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五章
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二階堂は盾になることを決めた。理由は二階堂のクラスも、一枚岩では決してなかったからだ。事実無根の噂を流していた人達と同種のダメージを負っているグループが、二階堂のクラスにもいた。「最後の年を楽しく過ごすことを妨げた人達」と秘かに認識されていたのは、二階堂らをあからさまに避けていたグループだった。二階堂らはこのグループと、良好な関係を築くことに成功していた。しかし二階堂が元級友のために声を上げれば、その関係にひびが入ることを二階堂は直感的に理解していた。なぜならそれは、そのグループの過去を蒸し返し、非難することに繋がるからだ。二階堂自身にそんなつもりは無くとも、クラスの最大勢力であるそのグループの中に、過去を蒸し返されたと苦々しく思う人達が必ず出てくる。すると必然的に、それに同調する人達や、それを非難する人達が出てきて、クラスが再び分裂してしまう。それを、五人は危惧した。そんな事はしてはならないし、何よりそんなの絶対望んでいないと、五人は二階堂を説得したのだ。二階堂はまさしく断腸の思いで、五人への大々的な働きかけを封印したのである。
もちろん大々的にしなかっただけで、五人との付き合いは、むしろ深く親密になっていった。そのお蔭で良いことが二つあったと言った矢先、二階堂は急に眼を見開き、僕と北斗をまじまじ見つめた。そして、
「今思うと四つだった。お前らに会ったら二つ増えていたよ、ヒャッハ~!」
と万歳した。何だかよく分からないけど僕と北斗は喜んで加わり、三人で万歳ウエーブに興じた。右ウエーブ左ウエーブぐるぐるウエーブとお約束を一通り済ませてから、二階堂は満足顔で、良かった四つを教えてくれた。
一つ目は、元クラスメイトとより仲良く、そして尊敬し合える友達になれた事。洗脳で優越感を植え付けられた十人と、二階堂、月浜さん、篠山の三人はネット会合を重ねるうち、ネットでは飽き足らなくなり直接会うようになった。最初こそその時間は話し合いに当てられていたが、次第に遊びの時間が増えていき、最後はただひたすら遊んですごす集まりになった。すると元クラスメイトが続々加わってきて、クリスマス、お正月、ウインタースポーツ、鬼ごっこやかるた大会等々、とにかくみんなで遊びまくったそうだ。それは悲しい過去を清算しお釣りがたっぷり出るほど楽しい日々だったと、二階堂は瞳を潤ませていた。
良かったことの二つ目は、不幸な中学生活を送る元クラスメイトが一人も出なかった事。優越感を植え付けられた先輩方は皆、中学や高校で悲惨な学校生活を送ったそうだが、元クラスメイトの十人にはそれが一人もいなかった。十人全員が小学生のうちに洗脳を解き、ダメな自分を改め、負の連鎖を断ち切ることに成功したため、中学校で嫌な想いをせずに済んだのである。「あいつらは、悪い噂を流していた人達を犠牲にしなかった。その選択が、嫌な結果を短期間で終了させたのだと俺は考えている。それも、選択をチャンスと思う理由の一つだな」 同意と祝福の意味を込め、僕と北斗は心から拍手した。
「三つ目は後回しにして、四つ目を三つ目として話すよ」
そう前置きし、二階堂は先を続けた。それは紫柳子さんが僕らへ示した、縁の下の力持ちに関する話だった。目立たず評価されずともあまり気にしない自分の性格について、二階堂はついさっき新たな発見をした。「この性格が初めて表に出たのは、五人のために働いた時だった」がそれだ。盾になることを受け入れた二階堂は、大々的な活動ができなかった。しかしそれでも、誰にも気づかれぬよう注意し、二階堂は水面下で活動を続けた。それは人生初の試みだったにもかかわらず、二階堂は自分が成すべき事柄について、一度も迷ったことが無かったそうだ。
「幾らでも湧いてくるアイデアから最善と思われるものを選別し、それを人知れず行ってゆく。結果が見えずとも感謝されずとも、やるべき事をしているという自覚だけで、十全に満足することができる。そんな自分になるきっかけを作ってくれたのはあいつらだったって、ついさっき気づいたんだよ」
