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第5章 代替腹ビジネス
第5章 代替腹ビジネス その❷『淫虐の性交ショー』
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「二人とも女医者特製の媚薬を飲んだから、今夜は何度も楽しめそうだ」
「そうですね。じっくり楽しみましょう。陳さんは、この機会に若い娘のエキスを十分に吸いとってください」
(エキスを吸いとる?まるでこのオヤジ、吸血鬼みたいだ)
陳は、ソファに太股を広げて座ると、バスローブを取り唯花に手招きした。
「こっちにきてパンツを脱がせてくれ」
唯花は、花音と同じようにこの陰険で淫猥なオヤジは好きになれないと思った。林は慇懃無礼(いんぎんぶれい)だが、少なくとも女性を尊重しているように思える。
しかし、陳は女を道具としか考えていない雰囲気だ。
唯花があきらかに侮蔑の表情を浮かべながら、陳の股間に座りパンツを脱がせると、腰をあげてその動きに協力した。
「おお、すごいね。さすがトカゲの媚薬の薬効だこんなに勃起してる。いつもはなかなか勃たないんだ。よかったね、唯花さん」
(何が、きょうは勃起してる?よかった!)
だと思うが、唯花は素直な表情をつくり、
「はい、大きくて素敵です」
と応え、命じられるまま、陳の体躯(たいく)からは、想像できないほど膨張したペニスを握りしめ、感触を確かめるように上下させた。
「最近、なかなか勃起しないから、しゃぶってもらう癖がついてね」
そういいながら、唯花の頭を引き寄せると、強引に口に咥(くわ)えさせた。陳が腰を乱暴に突き上げるため、ペニスが口中で暴れまわる。
「ウググ、苦しい、やめてください。乱暴にしなくても、しゃぶってあげますから」
陳の動きを止めさせ、息を大きく吸う。唯花が懇願したが陳のやめる気配はない。却(かえ)ってこれまで以上にペニスを突き立てる。
「唯花さん、キミの右手が空いてるよ。その右手を性器に差し込んで掻(か)き回すんだ。私は、自分で恍惚を味わいながら精液を嚥下(えんげ)する女性が大好きだ」
やはりこの陳は異常性癖の持ち主だと思う。
しかし、今は蹂躙される性奴隷のような存在だった。悔しいが自慰の真似事をしながら、命じられるままペニスを咥えるしかなかった。
媚薬の影響もあるのだろう。陳は唯花の頭を強く挟(はさ)みつけたまま、あっけなく濁り切った欲望を吐き出していた。
「飲み込むんだよ、一滴も残さないように。いい娘だ。そうそう最後の一雫(しずく)まで吸い出して」
唯花は苦悶の表情を浮かべながら、言われるままチュウチュウと舌音を響かせ、苦味の混じった白濁液を嚥下(えんげ)している。陳の射出はジワジワと塊(かたまり)となり漏出(ろうしゅつ)し、容易に終わらない。唯花は、陳のペニスを咥(くわ)えたまま、両手をダランと垂らしたままだ。両目の目尻から涙が滴(したた)り落ち、ピンク色に上気した身体が小刻みに震えている。
「陳さんはいつも凄いね。芸術的な性交ショーのようだ」
花音は、林とともにベットに横たわったまま、陳たちの狂態を見学していた。陳のペニスを咥(くわ)え、苦悶の表情の唯花が可哀想だった。しかし、命じられるまま、自らの性器を弄(いじ)っているその姿が、いずれ花音の姿とオーバーラップすることになる。身震いしながら、絶対嫌だと呪文のようにつぶやいていた。
