46 / 212
巨人の兄と妹
お母さん! ホワイトの家は意外と近かった!
しおりを挟む
「____もう、疲れた!!! 動きたくない!」
シルフは突然、引きこもり生活が長かったニートが久々にやったバイトの三日目のような発言をして、地べたに座ってしまった。
「おいおい! まだ、町を出て二時間くらいしか経ってないぞ!」
「だって、疲れたんだもん! しょうがないでしょ! 私は偉いから歩く事なんて殆どないのだから!」
クソ! これだから可愛くて、権力の有る奴は嫌いだよ!
俺がシルフといがみ合っていると横からホワイトが喧嘩を止めるように「私も少し疲れたから少し休憩しようよ。花島」と言ってくれたので、木陰で休憩することにした。
まあ、早く家に帰りたいだろうホワイトがそう言うのだ。
ここはホワイトに免じて休憩させてやろう。
「... ...10分だけだぞ」
「やったー!」
このシルフの喜びよう... ...。
本当に俺が一番最初に出会った冷酷な王女と同一人物なのかといつも疑ってしまう... ...。
「そういや、セバスの姿がないな。シルフの魔法で馬にして乗ってくれば良かったのに」
こういう時にこその馬への変化を生かしきれていないセバスとシルフ。
俺は残念そうな目でシルフを見ると。
「今日はセバスの奥さんと娘さんの命日なの。年に一度の休暇ってやつよ」
___年に一度の休暇!?
どんだけ、ブラック企業なんですか。
「命日? この世界にもそういう風習があるのか?」
「ええ。あなたの世界にも?」
「あるよ。茄子ときゅうりに割り箸を刺して馬にしたり、灯籠に火を点けて家の前に置いたりするよ」
「茄子ときゅうり? 灯籠?」
ああ、しまった。
この世界には茄子ときゅうりも灯籠もないのか。
俺が別の言葉に言い換えようとすると、ホワイトがシルフに分かりやすいように例えてくれた。
「茄子はマンドラゴラの太もものような形をしていて、きゅうりはマンドラゴラの腕みたい形をしている野菜だよ。灯籠って物は解らないや」
なんだ。
茄子もきゅうりもこの世界にあるのか、シルフが世間知らずなだけか。
それにしても、マンドラゴラって汎用性高いな。
大体の物マンドラゴラで例えられるんじゃないか。
「なるほどね。で、マンドラゴラの太ももと腕を使ってどうするの? 食べるの?」
「食欲無くなるわ! 天国と現世を一時的に繋いでやるのよ。死者はそれに乗ってお盆の期間だけ現世に遊びに... ...」
あれ? チョット待て。
俺、命日の話じゃなくて何故かお盆の話してるぞ。
ぐあっ!!!!
お盆近かったから勘違いしてもうた!!!
「へえ~。何か素敵な風習ね」
「本当!」
... ...うん。
まあ、命日の風習じゃなくてお盆のなんだけどね。
こいつらが俺の居た世界に来る事はないから、訂正しなくていいか。
いい感じに話纏まりそうだし。
そして、適度に休憩を取った所で俺達は再び、歩き出した。
____「巨人の森」____
「ふい~。やっと着いたわね!」
町を出て数時間、町を出たのは昼過ぎなのに、もう、日が暮れようとしている。
ホワイトの家を見て、まず最初に思ったのは巨人族の家なので、家がデカイというシンプルな感想。
家の高さは20mくらいあり、城の扉と同じくらいの大きさの石で出来た頑丈そうな扉が印象的。
そして、「それにしても、よくこの距離で迷子になったな... ...」と思うのと同時に一つの疑念を抱く。
_____こいつ、ひょっとして、キャラ付けの為に「迷子キャラ」を演じていたんじゃないのか!?
俺とシルフが同行していなければ、巨人の足で一時間かからない程度でこれたはず... ...。
しかも、町から家まで、ほぼ一本道でこれで、迷う訳がない... ...。
「パパ! ママ! ただいま~!!!」_____と。
ホワイトが感動シーンを見せるが俺の心は疑心暗鬼であった。
ドシン! ドシン! と音を立てて家に近づくので、家の中の人が気付いたのか、大きな石の扉をガチャっと開けて出てきたのは髭の生えた屈強な体躯をした巨人。
「あれがホワイトの父親か... ...。デカイな」
父と感動の再会。
俺も年甲斐もなく目頭が熱くなり始めていたのだが。
ホワイトは「あ! おじさん! こんにちは!」と近所のオジサンに挨拶するかのような対応。
ん? オジサン?
