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11 旧友
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自転車が空高く吹き飛んだ。窓ガラスが割られ、それを止めようと勇敢にかかった男達は簡単に殴り飛ばされ遠くの彼方へ。
その時の自分は特に荒れていて、周辺に当たり散らかしていた。
そんな時に一人の男が俺の前に立ちはだかった。そいつの名はワネルといった。
ワネルはジョンにとって父を亡くしたあとに最初に喧嘩した相手だ。ジョンは「邪魔だ!」と怒号をあげながら拳をそいつの腹に沈めた。だが、ワネルは立っていた。初めて、ジョンの拳を受け止めれたのがワネルだった。
腹にどっぷりとついた脂肪。それを支える短足から出る動きはまるで亀のよう。豚のような鼻をしており、その外見から人は見た目で彼を中傷した。しかし、彼の腹は単に脂肪だけではない。分厚い肉体から身を守る鋼鉄な鎧はまるで壁のようで、いつしか「歩く壁」と呼ばれるようになる。人より成長が早くそのぶん身長がどんどん伸びていき、小学生の頃は柔道で彼に勝てる者はいなかった。当然であろう、彼を投げ飛ばせる小学生なんている筈がない。そんなワネルは着実に賞を獲得し中学生を卒業するまで一強を貫いた。その時には既に校内で彼を中傷する者はほぼいなくなっていた。自分のコンプレックスを有効活用しコンプレックスでなくした彼は自信をつけていったが、高校の途中で片膝を悪くする。それを庇うように生活を送っていたら、残りの片膝までも悪くし、遂には柔道をやれる体ではなくなってしまった。原因は高校になっても増え続けた体重にあった。
ワネルは柔道を諦めきれなかった。自分を変えたのは柔道だったからだ。減量を試み、あらゆるダイエット法に手を出した。その結果ワネルの体重は減量へと向かい、更に痩せることに執着したワネルは遂に痩せ薬にまで手を出した。だが、その痩せ薬には違法薬物の成分が含まれていた。今では報道等で周知されているが、その当時はまだ一般的に認知まではされていなかった。
幸い、命に別状もなく今ではダイエットも手段を選ぶようになった。因みに、最後に会った時は一番あった体重に比べ50キロは痩せていた。しかし、柔道は続けておらず結婚してからは一級建築士として仕事に励んでいた。
あれから数年は会っていない。今、彼はどうしているだろうか?
真っ赤に光っている人間の食べ物ではないカレーを大きなスプーンですくって怪物のように開いた口へと運ぶ。その手が休むことはない。その男の隣で同じものを一口運んだだけで大量に汗をかくごぼうのような男は氷をスプーンでどけてお冷を一気に飲み込む。それでも舌の痛みがやまないのか、とても苦しそうな顔をしている。そいつの丸眼鏡はすっかりくもっていた。
周りの観客達は真っ赤なカレーを食べ続けている男に目を奪われて騒然としていた。司会者兼審判の店長は手に持っているストップウォッチを見なくなり、その男の食べる様に見惚れていた。
その様子を約束の場所、約束の時間に訪れたジョンは男を一目見て気づいた。それはすっかりバウンドしたワネルだった。
たった5分で食べ終えたワネルは店長から賞金をもらい握手をすると、ジョンの元へやって来た。
「ジョン!」
笑顔で手を広げジョンもそれにこたえ、お互い最高の再会をハグで挨拶した。
「何やってたんだ?」
「時間内に食べる競技だよ。柔道は諦めたけど、これなら俺でも活躍できると思って始めてみたんだよ」
「良かったのか? ダイエットしていたのに」
「構わないさ。それよりジョンが俺に会いたいなんて言った時は驚いたよ。引退後は何をしてるんだ?」
「一時は指導の方を。最近は解説を時々引き受けている」
「新聞を読んでるとたまに闘技場の英雄とは別の顔で活躍してる姿があったけど、てっきり探偵へ転職したのかと思ったよ」
「まさか。実際の探偵は浮気調査とか地味さ。捜査協力じゃ金儲けは出来ない」
「そういうもんなのか。それより話しって何だ? 電話では都内の建設中の商業施設の設計は俺かどうか聞いてきたが」
「それに関連する話しだ」
二人はそれぞれ飲み物を注文した。それが届くとジョンは話しを始めた。
「お前も知っての通り、あの商業施設は建設が止まったままだ」
「知ってるよ。ストのせいだって聞いている」
「数年間も?」
「いや、そのせいで建設費が上がってしまってね。だけど、どうしてそんなこといきなり質問する?」