二階堂は声を詰まらせながらも、誇り高い声音で最後まで言い切った。3Dでなければコイツを揉みくちゃにしてやれたのにと、僕は残念でならなかった。
「ではお待ちかねの四つ目、と行きたいところだがそれは最後にして、猫将軍の質問に答えよう。『もう一人いるのかもな』と『選択はなされた』の関係は、今話すのが一番だと思うんだ。いいかな?」
どこか恥ずかしげな二階堂へ、僕は素直に答えた。
「そっちを先にした方がいいって二階堂が思うなら、もちろんそれでいいよ」
「あんがとよ、いつも手本を見せてくれて」
二階堂はそう言って、上を向き目を閉じる。意味不明な言葉に虚を突かれ、僕は三拍置いて首を傾げたのだけど、それを三倍する時が経っても二階堂は口を開こうとしなかった。
すると、そんな二階堂を鼓舞するかのように、鎮守の森の鈴虫たちが一斉に鈴を振り始めた。清らかな鈴の音に、重くなりかけた空気が祓い清められてゆく。それが最後の一押しとなり、二階堂は胸に秘め続けた答を世界へ明かした。
「もう一人いるのかもな、で指摘した存在が、選択はなされた、の大音声を轟かせたのだと俺は考えている。人の心と、社会の動きと、自然の営みのすべてを知覚するその存在は、俺らが気づかぬだけで、俺らに手を差し伸べている。自分だけが知る、心にやって来た選択は、差し伸べられた手の一つなのだと俺は考えているよ」
二階堂は全身で息を吸い、胸に暫く留めてから、ゆっくりゆっくりそれを吐いていった。
鈴虫の音も、夏夜の雑多な賑わいに、ゆっくりゆっくり吸収されていった。
元の状態に戻った世界へ、僕は告げた。
「空間というすべてを容れる存在が、『こんちわ』って二階堂に挨拶した気がするね」
早朝の自主練中、月に一度ほどの割合でやってくる不思議な感覚を味わった気がして、僕はそれを心に浮かぶまま口にした。ホントそれだけで、ウケを狙う意図は毛頭なかったのだけど、なんだかウケたみたいだ。二階堂は溢れ出そうになる笑いを必死で堪え、北斗に助けを求めた。
「小学校の六年間を代償に入手した智慧も、コイツには『こんちわ』で済むらしい。しかも俺はそれを、巧いって感心しちゃっているんだよね。なあ北斗、俺はどうすればいいんだろう?」
北斗は両手を大げさに広げて、二階堂を招き入れた。
「ようこそ、眠留のラビリンスへ。ここに足を踏み入れた者へ、俺はたった一言しかいえない。それは『諦めろ』だ。二階堂、共に諦めようではないか」
堪え切れず二階堂が笑い始めた。
「お前がいて、コイツもいるなら、それもいいか。俺、諦めるよ」
「おお、それがいい。改めて言おう。ようこそ、我が同朋よ!」
ハ~ッ、ハッ、ハッ、ハッ、ハッ!!
僕そっち除けで哄笑する二人から見えぬよう、僕は左手でハイ子を操作し、聞き覚えはあるのにどうしても思い出せないラビリンスの意味を、こっそり調べたのだった。
もちろん大々的にしなかっただけで、五人との付き合いは、むしろ深く親密になっていった。そのお蔭で良いことが二つあったと言った矢先、二階堂は急に眼を見開き、僕と北斗をまじまじ見つめた。そして、
「今思うと四つだった。お前らに会ったら二つ増えていたよ、ヒャッハ~!」
と万歳した。何だかよく分からないけど僕と北斗は喜んで加わり、三人で万歳ウエーブに興じた。右ウエーブ左ウエーブぐるぐるウエーブとお約束を一通り済ませてから、二階堂は満足顔で、良かった四つを教えてくれた。
一つ目は、元クラスメイトとより仲良く、そして尊敬し合える友達になれた事。洗脳で優越感を植え付けられた十人と、二階堂、月浜さん、篠山の三人はネット会合を重ねるうち、ネットでは飽き足らなくなり直接会うようになった。最初こそその時間は話し合いに当てられていたが、次第に遊びの時間が増えていき、最後はただひたすら遊んですごす集まりになった。すると元クラスメイトが続々加わってきて、クリスマス、お正月、ウインタースポーツ、鬼ごっこやかるた大会等々、とにかくみんなで遊びまくったそうだ。それは悲しい過去を清算しお釣りがたっぷり出るほど楽しい日々だったと、二階堂は瞳を潤ませていた。
