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第6話【エピローグ】
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(いやぁ……想定外だわ)
町外れに建てられた、小さな礼拝堂。
近くに貧困層が暮らす地域において、ここはそんな人たちの、心のよりどころのはずだった。
(ひっどいなぁ……)
クリエは、そんな田舎の礼拝堂の中に入るや否や、首と羽根を捥がれ、破壊された女神像の姿に悪態をついた。
この世界は一般的には、女神への信仰が根強く、他の信仰はいずれも異端とされている。そのため、これほどまでに女神を毛嫌いするのは珍しい。
そしてそれ以上に、彼女は信者の数に驚いていた。小さな礼拝堂は溢れんばかりの人間で埋まっており、備え付けの長椅子などは単なる踏み台としか機能してなかった。
数刻前、クリエは、ボッサの居場所をサーチしこの礼拝堂前に降り立った。するとそこには、多くの信者が礼拝堂前に集まっていた。
「今夜、ありがたい説法があるのよ、ご一緒にどう?」
などと、そこらへんにいるような普通の奥様方に声を掛けられたクリエは、まあ、元々潜入する腹積もりだったし、くらいの軽い気持ちで、そのまま無抵抗に誘われ、夜の礼拝堂に入り込んだ。
(……あまりひどい場合は、奥の手を使うか)
などと腹を決めて、信者の中に紛れていると、礼拝堂の奥から、何人かが現れた。
(──見つけた)
人の頭に隠れてしっかりとは確認できなかったが、確かにあれは『ボッサ=シークレ』だった。何度も彼とは、取材として対話している。新聞屋が人の顔を間違えることなど、まずない。
そしてボッサの他に、少なくとも二人の人影が確認できた。
車椅子に座った人間と、もう一人は背丈だけ見れば子供か。
二人とも、布の外套を深く被り、顔が全く確認できなかった。
(──あっ!)
すると、ボッサは信者を軽く一別すると、すぐに、その子供を連れて礼拝堂の奥の部屋に戻ってしまった。
礼拝堂の正面には、車椅子の人間だけが鎮座していた。若草色の鮮やかなマントが非常に目立っていた。
(ついて行ってみるか……あれ?)
クリエが、下がったボッサを追う魂胆をしていると、急に信者たちの雰囲気が変わった。何かに聞き惚れているようだったが、クリエには、彼らが何に魅了されているのか全く気づかなかった。
(あー。念話かぁ。あの車いすの人が話しているのか)
クリエはご自慢のメガネのずれを直した。
『オールキャンセラー』と呼ばれる、外部からの鑑定系スキルを完全防御する銀縁メガネである。この装備は、鑑定系スキル無効に加えて、精神に作用する攻撃も例外なく避けるため、念話を使った説法が聞こえなくなっているのだ。
「ま、異端の説法なんて興味はないので」
そんなことより、ボッサのほうだ。
クリエは、聞こえない声に聞き入る人の洪水を掻き分けながら、礼拝堂の奥に向かった。
(さてさて、鬼が出るか蛇が出るか)
礼拝堂の裏側は、薄暗く、しかし採光用の窓から月明かりが差し、人物の判断くらいは可能ではあった。クリエは改めて気を引き締め、奥に進もうと数歩を踏み出した。しかし、
「……お待ちしてましたよ、新聞屋」
「げっ」
白髪が目立ち始めた長身細身の、一見すると人のよさそうなおじさん。
『神父』を体現したような人物、ボッサが、思った以上に近しい場所で待ち構えていた。
そして彼の周りには、ガタイの良い男が三人と、先ほどのマントのフードで顔が見えない子供が一人。
男たちは皆、誰もが何かしら武器を握っていた。あまり、穏やかとは言い難い雰囲気であった。
「歓迎は……されてませんよね」
「してませんね」
クリエの営業スマイルに負けずとも劣らず、ボッサもにこやかな笑顔を見せた。
「ええと、ボッサ様、取材を申し込みたいのですが」
「無理です。貴方の取材は受けません」
「それでは、勇者イザム様の御伝言を……」
「聞く耳持ちません」
いやいやそれは困るんだけどなぁ、といった表情になるクリエ。
ボッサは、頑なにクリエの言葉を拒絶しつづけた。
すると、ボッサが手に持っていた杖……よく見れば、彼の背丈ほどの『槍』であった。それを軽く傾け、先端をクリエに向けた。槍の先は布に覆われ、その刃先は確認できなかった。
これを合図として、周囲の男たちがクリエに近づいていった。
もちろん、彼らの武器を構えた格好のままである。
「えー……話し合いの場も無しですか」
屈強な男たちが、明らかに殺意をむき出しにしてクリエに襲いかかった。
