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最近の大樹さんの行為は長く濃い。もうダメ、とギブアップ宣言をしてからが本番とばかりに、何度も昇天させられる。もしかして彼の方がイキ難くなった? 遅くなった? もしかして私に原因? ふと、不安になると、いつのまにか冷房のスイッチを入れていて、火照った体にひんやりした風を受ける。
ようやく息が整い、意識が覚醒してくる。しまった! だから瞼が腫れてたんだってば!
「菜津、なんで顔隠しちゃうの?」
「瞼腫れぼったいから見られたくないのー!」
「もう、腫れだいぶ引いてるよ?」
「え?」
恐る恐る瞼に触れる。確かにちょっと引いてる。
……あれか、イク前にぎゅーっと目を瞑ったり、開けたりで目の体操をした状態なのだろうか。
「いっぱい汗かいて、血行も良くなったからだねー」
「!」
かぁーーっと顔が熱くなる。彼がクスクス笑う。日曜の朝っぱらからなんてこと! 重たい体をごろりと転がし、昨日ポイ捨てされた下着類の落ちている方へ、のろのろとプルプルする手を伸ばす。手首を掴まれる。
「……菜津? まさかもう終わりだと思ってる?」
「え…もしかして……」
「もしかしなくても。先週してないどころか、菜津には指一本触れてないんだよ? 今日たっぷり可愛がっとかないと、来週は多分できないでしょ。」
だからもっとしよう、と熱烈なアンコールを受ける。
意識朦朧としベッドに突っ伏すように崩れ落ちて解放される。まだ余韻も抜けきらないうちに、パリッと例の小袋を取りピリリと開ける音が聞こえ、嘘でしょ!? インターバル早すぎ! と思ったのは覚えている。
幸せすぎ…恥ずかしすぎる寝坊の理由に気がつき、こうなったら内側の筋肉のトレーニングをして、彼には早くイってもらえる様になろうと決意する。
「菜津、起きた?」
「…最近、大樹さんエロ要素高くありません?」
「ぶっ…ひどいなあ。最近って二週間ぶりだよ? 無茶言うなよ。」
「そんなに経ってないでしょ。」
「どっちにしたって、もうちょっとこまめに補充させてもらわないと、こうなっちゃうよ。」
「それこそ無茶言わないでよー」
「だから、一緒に住もう?」
「…それ、やりたいだけみたいじゃない。ここでハイって言ったら、毎日襲われそうな気がするんですけど。」
「さすがに毎日はないよ。仮に毎日抜けるなら、一日一発で済むよ? でもそこまで若くないよ。」
前半部分は否定しないんだ。なんだその一日一善みたいな言い方は。大樹さんは起き上がりバスルームに向かう。私はシャワーを浴びる前にもう一汗かく。ヨレヨレしながら昨夜パジャマにする予定だったTシャツと下着、ジャージを着て、薄い上掛け布団をベランダに干す。敷きパッドと枕カバーを外し、洗剤と一緒に洗濯機に突っ込みスイッチを入れる。力尽きてベッドの縁に座り込む。
そうか、ダブルベッドになったら、布団の上げ下げなんて非現実的だ。干せないから布団乾燥機も必要だな。敷きパッドより薄いシーツの方が楽だな。
「あれ、布団干すなら言ってくれればよかったのに。」
「そう思うなら、先に気づいてくれてもいいんじゃない?」
「気が利かなくてごめん! だって、体辛いだろうから、まさか自分でやっちゃうとは思わないじゃん。」
「私の家で私の布団干すのは私で当たり前でしょ。」
「だからー、俺に頼れって。そもそもクーラーあるのに、布団をしっとりさせちゃったの、俺が原因なんだし」
「エロ魔人!」
「ひでえ、菜津、俺の扱いひどくない? たまに存在忘れてない?」
自分のことは自分でやる。自分でできることは自分でやる。それが当たり前すぎて、誰がそこにいようと頼るという発想がない。一緒に住むなら、家事分担をしっかり決めておかないと、料理以外全て私がやってしまいそうだと気がつく。
「なーつ」
ぼんやりと考え事をしていると、ぎゅうっと頬を両手で挟まれる。見上げれば、大樹さんの髪は濡れていて、ほんのりメントールの香りがする。シャワーを浴びた後だ。
「シャワー浴びて来なよ。その間に昼飯作っておくから。何が食べたい? って言っても、材料は菜津の家にあるものだけど。」
「サラダそうめん。冷蔵庫の野菜室にサラダミックスがいる。冷蔵庫の中、漁っていいよ。」
「んー、適当に作っておく。」
シャワーを浴び戻ってくると、出来上がっていたのは、茹でもやしでカサ増ししたサラダそうめんに、ふわふわ豆腐オムレツだった。カフェ飯のようなオシャレなランチを食べ、女子力の高さに敗北感を覚える。
食後、大樹さんが丁寧に入れてくれたアイスコーヒーを飲みながら、海外アーティストのミュージックビデオをかけ流す。なんの前振りもなしに大樹さんが言った。
「菜津、一緒に俺の故郷行かない?」
「え? ……」
どう言う意味?
