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第17話 優しさと
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――私の宝石…? 一体何の話だろうか。
「あーっ、いや今度の式に身につける装飾品を作っててね…」
「……ごめんなさい」
「いや、いいんだよ。どうせすぐに分かる事だからね…」
しょんぼりとするサラを、お義兄様は優しく撫でていた。
恐らくはサプライズで作っていたのだろう。
「えっと…お義兄様が自らお作りに?」
疑問に思った事がある。なんで手作りなのだろうか…。
お金がないというわけではないと思うのだが…。
「……趣味みたいな物でね、迷惑だったかな」
「い、いえそういうわけでは…」
「そう、よかった」
意外な趣味…というより、まず体を労わった方がよいのではないかと思ってします。彼はあまり起きられないはずなのだ。
「――いいなぁ…」
無難な対応をしていると、サラは突然そんな小言を漏らした。
「ちゃんとサラちゃんの分もあるよ」
「…え? ほんと!?」
その言葉に嬉しそうな声を上げる。
式は私達が上げるが、娘も参列する事になるから用意してくれるようだ。
「サラちゃんは好きな宝石はあるかい?」
「えっ!? うーんとね、これとこれとこれ! それに…」
「ちょ、ちょっとサラ!」
あまりに無遠慮なサラに私は声を上げるが…。
「ハハ…あまりつけすぎると趣味が悪くなっちゃうよ」
「ええ~?」
「……」
なんとも言えない二人の空間に、自分だけ場違いな感覚を覚える。
「せっかくだしメアにも意見を聞いておきたいな。何か好きな宝石はあるかい?」
そう言われて、再び机に目向ける。
先ほどは一瞬だったが、よく見るとどれも高価そうだ。
だが私には宝石の良し悪しが、まったくと言っていいほど分からなかった。
女性は宝石好きなどと言われているが、そこまで興味がなかったのもある。
「え、えーっと」
お義兄様だけではなくサラもこちらをチラチラと期待したような目で見ている。
適当に選ぼうかと思ったが、そうもいかないかもしれない。
「その、お義兄様が選んでくださる物なら…なんでも嬉しいですわ」
そして――色々と考えた結果、無難な対応をした…。
「……そうかい?」
はずだったのだが…何とも言えない空気になってしまった。
「むー! わたしもそれでいい! おじ様が選んでくれるので!」
「…? それでいいのかい?」
「うん!」
どうした物かと思っていると、私に対抗するようにそんな事を言い出す。
意図した結果ではないが、サラが遠慮する形になったからまあ良いかと思った。
「そうか…じゃあもう一つ作ってあげようかな。どれか一つ好きなのを選んでね」
すると、そういってお義兄様はサラを即す。
なんだろうか…甘やかしすぎではないかと思う。これでは娘のためにならないと、そのため止めに入ろうと思ったのだが――
――あら? あんな宝石あったかしら?
気が付くと机の中央に、明らかにさっきなかった物が置かれていた。
そしてそれは、どの宝石よりも煌びやかに見えた…。
「うーんと、うん…? えっと、これ??」
サラも疑問に思ったようだがそれを選んでいた…。
「サラちゃんはお目が高いね」
「えっ? えへへ~」
何という茶番だ…そんな事を思う。
「これはね、聖なる石って言ってね。持ち主を守ってくれるんだよ」
「へぇ~」
「……でもね、この宝石はね。悪い子の元からは去っちゃうんだよ」
「へぇ~、えっ? 悪い子?」
そんな宝石があるなんて話、聞いたことがないが…?