「あの商業施設の依頼主の裏の顔は世界各地に展開するマフィア、グレッグソンだ。その組織は主に危険薬物の密売を世界で荒稼ぎしている連中だ。その組織は他にも昔痩せ薬を売っていた」
注文した飲み物を飲みながら聞いていたワネルの眉がピクリと動いた。
「先進国を中心に健康意識が高まりサプリやダイエットとして痩せ薬が流行ると見込んだ連中がそこにつけ込んだが、その薬には危険薬物が含まれ直ぐに摘発された。だが、捕まったのは末端。トカゲの尻尾切りのように切り捨てられただけで、組織解体まではもっていけなかった。お前が昔痩せ薬だと思って手を出した薬だ。話しは戻るが、お前が設計した商業施設には地下があって、それは地下通路と繋がっている。もう一つ、その建設が止まった施設に出入りする謎の車を見た目撃者の話しが数件上がっている。それは建設業者とは関係のない人物だ。そういえば、俺の知り合いに刑事がいるんだが、お前も知ってるだろ? さっきその話しがお前からあったが、俺はその刑事から最近違法薬物で逮捕者が続出しているらしい。マトリは最近見つかった地下通路をルートとして薬物ルートに使われているんじゃないかって捜査が行われている。すると不思議なことに、違法薬物が出回ることも激減していった。これはどういった理由か?」
「ジョン、お前だから正直に答える。俺は知らないし、まさかマフィアが関わっていたなんてお前の口から聞くまでは知らなかったんだ」
「本当のことを言うんだワネル。お前があの設計を依頼された時、変だと一番に気づける立場にいたお前がこのことに気づかない筈がないだろ」
「本当だ。俺はマフィアとは関わっちゃいない」
「金か?」
「金の為にこんなギャンブルみたいなことすると思うか?」
ジョンは少し考えた。
「……まさか、薬物か」
それを言われたワネルは明らかに動揺していた。それをジョンは見逃さなかったし、ワネルも動じてしまった自分を恨んだ。
「頼む……見逃してくれ」
「どうしてだ?」
「柔道の道を閉ざされ、俺はかなり落ち込んだんだ。薬物に手を出したのは自分が弱かったからだ。今の妻と出会えたのも売人だったからだ」
「そういうことか……俺が刑事を連れて来なかったのはかつてお前が俺を止めてくれた恩があるからだ。もし、薬物とは縁を切ると約束してくれればお前を助けると約束しよう」
ワネルは首を横に振った。
「何故だ! 薬を切るより俺を選ぶのか!」
「ジョン、あの頃は楽しかったな。だが、もう昔には戻れない」
「まだ、やり直せるだろ」
「いや、それは無理だ。お前と俺は違う道を進んだ。俺はお前のところへは行けない」
「何故だ?」
「お前はグレッグソンの恐ろしさを知らない。お前から連絡が来た時、直ぐにディーンのことだと分かった。お前でも知らなかったんだろ? ディーンが俺と同じくヤバいことに手を突っ込んでしまったことを」
「ディーンが?」
「ほらな。ディーンもお前には相談出来なかったんだろう」
「ディーンは確かに昔は悪ガキだった。だが、それは断ち切らせた」
「ディーンは薬物をやらなかった。それはあんたに気づかれたくなかったからだろう。でも、悪ガキは悪ガキのままだった」
「そんな……」
「だが、ディーンを責めるな。最後は本当にディーンは抜けようとしたんだ」
「ワネル教えろ! それが理由でディーンは殺されたんだな」
「そうだ」
「そうか……それじゃ、殺したのはグレッグソンか」
「グレッグソンは直接手は出さない。やらせたのさ、汚職警官に」
「!?」
ウォルターは言っていた。ディーンが殺害されたあの日、銃声があったと。
「だが、ディーンは撃たれて死んだんじゃなかった」
「それは分からない。だが、もし誰かが撃たれたのなら、都内の病院を調べればいい。治療したなら痕跡が残るだろう」
ワネルは隠し持っていた拳銃を取り出しテーブルの下で銃口をジョンに向けた。
「何のつもりだ? ワネル、馬鹿な真似はよせ。それとも本当に俺を撃つつもりか?」
「残念だよジョン。お前のことは好きだったし、今もそれは変わらない」
「ならどうして」
「こうするしかないからだ」
店内で銃声が響く。客は銃声に驚き悲鳴をあげた。
撃たれたのはジョンではなかった。ワネルは銃口を最後、自分に向けて撃ったのだ。
椅子から落ちるように倒れるワネル。ジョンは直ぐにワネルを抱いた。
「どうして自分を撃った!?」
「はは……俺もグレッグソンを……恐れているからだ……」
「しっかりしろ! ワネル!」
「ジョン……お前が追ってる敵は巨大だ。いくら闘技場の英雄でも……敵は選べ……」
「ワネル!」
だが、ワネルは力尽き目を閉ざした。
店内にいた客達は急いで外へ脱出する。それと入れ違うようにスーツ姿の男達がぞろぞろと銃を持って現れた。