「やあ! ホワイト! 久しぶりだな! 一体、どこ行ってたんだ?」
「王国に行って迷子になってたの!」
「そうかそうか。それは大変だったな~。両親も心配してたぞ。でも、まあ、元気で何よりだよ。それと、お前の好きなジャンボタニシ沢山持って来てやったから後で食べるといい」
「本当!? オジサンありがとう!」
ホワイトは帰るおじさんに手を振り、おじさんも笑顔で手を振り、森の中に消えていく。
感動の再会だと錯覚した俺は瞼に涙を貯めながらその様子を見ていると。
「______何? 何で泣いてるの?」
とシルフが俺をおちょくってくる。
俺は恥ずかしくて「いや、目にゴミが入って」と言って誤魔化した。
□ □ □
____「ホワイトの家」___
「シルフ様。娘を助けていただきありがとうございます!」
「何とお礼を申し上げたら良いのやら... ...」
ホワイトの両親が深々と頭を下げ、そよ風程度の風が俺の顔に当たる。
ホワイトの両親という事から俺は勝手に『はじめ人間ゴン』に出てくる原始人のような巨人を想像していたが、現実は全然違った。
ホワイトのボロ雑巾を巻いたようなファッションとは違い、父はチノパンのようなパンツ、白いTシャツを身につけ、髪の毛が茶色で少しチョイ悪親父のような印象。
母は白いワンピースを身に着け、ラベンダーのような香りがして、清楚で品がある。
その両親の横に立つ、原始人のような格好でいる娘... ...。
反抗期なのかな? 何かビリビリの服とか汚い服着たい時期あるよね。
下から上に舐めるようにホワイトを見るとホワイトと目が合い。
やべえ! 見下したような目で見てたから殴られる!
と咄嗟に防御姿勢を取るが... ...。
「_____パパ! ママ! 花島も助けてくれたのよ!」
とシルフにばかり礼を言う両親に遅れていた俺の紹介もしてくれる。
確かにこの構図だと俺がシルフのお付きの者と思われても仕方ない。
ホワイトを助ける事が出来たのはシルフだけでなく俺の力も大きい。
気を回せるホワイトは本当に心が優しい奴だと思うよ。
「... ...そうなんですか。娘を送ってくれてありがとうございます。花島君の本体はその大きな鼻かな?」
は?
何だこの親父いきなりブッこんできたな。
「いえいえ。お父さん。僕は鼻が寄生したモンスターではないんです。ただ、巨大な鼻を持つ人間です」
「え!? 人間!? あ・よく見ると... ...。 これは、大変失礼した! 君にそっくりなモンスターがいるものでつい... ...」
「いえ。いいんです。僕の鼻が巨大なせいで申し訳ない。ははは」
何度もこのやり取りをしているので、紳士な対応が出来るようになった。
心のダメージも少ししか負わない。
ただ、寝る前に言われた事を思い出して、僅かに枕を濡らす程度。
それにしても、俺にそっくりなモンスターがいるのなら、是非とも一度は、見てみたいものだ... ...。
「あなた達、お礼の言葉なんていいから、私の仕事を手伝いなさい」
シルフは煩わしい言葉を全てとっぱらい、少し前に出て胸を張って自分よりも大きい巨人たちに言った。
というか、命じた。
「え? 私たちで良ければお手伝いさせていただきます。ただ... ...」
随分、あっさりと承諾を得た。
さすが、王女様といったところか。
しかし、ホワイトの両親は顔を見合わせ、神妙な面持ちをしている。
「ただ? 何なの?」
言葉を詰まらす言い方をするホワイトの両親に、シルフが当然のように問いただす。
「... ...」
「... ...」
ホワイトの両親はシルフの返答に答えようとせずに、不安そうな表情で天井を見上げる。
シルフに返答しないと失礼にあたると感じたホワイトが、口を開く。
「実は... ...。私のお兄ちゃんに問題があって... ...」
「お兄ちゃん? 兄弟がいるのね。じゃあ、その方にも手伝ってもらいましょう」
「たぶん、無理だと思う... ...」
「無理? どうしてかしら?」
ホワイトと両親は目くばせをして、アイコンタクトで何やら相談をしているようだ。
シルフが、曖昧な回答をするホワイト達に、若干イライラしてきたのが伝わってきたのか、ホワイトはため息をつきながら「じゃあ、二階について来て」と言いシルフと俺を誘導した。
シルフは突然、引きこもり生活が長かったニートが久々にやったバイトの三日目のような発言をして、地べたに座ってしまった。
「おいおい! まだ、町を出て二時間くらいしか経ってないぞ!」
「だって、疲れたんだもん! しょうがないでしょ! 私は偉いから歩く事なんて殆どないのだから!」
クソ! これだから可愛くて、権力の有る奴は嫌いだよ!
