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再会
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緋露「翠さん、空いてる部屋ってまだありましたよね?ここに越してきたい友達がいるんですけど。」
翠「部屋はまだ空いてるよ。掃除しておかなきゃね。いつ頃入りたいか聞いてる?」
緋露「実は、半年後なんですけど・・・大丈夫でしょうか?」
翠「大丈夫よ。楽しみにしとくね。」
~半年後~
翠「宵凛(より)君、今日からよろしくね。僕のことは翠さんって呼んでね。あと、分からないことがあったら、誰に聞いても大丈夫だから。それから、歓迎会をしようと思うんだけど、都合のいい日を教えてね。」
緋露「あと2人住人がいるけど、みんないい人だから大丈夫だよ。翠さん、今回は知り合いを呼ぶのはなしにしましょうね。」
翠「あはは、そうだね。ここの人だけで楽しもう。」
~歓迎会当日~
翠「宵凛君は、琥珀君には会ったよね?あと1人いるんだけど、もう会ったかな?最近忙しいみたいで帰りも遅いんだけど、今日は遅れて参加予定だから、帰ってきたら紹介するからね。先に始めようか。」
全員「かんぱーい」
琥珀「宵凛君って元々東京の人?」
宵凛「いや、違います。大学でこっちに来てからはずっといます。」
琥珀「モデルって大変じゃない?体型維持とか・・・」
宵凛「俺、ジム行くの好きなんで、そこまで苦じゃないですよ。」
琥珀「その長身、羨ましい限りだよ。」
雑談にはなを咲かせていると、リビングのドアが開いた。
翠「お帰りなさい。みんな待ってたよ。」
千暁「ただいまです。新しい人ですよね?千暁と申します。よろしく・・・」
宵凛が振り返り、千暁と目が合った。
宵凛「あ・・・」
千暁「え?」
千暁の目の前にいたのは、千暁が会いたくて、会いたくない、幼馴染の宵凛だった。
宵凛「久しぶり。」
千暁の頬が一瞬で赤らむ。耳まで真っ赤だ。心臓が高鳴り、冷静を装うのが難しい。
千暁「久しぶり。何年振りだろ。元気だっか?」
宵凛「元気だったよ。」
翠「ほら、千暁君は先に荷物を置いてきて。ゆっくり話したいでしょ。」
翠に促され、千暁は一旦、部屋に入った。
心臓の音がうるさい。深呼吸を、するが、全く落ち着かない。
数分後、着替えをして、リビングへ向かった。
琥珀「やっと来たな。千暁、宵凛の隣に座れよ。知り合いなんだろ?東京で会えるとか、凄い確率じゃん。あっ、千暁は大学からの友達な。千暁、宵凛といつから友達?」
宵凛の隣を勧められて、緊張で手汗までかいているが、あくまで普通に振る舞った。
千暁「幼稚園から高卒まで。大学は宵凛は東京だったから。」
宵凛「千暁が勝手に決めたんだろ。俺は卒業まで何も聞かされてなかった・・・」
千暁「そういえば、緋露とはいつから友達?」
宵凛「大学から。」
緋露「そうそう。学部が一緒でさ。宵凛はそりゃもうモテたよ。でも、誰とも付き合わなかったよな?浮いた話どころか、好きな子すら聞いたことがなかったなぁ。」
宵凛「ただ、そういうことに興味がなかっただけ。」
緋露「じゃあ今は?好きな人いるの?」
千暁の心臓が、また、うるさくなった。
宵凛「さあ?どうだろ?分からない。」
翠「ほら、宵凛君を質問攻めにしたら困っちゃうでしょ。ご飯も食べてね。」
翠が助け舟を出したので、恋愛話は終わりになり、しばらくして夜も更けたので、お開きになった。
琥珀「千暁、ちょっといいか?」
千暁の部屋を琥珀が訪ねてきた。
千暁「うん。どうした?」
琥珀「あのさぁ、もしかしてだけど、千暁が言ってた、死ぬまでずっと好きな人って宵凛?」
千暁「何でそんなに勘がいいの?」
琥珀「やっぱり。いや、今も耳赤いよ?分かりやすすぎて笑える。」
千暁「お前も好きな人が出来たら分かるよ。」
琥珀「俺、好きな人いるよ?」
千暁「え?いつから?俺の知ってる人?」