「ジョン・ノーウッドだな」
「グレッグソンの手下か」
「お前にはここで死んでもらう」
店に銃声が数発響き渡った。
その時の自分は特に荒れていて、周辺に当たり散らかしていた。
そんな時に一人の男が俺の前に立ちはだかった。そいつの名はワネルといった。
ワネルはジョンにとって父を亡くしたあとに最初に喧嘩した相手だ。ジョンは「邪魔だ!」と怒号をあげながら拳をそいつの腹に沈めた。だが、ワネルは立っていた。初めて、ジョンの拳を受け止めれたのがワネルだった。
腹にどっぷりとついた脂肪。それを支える短足から出る動きはまるで亀のよう。豚のような鼻をしており、その外見から人は見た目で彼を中傷した。しかし、彼の腹は単に脂肪だけではない。分厚い肉体から身を守る鋼鉄な鎧はまるで壁のようで、いつしか「歩く壁」と呼ばれるようになる。人より成長が早くそのぶん身長がどんどん伸びていき、小学生の頃は柔道で彼に勝てる者はいなかった。当然であろう、彼を投げ飛ばせる小学生なんている筈がない。そんなワネルは着実に賞を獲得し中学生を卒業するまで一強を貫いた。その時には既に校内で彼を中傷する者はほぼいなくなっていた。自分のコンプレックスを有効活用しコンプレックスでなくした彼は自信をつけていったが、高校の途中で片膝を悪くする。それを庇うように生活を送っていたら、残りの片膝までも悪くし、遂には柔道をやれる体ではなくなってしまった。原因は高校になっても増え続けた体重にあった。
ワネルは柔道を諦めきれなかった。自分を変えたのは柔道だったからだ。減量を試み、あらゆるダイエット法に手を出した。その結果ワネルの体重は減量へと向かい、更に痩せることに執着したワネルは遂に痩せ薬にまで手を出した。だが、その痩せ薬には違法薬物の成分が含まれていた。今では報道等で周知されているが、その当時はまだ一般的に認知まではされていなかった。
幸い、命に別状もなく今ではダイエットも手段を選ぶようになった。因みに、最後に会った時は一番あった体重に比べ50キロは痩せていた。しかし、柔道は続けておらず結婚してからは一級建築士として仕事に励んでいた。
あれから数年は会っていない。今、彼はどうしているだろうか?
真っ赤に光っている人間の食べ物ではないカレーを大きなスプーンですくって怪物のように開いた口へと運ぶ。その手が休むことはない。その男の隣で同じものを一口運んだだけで大量に汗をかくごぼうのような男は氷をスプーンでどけてお冷を一気に飲み込む。それでも舌の痛みがやまないのか、とても苦しそうな顔をしている。そいつの丸眼鏡はすっかりくもっていた。
周りの観客達は真っ赤なカレーを食べ続けている男に目を奪われて騒然としていた。司会者兼審判の店長は手に持っているストップウォッチを見なくなり、その男の食べる様に見惚れていた。
その様子を約束の場所、約束の時間に訪れたジョンは男を一目見て気づいた。それはすっかりバウンドしたワネルだった。
たった5分で食べ終えたワネルは店長から賞金をもらい握手をすると、ジョンの元へやって来た。
「ジョン!」
笑顔で手を広げジョンもそれにこたえ、お互い最高の再会をハグで挨拶した。
「何やってたんだ?」
「時間内に食べる競技だよ。柔道は諦めたけど、これなら俺でも活躍できると思って始めてみたんだよ」
「良かったのか? ダイエットしていたのに」
「構わないさ。それよりジョンが俺に会いたいなんて言った時は驚いたよ。引退後は何をしてるんだ?」
「一時は指導の方を。最近は解説を時々引き受けている」
「新聞を読んでるとたまに闘技場の英雄とは別の顔で活躍してる姿があったけど、てっきり探偵へ転職したのかと思ったよ」
「まさか。実際の探偵は浮気調査とか地味さ。捜査協力じゃ金儲けは出来ない」
「そういうもんなのか。それより話しって何だ? 電話では都内の建設中の商業施設の設計は俺かどうか聞いてきたが」
「それに関連する話しだ」
二人はそれぞれ飲み物を注文した。それが届くとジョンは話しを始めた。
「お前も知っての通り、あの商業施設は建設が止まったままだ」
「知ってるよ。ストのせいだって聞いている」
「数年間も?」
「いや、そのせいで建設費が上がってしまってね。だけど、どうしてそんなこといきなり質問する?」
「あの商業施設の依頼主の裏の顔は世界各地に展開するマフィア、グレッグソンだ。その組織は主に危険薬物の密売を世界で荒稼ぎしている連中だ。その組織は他にも昔痩せ薬を売っていた」
注文した飲み物を飲みながら聞いていたワネルの眉がピクリと動いた。
