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●平穏
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花火大会の次の日、私は水瀬にシュンと心も体も結ばれた事を報告した。
「やった!!幸せになりなよ」
水瀬はまるで自分の事のように喜んでくれた。
シュンと体も結ばれて、一層絆が強くなったような気がする。
やっぱり心だけ、体だけだとダメなのかもしれない。
少なくとも私はそう感じた。
隆也と体だけ重ねても、全然満たされなかったし、寂しかった。
シュンに抱かれていると、心も満たされていると感じる。
愛されているって感じるのだ。
そして夏休みの間中、私とシュンはいろいろな所に行って遊んだ。
海、
買い物、
プール、
そして私の家。
私の母親に、シュンを会わせたのだ。
母親が花火大会の日以来、すごくシュンに会いたがっていたのだった。
その事をシュンに言ったら、シュンも
『俺も由希ちゃんのお母さんに会ってみたい』
と言ってくれたのだ。
さすがにお父さんにはまだ会わせる勇気がなかったので、お父さんのいない昼間にシュンを家に連れて行った。
シュンは人あたりも良く、すぐに私の母親と打ち解けた。
母親も
『あんなにいい子、大事にしなさい』
とベタ褒めだった。
私もすごくうれしかった。
何もかもうまくいっていた夏だった。
「やった!!幸せになりなよ」
水瀬はまるで自分の事のように喜んでくれた。
シュンと体も結ばれて、一層絆が強くなったような気がする。
やっぱり心だけ、体だけだとダメなのかもしれない。
少なくとも私はそう感じた。
隆也と体だけ重ねても、全然満たされなかったし、寂しかった。
シュンに抱かれていると、心も満たされていると感じる。
愛されているって感じるのだ。
そして夏休みの間中、私とシュンはいろいろな所に行って遊んだ。
海、
買い物、
プール、
そして私の家。
私の母親に、シュンを会わせたのだ。
母親が花火大会の日以来、すごくシュンに会いたがっていたのだった。
その事をシュンに言ったら、シュンも
『俺も由希ちゃんのお母さんに会ってみたい』
と言ってくれたのだ。
さすがにお父さんにはまだ会わせる勇気がなかったので、お父さんのいない昼間にシュンを家に連れて行った。
シュンは人あたりも良く、すぐに私の母親と打ち解けた。
母親も
『あんなにいい子、大事にしなさい』
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何もかもうまくいっていた夏だった。
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