後ろからぎゅうぅ~っと抱きしめられる。肩におでこを押し付けられる。
泣いてるの? 熱い息が首筋にかかる。
そっと彼の髪を撫でながら考える。
お見舞い? 地名でなく、『故郷』と言ったのが引っかかる。看病の為、あちらに移り住むの?
今のうちにお母様に紹介したいってこと? 紹介してくれるの?
ちょっと待て!彼の母親が亡くなること前提で、私は今考えていた?
すうっと体が冷えていく。やけに心臓の音が大きく聞こえる。
「菜津、一緒に来て」
いつもよりやや弱い発声に、気がつく。怖いんだ。きっと、人が死ぬ事が。それが最も親い血を分けてくれた母親だから、なおのこと。
なんて言えば良い? 『来て』って、いつとか、いつまでとかない。住もうとは言わない。私に委ねると言うこと?
ふと気がつく。最近彼が痩せた理由。行為の感じが変わった理由。
世の中、行為の内容や態度が変わると、浮気を疑うのが一般的だが、そんな気楽なものじゃない。知ってたんだ、きっと。再発とか、進行を抑える様な治療をずっとしてたとかならもっと早く気がつくだろう。なら、調子が悪いと知りつつ、検査を先延ばしして、倒れて発覚?
返事をできずに、黙っている私を彼はさらにきつく抱きしめる。
ひとまず、お見舞いくらいはしないと。従姉妹じゃあるまいし、お顔を拝見したって余命あと何日なんてわからない。でも、あの日見た伯父のように、あそこまで行っていれば、一週間とか半月とかそう長くはないと私にでもわかるだろう。でも、そんなことは言えない。
『長くない』と言いながら、こっちに戻って来ているのなら、あの表情から1年とか半年とか? とすると、1年、半年だけあちらに住んで、ここに戻ってくるの? 戻ってこられるの? 仕事はどうなる? 家族でもなく、まだ婚約すらしていないから法律上はただの友人だ。辞めて再就職。私の家族も仕事も友人も全てここに置いて、彼の故郷へ身一つで行くの? 彼の母親は逆に私のことを財産目当て、彼の容姿だけに釣られた女って疎ましく思わない? まだお会いしたこともない、一言で言えば赤の他人だ。赤の他人のためにそこまでできる? する必要ある?
やっぱり私は薄情なのだろうか。
「大樹さん、お見舞い、お母様に紹介してくださるんですか?」
「それは、うん。もちろん……」
「なら、金曜夜か土曜午前でチケット取ってしまっていいですよ。日曜夕方までにこっち戻ればいいですから。」
「菜津、それって……
「日にち決まったら教えてください。必要なら有休取りますから。」
ようやく息が整い、意識が覚醒してくる。しまった! だから瞼が腫れてたんだってば!
「菜津、なんで顔隠しちゃうの?」
「瞼腫れぼったいから見られたくないのー!」
「もう、腫れだいぶ引いてるよ?」
「え?」
恐る恐る瞼に触れる。確かにちょっと引いてる。
……あれか、イク前にぎゅーっと目を瞑ったり、開けたりで目の体操をした状態なのだろうか。
「いっぱい汗かいて、血行も良くなったからだねー」
「!」
かぁーーっと顔が熱くなる。彼がクスクス笑う。日曜の朝っぱらからなんてこと! 重たい体をごろりと転がし、昨日ポイ捨てされた下着類の落ちている方へ、のろのろとプルプルする手を伸ばす。手首を掴まれる。
「……菜津? まさかもう終わりだと思ってる?」
「え…もしかして……」
「もしかしなくても。先週してないどころか、菜津には指一本触れてないんだよ? 今日たっぷり可愛がっとかないと、来週は多分できないでしょ。」
だからもっとしよう、と熱烈なアンコールを受ける。
意識朦朧としベッドに突っ伏すように崩れ落ちて解放される。まだ余韻も抜けきらないうちに、パリッと例の小袋を取りピリリと開ける音が聞こえ、嘘でしょ!? インターバル早すぎ! と思ったのは覚えている。
幸せすぎ…恥ずかしすぎる寝坊の理由に気がつき、こうなったら内側の筋肉のトレーニングをして、彼には早くイってもらえる様になろうと決意する。
「菜津、起きた?」
「…最近、大樹さんエロ要素高くありません?」
「ぶっ…ひどいなあ。最近って二週間ぶりだよ? 無茶言うなよ。」
「そんなに経ってないでしょ。」
「どっちにしたって、もうちょっとこまめに補充させてもらわないと、こうなっちゃうよ。」
「それこそ無茶言わないでよー」
「だから、一緒に住もう?」
「…それ、やりたいだけみたいじゃない。ここでハイって言ったら、毎日襲われそうな気がするんですけど。」
「さすがに毎日はないよ。仮に毎日抜けるなら、一日一発で済むよ? でもそこまで若くないよ。」