しかし、男たちはクリエを捕らえることができなかった。
彼女はまるで綿毛のように軽々と男たちの攻撃を避け、ふわりと舞い距離を取った。
彼女は、背中に隠していた武器を取り出した。それは、彼女用にカスタムされたフルーレタイプの武器。
柄と鍔に施された、鷹と疾風の彫刻が目を瞠る。
「私も舐められたものですね」
刹那、彼女は男三人を背にして立っていた。一瞬のうちに、彼らの後ろに回り込んだのだ。
「峰打ちです……峰は、無いですけど」
てへっ♪ と舌を出し可愛げに笑ったクリエとは対照的に、男たちは鮮血を吹き出し、そして倒れた。
「さてさて、ボッサ様?」
クリエはフルーレ──《精霊鷲のフルーレ》の切先を、ボッサとフードの子供に向けた。
「こんな雑魚では、私の相手は務まりませんよ」
「……」
「単身で魔王城前までお伺いできるくらいには、鍛えてますので」
「……」
「私を捕らえたいなら、それこそ『勇者』様レベルを連れてきてくださいね」
「……」
「……先ほどから『だんまり』ですね、よく喋るアイサックとは真逆」
「……なるほど、君には『効かない』のだったね」
ぞくっ。
クリエの背中に悪寒が走った。ボッサは単に黙っていたのではない。何かを『仕掛けていた』のだ。
(おそらく精神系攻撃……)
オートキャンセラーのおかげで、それがクリエには届かなかった。
今回はただただ運がよかっただけである。
「ボッサ様、私はあなたを説得しにきました。お話伺えませんか?」
正直、クリエも『勇者』との本気殺し合いバトルを望んではいない。話し合いで解決できれば一番穏便である。
すると、ボッサは小細工をあきらめたようだ。しかし、また手に持つ『槍』を掲げ、クリエに先端を向けた。
(一体、何を)
クリエは全く油断していない。動体視力はかなり高いほうだったのだが、ボッサの横に立っていた子供が、フード付きマントを残して『消えた』瞬間を見逃していた。
(──え、消え……)
刹那、彼女の右手からフルーレが弾かれた。刀の柄で強烈に右手を殴られ、彼女の指があらぬ方向に曲がっていた。
クリエが痛みを感じるより早く、その人物は動いていた。
子供ほどの身長であるその人物は、次の瞬間にはクリエの眼下にいた。クリエは、その人物──彼女の事をよく知っていた。何度もインタビューしたことのある仲だったからだ。
(勇者……アリンショア……!)
猫と人間の中間の種族である、七勇者が一人、神業アリンショア。
確かに死んだと報告されているが、今、彼女は、確かにクリエと対峙していた。
僅かに採光窓から差し込む月の光は、彼女の右肩に浮かぶ花弁状の痣を浮き上がらせていた。
町外れに建てられた、小さな礼拝堂。
近くに貧困層が暮らす地域において、ここはそんな人たちの、心のよりどころのはずだった。
(ひっどいなぁ……)
クリエは、そんな田舎の礼拝堂の中に入るや否や、首と羽根を捥がれ、破壊された女神像の姿に悪態をついた。
この世界は一般的には、女神への信仰が根強く、他の信仰はいずれも異端とされている。そのため、これほどまでに女神を毛嫌いするのは珍しい。
そしてそれ以上に、彼女は信者の数に驚いていた。小さな礼拝堂は溢れんばかりの人間で埋まっており、備え付けの長椅子などは単なる踏み台としか機能してなかった。
数刻前、クリエは、ボッサの居場所をサーチしこの礼拝堂前に降り立った。するとそこには、多くの信者が礼拝堂前に集まっていた。
「今夜、ありがたい説法があるのよ、ご一緒にどう?」
などと、そこらへんにいるような普通の奥様方に声を掛けられたクリエは、まあ、元々潜入する腹積もりだったし、くらいの軽い気持ちで、そのまま無抵抗に誘われ、夜の礼拝堂に入り込んだ。
(……あまりひどい場合は、奥の手を使うか)
などと腹を決めて、信者の中に紛れていると、礼拝堂の奥から、何人かが現れた。
(──見つけた)
人の頭に隠れてしっかりとは確認できなかったが、確かにあれは『ボッサ=シークレ』だった。何度も彼とは、取材として対話している。新聞屋が人の顔を間違えることなど、まずない。
そしてボッサの他に、少なくとも二人の人影が確認できた。
車椅子に座った人間と、もう一人は背丈だけ見れば子供か。
二人とも、布の外套を深く被り、顔が全く確認できなかった。
(──あっ!)
すると、ボッサは信者を軽く一別すると、すぐに、その子供を連れて礼拝堂の奥の部屋に戻ってしまった。
礼拝堂の正面には、車椅子の人間だけが鎮座していた。若草色の鮮やかなマントが非常に目立っていた。
(ついて行ってみるか……あれ?)
