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特別編
君は僕の魔女-ヴィオSide-
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- ヴィオライド -
・・君と出会ってから、どれだけの時間が経ったのか。
その昔、小さな僕が出会ったのは森に住む一人の少女。
誰よりも美しく、無自覚で可愛い・・
ー今を生きる、ただ1人の魔女。
(・・小さなソニアもめちゃくちゃ可愛かったけど、、)
今のソニアはもっと可愛い。
あの日から、
僕はずっと君に囚われている。
・・・・*・・・・
以前は魔女は恐ろしい存在として恐れられていたが、今生きている魔女は彼女1人。
それも昔から魔女製のポーションや薬を持って街に売りにきており、今では街からは歓迎されている。その効果の高さも相まって城からここに来る途中、次はいつ来るのかと聞かれるほどだ。
というか、街の奴らは一応僕が王子だということをわかってるはずなのだが、、
あまりの自然な話しかけられ方におもわず笑ってしまう。
僕的にも楽しいからいいんだけど。
今、魔女である彼女が街へ降りるのになにも弊害は存在していない。
しかし、彼女は分かってないらしく滅多に街に降りようとしない。
僕が一人占めできるから街に行こうとしないのはいいけど、自分の評価まで勘違いしている状態なのは後後治していこうと思う。
彼女を完全に僕のにするには大切なことだからね。
彼女と両想いであるのは分かっているが、
問題なのは彼女自身が僕といつか別れることになると本気で思ってしまっていることだ。
僕がここにいるのも本当はありえないことだとすら思ってる節がある。
まぁ、大臣とか城の中にも一部にはソニアのことをよく思ってない奴らもいる。
しかし、僕の父親である国王には薬の効果には高く評価されているし、歓迎されている。
母である王妃からもソニアを将来の娘を早くつれてこいといわれているしね。
いつかは連れていくつもりだ。
でも、連れていくとソニアとの時間が取られそうだから、、城へ連れていくのはもう少し後にしようと思っている。
自分の妃にするのはソニアだけだと昔から断言しているし、正式に認められている。
もう婚約の準備も進行しているのだから、あとは花嫁自身に自己評価兼本当のことを自覚して貰わないといけない。
僕のここ数年の大仕事だ。
ーガッシャン!
「ああっ!!」
彼女の突然の悲鳴に目を向けてみるとどうやらポーション瓶を落としてしまったようだ。
「瓶、、割っちゃったぁ、、」
ズーンとへこんでるソニア。
「大丈夫?」
「ええ、、。大丈夫よ。ちょっと転んじゃっただけだから、、」
手を見ると、指に少しの血の色が見えた。
彼女もそれに気づいたようで「ちょっと切っちゃったみたい。消毒しておくから大丈夫よ。」と笑っている。
賢いと言われる魔女だというのに、普段から少しドジな面もある彼女。
(ー気をつけなよって言っても聞かないからな、、この人は、、、、)
ふと、思いつく。
「・・えっ、、!」
パクリ。
ー彼女を、食べた。
・・・*・・・
「・・っ、何をしてるのっ、、早く離してっ、!」
舌で彼女の指を飴のように舐める。
クチュ..
(ー甘い、、)
そこには顔を真っ赤にして恥ずかしそうに指を引っ張る彼女がいる。
ークスッ。
楽しかったが、可愛そうだから離してあげることにする。
指を離してあげると即座にパッと手を引き戻し、こちらを睨んでくる彼女。
そんな顔しても可愛いだけだのだけど、まだそれも彼女は分かってないようだ。
幼馴染とも言える関係のはずなのだが、もう少し積極的に行かなければならないだろうか?
手を胸元で一生懸命守ってる彼女は小動物のようで、つい食べたくなってしまう衝動が自身に襲いかかる。
さすがにそういうわけにも行かない。
必死で想いを抑え込むのに毎回必死である。
世の中の男には分かってもらえるだろうか?
おもわず口が緩みそうになるのをこらえるのが大変だ。
彼女は今、白一色の服を来ている。
形からしてローブのようなものだろうか?いつも彼女は仕事をする時はそれを身にまとっている。
仕事着にはどう見ても見えないが、そのことからしてそれが彼女の仕事着なのだろう。
どうして今度それなのか聞いてみようと思う。
しかしだ。
白いシルクサテンのような艶のあるその生地に身を包む彼女。
その姿から、いつか見れるであろう彼女の白いドレス姿を連想してしまう。
止められない妄想に頭を悩ませることもしばしばだ。
(僕は変態なのか、、?)
ーいや、もうそれでもいいだろう。
彼女の前ではこの国の第二王子といえど形無しなのだから。
僕を見て呆れるように笑う彼女。
割ってしまった瓶を片付けている彼女。
「ソニア」
どんな姿になっても、どれだけ時間が経ってもどれだけ一緒にいても。
「次は何? ヴィオ、、?」
「今度、一緒に出かけようか」
「 ッ!」
僕は君を愛しく思い続けるのだろう。
「ーええ。いいわよ。」
彼女は華やかに笑う。
「でも、まず仕事を終わらせるから、待っててくれる?」
ああ、いつまでも待つ。
ー出会ったあの日からずっと、、
「ソニア 」
「ヴィオ、、、」
ふたつの笑顔が重なる時
「「愛してる」」
ー僕の幸せはずっとずっと、君なのだから。
・・・・*・・・・
ー僕の魔女
君の隣にいるために、僕は生涯をかけよう。
君が思ってることなんて起こさせないから。
僕の隣で笑っていて。
「ソニア」
「きゃ、、
もうっ、、ヴィオ?!
今仕事中!