「先進国を中心に健康意識が高まりサプリやダイエットとして痩せ薬が流行ると見込んだ連中がそこにつけ込んだが、その薬には危険薬物が含まれ直ぐに摘発された。だが、捕まったのは末端。トカゲの尻尾切りのように切り捨てられただけで、組織解体まではもっていけなかった。お前が昔痩せ薬だと思って手を出した薬だ。話しは戻るが、お前が設計した商業施設には地下があって、それは地下通路と繋がっている。もう一つ、その建設が止まった施設に出入りする謎の車を見た目撃者の話しが数件上がっている。それは建設業者とは関係のない人物だ。そういえば、俺の知り合いに刑事がいるんだが、お前も知ってるだろ? さっきその話しがお前からあったが、俺はその刑事から最近違法薬物で逮捕者が続出しているらしい。マトリは最近見つかった地下通路をルートとして薬物ルートに使われているんじゃないかって捜査が行われている。すると不思議なことに、違法薬物が出回ることも激減していった。これはどういった理由か?」
「ジョン、お前だから正直に答える。俺は知らないし、まさかマフィアが関わっていたなんてお前の口から聞くまでは知らなかったんだ」
「本当のことを言うんだワネル。お前があの設計を依頼された時、変だと一番に気づける立場にいたお前がこのことに気づかない筈がないだろ」
「本当だ。俺はマフィアとは関わっちゃいない」
「金か?」
「金の為にこんなギャンブルみたいなことすると思うか?」
ジョンは少し考えた。
「……まさか、薬物か」
それを言われたワネルは明らかに動揺していた。それをジョンは見逃さなかったし、ワネルも動じてしまった自分を恨んだ。
「頼む……見逃してくれ」
「どうしてだ?」
「柔道の道を閉ざされ、俺はかなり落ち込んだんだ。薬物に手を出したのは自分が弱かったからだ。今の妻と出会えたのも売人だったからだ」
「そういうことか……俺が刑事を連れて来なかったのはかつてお前が俺を止めてくれた恩があるからだ。もし、薬物とは縁を切ると約束してくれればお前を助けると約束しよう」
ワネルは首を横に振った。
「何故だ! 薬を切るより俺を選ぶのか!」
「ジョン、あの頃は楽しかったな。だが、もう昔には戻れない」
「まだ、やり直せるだろ」
「いや、それは無理だ。お前と俺は違う道を進んだ。俺はお前のところへは行けない」
「何故だ?」
「お前はグレッグソンの恐ろしさを知らない。お前から連絡が来た時、直ぐにディーンのことだと分かった。お前でも知らなかったんだろ? ディーンが俺と同じくヤバいことに手を突っ込んでしまったことを」
「ディーンが?」
「ほらな。ディーンもお前には相談出来なかったんだろう」
「ディーンは確かに昔は悪ガキだった。だが、それは断ち切らせた」
「ディーンは薬物をやらなかった。それはあんたに気づかれたくなかったからだろう。でも、悪ガキは悪ガキのままだった」
「そんな……」
「だが、ディーンを責めるな。最後は本当にディーンは抜けようとしたんだ」
「ワネル教えろ! それが理由でディーンは殺されたんだな」
「そうだ」
「そうか……それじゃ、殺したのはグレッグソンか」
「グレッグソンは直接手は出さない。やらせたのさ、汚職警官に」
「!?」
ウォルターは言っていた。ディーンが殺害されたあの日、銃声があったと。
「だが、ディーンは撃たれて死んだんじゃなかった」
「それは分からない。だが、もし誰かが撃たれたのなら、都内の病院を調べればいい。治療したなら痕跡が残るだろう」
ワネルは隠し持っていた拳銃を取り出しテーブルの下で銃口をジョンに向けた。
「何のつもりだ? ワネル、馬鹿な真似はよせ。それとも本当に俺を撃つつもりか?」
「残念だよジョン。お前のことは好きだったし、今もそれは変わらない」
「ならどうして」
「こうするしかないからだ」
店内で銃声が響く。客は銃声に驚き悲鳴をあげた。
撃たれたのはジョンではなかった。ワネルは銃口を最後、自分に向けて撃ったのだ。
椅子から落ちるように倒れるワネル。ジョンは直ぐにワネルを抱いた。
「どうして自分を撃った!?」
「はは……俺もグレッグソンを……恐れているからだ……」
「しっかりしろ! ワネル!」
「ジョン……お前が追ってる敵は巨大だ。いくら闘技場の英雄でも……敵は選べ……」
「ワネル!」
だが、ワネルは力尽き目を閉ざした。
店内にいた客達は急いで外へ脱出する。それと入れ違うようにスーツ姿の男達がぞろぞろと銃を持って現れた。
「ジョン・ノーウッドだな」
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