クリエが、下がったボッサを追う魂胆をしていると、急に信者たちの雰囲気が変わった。何かに聞き惚れているようだったが、クリエには、彼らが何に魅了されているのか全く気づかなかった。
(あー。念話かぁ。あの車いすの人が話しているのか)
クリエはご自慢のメガネのずれを直した。
『オールキャンセラー』と呼ばれる、外部からの鑑定系スキルを完全防御する銀縁メガネである。この装備は、鑑定系スキル無効に加えて、精神に作用する攻撃も例外なく避けるため、念話を使った説法が聞こえなくなっているのだ。
「ま、異端の説法なんて興味はないので」
そんなことより、ボッサのほうだ。
クリエは、聞こえない声に聞き入る人の洪水を掻き分けながら、礼拝堂の奥に向かった。
(さてさて、鬼が出るか蛇が出るか)
礼拝堂の裏側は、薄暗く、しかし採光用の窓から月明かりが差し、人物の判断くらいは可能ではあった。クリエは改めて気を引き締め、奥に進もうと数歩を踏み出した。しかし、
「……お待ちしてましたよ、新聞屋」
「げっ」
白髪が目立ち始めた長身細身の、一見すると人のよさそうなおじさん。
『神父』を体現したような人物、ボッサが、思った以上に近しい場所で待ち構えていた。
そして彼の周りには、ガタイの良い男が三人と、先ほどのマントのフードで顔が見えない子供が一人。
男たちは皆、誰もが何かしら武器を握っていた。あまり、穏やかとは言い難い雰囲気であった。
「歓迎は……されてませんよね」
「してませんね」
クリエの営業スマイルに負けずとも劣らず、ボッサもにこやかな笑顔を見せた。
「ええと、ボッサ様、取材を申し込みたいのですが」
「無理です。貴方の取材は受けません」
「それでは、勇者イザム様の御伝言を……」
「聞く耳持ちません」
いやいやそれは困るんだけどなぁ、といった表情になるクリエ。
ボッサは、頑なにクリエの言葉を拒絶しつづけた。
すると、ボッサが手に持っていた杖……よく見れば、彼の背丈ほどの『槍』であった。それを軽く傾け、先端をクリエに向けた。槍の先は布に覆われ、その刃先は確認できなかった。
これを合図として、周囲の男たちがクリエに近づいていった。
もちろん、彼らの武器を構えた格好のままである。
「えー……話し合いの場も無しですか」
屈強な男たちが、明らかに殺意をむき出しにしてクリエに襲いかかった。
しかし、男たちはクリエを捕らえることができなかった。
彼女はまるで綿毛のように軽々と男たちの攻撃を避け、ふわりと舞い距離を取った。
彼女は、背中に隠していた武器を取り出した。それは、彼女用にカスタムされたフルーレタイプの武器。
柄と鍔に施された、鷹と疾風の彫刻が目を瞠る。
「私も舐められたものですね」
刹那、彼女は男三人を背にして立っていた。一瞬のうちに、彼らの後ろに回り込んだのだ。
「峰打ちです……峰は、無いですけど」
てへっ♪ と舌を出し可愛げに笑ったクリエとは対照的に、男たちは鮮血を吹き出し、そして倒れた。
「さてさて、ボッサ様?」
クリエはフルーレ──《精霊鷲のフルーレ》の切先を、ボッサとフードの子供に向けた。
「こんな雑魚では、私の相手は務まりませんよ」
「……」
「単身で魔王城前までお伺いできるくらいには、鍛えてますので」
「……」
「私を捕らえたいなら、それこそ『勇者』様レベルを連れてきてくださいね」
「……」
「……先ほどから『だんまり』ですね、よく喋るアイサックとは真逆」
「……なるほど、君には『効かない』のだったね」
ぞくっ。
クリエの背中に悪寒が走った。ボッサは単に黙っていたのではない。何かを『仕掛けていた』のだ。
(おそらく精神系攻撃……)
オートキャンセラーのおかげで、それがクリエには届かなかった。
今回はただただ運がよかっただけである。
「ボッサ様、私はあなたを説得しにきました。お話伺えませんか?」
正直、クリエも『勇者』との本気殺し合いバトルを望んではいない。話し合いで解決できれば一番穏便である。
すると、ボッサは小細工をあきらめたようだ。しかし、また手に持つ『槍』を掲げ、クリエに先端を向けた。
(一体、何を)
クリエは全く油断していない。動体視力はかなり高いほうだったのだが、ボッサの横に立っていた子供が、フード付きマントを残して『消えた』瞬間を見逃していた。
(──え、消え……)
刹那、彼女の右手からフルーレが弾かれた。刀の柄で強烈に右手を殴られ、彼女の指があらぬ方向に曲がっていた。
クリエが痛みを感じるより早く、その人物は動いていた。
子供ほどの身長であるその人物は、次の瞬間にはクリエの眼下にいた。クリエは、その人物──彼女の事をよく知っていた。何度もインタビューしたことのある仲だったからだ。
(勇者……アリンショア……!)
猫と人間の中間の種族である、七勇者が一人、神業アリンショア。
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