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●相談
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隆也の体についた香りは私の香りなのだろうか。
私は普段、香水はつけていない。
でもフローラルの香りのするボディパウダーは時々つけている。
もしかしてその香り?
まさか、まどかがこんな事に気づくなんて思わなかった・・・
どうしたらいいのかわからなくなって頭がグルグルする。
「どう思う?由希?」
まどかが真剣な顔で、聞いてくる。
私は気持ちを落ち着かせるためと、何を言うか考える為に、テーブルに置いてあるパンを再び口に運んだ。
“落ち着け・・・私”
「隆也はまどかの事が大好きだと思うよ。だから浮気とかはしてないと思う」
私はきっぱりと言った。
これは本当の事。
私の存在は浮気ですらない。
ただの性欲処理なのだから。
あくまで、体だけのつきあい。
「そうかなぁ・・・」
「うん。きっとまどかの事、大事にしたいと思ってるんだと思うよ。不安なら、ちゃんと隆也に自分の気持ちを伝えてみれば?」
「・・・・・」
まどかはうつむいた。
迷っているようだ。
「隆也にちゃんと言ってみなよ!エッチの事も含めてさ」
私はそう言って、まどかの肩を軽く叩いた。
「・・・・わかった・・・聞いてみる!」
まどかがやっと笑顔になった。
「由希、ありがと!相談に乗ってくれて、すごくうれしかった」
「うん!がんばって!」
「今日早速隆也君といろいろ話してみる」
「それがいいよ。がんばれ!」
「ありがと。それじゃね」
まどかはそう言うと、笑顔で手を振って、空き教室を急いで出て行った。
私はまどかにふりかえした手を、ゆっくりと下げる。
思わず重いため息―――
純粋で、ぶっちゃけ処女だと思っていたまどかの発言にも驚いた。
それにまどかは、隆也が自分以外の女と関係を持っているのに気づいている。
でも、まどかが隆也に自分の不安な気持ちをちゃんと話したら、隆也はうれしいに違いない。
もっともっと2人の絆は深まるだろう・・・
そして隆也はもっとまどかを大事にしたいと思うだろうな。
私の付け入る隙なんてなくなるな・・・
いっそ、そんな隙なんてなくなればいい。
もっと深く結びつくようになればいい。
私が隆也を諦められるほどに。
大好きだけど、忘れたい。
でも忘れたいのに、忘れたくない。
永遠の片思い―――
目の奥がツーンとした。
もう隆也の事を忘れるって決めたのに・・・
もう隆也の事で泣きたくないのに・・・
私の感情はそれを許さない―――
私は普段、香水はつけていない。
でもフローラルの香りのするボディパウダーは時々つけている。
もしかしてその香り?
まさか、まどかがこんな事に気づくなんて思わなかった・・・
どうしたらいいのかわからなくなって頭がグルグルする。
「どう思う?由希?」
まどかが真剣な顔で、聞いてくる。
私は気持ちを落ち着かせるためと、何を言うか考える為に、テーブルに置いてあるパンを再び口に運んだ。
“落ち着け・・・私”
「隆也はまどかの事が大好きだと思うよ。だから浮気とかはしてないと思う」
私はきっぱりと言った。
これは本当の事。
私の存在は浮気ですらない。
ただの性欲処理なのだから。
あくまで、体だけのつきあい。
「そうかなぁ・・・」
「うん。きっとまどかの事、大事にしたいと思ってるんだと思うよ。不安なら、ちゃんと隆也に自分の気持ちを伝えてみれば?」
「・・・・・」
まどかはうつむいた。
迷っているようだ。
「隆也にちゃんと言ってみなよ!エッチの事も含めてさ」
私はそう言って、まどかの肩を軽く叩いた。
「・・・・わかった・・・聞いてみる!」
まどかがやっと笑顔になった。
「由希、ありがと!相談に乗ってくれて、すごくうれしかった」
「うん!がんばって!」
「今日早速隆也君といろいろ話してみる」
「それがいいよ。がんばれ!」
「ありがと。それじゃね」
まどかはそう言うと、笑顔で手を振って、空き教室を急いで出て行った。
私はまどかにふりかえした手を、ゆっくりと下げる。
思わず重いため息―――
純粋で、ぶっちゃけ処女だと思っていたまどかの発言にも驚いた。
それにまどかは、隆也が自分以外の女と関係を持っているのに気づいている。
でも、まどかが隆也に自分の不安な気持ちをちゃんと話したら、隆也はうれしいに違いない。
もっともっと2人の絆は深まるだろう・・・
そして隆也はもっとまどかを大事にしたいと思うだろうな。
私の付け入る隙なんてなくなるな・・・
いっそ、そんな隙なんてなくなればいい。
もっと深く結びつくようになればいい。
私が隆也を諦められるほどに。
大好きだけど、忘れたい。
でも忘れたいのに、忘れたくない。
永遠の片思い―――
目の奥がツーンとした。
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もう隆也の事で泣きたくないのに・・・
私の感情はそれを許さない―――
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