俺がシルフといがみ合っていると横からホワイトが喧嘩を止めるように「私も少し疲れたから少し休憩しようよ。花島」と言ってくれたので、木陰で休憩することにした。
まあ、早く家に帰りたいだろうホワイトがそう言うのだ。
ここはホワイトに免じて休憩させてやろう。
「... ...10分だけだぞ」
「やったー!」
このシルフの喜びよう... ...。
本当に俺が一番最初に出会った冷酷な王女と同一人物なのかといつも疑ってしまう... ...。
「そういや、セバスの姿がないな。シルフの魔法で馬にして乗ってくれば良かったのに」
こういう時にこその馬への変化を生かしきれていないセバスとシルフ。
俺は残念そうな目でシルフを見ると。
「今日はセバスの奥さんと娘さんの命日なの。年に一度の休暇ってやつよ」
___年に一度の休暇!?
どんだけ、ブラック企業なんですか。
「命日? この世界にもそういう風習があるのか?」
「ええ。あなたの世界にも?」
「あるよ。茄子ときゅうりに割り箸を刺して馬にしたり、灯籠に火を点けて家の前に置いたりするよ」
「茄子ときゅうり? 灯籠?」
ああ、しまった。
この世界には茄子ときゅうりも灯籠もないのか。
俺が別の言葉に言い換えようとすると、ホワイトがシルフに分かりやすいように例えてくれた。
「茄子はマンドラゴラの太もものような形をしていて、きゅうりはマンドラゴラの腕みたい形をしている野菜だよ。灯籠って物は解らないや」
なんだ。
茄子もきゅうりもこの世界にあるのか、シルフが世間知らずなだけか。
それにしても、マンドラゴラって汎用性高いな。
大体の物マンドラゴラで例えられるんじゃないか。
「なるほどね。で、マンドラゴラの太ももと腕を使ってどうするの? 食べるの?」
「食欲無くなるわ! 天国と現世を一時的に繋いでやるのよ。死者はそれに乗ってお盆の期間だけ現世に遊びに... ...」
あれ? チョット待て。
俺、命日の話じゃなくて何故かお盆の話してるぞ。
ぐあっ!!!!
お盆近かったから勘違いしてもうた!!!
