かつて魔物研究者だった者は快楽に堕ちる

舞米

文字の大きさ
3 / 24

3

しおりを挟む
ヴィリディスの大森林の南端、月光が映える清らかな湖「ルナリス湖」。その水辺は、魔力が濃く、水棲魔物たちが集う神秘の地だ。
魔物研究者のリエル、銀髪に琥珀の瞳、青年らしい無造作なルックスと少し生意気な口調が特徴の彼は、魔物の生態に夢中だ。彼の身体から漂う魔物を狂わせる甘い香りは、護符で抑えようとしても、好奇心旺盛なリエルが「ちょっとくらい大丈夫だろ」と外してしまうせいで、毎回トラブルを招く。

ルナリス湖に棲む水棲魔物たちに狙われ、過激で執拗な「悪戯」に翻弄される物語

____________

「ルナリス湖の水棲魔物、行動データ取ってやる!」

リエルは革のズボンと軽いシャツ姿で、観察道具のバッグを背負い、ルナリス湖に向かった。
護符は「どうせ水辺なら安全だろ」と外してしまい、いつものように無防備。湖畔に着くと、彼は水辺の岩に腰掛け、スケッチブックを開く。

今日のターゲットは「アクア・シルフィス」、水面を滑るように動く精霊型の魔物だ。リエルは水面をじっと見つめ、シルフィスの優雅な動きをスケッチする。

「ふむ、こいつらの魔力は水流と連動して……ん? なんか水、動いてね?」

彼が顔を上げると、湖面が不自然に揺れ、泡がぷくりと浮かぶ。
次の瞬間、水中から細長い触手が飛び出し、リエルの足首を絡め取った。

「うわっ!何だこれ!?」

彼は慌てて立ち上がろうとするが、触手は滑るように彼のふくらはぎを這い上がり、力を込めて引き寄せる。リエルはバランスを崩し、湖の浅瀬に尻もちをつく。

「お、おい!ふざけんなよ!離せって!」

リエルは悪態をつきながら触手をほどこうとするが、触手の主――「クラーケン・ネブリス」が水面に姿を現す。巨大なクラゲのような姿に無数の触手を揺らし、その瞳はリエルの香りに酔ったように輝いている。

「てめえ、でけえな……マジかよ……」

リエルの声は少し震え、触手はさらに大胆に動く。一本が彼の腰に巻きつき、シャツの裾をたくし上げる。

「おい、どこ触ってんだ!くそ、冷てえし、ヌルヌルしてキモい!」

リエルの頬は赤く染まり、抵抗するが、触手の滑らかな感触に身体がビクッと反応してしまう。

クラーケン・ネブリスの触手は、リエルの香りに完全に魅了されていた。一本の触手が彼の首筋を這い、冷たい先端で耳たぶを軽くつつく。

「んっ!や、やめろって!そこ、くすぐってえんだよ!」

リエルの声は怒りと恥ずかしさで上ずり、触手はさらに執拗に動く。別の触手が彼の胸に滑り込み、シャツを押し上げて敏感な突起を擦る。

「はっ、てめえ!そこ触んな!マジでキレるぞ!」

リエルは叫ぶが、触手の動きはまるで彼の反応を楽しむかのように繊細だ。ヌルリとした感触が肌を滑り、軽く締め付けるたびにリエルの身体は小さく震える。

「くそ……な、なんだよ、この感じ……変だろ……」

彼の吐息は熱を帯び、湖の冷たい水が肌に触れる対比でさらに敏感になる。
すると、水面から新たな魔物が現れた。「リクイド・サーペント」、水流を操る蛇型の魔物だ。半透明の身体は水と一体化し、リエルの香りに誘われて近づく。サーペントはしなやかに泳ぎ、リエルの太ももに舌を這わせる。

「うわっ!何!?また別の奴!?やめろ、舐めんなよ!」

リエルの声は焦り、サーペントの舌は内ももをゆっくりと這い、敏感な部分を意図的に刺激する。

「んんっ!お、お前ら、ふざけすぎだろ……!」

リエルの抵抗は弱まり、クラーケンの触手が彼の両腕を水面に押し付け、サーペントが下半身を絡め取る。触手の一本がリエルのズボンのベルトを器用に外し、冷たい水とヌルリとした感触が彼の肌を直接撫でる。

「やっ、待て!そこ、マジでダメだって!」

リエルの声はかすれ、顔は真っ赤だ。
クラーケンはさらに過激に動き、触手の先端から微弱な魔力を放ち、リエルの身体を軽く痺れさせる。

「あっ、な、なんだよこれ……身体、動かねえ……」

リエルの意識は朦朧とし、サーペントは彼の首筋に吸いつき、魔力を吸収しながら甘い刺激を与える。

「んっ……や、だろ……こんなの……」

リエルの声は甘く途切れ、魔物たちは彼の反応にますます興奮する。

湖畔での「悪戯」はさらにエスカレートした。クラーケンの触手はリエルの全身を這い回り、敏感な部分を執拗に刺激。ある触手は彼の腹部を滑り、へその周りを円を描くように撫でる。

