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ドロドロ劇場
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「ハイ。現行犯で逮捕!逮捕!」
と、沙織は香織と真紀理をそれぞれ指差した。
「なに、ほんとにキスする気だったの?」
香織も真紀理も顔を赤くして言い訳した。
「なんか戸的ちゃんがイケメンに思えてきてつい…」
「ついじゃないよ、ついじゃ!」
「いや、愛洲先輩がその気になってるからいいかなって…」
「その気になってるからいっちゃれじゃないのよ!」
亜香里は顔が火照ってただ黙って成り行きを見守っている。
「このまま事情聴取するから」
「事情聴取?大げさな…」
沙織は拳をテーブルに振り落とした。
「二人共キスはしたことあるの?」
「いや…その…」
「あるの?ないの?」
香織は小さく首を横に振った。
「あんたは?」
真紀理も同じく首を振った。
亜香里が驚いて「らはり初犯…」
「じゃ今、ファーストキスしようとしてたってことね。ファーストキスを女子の先輩後輩ですませるってどういうこと?」
香織も真紀理も頭かしげている。
沙織はテーブルを叩いた。
「他人事みたいな顔しない!」
小さくため息をもらし沙織は立ち上がった。
そして香織の肩を抱き寄せ真紀理を見た。
「あのね。言っとくけど愛洲はわたしのものだから」
「え?」
マルだぬきのように目を丸くした香織は固まった。
真紀理もなぜか沙織に対抗心を燃やして香織の手を取った。
「そんなことないだろ愛洲。俺にはお前しかいないんだ」
それを見ていた亜香里はなにか言わなければと香織に後ろから抱きついた。
「らめなのだ!この人は拙者の師匠なのらあぁ!」
3人に引っ張られあっちへこっちへといいように揺すられる香織はキョトン顔だ。
「なにコレ?」
沙織は続けた。「私たちの仲を裂かないでちょうだい!」
真紀理が香織のあごをくいっと指であげた。
「女の子と俺とどっちがいい?」
「いや、お前も女だろ!顎クイすんな」
沙織はすかさずツッコんだ。
「らめるのだ!師匠はわたしだけの師匠なのら!」
ヒートアップしてきたとこへ店員が声をかけた。
「ウィンナ・コーヒーのお客様は…」
「あ。わたしで~す」
沙織は席に戻った。「ハイ。やめやめドロドロ劇場終わり」
なにごともなかったように真紀理も席に着く。
亜香里だけが状況が読めず香織の後ろから抱きついたままだ。
沙織は亜香里を冷たい目で見て言った。
「あんたの感情がよくんからなかったんだけど。なにわたしの師匠って?」
亜香里も冷静になって頭をかしげた。
つられたとはいえなぜそんなことを言ったのか。
沙織は真顔で言った。
「もうちょっと変な目で香織を見ていいから。次はちゃんとしたドロドロ劇場ができるように!」
「なにちゃんとしたドロドロ劇場って?なんで変な目でわたしを見させようとしてんの?」
「いいからいいから。若気のいたり」
「意味わかんないんだけど」
真紀理はよこのでクスクスと笑ってた。
それを見て香織が声を上げた。
「騙してたの!」
サッとイケメンモードに真紀理は入り「そんなことあるわけないだろ!」
沙織が眉間にシワを寄せベテラン女芸人の間でツッコんだ。
「もうええわ!」
と、沙織は香織と真紀理をそれぞれ指差した。
「なに、ほんとにキスする気だったの?」
香織も真紀理も顔を赤くして言い訳した。
「なんか戸的ちゃんがイケメンに思えてきてつい…」
「ついじゃないよ、ついじゃ!」
「いや、愛洲先輩がその気になってるからいいかなって…」
「その気になってるからいっちゃれじゃないのよ!」
亜香里は顔が火照ってただ黙って成り行きを見守っている。
「このまま事情聴取するから」
「事情聴取?大げさな…」
沙織は拳をテーブルに振り落とした。
「二人共キスはしたことあるの?」
「いや…その…」
「あるの?ないの?」
香織は小さく首を横に振った。
「あんたは?」
真紀理も同じく首を振った。
亜香里が驚いて「らはり初犯…」
「じゃ今、ファーストキスしようとしてたってことね。ファーストキスを女子の先輩後輩ですませるってどういうこと?」
香織も真紀理も頭かしげている。
沙織はテーブルを叩いた。
「他人事みたいな顔しない!」
小さくため息をもらし沙織は立ち上がった。
そして香織の肩を抱き寄せ真紀理を見た。
「あのね。言っとくけど愛洲はわたしのものだから」
「え?」
マルだぬきのように目を丸くした香織は固まった。
真紀理もなぜか沙織に対抗心を燃やして香織の手を取った。
「そんなことないだろ愛洲。俺にはお前しかいないんだ」
それを見ていた亜香里はなにか言わなければと香織に後ろから抱きついた。
「らめなのだ!この人は拙者の師匠なのらあぁ!」
3人に引っ張られあっちへこっちへといいように揺すられる香織はキョトン顔だ。
「なにコレ?」
沙織は続けた。「私たちの仲を裂かないでちょうだい!」
真紀理が香織のあごをくいっと指であげた。
「女の子と俺とどっちがいい?」
「いや、お前も女だろ!顎クイすんな」
沙織はすかさずツッコんだ。
「らめるのだ!師匠はわたしだけの師匠なのら!」
ヒートアップしてきたとこへ店員が声をかけた。
「ウィンナ・コーヒーのお客様は…」
「あ。わたしで~す」
沙織は席に戻った。「ハイ。やめやめドロドロ劇場終わり」
なにごともなかったように真紀理も席に着く。
亜香里だけが状況が読めず香織の後ろから抱きついたままだ。
沙織は亜香里を冷たい目で見て言った。
「あんたの感情がよくんからなかったんだけど。なにわたしの師匠って?」
亜香里も冷静になって頭をかしげた。
つられたとはいえなぜそんなことを言ったのか。
沙織は真顔で言った。
「もうちょっと変な目で香織を見ていいから。次はちゃんとしたドロドロ劇場ができるように!」
「なにちゃんとしたドロドロ劇場って?なんで変な目でわたしを見させようとしてんの?」
「いいからいいから。若気のいたり」
「意味わかんないんだけど」
真紀理はよこのでクスクスと笑ってた。
それを見て香織が声を上げた。
「騙してたの!」
サッとイケメンモードに真紀理は入り「そんなことあるわけないだろ!」
沙織が眉間にシワを寄せベテラン女芸人の間でツッコんだ。
「もうええわ!」
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