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好きな人に監禁陵辱されるなら本望だよねと思う出来の悪い侍女とヤンデレ公爵令息の話[改稿版]※☆
しおりを挟む※ 作者の地雷、監禁陵辱ものを苦手チャレンジで書きました。やらなくていいチャレンジですが。
※ 愛あるヤンデレさんです。♡飛びます。あほエロかというと何か違う、いつも以上にすべっています。あほヒロイン。
※ 睡魔に襲われながらわずかに改稿しました。
******
私は公爵家の侍女として一年ほど働いている。
厳しい侍女長に、意地悪な先輩。
そんな中続けることができたのは、勤め先の令息アレグサンダー様に恋していたから。
彼はおっちょこちょいな私にも優しく接してくれて、失敗して落ち込んでいた時だってさりげなく慰めてくれた。
「シャーロット、私にお茶を淹れてくれるかい? 君のお茶はとてもおいしい」
「はい、只今準備いたします」
お茶を淹れるのだけは得意。
優しく微笑まれて、それだけで心が満たされる。
同僚や先輩に早く仕事に戻れっていうような目配せがあっても気にしない、気にしない。
ずっと、ずっとアレグサンダー様のお側にいたい。
だけど、とうとう実家の子爵家から縁談があるから帰ってこいと手紙が届いた。
貴族だから政略結婚は仕方ない。
両親は私の性格を考えてくれているはず。
格式張った高位の貴族でしきたりやしがらみでうんざりするくらいなら、商家や後妻でいいから妻の仕事が少ないところへ嫁ぎたいと父に訴えた。
すると、こめかみを押さえていた父が、しばらく公爵家で箔をつけてこいと送り出したのだもの。
きっと、残りの人生をのんびり過ごせる相手を見つけてくれたんだと思う。
恋と結婚は別だものね。
侍女長に退職の旨を伝えて、一週間後に私はここを去ることが決まった。
「今までよく頑張りましたね。三日と持たないと思ってましたよ。……旦那様も奥方様もあなたがいる間にはお戻りにならないから、アレグサンダー様には、最終日にご挨拶を忘れないように。なるべく周りにもぎりぎりまで伏せるように」
そう言われた私だけど、同僚に打ち明けると、あっという間に広まってアレグサンダー様の耳に入ることとなった。
「シャーロット、君、結婚するのか?」
アレグサンダー様の琥珀色の瞳が私をまっすぐ見つめる。
さっと視線を落として頷いた。
「…………はい」
この方の近くにいられるのも今だけ。
近くにいるといい匂いがして、胸がキュンとする。
私はこの瞬間も全て、覚えていたい。
そんな私の上に影が落ち、頬にアレグサンダー様の指が触れた。
今日のことは、絶っっ対に忘れない。
「ここに残ってくれないか?」
「……そういうわけには、まいりません」
「俺が頼んでも?」
できることなら、その通りにしたい!
でも、ねぇ。
彼の話し方にほんの少し違和感を感じたけど、私は申し訳ございませんと頭を下げた。
「そう……わかった。では、最後の日にも、私に挨拶に来てくれるかい?」
「はい、もちろんです。アレグサンダー様にはたくさんお世話になりましたので、必ず挨拶に伺います」
彼の柔らかい笑顔を見て、ふと感じた違和感を忘れてしまった。
「痛っ……!」
目を覚ました私は、脚の間の違和感と目の前に迫るアレグサンダー様の見たことのない表情に驚いた。
「心配しないで。君はもう俺のものだから」
何が起こっているかすぐに理解ができなかったけれど、彼がぐっと腰を押しつけてきて、痛みに震えた。
私は何も身につけておらず、彼の分身が私の中にいる?
あれ? なんで?
最終日に挨拶して、翌朝待合馬車を待っていた私を、アレグサンダー様が公爵家の馬車に乗せて送ると言った。
申し訳ないと思いつつも、あと少し一緒にいられるのが嬉しかったのも本当で。
ただ、途中で昼ご飯を食べた後から記憶がない。
「どうして……」
「君がいけないんだよ? 結婚するなんて言うから」
無意識に上へと逃げるように動いた私の腰を掴む。
「俺はずっと君をそばにおくつもりだった。これからは、ここで俺とずっと暮らすんだ」
仄暗い瞳から目を逸らせない。
え? ちょっと待って?
