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3.辛い
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付き合ってもらって、セックスできて、合鍵までもらえた。
時間がたっても別れようとは言われてない。
暴力も暴言もない。
俺が全部やるつもりだったセックスも、自分で色々動きたい人なのか俺を気持ちよくさせようとしてくれる。
セックスし終わった後にシャワーも使わせてくれる。
泊まってけって引き留めてもらえることはないけどそれでもまだ会ってくれてるだけで十分順調。
たまに飯に行くかと声をかけてももらえる。
俺が断っても律儀に。
そう、全てが順調だ。
俺なんかには釣り合わない男前の伊佐島さんは、全て完璧だ。
彼に落ち度は一切ないし彼氏として文句はない。
だから、全部俺が悪い。
俺が欲しいと望んだから、俺が付き合ってほしいと我儘をいったから付き合ってくれた。
なのに俺は。
なのに俺はいつのまにか際限のない欲望の渦に巻き込まれてしまったみたいだった。
いつも俺ばっかり好きでで悲しいだとか、構ってくれなくて寂しいだとか……愛してくれなくて辛いだとか。
そんなことを思うなんてお門違いもいいところだ。
胸がずっとひりひりと痛むのも俺のせい。
伊佐島さんのマンションから自分のアパートに帰ると、夜中に一人で虚しくなって涙が零れるのも俺のせい。
目の前でただ黙々と飯を食っている男のせいでは、何一つない。
俺が勝手に好きになって、そうして届かない想いを抱えて悶えているだけだ。
俺が種をまかなければこの苦い果実は実らなかったのに。
そうして抱えきれなくなってきた想いが、だんだん、本当に少しづつだけど歪に変形していって……。
__なんで、俺のこと見てくれないの。
__俺はこんなに好きなのに。
__どうして愛してくれないの。
__ずっと文句も言わずに一緒に居るのに。
これじゃあセフレどころかオナホじゃないか。
そんな考えが浮かんできた自分にゾッとした。
俺は彼の優しさに付け込んで付き合ってもらった。
流されて付き合ってくれた伊佐島さんに対して、これ以上求めるなんて贅沢を通り越して傲慢だろう。
考えれば考えるほど俺は自分勝手で嫌な奴だ。
こんな自己中でどうしようもない男、誰も好きにならなくて当然だ。
だからますます彼は悪くなくて俺が悪い。
自分が望んで手に入れたものを、やっぱり違ったと返すなんて最低だ。
でも……このままだと、俺はますます醜くなっていく。
耐えろ耐えろ、これが俺に与えられた最高のものだと何度自分に言い聞かせても欲望は深く強くなっていく。
ずぶずぶと彼のことが好きになっていくのが怖くて、ドラッグストアのバイトの他にネカフェでも深夜に働き始めた。
何かしていないと彼のことしか頭に浮かばなくなってそれが嫌で、家にいる時間を減らした。
だけど駄目だった。
俺の心の中で怪物みたいに育った恋心は、俺の理性を食いつぶそうとしていた。
必死に蓋をしていないと、好きなんです俺のことを見て下さいどうか好きになってくださいと気が狂ったような言葉が喉から滲み出そうだった。
彼から連絡なんてないのにスマホばかり見て。
いつか迷惑だって分かってるのにこの番号にかけてしまうんじゃないか、と恐ろしくなった。
一人で苦しむだけならいい。
なのに、いつか俺は彼に迷惑をかける。
だったらせめてこれ以上、好きにならないように。
俺の誕生日まであと1週間、というところで、俺はようやく気持ちを決めた。
彼は俺の誕生日を知らないから、きっとおめでとうのメッセージもないだろう。
けどそれでもそのおめでとうって言葉がもらえないことをきっと俺は悲しく思ってしまうし、俺の誕生日を聞いてくれないことに寂しさを感じてしまう。
だからそれよりも前に、さっさと関係を終わらせようと思った。
最後にセックスしたいなと思った。
だから予定を聞いて部屋に行く。