「サラちゃんは悪い子かな?」
「…えっ? ち、ちがうよ! 良い子だよ!」
「そうか…良かった…。それじゃあパパとママの言う事はちゃんと聞けるね?」
「うっ…うん。も、もちろんだよ…」
サラは若干バツが悪そうに顔を背ける…。
私はお義兄様が何をしようとしているかわかった。
恐らく直接目にしてはいないが、サラとトマスの昨日の話をどこからか聞いたのだろう。
「それなら良かった。伯父さん頑張って作るからね」
多分物で釣ろうと、そういう事なのだろう。
しかし子供と言え、娘は九歳である…さすがにバレていると思うのだが…。
「えっ、うん…頑張ってね」
「サラちゃんも午後のレッスン頑張ってね」
「…うん。わたし頑張るよ!」
恐らくはサラも気が付いているのだろうが、お義兄様の手前そうも言えないのだろう。
「では、おじ様。失礼いたします」
それだけ言うとお辞儀をして、部屋ではなく次のレッスンの場所へ、直接向かったようだ。
「…こういうのは迷惑だったかな」
「い、いえ…助かりました…」
サラが見えなくなってから、お義兄様は口を開く。
正直ただでさえ微妙な親子間だったので、助かった部分はある。
とはいえ、バレてはいたのでどこまで効果があるかは分からないが。
「それと…メアはこっちに座って」
「えっ…? なぜですか?」
「足が痛むのだろう? 見ていれば分かる、職業柄ね」
どうやら私が足を痛めている事を見抜かれていたようだ。
「大した事はありませんので…」
「いいから…とりあえずこっちに」
そう言って手を引かれて座らされてしまう。
その時触れて思ったが、お義兄様の手の感触は戦士のように、ごつごつとした感触があまりなかった。
「じゃあ、少しじっとしてね」
彼はそう言うと、私の足首に手を当てて光を発生させる。
すると、ぽかぽかとして痛みが徐々に和らいでいく。恐らくは魔術の類だろう。
「治療は魔術じゃできないからね。痛みの緩和だけさせてもらったよ」
「わざわざありがとうございます…。ですが、魔術まで使っていただかなくても…」
「これぐらいは大した事はないよ。魔術ってのはこういった生活基盤を支えるためにあるからね」
お義兄様は何ともないようにそう言うが、彼の額にはうっすらと汗をかいているのが見えた。
私は彼の病状を知っているのだ…。
恐らく無理をしているのだろう。それなのに…。
「――ですが…」
「これで、メアも午後のレッスンは頑張れそうかい?」
「……はい、ありがとうございます」
食い下がろうとしたが、そう被せられて言い返せなくなってしまう。
「それじゃあ気を付けてね」
「…はい、それでは、私も失礼いたします…」
そして私は追い返されるように部屋を後にし、次のレッスンが行われる部屋へと向かう事にした。
その道中で私は色々と考えていた。
彼はなぜここまで、優しくあろうとするのだろうか…。私には理解できなかった。
家族だから…と言えばそれまでなのかも知れないが、それにしても異常な気がする。だが――
――とりあえず今、出来る事をしましょう。
なぜだか、前向きになれた。自分も頑張ろうとそう思えたのだ。
それは魔術のせいなのかは分からないが、来た時と違い足取りを軽く感じた。
「あーっ、いや今度の式に身につける装飾品を作っててね…」
「……ごめんなさい」
「いや、いいんだよ。どうせすぐに分かる事だからね…」
しょんぼりとするサラを、お義兄様は優しく撫でていた。
恐らくはサプライズで作っていたのだろう。
「えっと…お義兄様が自らお作りに?」
疑問に思った事がある。なんで手作りなのだろうか…。
お金がないというわけではないと思うのだが…。
「……趣味みたいな物でね、迷惑だったかな」
「い、いえそういうわけでは…」
「そう、よかった」
意外な趣味…というより、まず体を労わった方がよいのではないかと思ってします。彼はあまり起きられないはずなのだ。
「――いいなぁ…」
無難な対応をしていると、サラは突然そんな小言を漏らした。
「ちゃんとサラちゃんの分もあるよ」
「…え? ほんと!?」
その言葉に嬉しそうな声を上げる。
式は私達が上げるが、娘も参列する事になるから用意してくれるようだ。
「サラちゃんは好きな宝石はあるかい?」
「えっ!? うーんとね、これとこれとこれ! それに…」
「ちょ、ちょっとサラ!」
あまりに無遠慮なサラに私は声を上げるが…。
「ハハ…あまりつけすぎると趣味が悪くなっちゃうよ」
「ええ~?」
「……」
なんとも言えない二人の空間に、自分だけ場違いな感覚を覚える。
「せっかくだしメアにも意見を聞いておきたいな。何か好きな宝石はあるかい?」
そう言われて、再び机に目向ける。
先ほどは一瞬だったが、よく見るとどれも高価そうだ。
だが私には宝石の良し悪しが、まったくと言っていいほど分からなかった。
女性は宝石好きなどと言われているが、そこまで興味がなかったのもある。
「え、えーっと」
お義兄様だけではなくサラもこちらをチラチラと期待したような目で見ている。
適当に選ぼうかと思ったが、そうもいかないかもしれない。
「その、お義兄様が選んでくださる物なら…なんでも嬉しいですわ」
そして――色々と考えた結果、無難な対応をした…。
「……そうかい?」
はずだったのだが…何とも言えない空気になってしまった。
「むー! わたしもそれでいい! おじ様が選んでくれるので!」
「…? それでいいのかい?」
「うん!」
どうした物かと思っていると、私に対抗するようにそんな事を言い出す。
意図した結果ではないが、サラが遠慮する形になったからまあ良いかと思った。
「そうか…じゃあもう一つ作ってあげようかな。どれか一つ好きなのを選んでね」
すると、そういってお義兄様はサラを即す。
なんだろうか…甘やかしすぎではないかと思う。これでは娘のためにならないと、そのため止めに入ろうと思ったのだが――
――あら? あんな宝石あったかしら?