琥珀「教える気ないから、。ただの片想いってやつ。お前と同じだよ。」
そんな話をしてから、琥珀は部屋へ戻った。
翠「部屋はまだ空いてるよ。掃除しておかなきゃね。いつ頃入りたいか聞いてる?」
緋露「実は、半年後なんですけど・・・大丈夫でしょうか?」
翠「大丈夫よ。楽しみにしとくね。」
~半年後~
翠「宵凛(より)君、今日からよろしくね。僕のことは翠さんって呼んでね。あと、分からないことがあったら、誰に聞いても大丈夫だから。それから、歓迎会をしようと思うんだけど、都合のいい日を教えてね。」
緋露「あと2人住人がいるけど、みんないい人だから大丈夫だよ。翠さん、今回は知り合いを呼ぶのはなしにしましょうね。」
翠「あはは、そうだね。ここの人だけで楽しもう。」
~歓迎会当日~
翠「宵凛君は、琥珀君には会ったよね?あと1人いるんだけど、もう会ったかな?最近忙しいみたいで帰りも遅いんだけど、今日は遅れて参加予定だから、帰ってきたら紹介するからね。先に始めようか。」
全員「かんぱーい」
琥珀「宵凛君って元々東京の人?」
宵凛「いや、違います。大学でこっちに来てからはずっといます。」
琥珀「モデルって大変じゃない?体型維持とか・・・」
宵凛「俺、ジム行くの好きなんで、そこまで苦じゃないですよ。」
琥珀「その長身、羨ましい限りだよ。」
雑談にはなを咲かせていると、リビングのドアが開いた。
翠「お帰りなさい。みんな待ってたよ。」
千暁「ただいまです。新しい人ですよね?千暁と申します。よろしく・・・」
宵凛が振り返り、千暁と目が合った。
宵凛「あ・・・」
千暁「え?」
千暁の目の前にいたのは、千暁が会いたくて、会いたくない、幼馴染の宵凛だった。
宵凛「久しぶり。」
千暁の頬が一瞬で赤らむ。耳まで真っ赤だ。心臓が高鳴り、冷静を装うのが難しい。
千暁「久しぶり。何年振りだろ。元気だっか?」
宵凛「元気だったよ。」
翠「ほら、千暁君は先に荷物を置いてきて。ゆっくり話したいでしょ。」
翠に促され、千暁は一旦、部屋に入った。
心臓の音がうるさい。深呼吸を、するが、全く落ち着かない。
数分後、着替えをして、リビングへ向かった。
琥珀「やっと来たな。千暁、宵凛の隣に座れよ。知り合いなんだろ?東京で会えるとか、凄い確率じゃん。あっ、千暁は大学からの友達な。千暁、宵凛といつから友達?」
宵凛の隣を勧められて、緊張で手汗までかいているが、あくまで普通に振る舞った。
千暁「幼稚園から高卒まで。大学は宵凛は東京だったから。」
宵凛「千暁が勝手に決めたんだろ。俺は卒業まで何も聞かされてなかった・・・」
千暁「そういえば、緋露とはいつから友達?」
宵凛「大学から。」
緋露「そうそう。学部が一緒でさ。宵凛はそりゃもうモテたよ。でも、誰とも付き合わなかったよな?浮いた話どころか、好きな子すら聞いたことがなかったなぁ。」
宵凛「ただ、そういうことに興味がなかっただけ。」
緋露「じゃあ今は?好きな人いるの?」
千暁の心臓が、また、うるさくなった。
宵凛「さあ?どうだろ?分からない。」
翠「ほら、宵凛君を質問攻めにしたら困っちゃうでしょ。ご飯も食べてね。」
翠が助け舟を出したので、恋愛話は終わりになり、しばらくして夜も更けたので、お開きになった。
琥珀「千暁、ちょっといいか?」
千暁の部屋を琥珀が訪ねてきた。
千暁「うん。どうした?」
琥珀「あのさぁ、もしかしてだけど、千暁が言ってた、死ぬまでずっと好きな人って宵凛?」
千暁「何でそんなに勘がいいの?」
琥珀「やっぱり。いや、今も耳赤いよ?分かりやすすぎて笑える。」
千暁「お前も好きな人が出来たら分かるよ。」
琥珀「俺、好きな人いるよ?」
千暁「え?いつから?俺の知ってる人?」
琥珀「教える気ないから、。ただの片想いってやつ。お前と同じだよ。」
そんな話をしてから、琥珀は部屋へ戻った。
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