「実家は……」
「シャーロットは土砂崩れに巻き込まれて死んだことになっている。だから帰ることはできない」
「そんな……」
「それに、俺に犯されて、もう処女ではない。もう結婚は無理だろう」
「私……」
縁談を受けなくてもいいってこと?
このまま、ずっとアレグサンダー様といていいの?
「アレグサンダー様……」
嬉しくて笑い出しそうになったから、唇を噛んでこらえた。
「泣いたって、もう遅い」
いえ、嬉しくて。
「……シャーロット、一生ここから出すつもりはない。だから、」
愛人枠?
働かなくていいってこと?
ますますイイ!
「俺を愛せ」
真顔のアレグサンダー様、カッコいい。
すでに好きだけどね!
「そんなに唇を噛むな……。まずは体から堕とす、か」
アレグサンダー様は、私が返事をする前に私の唇をぺろりと舐めた。
そのまま遠慮なく口内に舌を滑り込ませる。
ま、いっか。
「……あっ、……んむ、ふ……っ」
つまり、アレグサンダー様も私のことを憎からず思ってくれているってことね?
キスに溺れて頭の中がぼんやりしてきた。
「そのまま力を抜いていろ」
そう言って、彼が腰を引いた。
「……ぁっ!」
動かれると、脚の間が焼けるように痛んで太ももに力が入る。
「……っ、シャーロット、ダメだっ!」
アレグサンダー様が何度が腰を打ちつけて、私の中で子種を吐き出した。
「…………アレグサンダー様?」
これって。
私、子どもを産んでもいいの?
「泣くな。……もう、俺のものだと言っただろう? この家で子供を産んでもらうつもりだ。諦めろ」
ありがとうございます!
それならアレグサンダー様がいない時も寂しくないはず。
むしろ、妻より楽じゃない?
「次はシャーロットの番だ」
アレグサンダー様に揺さぶられるうちに、痛み以外の熱が押し寄せてきた。
「あっ……アレグサンダー、さまぁ♡」
余裕のある笑みを見せながら私を見つめる。
彼が私が気持ちよくなるところばかり突いてくるから、頭の中が真っ白で訳がわからなくなってきた。
「よくなってきたか……何度でも突いてやる」
「あ♡そこ、ばっかり、やっ……♡」
「ならば、ここはどうだ」
乳首をキュッとつねられて私はビクビクと体を震わせる。
「だめ~~っっ♡」
「本当に? ほら、すべて手放せ。俺が全部受け止めてやる」
くにくにと乳首を弄びながら、緩急つけて揺さぶられた。
「アレグサンダー、さまっ♡あっ、へん、からだっ……おかしぃ♡♡」
快楽に飲み込まれて、アレグサンダー様のたくましい体に縋りつく。
すると、私の中でますます存在を主張して荒ぶる。
「はっ……シャーロット、俺のものだ。もっと、もっと、乱れろ」
私の体はアレグサンダー様に開かれ、快楽を知り、何度も何度も子種を与えられた。
どれくらいの時間が経ったのか、よくわからない。
ただ、私の背中の中程までだった髪が、今では腰のあたりまで伸びた。
しばらくの間はベッドの上以外の移動も許されなかったけれど、それも別に問題なし。
私も彼が好きだと伝えて、彼が何度か一人で出かけた時も、逃げ出すつもりもなく大人しくしていたから、家の中では自由に動いていいことになった。
きっと、彼は私がどうするか試したのかもしれない。
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月のものがあれば、ますます寝ていたいと思うし、実際そうしている。
その時彼は毎回残念そうにしているけれど、その間に仕事を片づけているらしい。
私が起きている時はほとんどそばにいて、泊まりでいなくなったこともない。
どんなに遅くなっても私のところへ帰ってくる。
「シャーロット、外に出すことはできない」
「……わかっております」
「ずっと、ここにいるんだ」
「はい」
アレグサンダー様が思っているより、私、意外とこの生活満喫してますよ?
******
お読みくださりありがとうございます。
最終的に軟禁でマイルドな仕上がりかな、と思います。
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