気が付くと机の中央に、明らかにさっきなかった物が置かれていた。
そしてそれは、どの宝石よりも煌びやかに見えた…。
「うーんと、うん…? えっと、これ??」
サラも疑問に思ったようだがそれを選んでいた…。
「サラちゃんはお目が高いね」
「えっ? えへへ~」
何という茶番だ…そんな事を思う。
「これはね、聖なる石って言ってね。持ち主を守ってくれるんだよ」
「へぇ~」
「……でもね、この宝石はね。悪い子の元からは去っちゃうんだよ」
「へぇ~、えっ? 悪い子?」
そんな宝石があるなんて話、聞いたことがないが…?
「サラちゃんは悪い子かな?」
「…えっ? ち、ちがうよ! 良い子だよ!」
「そうか…良かった…。それじゃあパパとママの言う事はちゃんと聞けるね?」
「うっ…うん。も、もちろんだよ…」
サラは若干バツが悪そうに顔を背ける…。
私はお義兄様が何をしようとしているかわかった。
恐らく直接目にしてはいないが、サラとトマスの昨日の話をどこからか聞いたのだろう。
「それなら良かった。伯父さん頑張って作るからね」
多分物で釣ろうと、そういう事なのだろう。
しかし子供と言え、娘は九歳である…さすがにバレていると思うのだが…。
「えっ、うん…頑張ってね」
「サラちゃんも午後のレッスン頑張ってね」
「…うん。わたし頑張るよ!」
恐らくはサラも気が付いているのだろうが、お義兄様の手前そうも言えないのだろう。
「では、おじ様。失礼いたします」
それだけ言うとお辞儀をして、部屋ではなく次のレッスンの場所へ、直接向かったようだ。
「…こういうのは迷惑だったかな」
「い、いえ…助かりました…」
サラが見えなくなってから、お義兄様は口を開く。
正直ただでさえ微妙な親子間だったので、助かった部分はある。
とはいえ、バレてはいたのでどこまで効果があるかは分からないが。
「それと…メアはこっちに座って」
「えっ…? なぜですか?」
「足が痛むのだろう? 見ていれば分かる、職業柄ね」
どうやら私が足を痛めている事を見抜かれていたようだ。
「大した事はありませんので…」
「いいから…とりあえずこっちに」
そう言って手を引かれて座らされてしまう。
その時触れて思ったが、お義兄様の手の感触は戦士のように、ごつごつとした感触があまりなかった。
「じゃあ、少しじっとしてね」
彼はそう言うと、私の足首に手を当てて光を発生させる。
すると、ぽかぽかとして痛みが徐々に和らいでいく。恐らくは魔術の類だろう。
「治療は魔術じゃできないからね。痛みの緩和だけさせてもらったよ」
「わざわざありがとうございます…。ですが、魔術まで使っていただかなくても…」
「これぐらいは大した事はないよ。魔術ってのはこういった生活基盤を支えるためにあるからね」
お義兄様は何ともないようにそう言うが、彼の額にはうっすらと汗をかいているのが見えた。
私は彼の病状を知っているのだ…。
恐らく無理をしているのだろう。それなのに…。
「――ですが…」
「これで、メアも午後のレッスンは頑張れそうかい?」
「……はい、ありがとうございます」
食い下がろうとしたが、そう被せられて言い返せなくなってしまう。
「それじゃあ気を付けてね」
「…はい、それでは、私も失礼いたします…」
そして私は追い返されるように部屋を後にし、次のレッスンが行われる部屋へと向かう事にした。
その道中で私は色々と考えていた。
彼はなぜここまで、優しくあろうとするのだろうか…。私には理解できなかった。
家族だから…と言えばそれまでなのかも知れないが、それにしても異常な気がする。だが――
――とりあえず今、出来る事をしましょう。
なぜだか、前向きになれた。自分も頑張ろうとそう思えたのだ。
それは魔術のせいなのかは分からないが、来た時と違い足取りを軽く感じた。
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