魔女は甘い果実に囚われて。

mari

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第2王子と魔女

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頭脳優秀、容姿端麗、次期王の右腕。

国外にも名高い王子様。

ーシルヴェール王国第二王子 
ヴィオライド・リエ・シルヴェール

有名な我が国の王子様には、一つの誰にも知られていない秘密がある。

         *

闇への誘い手、呪いの女、神に嫌われし物。
 
嫌われ者の悪の代名詞。

ー森深くに住む孤独の魔女
ソニア・S・エルレジューム

森にひっそりと暮らす1人の魔女には、誰にも知られたくない秘密がある。


  * 


「ーおーい」

「また来たの...仕事はどうしたの?」

「終わらせた。..というか、この質問何回するつもりだ?」

「何回でも?人気者な立場の貴方がこんなとこに来ているなんてしれたら、みんなどう思うのかしらね?」

「・・ーそんなの、今更だろ。」

「まぁ、そうね。」


10年もほぼ毎日来ているのだし。


 「ーね?ヴィオライド王子殿下?」

 「・・やめてくれ。そんな呼び方、、」

 「ふふっ。・・そうね。ねぇ、ヴィオ」

 「なんだ?」

 「ーまず、そこから降りてくれる?」

 「・・・嫌。」

 「お茶、つげないのだけど?」

 「・・・」

そのやりとりを続けて、もう10年。

人気者の王子と嫌われ者の魔女

そんな正反対の位置にいる2人。


「ソニア」

「ー何?」

 
幼なじみ、なんです。


     *


そんな2人は誰にも知られずにいる
昔から続く大切な時間を
今日も楽しんで過ごしている。



     **


まぁ、平穏かどうかはさておき。
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