元男爵令嬢、鉱山へ行く?

能登原あめ

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7 異世界ってファンタジー *

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 よく考えて。
 きっと、村の男のはず。
 でも、こんな目の色の奴はいなかった。
 まさか、ルディだなんて、ありえる?
 完全に犬だったし、しゃべりもしなかったけど。

 とにかく、よく知りもしない男の子供を妊娠するのは避けたい。

「中に出しちゃダメ! しばらくは二人で楽しむ方がいいと思う!」
「…………確かに」

 何言ってるんだ、私。
 それでも回避できるなら悪くない。
 ほっとしたのも、束の間。

「でも、出しちゃった方が気持ちいいよ?」

 いやそれ、そっちの都合だから!
 
「待って! あっ……」

 何度か揺さぶられた後、じわりと温かいものが中に広がる。

「ひどい……」

 私の呟きに、ニコッと笑って陰茎を抜き、いきなり脚を高く持ち上げた。

「奥まで入っていくように……ね?」

 全く話、聞いてない!
 出されたものは仕方ないけど、腰まで浮いて、間抜けな自分の姿に笑えてくる。

「そろそろ、どうかな?」
「なに、が…………あ、れ?」
「よかった……痛いの消えたでしょ? ムズムズする? 身体の中、熱い?」

 熱い。
 え? この男、淫魔が何かなの?

「……なんで?」

 そもそも、淫魔なんて知り合いにいない。

「だって、番の精液は万能薬だって、兄さんが言ってたし」

 番?
 番って言った?
 この男、獣人なの⁇
 ますます、知り合いにいないんだけど?

 それと、兄さん、嘘つくな!
 万能薬とか、な、ん、の、だ、よ‼︎
 ずいぶん、素直な弟だなぁあ?
 それで結局、君誰なの?

「この後は、もう、気持ちいいだけだからね」

 ひょいっとうつ伏せにされて、後ろから一息に突き込まれた。

「あっ……!」

 いきなり質量のあるものに貫かれて、声が漏れる。
 
 まるっきり痛みもない。 
 そして、なんだか悔しいけど本当に気持ちいい。

 思わず、シーツに顔を埋めた。

「あぁ、ベル……すごくいい。この日を、ずっと夢見てた……ずっとずっと、昔から、好きだ」

 一度出して余裕があるからか、繋がったまま身体を撫でて、ゆるやかに揺らしながら背中に何度も口づけを落とす。
 時々ちくっとするのは、鬱血痕をつけているんじゃなかろうか。
 それから大きな手で胸を掴み、重みを楽しむように揉んだり揺らしたり、先端を挟んでキュッと締めたりする。

「ずっと、俺からも抱きしめたいって、好きだって言いたかった。抱きしめたら、二度と離さないのにって、あの頃だって思っていたよ……もちろん、ベルに撫でられるのは気持ち良くて、好きだったけどね」

 なんか、執着すごいかも。
 あぁ、彼ってもしかして……?
 もしかすると。本当に?

「ルディ?」
「あぁ、やっと、名前で呼んでくれたね」
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