前半部分は否定しないんだ。なんだその一日一善みたいな言い方は。大樹さんは起き上がりバスルームに向かう。私はシャワーを浴びる前にもう一汗かく。ヨレヨレしながら昨夜パジャマにする予定だったTシャツと下着、ジャージを着て、薄い上掛け布団をベランダに干す。敷きパッドと枕カバーを外し、洗剤と一緒に洗濯機に突っ込みスイッチを入れる。力尽きてベッドの縁に座り込む。
そうか、ダブルベッドになったら、布団の上げ下げなんて非現実的だ。干せないから布団乾燥機も必要だな。敷きパッドより薄いシーツの方が楽だな。
「あれ、布団干すなら言ってくれればよかったのに。」
「そう思うなら、先に気づいてくれてもいいんじゃない?」
「気が利かなくてごめん! だって、体辛いだろうから、まさか自分でやっちゃうとは思わないじゃん。」
「私の家で私の布団干すのは私で当たり前でしょ。」
「だからー、俺に頼れって。そもそもクーラーあるのに、布団をしっとりさせちゃったの、俺が原因なんだし」
「エロ魔人!」
「ひでえ、菜津、俺の扱いひどくない? たまに存在忘れてない?」
自分のことは自分でやる。自分でできることは自分でやる。それが当たり前すぎて、誰がそこにいようと頼るという発想がない。一緒に住むなら、家事分担をしっかり決めておかないと、料理以外全て私がやってしまいそうだと気がつく。
「なーつ」
ぼんやりと考え事をしていると、ぎゅうっと頬を両手で挟まれる。見上げれば、大樹さんの髪は濡れていて、ほんのりメントールの香りがする。シャワーを浴びた後だ。
「シャワー浴びて来なよ。その間に昼飯作っておくから。何が食べたい? って言っても、材料は菜津の家にあるものだけど。」
「サラダそうめん。冷蔵庫の野菜室にサラダミックスがいる。冷蔵庫の中、漁っていいよ。」
「んー、適当に作っておく。」
シャワーを浴び戻ってくると、出来上がっていたのは、茹でもやしでカサ増ししたサラダそうめんに、ふわふわ豆腐オムレツだった。カフェ飯のようなオシャレなランチを食べ、女子力の高さに敗北感を覚える。
食後、大樹さんが丁寧に入れてくれたアイスコーヒーを飲みながら、海外アーティストのミュージックビデオをかけ流す。なんの前振りもなしに大樹さんが言った。
「菜津、一緒に俺の故郷行かない?」
「え? ……」
どう言う意味?
後ろからぎゅうぅ~っと抱きしめられる。肩におでこを押し付けられる。
泣いてるの? 熱い息が首筋にかかる。
そっと彼の髪を撫でながら考える。
お見舞い? 地名でなく、『故郷』と言ったのが引っかかる。看病の為、あちらに移り住むの?
今のうちにお母様に紹介したいってこと? 紹介してくれるの?
ちょっと待て!彼の母親が亡くなること前提で、私は今考えていた?
すうっと体が冷えていく。やけに心臓の音が大きく聞こえる。
「菜津、一緒に来て」
いつもよりやや弱い発声に、気がつく。怖いんだ。きっと、人が死ぬ事が。それが最も親い血を分けてくれた母親だから、なおのこと。
なんて言えば良い? 『来て』って、いつとか、いつまでとかない。住もうとは言わない。私に委ねると言うこと?
ふと気がつく。最近彼が痩せた理由。行為の感じが変わった理由。
世の中、行為の内容や態度が変わると、浮気を疑うのが一般的だが、そんな気楽なものじゃない。知ってたんだ、きっと。再発とか、進行を抑える様な治療をずっとしてたとかならもっと早く気がつくだろう。なら、調子が悪いと知りつつ、検査を先延ばしして、倒れて発覚?
返事をできずに、黙っている私を彼はさらにきつく抱きしめる。
ひとまず、お見舞いくらいはしないと。従姉妹じゃあるまいし、お顔を拝見したって余命あと何日なんてわからない。でも、あの日見た伯父のように、あそこまで行っていれば、一週間とか半月とかそう長くはないと私にでもわかるだろう。でも、そんなことは言えない。
『長くない』と言いながら、こっちに戻って来ているのなら、あの表情から1年とか半年とか? とすると、1年、半年だけあちらに住んで、ここに戻ってくるの? 戻ってこられるの? 仕事はどうなる? 家族でもなく、まだ婚約すらしていないから法律上はただの友人だ。辞めて再就職。私の家族も仕事も友人も全てここに置いて、彼の故郷へ身一つで行くの? 彼の母親は逆に私のことを財産目当て、彼の容姿だけに釣られた女って疎ましく思わない? まだお会いしたこともない、一言で言えば赤の他人だ。赤の他人のためにそこまでできる? する必要ある?
やっぱり私は薄情なのだろうか。
「大樹さん、お見舞い、お母様に紹介してくださるんですか?」
「それは、うん。もちろん……」
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