「くっ、くそ!そこ、弱えんだよ……やめろって!」

リエルの声は抗議するが、身体は正直に反応し、小さな震えが止まらない。
リクイド・サーペントは水流を操り、リエルの身体に冷たい水を流し込む。水流はまるで生き物のように彼の肌を撫で、敏感な部分を的確に刺激する。

「はっ!お、お前、何してんだ!水、変なとこ入って……んんっ!」

リエルの声は途切れ、サーペントは彼の耳元で水の囁きのような音を立て、まるで嘲笑うようだ。
クラーケンの触手はリエルの両脚を広げ、水面に浮かせるように持ち上げる。

「おい!マジでやめろ!こんな恥ずいこと……!」

リエルの叫びは虚しく、触手は彼の内ももを締め付け、サーペントの舌がその隙間を這う。

「あっ、ダメ!そこ、ほんとに……んっ!」

リエルの身体はビクビクと震え、魔物たちの執拗な愛撫に翻弄される。
湖の水はリエルの香りと混ざり合い、魔物たちをさらに狂わせる。クラーケンは触手の先端でリエルの唇を軽く撫で、サーペントは彼の首筋に再び吸いつく。

「んむっ……や、息、できねえ……」

リエルの意識は薄れ、快感と疲労で頭が真っ白になる。

数時間後、リエルはなんとか湖畔から脱出し、塔にたどり着いた。服はびしょ濡れで半分脱げかけ、髪には水草が絡まり、身体には触手の吸盤の跡やサーペントのキスマークのような赤みが残っている。彼は床にへたり込み、荒い息をつく。

「くそ……あの触手と蛇、めちゃくちゃしつこかった……研究どころじゃねえよ……」

リエルはバッグからノートを取り出し、震える手で記録を書き込む。
「クラーケン・ネブリス:触手で拘束、魔力で痺れさせる。リクイド・サーペント:水流と舌で攻撃。……両方、ものすごいエロい悪戯してくる。次は護符必須、マジで。」
だが、疲れ果てたリエルの心には、奇妙な高揚感があった。

「あのヌルヌルと水の感じ……なんか、クセになりそう……?」彼は自分の考えに慌てて首を振る。「いや、ふざけんな!俺、研究者だろ!」




しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

神官、触手育成の神託を受ける

彩月野生
BL
神官ルネリクスはある時、神託を受け、密かに触手と交わり快楽を貪るようになるが、傭兵上がりの屈強な将軍アロルフに見つかり、弱味を握られてしまい、彼と肉体関係を持つようになり、苦悩と悦楽の日々を過ごすようになる。 (誤字脱字報告不要)

触手エイリアンの交配実験〜研究者、被験体になる〜

桜井ベアトリクス
恋愛
異星で触手エイリアンを研究する科学者アヴァ。 唯一観察できていなかったのは、彼らの交配儀式。 上司の制止を振り切り、禁断の儀式を覗き見たアヴァは―― 交わる触手に、抑えきれない欲望を覚える。 「私も……私も交配したい」 太く長い触手が、体の奥深くまで侵入してくる。 研究者が、快楽の実験体になる夜。

苗床になった元騎士

鵜飼かいゆ
BL
引退した元騎士の老人が触手に寄生されて若返って苗床になるラブラブハッピーエンド話です。

魔王に飼われる勇者

たみしげ
BL
BLすけべ小説です。 敵の屋敷に攻め込んだ勇者が逆に捕まって淫紋を刻まれて飼われる話です。

鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる

結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。 冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。 憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。 誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。 鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。

過保護な父の歪んだ愛着。旅立ちを控えた俺の身体は、夜ごとに父の形で塗り潰される

中山(ほ)
BL
「パックの中、僕の形になっちゃったね」 夢か現か。耳元で囁かれる甘い声と、内側を執拗に掻き回す熱。翌朝、自室で目覚めたパックに、昨夜の記憶はない。ただ、疼くような下腹部の熱だけが残っていた。 相談しようと向かった相手こそが、自分を侵食している張本人だとも知らずに、パックは父の部屋の扉を開く。 このお話はムーンライトでも投稿してます〜

俺は触手の巣でママをしている!〜卵をいっぱい産んじゃうよ!〜

ミクリ21
BL
触手の巣で、触手達の卵を産卵する青年の話。

竜帝陛下の愛が重すぎて身代わりの落ちこぼれ薬師は今日も腰が砕けそうです 〜呪いを解いたら一生離さないと宣言されました〜

レイ
BL
「死ぬ覚悟はできています。でも、その前に……お口、あーんしてください」 魔力を持たない「無能」として実家で虐げられていた薬師のエリアン。 彼に下されたのは、触れるものすべてを焼き尽くす「死の竜帝」ヴァレリウスへの、身代わりの婚姻だった。

処理中です...