「さすが陳さんは凄いね。あとで花音さんもアレを愉(たの)しむことができる。その前に先日の続きをやりましょう」
先日、花音は、GOROのトレーニングルームで、林の挿入を拒んでいたのだった。林はあの性感マッサージの続きをやろうというのだ。
二人とも、すでに何も着けていない。林は、花音をベットにうつ伏せに寝かせると、背中にオイルを垂らした。オイルをゆっく引き延ばしながら、頸(うなじ)から背中、脇の下から乳房の側面、尻部外から太股、ふくらはぎから足先へと巧みなマッサージが続く。気持ちはいいが、性感を感じるほどではない。次いで花音を上向きに寝かせると、同じようにオイルを塗って行く。奇妙なのは、重要な性感ポイントである女性器周辺は避けているのだ。
花音は、性感マッサージとはこんなものか、と考え始めていた。先日の唯花は、ペニスを挿入されただけで、瞬(またた)く間にオルガスムに達していた。唯花は、感じ易(やす)いのかもしれないと思った。
「どうですか。花音さん。気持ちいいですか?」
林は淫猥な眼差しで、オイルでピカピカに光る花音の裸身を眺めている。
「林、そろそろキミの秘技を見せてくれ」
陳は、ソファーの横に唯花を座らせると、両脚を大きく開放させ、曝(さら)け出した淫液の溢れる裂け目を指先でいじっている。唯花は半開きの虚(うつ)ろな目で空間を見つめていた。
「唯花……かわいそう」
林は花音を再びうつ伏せにすると、同じような順路で指先を動かせていく。
今度は頭部から首筋へと、指先だけでなく手のひらで押すように、揉(も)むように、強弱を微妙につけた刺激が加えられた。それだけではない。その動きに他所へのマッサージが重なる。つまり、複数の性感帯を同時に責めているのだ。それも、快感が増幅する性感の共鳴ポイントを巧みに会得している。しかし、まだ女性器そのものには触れてこない。
「花音さん、気持ちいいですか。身体を固くしないで、リラックスをして私の指技に身を任せてください」
そう念を押されるまでもなく、次第に身体の先端部が痺(しび)れ、快感の種火が灯り始めたような感触があった。すでに全身の皮膚が敏感になっている。先ほどのワンクール目はウォーミングアップだと思った。
「ああ、気持ちがいい。林さんて嫌な人と思っていたけど、そうでもないかもしれない」
「それじゃ、これから仕上げにかかりますね」
「はい、お願いします。もっと気持ちよくさせてください」
最初は林に対する嫌悪感から、マイナスに反応していた花音の身体が、段階による刺激で、抵抗心を溶解させていた。バリアーを破壊された心身には、指技が生み出す快感を受け入れるしかなかった。
ようやく、林の指技が女性器に迫(せま)り始めていた。会陰(えいん)周辺を刺激しながら、片方の手のひらで隠阜(いんぷ)を包み隠すように微妙な圧力を加えていく。やがて性腺から蜜液が溢れ始めていた。その蜜液を指先にすくうと、すでに膨(ふく)らみきって敏感になっている淫芽を擦(こす)り始めた。
「アッ、いい、そこ擦られると気持いい。ジーンと痺れるみたい」
同時に、指球を使って肉壁に圧を加える。空いた指先がアナルを突いていた。
すでに花音の全身は、過度に敏感状態になり、指先で指弾(しだん)しただけで失神しそうだった。しかし、林の指先は肝心の膣口には触れようとしない。その周辺の快感ポイントを繰り返し刺激するだけだ。花音にとって最初の気持ち良さが、それ以上、前に進めない、物足りなさを増幅していた。
「中に挿れてください。お願い、このままじゃ狂ってしまいそい」