仕事終わりらしくスーツのままだった彼は腹が減ったと言い出前をとって、律儀に俺の分まで頼んでくれるのが嬉しいような悲しいような、不思議な気分だった。
さっさとベッドに行ってくれれば、やっぱりさっさとセックスを終わらせてそれで終わりにするつもりだったのに。
それなのに今日に限って。
届いた食事なんて喉を通らないし味もしない。
見納めだと彼の顔を見ていると胸の奥からじわじわと悲しさがこみあげて来て、耐えきれなくてぽろりと言葉を零してしまった。
「……俺、もうここに来るのやめます」
ああ、最後のセックスまで我慢できなくて言ってしまった。
とんだ早漏だ。
部屋に呼んでくれたってことはヤる気はあるんだろうし一回最後に抱いてくれるかな。
それとも俺なんかに別れを切り出されるなんてムカついて放り出されるかな。
どっちにしろ言葉は部屋に溶けていって、俺の口の中には戻らない。
「今まで付き合ってくれてありがとうございます。鍵、返します」
かたりと音を立てて鍵をテーブルに置く。
貰った時は嬉しくて抱いて寝たいくらいだったそれは、ただただ銀色に光っていた。
結局ほとんど使わないままだったから汚れてもいない。
どうか健やかで、そして幸せに。
もう体調崩して倒れるなんてないといいな。
ぺこりと頭を下げるけど何も言わない伊佐島さん。
それが返事だと受け取った俺は、椅子を引いて立ち上がった。
床に置いていた安いトートバッグを手に取る。
ほんの少し。
ほんの少しでも、残念とか言ってくれないかな。
リビングから玄関に続く廊下へと足を進めながら、俺は頭の中で虚しい妄想をする。
いやきっと食事の手すら止めないかもしれない。
俺の重みなんて彼のなかではその程度だ。
虚しい気持ちを抱えながら、最後にもう一回だけ顔が見たいと振り返ると。
まだ椅子に座っていると思った伊佐島さんが、俺の真後ろに立っていた。
「へ、」
間抜けな声を上げて彼の顔を見ていると、彼の瞳がすっと細くなり直ぐ近くで睨みつけられた。
「何か不満があったか」
「え……あ、いや、」
「じゃあ何だ。お前が嫌がることはしてこなかっただろう」
嫌がることは確かにされていない。
だけど……それは、伊佐島さんが俺に興味がなかったからだろう?
俺が家に来ても来なくても、喜びも怒りもしない。
連絡したら返してくれるけど連絡しなかったらきっと彼からの電話もメッセージもない。
だから俺がいてもいなくてもどっちでもいいだろう。
手が伸びて来て腕を掴まれる。
ぎり、と音がするほど強く掴まれて手にしたトートバッグが床に落ちて、入れていたローションが転がり出た。
まだ封の切られていない新品のそれに伊佐島さんは小さく舌打ちする。
「他に誰か相手ができたのか」
他に相手なんて、そんなわけない。
もとから浮気なんてしないしモテないし。
そもそもこんなに苦しいくらい伊佐島さんが好きなのに、他の相手なんて欲しくもない。
彼の言葉が理解できなくて呆けたように彼の顔を凝視する。
すると伊佐島さんは今までに見たことないほど怖い顔をして、俺の腕を引いて歩き出した。
「そうなんだな」
「えっ!な、……!?」
寝室に引きずり込まれてベッドに放られる。
彼は後ろ手に扉をしめて鍵をかけ、ベッドに一歩近づくと腕を組んで俺を見下ろした。
「前からおかしいと思っていたんだ。バイトだって言うのに店に行ってもいないし、外にも一緒に出たがらない。……いつからだ?」
「は、え、っと……」
確かにたまにバイトかどうか聞かれていた。
バイトの時はそうだと答えて、ヤりたいのかなと思って急いで帰ったことはあったけど、嘘をついたことはない。
でもそう言えば俺はネカフェで掛け持ちのバイトを始めたことは言っていなかった。
もし偶然彼がドラッグストアへ来てたとしたら、不審に思ったかもしれない。
外へ出たがらないっていうのは、飯に行くのを断ってたからだろうか。
でも俺の飯代を受け取ってくれない以上、彼にごちそうになってしまって負担になる。