急に抱きつかないでって、、
ーんゥ、、ッ! 」
僕の魔女 ソニア
(王子を捕らえた、愛しき魔女)
ー僕は君を、離さない。
・・君と出会ってから、どれだけの時間が経ったのか。
その昔、小さな僕が出会ったのは森に住む一人の少女。
誰よりも美しく、無自覚で可愛い・・
ー今を生きる、ただ1人の魔女。
(・・小さなソニアもめちゃくちゃ可愛かったけど、、)
今のソニアはもっと可愛い。
あの日から、
僕はずっと君に囚われている。
・・・・*・・・・
以前は魔女は恐ろしい存在として恐れられていたが、今生きている魔女は彼女1人。
それも昔から魔女製のポーションや薬を持って街に売りにきており、今では街からは歓迎されている。その効果の高さも相まって城からここに来る途中、次はいつ来るのかと聞かれるほどだ。
というか、街の奴らは一応僕が王子だということをわかってるはずなのだが、、
あまりの自然な話しかけられ方におもわず笑ってしまう。
僕的にも楽しいからいいんだけど。
今、魔女である彼女が街へ降りるのになにも弊害は存在していない。
しかし、彼女は分かってないらしく滅多に街に降りようとしない。
僕が一人占めできるから街に行こうとしないのはいいけど、自分の評価まで勘違いしている状態なのは後後治していこうと思う。
彼女を完全に僕のにするには大切なことだからね。
彼女と両想いであるのは分かっているが、
問題なのは彼女自身が僕といつか別れることになると本気で思ってしまっていることだ。
僕がここにいるのも本当はありえないことだとすら思ってる節がある。
まぁ、大臣とか城の中にも一部にはソニアのことをよく思ってない奴らもいる。
しかし、僕の父親である国王には薬の効果には高く評価されているし、歓迎されている。
母である王妃からもソニアを将来の娘を早くつれてこいといわれているしね。
いつかは連れていくつもりだ。
でも、連れていくとソニアとの時間が取られそうだから、、城へ連れていくのはもう少し後にしようと思っている。
自分の妃にするのはソニアだけだと昔から断言しているし、正式に認められている。
もう婚約の準備も進行しているのだから、あとは花嫁自身に自己評価兼本当のことを自覚して貰わないといけない。
僕のここ数年の大仕事だ。
ーガッシャン!
「ああっ!!」
彼女の突然の悲鳴に目を向けてみるとどうやらポーション瓶を落としてしまったようだ。
「瓶、、割っちゃったぁ、、」
ズーンとへこんでるソニア。
「大丈夫?」
「ええ、、。大丈夫よ。ちょっと転んじゃっただけだから、、」
手を見ると、指に少しの血の色が見えた。
彼女もそれに気づいたようで「ちょっと切っちゃったみたい。消毒しておくから大丈夫よ。」と笑っている。
賢いと言われる魔女だというのに、普段から少しドジな面もある彼女。
(ー気をつけなよって言っても聞かないからな、、この人は、、、、)
ふと、思いつく。
「・・えっ、、!」
パクリ。
ー彼女を、食べた。
・・・*・・・
「・・っ、何をしてるのっ、、早く離してっ、!」
舌で彼女の指を飴のように舐める。
クチュ..
(ー甘い、、)
そこには顔を真っ赤にして恥ずかしそうに指を引っ張る彼女がいる。
ークスッ。
楽しかったが、可愛そうだから離してあげることにする。
指を離してあげると即座にパッと手を引き戻し、こちらを睨んでくる彼女。
そんな顔しても可愛いだけだのだけど、まだそれも彼女は分かってないようだ。
幼馴染とも言える関係のはずなのだが、もう少し積極的に行かなければならないだろうか?
手を胸元で一生懸命守ってる彼女は小動物のようで、つい食べたくなってしまう衝動が自身に襲いかかる。
さすがにそういうわけにも行かない。
必死で想いを抑え込むのに毎回必死である。
世の中の男には分かってもらえるだろうか?
おもわず口が緩みそうになるのをこらえるのが大変だ。
彼女は今、白一色の服を来ている。
形からしてローブのようなものだろうか?いつも彼女は仕事をする時はそれを身にまとっている。
仕事着にはどう見ても見えないが、そのことからしてそれが彼女の仕事着なのだろう。
どうして今度それなのか聞いてみようと思う。
しかしだ。
白いシルクサテンのような艶のあるその生地に身を包む彼女。
その姿から、いつか見れるであろう彼女の白いドレス姿を連想してしまう。
止められない妄想に頭を悩ませることもしばしばだ。
(僕は変態なのか、、?)
ーいや、もうそれでもいいだろう。
彼女の前ではこの国の第二王子といえど形無しなのだから。
僕を見て呆れるように笑う彼女。
割ってしまった瓶を片付けている彼女。
「ソニア」
どんな姿になっても、どれだけ時間が経ってもどれだけ一緒にいても。
「次は何? ヴィオ、、?」
「今度、一緒に出かけようか」
「 ッ!」
僕は君を愛しく思い続けるのだろう。
「ーええ。いいわよ。」
彼女は華やかに笑う。
「でも、まず仕事を終わらせるから、待っててくれる?」
ああ、いつまでも待つ。
ー出会ったあの日からずっと、、
「ソニア 」
「ヴィオ、、、」
ふたつの笑顔が重なる時
「「愛してる」」
ー僕の幸せはずっとずっと、君なのだから。
・・・・*・・・・
ー僕の魔女
君の隣にいるために、僕は生涯をかけよう。
君が思ってることなんて起こさせないから。
僕の隣で笑っていて。
「ソニア」
「きゃ、、
もうっ、、ヴィオ?!
今仕事中!
急に抱きつかないでって、、
ーんゥ、、ッ! 」
僕の魔女 ソニア
(王子を捕らえた、愛しき魔女)
ー僕は君を、離さない。
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