そう言いながら、苦悶の表情て、身体をくねらせる。すでにいつまでたっても頂点に到達できない気持ち悪さに、悶え死にしそうになっていた。
「どこに挿(い)れるの?はっきりいいなさい。どににですか?」
「わたしのここにです」「はっきりと」
林は花音の奥底にある淫性を引き出そうとしている。猥雑で下卑た言葉を使わせることで、新しい花音の性域を見つけ出そうとしているのだ。
「女性器に、いや、私の膣に入れてください」
林はなおも執拗に膣以外への刺激を繰り返している。
「それじゃダメですね。日本の俗語ではよく使いますね。特に清楚で気立のいい、あなたのような女性に言わせることを、楽しみしている日本人を知っています」
「恥ずかしい、そんなこといえません。死んでも嫌だ」
林は辛抱強く、花音の状態を観察しながら苦悶の表情を楽しんでいる。これがこの男の本性かもしれない。ひょっとすると、陳よりも狡猾(こうかつ)で残忍な人間かもしれなかった。
今、膣内に指を入れるだけで沸点に到達してしまう。
林の本性を察知した花音は自らの指先を陰部に差し込み、膣穴を刺激し、燃え上がった淫熱を鎮(しず)めようとした。しかし、林は花音の両手をつかみ、唇を吸い始めた。これでは埒(らち)があかないと思ったのか、
「お◯◯◯と言えばいいんでしょ。恥ずかしい、嫌だ」
「何を挿(い)れるんですか?」
本当に嫌らしい男だと思った。しかし、このままでは自分の身体は壊れてしまうかもしれない、と思った。覚醒剤をセックスに使われた女性は、二度とその男から離れられなくなると聞いたことがある。林の秘技は、女体に独自の快感点を植え付けるのかもしれなかった。二度目からは林に触れられるだけで、性感をコントロールされるかもしれない。
「なんでもいいから挿れください」
花音は、とにかくこんな危険な秘技から早く逃げ出したかった。その反面、この快感に身を任せたい気持ちもある。
しかし、林はこんな花音の心中を理解しているのだろう、なかなか次の行動を取ろうとしない。花音は次第に生殺しの状態になっていく。やがて花音が抵抗を放棄し疲れ果ててしまった時、
「アーッ、イヤー」
花音の悲鳴が部屋中に響いた。指先ではなく、林の巨大に膨張したペニスの一撃が加えられた。すでに忘我の状態に近付いていた花音は、恍惚感とともに失神していた。気を失い全身が弛緩している花音を林はゆっくりと味わうように犯し始めた。 花音の膣奥に精液を射出した林は、しばらく時間を置き、今度は唯花を伴って浴室へと消えて行った。陳は、花音の股間に座り、膣口から流れる夥しい白濁液をながめながら「ヒュー」っと感嘆のため息を発していた。
(つづく)
「そうですね。じっくり楽しみましょう。陳さんは、この機会に若い娘のエキスを十分に吸いとってください」
(エキスを吸いとる?まるでこのオヤジ、吸血鬼みたいだ)
陳は、ソファに太股を広げて座ると、バスローブを取り唯花に手招きした。
「こっちにきてパンツを脱がせてくれ」
唯花は、花音と同じようにこの陰険で淫猥なオヤジは好きになれないと思った。林は慇懃無礼(いんぎんぶれい)だが、少なくとも女性を尊重しているように思える。
しかし、陳は女を道具としか考えていない雰囲気だ。
唯花があきらかに侮蔑の表情を浮かべながら、陳の股間に座りパンツを脱がせると、腰をあげてその動きに協力した。
「おお、すごいね。さすがトカゲの媚薬の薬効だこんなに勃起してる。いつもはなかなか勃たないんだ。よかったね、唯花さん」
(何が、きょうは勃起してる?よかった!)