「へえ~。何か素敵な風習ね」
「本当!」
... ...うん。
まあ、命日の風習じゃなくてお盆のなんだけどね。
こいつらが俺の居た世界に来る事はないから、訂正しなくていいか。
いい感じに話纏まりそうだし。
そして、適度に休憩を取った所で俺達は再び、歩き出した。
____「巨人の森」____
「ふい~。やっと着いたわね!」
町を出て数時間、町を出たのは昼過ぎなのに、もう、日が暮れようとしている。
ホワイトの家を見て、まず最初に思ったのは巨人族の家なので、家がデカイというシンプルな感想。
家の高さは20mくらいあり、城の扉と同じくらいの大きさの石で出来た頑丈そうな扉が印象的。
そして、「それにしても、よくこの距離で迷子になったな... ...」と思うのと同時に一つの疑念を抱く。
_____こいつ、ひょっとして、キャラ付けの為に「迷子キャラ」を演じていたんじゃないのか!?
俺とシルフが同行していなければ、巨人の足で一時間かからない程度でこれたはず... ...。
しかも、町から家まで、ほぼ一本道でこれで、迷う訳がない... ...。
「パパ! ママ! ただいま~!!!」_____と。
ホワイトが感動シーンを見せるが俺の心は疑心暗鬼であった。
ドシン! ドシン! と音を立てて家に近づくので、家の中の人が気付いたのか、大きな石の扉をガチャっと開けて出てきたのは髭の生えた屈強な体躯をした巨人。
「あれがホワイトの父親か... ...。デカイな」
父と感動の再会。
俺も年甲斐もなく目頭が熱くなり始めていたのだが。
ホワイトは「あ! おじさん! こんにちは!」と近所のオジサンに挨拶するかのような対応。
ん? オジサン?
「やあ! ホワイト! 久しぶりだな! 一体、どこ行ってたんだ?」
「王国に行って迷子になってたの!」
「そうかそうか。それは大変だったな~。両親も心配してたぞ。でも、まあ、元気で何よりだよ。それと、お前の好きなジャンボタニシ沢山持って来てやったから後で食べるといい」
「本当!? オジサンありがとう!」
ホワイトは帰るおじさんに手を振り、おじさんも笑顔で手を振り、森の中に消えていく。
感動の再会だと錯覚した俺は瞼に涙を貯めながらその様子を見ていると。
「______何? 何で泣いてるの?」
とシルフが俺をおちょくってくる。
俺は恥ずかしくて「いや、目にゴミが入って」と言って誤魔化した。
□ □ □
____「ホワイトの家」___
「シルフ様。娘を助けていただきありがとうございます!」
「何とお礼を申し上げたら良いのやら... ...」
ホワイトの両親が深々と頭を下げ、そよ風程度の風が俺の顔に当たる。
ホワイトの両親という事から俺は勝手に『はじめ人間ゴン』に出てくる原始人のような巨人を想像していたが、現実は全然違った。
ホワイトのボロ雑巾を巻いたようなファッションとは違い、父はチノパンのようなパンツ、白いTシャツを身につけ、髪の毛が茶色で少しチョイ悪親父のような印象。
母は白いワンピースを身に着け、ラベンダーのような香りがして、清楚で品がある。
その両親の横に立つ、原始人のような格好でいる娘... ...。
反抗期なのかな? 何かビリビリの服とか汚い服着たい時期あるよね。
下から上に舐めるようにホワイトを見るとホワイトと目が合い。
やべえ! 見下したような目で見てたから殴られる!
と咄嗟に防御姿勢を取るが... ...。
「_____パパ! ママ! 花島も助けてくれたのよ!」
とシルフにばかり礼を言う両親に遅れていた俺の紹介もしてくれる。
確かにこの構図だと俺がシルフのお付きの者と思われても仕方ない。
ホワイトを助ける事が出来たのはシルフだけでなく俺の力も大きい。
気を回せるホワイトは本当に心が優しい奴だと思うよ。
「... ...そうなんですか。娘を送ってくれてありがとうございます。花島君の本体はその大きな鼻かな?」
は?
