俺が竜人の番に抱いてもらえない話する?

のらねことすていぬ

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おまけ 1-3


「イ……ッ! イく!、あ゛! あ、ああ゛!!!」

 叫び声と同時に顎が上がって白い喉元が晒される。だらしなく開きっぱなしの口元からはダラダラと涎が垂れて、でもそれを拭うこともできない。掌は必死にアスファーの腕にしがみついていて、その手が離れてしまったらまるで意識までどこか遠くへと離れていってしまうとでも言うかのようだ。

 イく、もうイく。
 そう何度も叫んでいるのに気持ちよすぎる責め苦が止まらなくて、俺は涙を流しながらアスファーに視線で縋った。

「アス、ア、ああ、! アスファー、ぁ!! あ゛! ~~~~~~ッ!!!! イ、、った、から! も、イってる、からぁ!!」

 出してないけどイってしまって、俺はもうイってると何度も自分で言いながら彼に取り縋る。だけど首をぶるぶると横に振ってもアスファーはにこにこと残酷な笑みを浮かべるだけで、長い指先は俺の気持ちいいところ……たぶん前立腺をとんとんと押し上げるように刺激してくる。


 辛い。でも気持ちいい。感覚ぜんぶがぐちゃぐちゃになって、頭の中がおかしくなりそうだ。こんな……中だけでイくのがこんなに気持ちいいなんて。

 俺は後ろでイったことがないって聞いたアスファー。昨日も使っていた気がするねばねばした粘液をたっぷりと俺の後孔に落として。それで長い指が入ってきたと思ったけど……正気を保っていられたのはそこまでだった。

 内壁をゆっくり撫でながら入り込んできた指が、柔らかく俺の中を解して。彼にどうしようもなく気持ちよくなってしまうところを探り当てられて、それから延々とそこを押し上げられたり柔らかく押されたりしているうちに、頭がおかしくなるほど気持ちよくなってしまった。悪戯でもするように乳首や陰茎も触れられるけど、それもまるで神経に直接つながっているかのように気持ちよくなって、叫ぶような喘ぎ声が止まらなくなった。

 こんなの知らない。
 今までのセックスで、こんな暴力的な気持ちよさなんて知らなかった。射精せずに何度もイくことも、その快感が終わらないことも。昨日のアスファーとのセックスもぐちゃぐちゃにされたと思ってたのに……もしかしてまだ手加減されていたんだろうか。快感にぼやけた頭でそんなことを考えた。
 


 ようやくぐちゅりと水音を立てて指が引き抜かれる。その刺激にすら俺の体はびくびくと敏感に反応してベッドの上で魚みたいに跳ねてしまう。赤い顔で荒い息を吐きながら、シーツが肌に擦れるのすら気持ちよくて辛くて、喉の奥から細く掠れた喘ぎ声を出した。

「後ろでこんなに上手にイけて、いい子だね」

 濡れた手を拭ったアスファーが、そう言いながら俺の頬を撫でる。優し気な手つきでも気持ちよくて、ん、と甘えるような声が漏れた。

 気持ちよかったけどイきすぎて疲れてしまって、俺はゆっくりと瞼を落とそうとして……だけど太ももに当たった熱いなにかに、閉じかけていた瞳を開いた。

「おりこうさんにはご褒美あげなきゃ、ホラ」
「え、な、……え、?」

 子供を甘やかすようなセリフなのに、太ももに当てられているのは、恐ろしいほど隆起した陰茎。まさかと思って彼と目を合わせると、瞳の奥でにこりと微笑まれた。

「もっと気持ちよくしてあげるね」
「え、や、ぁ、やだ……、! も、やだぁ! あ゛! むり、無理、だ、からぁ!!」

 暴れちゃダメだよ、と優しく言われて、そして蕩けきった後孔に太いものが突きこまれる。

「~~~~ッ! ひぐ、ぅうッ!!!」
「……は、キツ、」
「む、むり、……ぃ! むり、も、ぅ、」
「なんで? ウィチの孔、きゅうきゅう締まって気持ちいいって言ってるよ?」

 アスファーの手が俺の陰茎に伸びてきて、勃起してふるふると揺れているそれを指先で弄ぶようにして摘ままれる。

「ふふ、もう出せないのに頑張って勃ってるここも可愛いね。それとも、もうちょっと擦ったら出るかな?」
「ひ! やあ゛あ、ッ!」

 大きな手に包まれた陰茎を擦られて、気持ちいいけど逃がせない熱が体の中であばれまわる。そのうえ、嫌がる俺を叱るようにぐりぐりと前立腺もアスファーの陰茎で押しつぶされて、過ぎた快感で目の前に星が舞った。

「や、そっち、ぐりぐり、! んあ゙! しないでぇ゛……!」
「あ。そうだ。ウィチは口でするのもできるんだっけ? 明日はそれをしてもらおうかな。ウィチに舐めてもらったら、何度でも大きくなりそう」

 ゆっくりと腰を揺すりだしたアスファーが、恐ろしいことを言う。俺は喘いでしまって言葉がでなくて、首を横に降ることしかできなかった。

「頭のてっぺんから爪先まで……いや、体の中まで、俺が全部塗り替えてあげるからね」

 そううっそりと囁いたアスファーの瞳は、とても冗談を言っているようには見えない。

 俺、もしかして壊されちゃうんじゃないか? 頭の中でそう思いながら、俺はただアスファーの熱に流されていった。


◇◇◇◇◇

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