だと思うが、唯花は素直な表情をつくり、
「はい、大きくて素敵です」
と応え、命じられるまま、陳の体躯(たいく)からは、想像できないほど膨張したペニスを握りしめ、感触を確かめるように上下させた。
「最近、なかなか勃起しないから、しゃぶってもらう癖がついてね」
そういいながら、唯花の頭を引き寄せると、強引に口に咥(くわ)えさせた。陳が腰を乱暴に突き上げるため、ペニスが口中で暴れまわる。
「ウググ、苦しい、やめてください。乱暴にしなくても、しゃぶってあげますから」
陳の動きを止めさせ、息を大きく吸う。唯花が懇願したが陳のやめる気配はない。却(かえ)ってこれまで以上にペニスを突き立てる。
「唯花さん、キミの右手が空いてるよ。その右手を性器に差し込んで掻(か)き回すんだ。私は、自分で恍惚を味わいながら精液を嚥下(えんげ)する女性が大好きだ」
やはりこの陳は異常性癖の持ち主だと思う。
しかし、今は蹂躙される性奴隷のような存在だった。悔しいが自慰の真似事をしながら、命じられるままペニスを咥えるしかなかった。
媚薬の影響もあるのだろう。陳は唯花の頭を強く挟(はさ)みつけたまま、あっけなく濁り切った欲望を吐き出していた。
「飲み込むんだよ、一滴も残さないように。いい娘だ。そうそう最後の一雫(しずく)まで吸い出して」
唯花は苦悶の表情を浮かべながら、言われるままチュウチュウと舌音を響かせ、苦味の混じった白濁液を嚥下(えんげ)している。陳の射出はジワジワと塊(かたまり)となり漏出(ろうしゅつ)し、容易に終わらない。唯花は、陳のペニスを咥(くわ)えたまま、両手をダランと垂らしたままだ。両目の目尻から涙が滴(したた)り落ち、ピンク色に上気した身体が小刻みに震えている。
「陳さんはいつも凄いね。芸術的な性交ショーのようだ」
花音は、林とともにベットに横たわったまま、陳たちの狂態を見学していた。陳のペニスを咥(くわ)え、苦悶の表情の唯花が可哀想だった。しかし、命じられるまま、自らの性器を弄(いじ)っているその姿が、いずれ花音の姿とオーバーラップすることになる。身震いしながら、絶対嫌だと呪文のようにつぶやいていた。
「さすが陳さんは凄いね。あとで花音さんもアレを愉(たの)しむことができる。その前に先日の続きをやりましょう」
先日、花音は、GOROのトレーニングルームで、林の挿入を拒んでいたのだった。林はあの性感マッサージの続きをやろうというのだ。
二人とも、すでに何も着けていない。林は、花音をベットにうつ伏せに寝かせると、背中にオイルを垂らした。オイルをゆっく引き延ばしながら、頸(うなじ)から背中、脇の下から乳房の側面、尻部外から太股、ふくらはぎから足先へと巧みなマッサージが続く。気持ちはいいが、性感を感じるほどではない。次いで花音を上向きに寝かせると、同じようにオイルを塗って行く。奇妙なのは、重要な性感ポイントである女性器周辺は避けているのだ。
花音は、性感マッサージとはこんなものか、と考え始めていた。先日の唯花は、ペニスを挿入されただけで、瞬(またた)く間にオルガスムに達していた。唯花は、感じ易(やす)いのかもしれないと思った。
「どうですか。花音さん。気持ちいいですか?」
林は淫猥な眼差しで、オイルでピカピカに光る花音の裸身を眺めている。
「林、そろそろキミの秘技を見せてくれ」
陳は、ソファーの横に唯花を座らせると、両脚を大きく開放させ、曝(さら)け出した淫液の溢れる裂け目を指先でいじっている。唯花は半開きの虚(うつ)ろな目で空間を見つめていた。
「唯花……かわいそう」
林は花音を再びうつ伏せにすると、同じような順路で指先を動かせていく。
今度は頭部から首筋へと、指先だけでなく手のひらで押すように、揉(も)むように、強弱を微妙につけた刺激が加えられた。それだけではない。その動きに他所へのマッサージが重なる。つまり、複数の性感帯を同時に責めているのだ。それも、快感が増幅する性感の共鳴ポイントを巧みに会得している。しかし、まだ女性器そのものには触れてこない。
「花音さん、気持ちいいですか。身体を固くしないで、リラックスをして私の指技に身を任せてください」