良かったことの二つ目は、不幸な中学生活を送る元クラスメイトが一人も出なかった事。優越感を植え付けられた先輩方は皆、中学や高校で悲惨な学校生活を送ったそうだが、元クラスメイトの十人にはそれが一人もいなかった。十人全員が小学生のうちに洗脳を解き、ダメな自分を改め、負の連鎖を断ち切ることに成功したため、中学校で嫌な想いをせずに済んだのである。「あいつらは、悪い噂を流していた人達を犠牲にしなかった。その選択が、嫌な結果を短期間で終了させたのだと俺は考えている。それも、選択をチャンスと思う理由の一つだな」 同意と祝福の意味を込め、僕と北斗は心から拍手した。
「三つ目は後回しにして、四つ目を三つ目として話すよ」
そう前置きし、二階堂は先を続けた。それは紫柳子さんが僕らへ示した、縁の下の力持ちに関する話だった。目立たず評価されずともあまり気にしない自分の性格について、二階堂はついさっき新たな発見をした。「この性格が初めて表に出たのは、五人のために働いた時だった」がそれだ。盾になることを受け入れた二階堂は、大々的な活動ができなかった。しかしそれでも、誰にも気づかれぬよう注意し、二階堂は水面下で活動を続けた。それは人生初の試みだったにもかかわらず、二階堂は自分が成すべき事柄について、一度も迷ったことが無かったそうだ。
「幾らでも湧いてくるアイデアから最善と思われるものを選別し、それを人知れず行ってゆく。結果が見えずとも感謝されずとも、やるべき事をしているという自覚だけで、十全に満足することができる。そんな自分になるきっかけを作ってくれたのはあいつらだったって、ついさっき気づいたんだよ」
二階堂は声を詰まらせながらも、誇り高い声音で最後まで言い切った。3Dでなければコイツを揉みくちゃにしてやれたのにと、僕は残念でならなかった。
「ではお待ちかねの四つ目、と行きたいところだがそれは最後にして、猫将軍の質問に答えよう。『もう一人いるのかもな』と『選択はなされた』の関係は、今話すのが一番だと思うんだ。いいかな?」
どこか恥ずかしげな二階堂へ、僕は素直に答えた。
「そっちを先にした方がいいって二階堂が思うなら、もちろんそれでいいよ」
「あんがとよ、いつも手本を見せてくれて」
二階堂はそう言って、上を向き目を閉じる。意味不明な言葉に虚を突かれ、僕は三拍置いて首を傾げたのだけど、それを三倍する時が経っても二階堂は口を開こうとしなかった。
すると、そんな二階堂を鼓舞するかのように、鎮守の森の鈴虫たちが一斉に鈴を振り始めた。清らかな鈴の音に、重くなりかけた空気が祓い清められてゆく。それが最後の一押しとなり、二階堂は胸に秘め続けた答を世界へ明かした。
「もう一人いるのかもな、で指摘した存在が、選択はなされた、の大音声を轟かせたのだと俺は考えている。人の心と、社会の動きと、自然の営みのすべてを知覚するその存在は、俺らが気づかぬだけで、俺らに手を差し伸べている。自分だけが知る、心にやって来た選択は、差し伸べられた手の一つなのだと俺は考えているよ」
二階堂は全身で息を吸い、胸に暫く留めてから、ゆっくりゆっくりそれを吐いていった。
鈴虫の音も、夏夜の雑多な賑わいに、ゆっくりゆっくり吸収されていった。
元の状態に戻った世界へ、僕は告げた。
「空間というすべてを容れる存在が、『こんちわ』って二階堂に挨拶した気がするね」
早朝の自主練中、月に一度ほどの割合でやってくる不思議な感覚を味わった気がして、僕はそれを心に浮かぶまま口にした。ホントそれだけで、ウケを狙う意図は毛頭なかったのだけど、なんだかウケたみたいだ。二階堂は溢れ出そうになる笑いを必死で堪え、北斗に助けを求めた。
「小学校の六年間を代償に入手した智慧も、コイツには『こんちわ』で済むらしい。しかも俺はそれを、巧いって感心しちゃっているんだよね。なあ北斗、俺はどうすればいいんだろう?」
北斗は両手を大げさに広げて、二階堂を招き入れた。
「ようこそ、眠留のラビリンスへ。ここに足を踏み入れた者へ、俺はたった一言しかいえない。それは『諦めろ』だ。二階堂、共に諦めようではないか」
堪え切れず二階堂が笑い始めた。
「お前がいて、コイツもいるなら、それもいいか。俺、諦めるよ」
「おお、それがいい。改めて言おう。ようこそ、我が同朋よ!」
ハ~ッ、ハッ、ハッ、ハッ、ハッ!!
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