私の戦う理由 ~帰ってきた英雄はお義兄様~
あの『黒の厄災』と呼ばれる事件から、数か月が過ぎた時だった…。
「すまない、メア。君を迎え入れる事が出来なくなってしまった…」
主人公のメアは婚約者であるトマス・クレイソンから、入籍を延期する事を告げられた。
元々平民であるメアは貴族であるトマスとの婚約に乗り気ではなかったが、すでに子供がいたから承諾したようなものだった。
「必ず迎えにいくから!」トマスはそう言った。
彼は御家事情で結婚できなくなったようだった。そのため、すぐには難しいだろうとメアは思っていた。
だが…それから実に十年もの長い月日が流れてしまう…。
(このまま婚約は破棄になるだろうな…)もう十年なのだ、メアはそう思っていた。
私は今日も流され続けて生きてきたが…、それでもメアは娘のサラとそれなりに楽しく生活を続けていたのだ。
別にこのままでもいいかとも思っていた。
だが、そんな平穏を謳歌している二人の前に、再びあの時の怪物が現れたのだ…。
※R-15は念のために、タイトルは仮称です。
のんびり書いていければと思います。
「すまない、メア。君を迎え入れる事が出来なくなってしまった…」
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