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最初は香菜子の狂言かとも思った。でも其れにしては、香菜子に話していない筈の双葉の話を知っていたり、咄嗟の時の癖が双葉其の侭だったり、説明出来ない事が多過ぎる。
双葉が「発現」して二カ月、俺も、両親も、香菜子の両親も、この超常現象を納得せざるを得なくなっていた。
外国ではこういう事が稀に起きるらしい。どこぞの国の宗教的指導者の代替わり時も先代の記憶を受け継いだ子供を探し出すそうだが……いざ自分の身内に起きると何とも複雑である。
「折角かなから許可得たんだしさー行こうよー♪」
……そう、双葉の発現によってかな……香菜子が消えてしまった訳ではない。今はどっちかというと二重人格の様な物で、香菜子の許可さえあれば双葉が身体を動かす事も出来るらしい。
勿論一日中どっちかが身体を動かしたりすると香菜子の肉体が持たない。なので今日の様な休日中心に双葉に肉体を貸しているらしい。
「今日はオリエンタルボウルに行きたいなー」
「……残念ながらあそこは1年前に潰れたよ。駅前のカラオケでいいだろ?」
「えー残念―。近所の下口商店も潰れたし、天界と下界のギャップに戸惑う私であった」
「お前は仙人かなんかか。ほら、着替えるからさっさと出ていけ」
「別に兄妹だしいいじゃん~。妹としてはお兄様の身体の成長に興味がありまして~」
「お前の身体は香菜子なんだよっ!」
「其れこそいいじゃん……もぅお互いの裸なんか見飽きてるんでしょ? いや~まさかお兄ちゃんと、あの大人しかったかながね~♪ 二人の成長が見られてお姉ちゃん嬉しいよ……あ、この場合「性長」なのかな?」
「何言ってやがるこのエロ小学生がっ! いいからさっさと出て行けっ!」
「あ~ん、お兄ちゃんがいぢめるよ~助けておかあさ~ん♪」
香菜子、いや今は双葉か……はニシシッと笑って部屋を出る……そう、両親に内緒で付き合い始めていた俺と香菜子の関係もバレたのである。まぁ兄妹同様に過ごしてきたとはいえ其れには問題ないのだが……。
「あ、かなが「今度は川向かいのホテルでしたいな~」だって♪」
「……いいから、出てけええええええええ!!」
……流石に今は、アレをするのはまずいだろ?????
双葉が「発現」して二カ月、俺も、両親も、香菜子の両親も、この超常現象を納得せざるを得なくなっていた。
外国ではこういう事が稀に起きるらしい。どこぞの国の宗教的指導者の代替わり時も先代の記憶を受け継いだ子供を探し出すそうだが……いざ自分の身内に起きると何とも複雑である。
「折角かなから許可得たんだしさー行こうよー♪」
……そう、双葉の発現によってかな……香菜子が消えてしまった訳ではない。今はどっちかというと二重人格の様な物で、香菜子の許可さえあれば双葉が身体を動かす事も出来るらしい。
勿論一日中どっちかが身体を動かしたりすると香菜子の肉体が持たない。なので今日の様な休日中心に双葉に肉体を貸しているらしい。
「今日はオリエンタルボウルに行きたいなー」
「……残念ながらあそこは1年前に潰れたよ。駅前のカラオケでいいだろ?」
「えー残念―。近所の下口商店も潰れたし、天界と下界のギャップに戸惑う私であった」
「お前は仙人かなんかか。ほら、着替えるからさっさと出ていけ」
「別に兄妹だしいいじゃん~。妹としてはお兄様の身体の成長に興味がありまして~」
「お前の身体は香菜子なんだよっ!」
「其れこそいいじゃん……もぅお互いの裸なんか見飽きてるんでしょ? いや~まさかお兄ちゃんと、あの大人しかったかながね~♪ 二人の成長が見られてお姉ちゃん嬉しいよ……あ、この場合「性長」なのかな?」
「何言ってやがるこのエロ小学生がっ! いいからさっさと出て行けっ!」
「あ~ん、お兄ちゃんがいぢめるよ~助けておかあさ~ん♪」
香菜子、いや今は双葉か……はニシシッと笑って部屋を出る……そう、両親に内緒で付き合い始めていた俺と香菜子の関係もバレたのである。まぁ兄妹同様に過ごしてきたとはいえ其れには問題ないのだが……。
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