元男爵令嬢、鉱山へ行く?

能登原あめ

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 「ひ、さしぶり、だよね……?」

 キスの合間になんとか、そうささやいた。
 なぜか直接訊きづらい雰囲気だから、ヒントがほしい。
 学校が一緒だったのか、村で出会っているのか、まさか街中で出会っているとか?

 あ、笑った。

「思い出した? 俺は離れている間もずっとずっと忘れなかったけどね」

 ということは、村で会っているのかな。
 誰?

「か、かっこ良くなりすぎて……私、気づかなくて……」

 苦しい。
 もっとヒントがほしい。
 だって、私に幼なじみなんていないし、小さい頃は六人の兄と二人の姉についていくので精一杯だったし。
 年が近いのは、雑貨屋の息子だっけ?
 いつも卵を届けにきた親子、どんなだっけ?
 あぁ、わからない。
 もう、名前訊いちゃっていいんじゃない?

「そう? そう思ってもらえるなんて嬉しいな……わからなくて当然かもね。あの頃は……」
「あの頃は……? どう思ってたの?」

 ふっ、と笑っておしゃべりおしまいって言う。

「え? 待って……んっ」

 さりげなく私のお尻を撫でていた手が、太ももを撫で上げ、脚の付け根に触れた。
 ピクッと震える私に、また深く口づけして秘裂をなぞる。

「可愛い」

 くちゅりと音がしたのは気のせい。
 よくわからない人と、こんなことして濡れちゃうとか、ないから。
 だけど、指は蜜を塗り広げるように優しく触れて私をとかす。

 彼に触れられるのは気持ちいい。
 とかされちゃってる自分に戸惑った。

「可愛い」

 また上顎をなぶられているうちに指が奥深くへと侵入した。

「……っ」

 痛くもないけど、中で動かされると変な感じ。
 だけど、同時に秘核に優しく触れられて、なんとも言えないうずきを感じた。

 あぁ。だめ。これ、知ってる。

 思わず息を弾ませ、腰を浮かせた私に容赦なく同じところばかり触れてくる。
 指を二本に増やして、親指はくるくると秘核に触れた。

「あっっ……」

 彼の口の中でたまらず声を漏らすと、そんな私の舌をちゅうっと吸って、ぐりんと秘核を押した。
 突然の刺激に身体が跳ね、目の前が白んで快感に打ち震える。
 そんな私の脚を大きく広げて、いきなり陰茎をぶっ込んだ。

「いっ……!」

 こっち、今イってんの。
 収縮してんの。
 超せまいところに、陰茎挿れちゃう?
 挿れちゃったの?

「あぁ、ベル。泣かないで」

 泣くよ、初めてだよ、優しくしてよ。

「大丈夫、この後、気持ち良くなるまで優しくするから」

 優しくしてから気持ちよくじゃない?
 彼、せっかちなの?
 初めてだったの?

「ベル、ずっと、大事にする。俺のお嫁さんだもん」
「待って、待って! まずは」

 話し合いだよね?

「まずは出させてね」
 
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