何だこの親父いきなりブッこんできたな。
「いえいえ。お父さん。僕は鼻が寄生したモンスターではないんです。ただ、巨大な鼻を持つ人間です」
「え!? 人間!? あ・よく見ると... ...。 これは、大変失礼した! 君にそっくりなモンスターがいるものでつい... ...」
「いえ。いいんです。僕の鼻が巨大なせいで申し訳ない。ははは」
何度もこのやり取りをしているので、紳士な対応が出来るようになった。
心のダメージも少ししか負わない。
ただ、寝る前に言われた事を思い出して、僅かに枕を濡らす程度。
それにしても、俺にそっくりなモンスターがいるのなら、是非とも一度は、見てみたいものだ... ...。
「あなた達、お礼の言葉なんていいから、私の仕事を手伝いなさい」
シルフは煩わしい言葉を全てとっぱらい、少し前に出て胸を張って自分よりも大きい巨人たちに言った。
というか、命じた。
「え? 私たちで良ければお手伝いさせていただきます。ただ... ...」
随分、あっさりと承諾を得た。
さすが、王女様といったところか。
しかし、ホワイトの両親は顔を見合わせ、神妙な面持ちをしている。
「ただ? 何なの?」
言葉を詰まらす言い方をするホワイトの両親に、シルフが当然のように問いただす。
「... ...」
「... ...」
ホワイトの両親はシルフの返答に答えようとせずに、不安そうな表情で天井を見上げる。
シルフに返答しないと失礼にあたると感じたホワイトが、口を開く。
「実は... ...。私のお兄ちゃんに問題があって... ...」
「お兄ちゃん? 兄弟がいるのね。じゃあ、その方にも手伝ってもらいましょう」
「たぶん、無理だと思う... ...」
「無理? どうしてかしら?」
ホワイトと両親は目くばせをして、アイコンタクトで何やら相談をしているようだ。
シルフが、曖昧な回答をするホワイト達に、若干イライラしてきたのが伝わってきたのか、ホワイトはため息をつきながら「じゃあ、二階について来て」と言いシルフと俺を誘導した。
0
あなたにおすすめの小説
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。
不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。
14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
真祖竜に転生したけど、怠け者の世界最強種とか性に合わないんで、人間のふりして旅に出ます
難波一
ファンタジー
"『第18回ファンタジー小説大賞【奨励賞】受賞!』"
ブラック企業勤めのサラリーマン、橘隆也(たちばな・りゅうや)、28歳。
社畜生活に疲れ果て、ある日ついに階段から足を滑らせてあっさりゲームオーバー……
……と思いきや、目覚めたらなんと、伝説の存在・“真祖竜”として異世界に転生していた!?
ところがその竜社会、価値観がヤバすぎた。
「努力は未熟の証、夢は竜の尊厳を損なう」
「強者たるもの怠惰であれ」がスローガンの“七大怠惰戒律”を掲げる、まさかのぐうたら最強種族!
「何それ意味わかんない。強く生まれたからこそ、努力してもっと強くなるのが楽しいんじゃん。」
かくして、生まれながらにして世界最強クラスのポテンシャルを持つ幼竜・アルドラクスは、
竜社会の常識をぶっちぎりで踏み倒し、独学で魔法と技術を学び、人間の姿へと変身。
「世界を見たい。自分の力がどこまで通じるか、試してみたい——」
人間のふりをして旅に出た彼は、貴族の令嬢や竜の少女、巨大な犬といった仲間たちと出会い、
やがて“魔王”と呼ばれる世界級の脅威や、世界の秘密に巻き込まれていくことになる。
——これは、“怠惰が美徳”な最強種族に生まれてしまった元社畜が、
「自分らしく、全力で生きる」ことを選んだ物語。
世界を知り、仲間と出会い、規格外の強さで冒険と成長を繰り広げる、
最強幼竜の“成り上がり×異端×ほのぼの冒険ファンタジー”開幕!
※小説家になろう様にも掲載しています。
『辺境伯一家の領地繁栄記』序章:【動物スキル?】を持った辺境伯長男の場合
鈴白理人
ファンタジー
北の辺境で雨漏りと格闘中のアーサーは、貧乏領主の長男にして未来の次期辺境伯。
国民には【スキルツリー】という加護があるけれど、鑑定料は銀貨五枚。そんな贅沢、うちには無理。
でも最近──猫が雨漏りポイントを教えてくれたり、鳥やミミズとも会話が成立してる気がする。
これってもしかして【動物スキル?】
笑って働く貧乏大家族と一緒に、雨漏り屋敷から始まる、のんびりほのぼの領地改革物語!
アイテムボックスの最も冴えた使い方~チュートリアル1億回で最強になったが、実力隠してアイテムボックス内でスローライフしつつ駄竜とたわむれる~
うみ
ファンタジー
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」
これしかないと思った!
自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。
奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテムボックスというスキルを持っていることが分かった。
得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。
直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。
このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。
そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。
アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。
助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる