぐらいの細かな差なので直せないのだ。言語センスの無さが恨めしい。
「常にじゃないので大丈夫ですよ。むしろ不意に挟まれるからたちが悪、いえ何でもないです」
たちが悪いんじゃないか。隊長は決まり悪そうに視線を外している。
「まあいいです。要はですね、私が癒やしの巫女だと分かったのは、なんとか言葉が分かるようになった一年前。まだ不感症になる程巫女として経験がないので、治療の際は、その、気持ちよくなっちゃう、と言うことをお話ししておきたかったんです」
よし。ここまで話すのに受けた精神的ダメージは大きかったけど、何とか言えた。
「なるほど。それでアレが必要なんですね」
「アレ?……アレはっ、巫女のお姉様方から餞別にもらっただけで、中身も知らなかったんです!使った事もなければ、使う予定もありませんから」
まさか「辛かったら開けて」が性的な意味だとは思わなかった。
「気持ちよくなると言っても、ゆっくり治療すれば、そんなに感じないから大丈夫、ですよ?」
私が喋る度に隊長の眉間のシワが深くなるので、つい語尾が疑問系になってしまった。
「そう、ですか……」
私が半人前なのは事実なので、ちゃんと話しておこうと思ったんだけど、思った以上に不審がられてしまった。
「感じちゃうのは仕方ないにしても、ちゃんと治療はできますから、そこは安心してください。そうだ、今怪我してたりしませんか?治しますよ。ほら、やりましょう」
こう言うのは目で見てもらった方が話が早い。隊長に怪我がなくても、誰か一人ぐらい怪我人はいるだろう。
「……ここを」
隊長は苦い顔のまま左袖を捲くり、上腕に巻きつけられていた布を外そうとした。薄っすらと血が滲み、思った以上にガッツリ怪我をしているようだ。
「ああ、布はそのままでいいです。その状態で布を剥がすと痛いですよ。それでは失礼します」
私は隊長の腕にそっと手を添えた。その瞬間、私の身体にぞわぞわと快感が走る。
どうしても力が流れる瞬間は身体がビクッとしてしまうけど、これぐらいの刺激なら気合いでやり過ごせる。
「癒やしの巫女の力は……肌が触れた所から相手に流れるので……接触面積の調整で、強弱可能なんです」
治療しながら説明だってできるのだ。気を抜くと変な声が出そうになるけど。
「もう、大丈夫だと思います」
私は大きく息を吐くと隊長から手を離し、巻かれた布を外していく。中にいくほど血で染まる布から、怪我の大きさが分かる。
「こんな大怪我の人に、荷物を運ばせてしまってすみません」
布の先は血の跡はあっても傷はなかった。
「これぐらいここではかすり傷です。それにしても、凄いですね。しかし……」
隊長は難しい顔でしばらく私を見つめた後、無言で自室に向かってしまった。
どうしたものか考えていると、隊長はすぐに戻ってきた。手には何やら布を持っている。
「治療の際は、この外套を着用してください」
手渡された物を広げてみると、フードがついたマントのような物だった。
取り敢えず被ってみると、首元までしっかり防寒できるような作りのため、私の顔は半分埋まってしまった。フードを被れば上半分も隠れてしまう。
「暑いし大きすぎます」
隊長サイズなのか、どう考えてもブカブカで、こんなのを着ていたら完全に不審者だ。
「身を守るためにも我慢してください。いいですね」
隊長が真面目な顔で釘を刺してきた。
「ええと、そんなに物欲しそうな顔してました?一応言っておきますが、私から襲ったりはしませんよ?」
多分。と言う言葉は心の中だけに留めておく。
「とにかく、力のことは分かりました。先生はそれでも、この砦に来てくださるんですね?」
隊長は一瞬苦い顔をしたけど、すぐにまた真面目な顔になり聞いてきた。
ここは私も真面目に答えておこう。
「私は本当に必要としている人のために、力を使いたいです」
姿勢を正し、隊長の目をしっかりと見つめる。私は、そのためにここに来た。
「ありがとうございます」
隊長は優しく笑ったかと思うと、すぐに真面目な顔に戻ってしまった。
「こちらとしてもできる限りお守りします……今から下女を呼びますから、ここでの暮らしについて説明を受けたら、今日はゆっくり休んでください」
隊長はそれだけ言うと、ピシリと礼をして去っていった。
よし。よしよし。何とか力のことを説明できた。
隊長のあの怪我をかすり傷と言うような場所だ。最大出力で治療しないといけない場面も出てくるだろう。こう言う事は早目に言っておいた方がいい。
それはそうと、私はソファーにもたれ掛かる。
「アレのことは忘れてくれないかなー」
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