俺が奢ると言えば良かったんだろうか。
「まあいい。携帯出せ」
苛立った様子の伊佐島さんは俺に手を突き出した。
付き合ってもらって、セックスできて、合鍵までもらえた。
時間がたっても別れようとは言われてない。
暴力も暴言もない。
俺が全部やるつもりだったセックスも、自分で色々動きたい人なのか俺を気持ちよくさせようとしてくれる。
セックスし終わった後にシャワーも使わせてくれる。
泊まってけって引き留めてもらえることはないけどそれでもまだ会ってくれてるだけで十分順調。
たまに飯に行くかと声をかけてももらえる。
俺が断っても律儀に。
そう、全てが順調だ。
俺なんかには釣り合わない男前の伊佐島さんは、全て完璧だ。
彼に落ち度は一切ないし彼氏として文句はない。
だから、全部俺が悪い。
俺が欲しいと望んだから、俺が付き合ってほしいと我儘をいったから付き合ってくれた。
なのに俺は。
なのに俺はいつのまにか際限のない欲望の渦に巻き込まれてしまったみたいだった。
いつも俺ばっかり好きでで悲しいだとか、構ってくれなくて寂しいだとか……愛してくれなくて辛いだとか。
そんなことを思うなんてお門違いもいいところだ。
胸がずっとひりひりと痛むのも俺のせい。
伊佐島さんのマンションから自分のアパートに帰ると、夜中に一人で虚しくなって涙が零れるのも俺のせい。
目の前でただ黙々と飯を食っている男のせいでは、何一つない。
俺が勝手に好きになって、そうして届かない想いを抱えて悶えているだけだ。
俺が種をまかなければこの苦い果実は実らなかったのに。
そうして抱えきれなくなってきた想いが、だんだん、本当に少しづつだけど歪に変形していって……。
__なんで、俺のこと見てくれないの。
__俺はこんなに好きなのに。
__どうして愛してくれないの。
__ずっと文句も言わずに一緒に居るのに。
これじゃあセフレどころかオナホじゃないか。
そんな考えが浮かんできた自分にゾッとした。
俺は彼の優しさに付け込んで付き合ってもらった。
流されて付き合ってくれた伊佐島さんに対して、これ以上求めるなんて贅沢を通り越して傲慢だろう。
考えれば考えるほど俺は自分勝手で嫌な奴だ。
こんな自己中でどうしようもない男、誰も好きにならなくて当然だ。
だからますます彼は悪くなくて俺が悪い。
自分が望んで手に入れたものを、やっぱり違ったと返すなんて最低だ。
でも……このままだと、俺はますます醜くなっていく。
耐えろ耐えろ、これが俺に与えられた最高のものだと何度自分に言い聞かせても欲望は深く強くなっていく。
ずぶずぶと彼のことが好きになっていくのが怖くて、ドラッグストアのバイトの他にネカフェでも深夜に働き始めた。
何かしていないと彼のことしか頭に浮かばなくなってそれが嫌で、家にいる時間を減らした。
だけど駄目だった。
俺の心の中で怪物みたいに育った恋心は、俺の理性を食いつぶそうとしていた。
必死に蓋をしていないと、好きなんです俺のことを見て下さいどうか好きになってくださいと気が狂ったような言葉が喉から滲み出そうだった。
彼から連絡なんてないのにスマホばかり見て。
いつか迷惑だって分かってるのにこの番号にかけてしまうんじゃないか、と恐ろしくなった。
一人で苦しむだけならいい。
なのに、いつか俺は彼に迷惑をかける。
だったらせめてこれ以上、好きにならないように。
俺の誕生日まであと1週間、というところで、俺はようやく気持ちを決めた。
彼は俺の誕生日を知らないから、きっとおめでとうのメッセージもないだろう。
けどそれでもそのおめでとうって言葉がもらえないことをきっと俺は悲しく思ってしまうし、俺の誕生日を聞いてくれないことに寂しさを感じてしまう。
だからそれよりも前に、さっさと関係を終わらせようと思った。
最後にセックスしたいなと思った。
だから予定を聞いて部屋に行く。
仕事終わりらしくスーツのままだった彼は腹が減ったと言い出前をとって、律儀に俺の分まで頼んでくれるのが嬉しいような悲しいような、不思議な気分だった。