そう念を押されるまでもなく、次第に身体の先端部が痺(しび)れ、快感の種火が灯り始めたような感触があった。すでに全身の皮膚が敏感になっている。先ほどのワンクール目はウォーミングアップだと思った。
「ああ、気持ちがいい。林さんて嫌な人と思っていたけど、そうでもないかもしれない」
「それじゃ、これから仕上げにかかりますね」
「はい、お願いします。もっと気持ちよくさせてください」
最初は林に対する嫌悪感から、マイナスに反応していた花音の身体が、段階による刺激で、抵抗心を溶解させていた。バリアーを破壊された心身には、指技が生み出す快感を受け入れるしかなかった。
ようやく、林の指技が女性器に迫(せま)り始めていた。会陰(えいん)周辺を刺激しながら、片方の手のひらで隠阜(いんぷ)を包み隠すように微妙な圧力を加えていく。やがて性腺から蜜液が溢れ始めていた。その蜜液を指先にすくうと、すでに膨(ふく)らみきって敏感になっている淫芽を擦(こす)り始めた。
「アッ、いい、そこ擦られると気持いい。ジーンと痺れるみたい」
同時に、指球を使って肉壁に圧を加える。空いた指先がアナルを突いていた。
すでに花音の全身は、過度に敏感状態になり、指先で指弾(しだん)しただけで失神しそうだった。しかし、林の指先は肝心の膣口には触れようとしない。その周辺の快感ポイントを繰り返し刺激するだけだ。花音にとって最初の気持ち良さが、それ以上、前に進めない、物足りなさを増幅していた。
「中に挿れてください。お願い、このままじゃ狂ってしまいそい」
そう言いながら、苦悶の表情て、身体をくねらせる。すでにいつまでたっても頂点に到達できない気持ち悪さに、悶え死にしそうになっていた。
「どこに挿(い)れるの?はっきりいいなさい。どににですか?」
「わたしのここにです」「はっきりと」
林は花音の奥底にある淫性を引き出そうとしている。猥雑で下卑た言葉を使わせることで、新しい花音の性域を見つけ出そうとしているのだ。
「女性器に、いや、私の膣に入れてください」
林はなおも執拗に膣以外への刺激を繰り返している。
「それじゃダメですね。日本の俗語ではよく使いますね。特に清楚で気立のいい、あなたのような女性に言わせることを、楽しみしている日本人を知っています」
「恥ずかしい、そんなこといえません。死んでも嫌だ」
林は辛抱強く、花音の状態を観察しながら苦悶の表情を楽しんでいる。これがこの男の本性かもしれない。ひょっとすると、陳よりも狡猾(こうかつ)で残忍な人間かもしれなかった。
今、膣内に指を入れるだけで沸点に到達してしまう。
林の本性を察知した花音は自らの指先を陰部に差し込み、膣穴を刺激し、燃え上がった淫熱を鎮(しず)めようとした。しかし、林は花音の両手をつかみ、唇を吸い始めた。これでは埒(らち)があかないと思ったのか、
「お◯◯◯と言えばいいんでしょ。恥ずかしい、嫌だ」
「何を挿(い)れるんですか?」
本当に嫌らしい男だと思った。しかし、このままでは自分の身体は壊れてしまうかもしれない、と思った。覚醒剤をセックスに使われた女性は、二度とその男から離れられなくなると聞いたことがある。林の秘技は、女体に独自の快感点を植え付けるのかもしれなかった。二度目からは林に触れられるだけで、性感をコントロールされるかもしれない。
「なんでもいいから挿れください」
花音は、とにかくこんな危険な秘技から早く逃げ出したかった。その反面、この快感に身を任せたい気持ちもある。
しかし、林はこんな花音の心中を理解しているのだろう、なかなか次の行動を取ろうとしない。花音は次第に生殺しの状態になっていく。やがて花音が抵抗を放棄し疲れ果ててしまった時、
「アーッ、イヤー」
花音の悲鳴が部屋中に響いた。指先ではなく、林の巨大に膨張したペニスの一撃が加えられた。すでに忘我の状態に近付いていた花音は、恍惚感とともに失神していた。気を失い全身が弛緩している花音を林はゆっくりと味わうように犯し始めた。 花音の膣奥に精液を射出した林は、しばらく時間を置き、今度は唯花を伴って浴室へと消えて行った。陳は、花音の股間に座り、膣口から流れる夥しい白濁液をながめながら「ヒュー」っと感嘆のため息を発していた。
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