さっさとベッドに行ってくれれば、やっぱりさっさとセックスを終わらせてそれで終わりにするつもりだったのに。
それなのに今日に限って。
届いた食事なんて喉を通らないし味もしない。
見納めだと彼の顔を見ていると胸の奥からじわじわと悲しさがこみあげて来て、耐えきれなくてぽろりと言葉を零してしまった。
「……俺、もうここに来るのやめます」
ああ、最後のセックスまで我慢できなくて言ってしまった。
とんだ早漏だ。
部屋に呼んでくれたってことはヤる気はあるんだろうし一回最後に抱いてくれるかな。
それとも俺なんかに別れを切り出されるなんてムカついて放り出されるかな。
どっちにしろ言葉は部屋に溶けていって、俺の口の中には戻らない。
「今まで付き合ってくれてありがとうございます。鍵、返します」
かたりと音を立てて鍵をテーブルに置く。
貰った時は嬉しくて抱いて寝たいくらいだったそれは、ただただ銀色に光っていた。
結局ほとんど使わないままだったから汚れてもいない。
どうか健やかで、そして幸せに。
もう体調崩して倒れるなんてないといいな。
ぺこりと頭を下げるけど何も言わない伊佐島さん。
それが返事だと受け取った俺は、椅子を引いて立ち上がった。
床に置いていた安いトートバッグを手に取る。
ほんの少し。
ほんの少しでも、残念とか言ってくれないかな。
リビングから玄関に続く廊下へと足を進めながら、俺は頭の中で虚しい妄想をする。
いやきっと食事の手すら止めないかもしれない。
俺の重みなんて彼のなかではその程度だ。
虚しい気持ちを抱えながら、最後にもう一回だけ顔が見たいと振り返ると。
まだ椅子に座っていると思った伊佐島さんが、俺の真後ろに立っていた。
「へ、」
間抜けな声を上げて彼の顔を見ていると、彼の瞳がすっと細くなり直ぐ近くで睨みつけられた。
「何か不満があったか」
「え……あ、いや、」
「じゃあ何だ。お前が嫌がることはしてこなかっただろう」
嫌がることは確かにされていない。
だけど……それは、伊佐島さんが俺に興味がなかったからだろう?
俺が家に来ても来なくても、喜びも怒りもしない。
連絡したら返してくれるけど連絡しなかったらきっと彼からの電話もメッセージもない。
だから俺がいてもいなくてもどっちでもいいだろう。
手が伸びて来て腕を掴まれる。
ぎり、と音がするほど強く掴まれて手にしたトートバッグが床に落ちて、入れていたローションが転がり出た。
まだ封の切られていない新品のそれに伊佐島さんは小さく舌打ちする。
「他に誰か相手ができたのか」
他に相手なんて、そんなわけない。
もとから浮気なんてしないしモテないし。
そもそもこんなに苦しいくらい伊佐島さんが好きなのに、他の相手なんて欲しくもない。
彼の言葉が理解できなくて呆けたように彼の顔を凝視する。
すると伊佐島さんは今までに見たことないほど怖い顔をして、俺の腕を引いて歩き出した。
「そうなんだな」
「えっ!な、……!?」
寝室に引きずり込まれてベッドに放られる。
彼は後ろ手に扉をしめて鍵をかけ、ベッドに一歩近づくと腕を組んで俺を見下ろした。
「前からおかしいと思っていたんだ。バイトだって言うのに店に行ってもいないし、外にも一緒に出たがらない。……いつからだ?」
「は、え、っと……」
確かにたまにバイトかどうか聞かれていた。
バイトの時はそうだと答えて、ヤりたいのかなと思って急いで帰ったことはあったけど、嘘をついたことはない。
でもそう言えば俺はネカフェで掛け持ちのバイトを始めたことは言っていなかった。
もし偶然彼がドラッグストアへ来てたとしたら、不審に思ったかもしれない。
外へ出たがらないっていうのは、飯に行くのを断ってたからだろうか。
でも俺の飯代を受け取ってくれない以上、彼にごちそうになってしまって負担になる。
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